雇用保険の壁——フリーランスが直面する実情
日本のリスキリング支援の中心は、雇用保険加入者を対象とした「人材開発支援助成金」や「キャリアアップ助成金」だ。これらは企業が従業員の訓練費を申請する仕組みのため、フリーランス・個人事業主は原則として対象外になる。
教育訓練給付制度も受給の条件として雇用保険への加入期間(通常3年以上)が必要だ。ただし「受給資格の消滅後5年以内」という猶予があり、以前に会社員だった経歴があるフリーランスは受給資格が残っているケースがある。フリーランス転向直後の人は、ハローワークで受給資格の有無を最初に確認することを勧める。