募集終了
普通
準備期間の目安: 約30

令和7年度東京都在住外国人支援事業助成

基本情報

補助金額
500万円
補助率: 助成対象事業費の2分の1以内
0円500万円
募集期間
2025-03-31 〜 2025-05-16
対象地域東京都
対象業種サービス業(他に分類されないもの) / 学術研究、専門・技術サービス業 / 教育、学習支援業 / 医療、福祉
使途新たな事業を行いたい / イベント・事業運営支援がほしい / 人材育成を行いたい / 安全・防災対策支援がほしい / 教育・子育て・少子化支援がほしい / スポーツ・文化支援がほしい

この補助金のまとめ

令和7年度東京都在住外国人支援事業助成は、東京都が民間の非営利団体を対象に、都内在住外国人の支援事業に最大500万円(助成率1/2以内)を助成する制度です。対象となる事業は「コミュニケーション支援」「生活支援」「多文化共生の意識啓発」「活躍促進」「地域共助・協働・共創」の5カテゴリと幅広く、日本語教室の運営から多文化交流イベント、外国人住民の就労・起業支援まで多様な取り組みが対象になります。近年、東京都の外国人住民は60万人を超え、多文化共生の推進は行政の最重要課題の一つです。本助成は単なる資金援助にとどまらず、団体の活動基盤強化と地域社会の多文化共生を同時に推進する戦略的な施策として位置づけられています。NPO法人や公益法人で在住外国人支援に取り組む団体にとって、活動の質と規模を引き上げる大きなチャンスといえるでしょう。

この補助金の特徴

1

最大500万円・助成率1/2の手厚い支援

本助成は助成対象事業費の2分の1以内、上限500万円という比較的大きな助成枠を提供しています。民間助成金では100万円前後が多い中、500万円規模は事業の本格展開を可能にする水準です。通訳人材の確保や教材開発、会場費など、質の高い支援事業に必要なコストをしっかりカバーできます。

2

5つの事業カテゴリで幅広い活動を網羅

コミュニケーション支援(日本語教室等)、生活支援(医療・福祉・教育の情報提供等)、多文化共生の意識啓発(交流イベント等)、活躍促進(就労・起業支援等)、地域共助・協働・共創(自治会連携等)の5分野が対象です。既存事業の拡充だけでなく、新規事業の立ち上げにも活用できる柔軟性が魅力です。

3

非営利団体に特化した制度設計

公益法人、NPO法人、その他の非営利団体が対象で、都内に事務所を持ち2年以上の活動実績があることが要件です。営利企業は対象外のため、競合が限定的で採択率が比較的高くなる傾向があります。社会的使命を持つ団体の活動を的確に後押しする制度です。

4

東京都の多文化共生政策と連動した高い社会的意義

本助成は東京都の「多文化共生推進方針」に基づく施策であり、都の政策方向と合致した事業提案は高い評価を得やすい構造になっています。単発イベントよりも、継続的に地域の多文化共生基盤を強化する事業が重視される傾向にあります。

ポイント

本助成は500万円という大きな助成枠と5つの幅広い事業カテゴリにより、非営利団体が在住外国人支援を本格的に展開するための強力な資金源です。東京都の多文化共生政策との連動を意識した事業設計が採択のカギとなります。

対象者・申請資格

団体種別の要件

  • 公益財団法人、公益社団法人
  • 特定非営利活動法人(NPO法人)
  • 一般社団法人、一般財団法人等の非営利団体
  • 任意団体(法人格不問だが非営利であること)
  • 営利企業(株式会社等)は対象外

所在地・活動実績の要件

  • 東京都内に事務所(主たる事務所または従たる事務所)を有すること
  • 団体としての活動期間が2年以上あること
  • 外国人支援に関連する活動実績があることが望ましい

事業実施の要件

  • 東京都内で実施する在住外国人支援事業であること
  • 5つの事業カテゴリ(コミュニケーション支援、生活支援、多文化共生の意識啓発、活躍促進、地域共助・協働・共創)のいずれかに該当すること
  • 助成対象期間内に実施・完了できる事業計画であること

財務・運営の要件

  • 適正な経理処理と報告ができる体制があること
  • 自己資金で事業費の1/2以上を負担できること
  • 事業完了後に実績報告書を提出できること

ポイント

本助成は非営利団体限定の制度であり、都内に事務所を持ち2年以上の活動実績が求められます。法人格の種類は問われませんが、在住外国人支援の実績がある団体が有利です。自己負担1/2の資金計画も事前に確認しておきましょう。

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申請ガイド

1

ステップ1:募集要項の確認と事業カテゴリの選定

まず東京都の公式サイトから募集要項・申請書類一式を入手します。5つの事業カテゴリの中から自団体の強みと地域ニーズに最も合致するカテゴリを選定してください。複数カテゴリにまたがる事業も申請可能ですが、主軸を明確にすることが重要です。

2

ステップ2:事業計画書の作成

事業の目的、対象者、実施内容、スケジュール、期待される成果を具体的に記載します。特に「なぜこの事業が必要か」という社会的背景と、「どのような成果を生むか」という定量的な目標設定が審査のポイントです。受益者数、実施回数、満足度指標など具体的なKPIを設定しましょう。

3

ステップ3:収支予算書の作成

助成対象経費を費目ごとに積算し、見積書等の根拠資料を添付します。助成率1/2以内のため、自己資金の調達計画も明記が必要です。人件費、会場費、教材費など費目ごとの妥当性が審査されます。

4

ステップ4:申請書類の提出(締切:2025年5月16日)

所定の申請書に必要書類(団体の定款・規約、役員名簿、直近の事業報告書・決算書等)を添えて提出します。申請期間は2025年3月31日〜5月16日です。書類の不備は不採択の原因になるため、チェックリストで漏れなく確認してください。

5

ステップ5:審査・採択・事業実施

書類審査およびヒアリング審査を経て採択が決定されます。採択後は計画に沿って事業を実施し、完了後に実績報告書と経費精算書類を提出します。計画変更が生じた場合は速やかに事務局に相談しましょう。

ポイント

申請は5月16日が締切です。事業計画書では「地域の外国人住民が抱える具体的課題」と「事業による解決の道筋」を明確に示すことが重要です。収支予算は根拠資料を添えて透明性を確保し、自己資金の裏付けも準備しておきましょう。

審査と成功のコツ

地域の実態に基づく課題設定
審査員を説得するには、抽象的な「多文化共生の推進」ではなく、具体的なデータや事例に基づく課題設定が不可欠です。自治体の外国人住民統計、相談窓口の対応実績、現場で把握している声など、リアルな根拠を示しましょう。「○○区には△△語話者が□□人居住しているが、対応できる支援機関がない」といった具体性が採択率を高めます。
成果の可視化と波及効果の提示
単に「日本語教室を開催する」ではなく、「受講者50名のうち30名がN3レベルに到達し、就労率が20%向上する」など定量的な成果目標を設定します。さらに、事業終了後も地域に残る仕組み(ボランティア育成、教材のオープン化等)を示すことで、助成金の投資効果をアピールできます。
多機関連携の体制構築
行政(区市町村の国際交流担当)、教育機関(大学の留学生センター等)、医療機関、企業、自治会など、多様なステークホルダーとの連携体制を構築しましょう。連携先からの推薦状や協力確認書があると、事業の実現可能性と地域への波及効果が説得力を持ちます。
5つの事業カテゴリを横断する統合的アプローチ
例えば、日本語教室(コミュニケーション支援)で出会った外国人住民に生活相談(生活支援)も提供し、地域住民との交流会(意識啓発)につなげるといった、カテゴリ横断型の事業設計は高く評価されます。単一カテゴリの事業よりも、総合的な支援の仕組みを提案しましょう。
過去の活動実績の戦略的アピール
2年以上の活動実績要件を満たすだけでなく、これまでの支援実績を定量的に示すことが重要です。支援者数、イベント参加者数、メディア掲載実績などを整理し、団体の信頼性と実行力を証明しましょう。過去の助成金活用実績があれば、適正な経理処理能力のアピールにもなります。

ポイント

採択率を高めるには、地域の外国人住民の実態に基づく課題設定、定量的な成果目標、多機関連携体制の3点が重要です。5つの事業カテゴリを横断する統合的なアプローチと、団体の実績に裏打ちされた実行力を示すことで、審査員の信頼を獲得できます。

対象経費

対象となる経費

人件費(4件)
  • 事業に従事するスタッフの賃金・謝金
  • 日本語講師・通訳者への謝礼
  • 外部専門家・講師への講演料
  • コーディネーターの人件費
会場費・施設利用費(3件)
  • 教室・会議室の賃借料
  • イベント会場の使用料
  • オンライン配信用スタジオ利用料
教材・資料作成費(4件)
  • 多言語テキスト・教材の印刷費
  • 翻訳・通訳に係る委託費
  • 動画教材の制作費
  • パンフレット・チラシの作成費
備品・消耗品費(3件)
  • 事業に必要な備品の購入費
  • 文房具・事務用品費
  • 教材用の消耗品費
通信・広報費(3件)
  • 多言語ウェブサイトの構築・運用費
  • SNS広告・チラシ配布等の広報費
  • 通信費・郵送費
交通費・旅費(3件)
  • スタッフの交通費
  • 講師・専門家の旅費
  • 訪問支援に係る交通費
委託費(3件)
  • 専門業務の外部委託費
  • 調査・アンケート実施の委託費
  • システム開発・運用の委託費

対象外の経費

対象外の経費一覧(7件)
  • 団体の経常的な運営費(家賃・光熱費等の固定費)
  • 事業に直接関係のない飲食費・交際費
  • 団体構成員への利益配分に該当する支出
  • 他の補助金・助成金で既に賄われている経費
  • 事業実施期間外に発生した経費
  • 領収書等の証拠書類が提出できない経費
  • 不動産の取得・大規模修繕に係る費用

よくある質問

Q営利企業(株式会社など)は申請できますか?
A

いいえ、本助成は公益法人、NPO法人、その他の非営利団体のみが対象です。株式会社、合同会社などの営利法人は申請できません。ただし、営利企業が協賛金や寄付金を提供する形で非営利団体の事業に参画することは可能です。企業と連携した事業を実施する場合は、非営利団体が申請主体となり、企業は連携先として位置づける形が一般的です。

Q設立から2年未満の団体は申請できませんか?
A

原則として、団体の活動期間が2年以上であることが要件とされています。設立2年未満の団体は残念ながら本助成には申請できません。ただし、構成員が他の団体での活動実績を持つ場合など、個別の事情については事務局に相談してみる価値はあります。また、2年未満の団体は、要件が緩やかな他の民間助成金(地域の国際交流協会の小規模助成等)から実績を積み上げることをお勧めします。

Q助成率1/2の自己負担分はどのように賄えばよいですか?
A

自己負担分の1/2は、団体の自主財源(会費収入、事業収入、寄付金等)で賄うのが基本です。企業からの協賛金や他の民間助成金を充てることも検討できますが、他の公的補助金との重複受給には注意が必要です。資金計画の作成段階で、自己負担分の調達見通しを具体的に立てておくことが重要です。クラウドファンディングや企業の社会貢献プログラムの活用も有効な手段です。

Q東京都外に本部がある団体でも申請できますか?
A

本部(主たる事務所)が都外にある場合でも、東京都内に従たる事務所を有していれば申請は可能と考えられます。重要なのは、事業を東京都内で実施し、都内在住の外国人住民を支援対象とすることです。ただし、都内に活動拠点があり、地域に根差した活動を行っていることを申請書類で明確に示す必要があります。不明な場合は事前に事務局へ確認してください。

Q過去にこの助成を受けたことがある団体は再度申請できますか?
A

過去の採択団体の再申請については、募集要項の規定に従います。一般的に、過去の助成事業を適正に完了し、実績報告が承認されていれば再申請は可能です。ただし、前回と全く同じ内容の事業ではなく、発展・拡充した内容であることが求められるケースが多いです。過去の実績を踏まえたステップアップの事業計画を提示できれば、むしろ信頼性の高い申請者として評価される可能性があります。

Qオンラインで実施する事業も助成対象になりますか?
A

オンラインでの事業実施も助成対象となり得ます。特にコロナ禍以降、オンライン日本語教室やリモート相談会など、ICTを活用した外国人支援は広がりを見せています。ただし、対象が東京都内在住の外国人であることを担保する仕組み(参加登録時の在住地確認等)が必要です。対面とオンラインを組み合わせたハイブリッド型の事業設計は、より多くの外国人住民にリーチできるため効果的です。

Qどのような成果指標を設定すればよいですか?
A

成果指標は定量的・定性的の両面で設定することが望ましいです。定量指標の例として、事業参加者数、支援対象者数、イベント開催回数、教材作成数、相談対応件数などがあります。定性指標としては、参加者アンケートの満足度、日本語能力の向上度、地域住民との交流の深まりなどが考えられます。重要なのは、事業の目的に直結した指標を選ぶことです。「多文化共生の意識啓発」であれば、日本人参加者の意識変化を測るアンケート指標が有効です。

Q他の補助金・助成金と併用できますか?
A

本助成は東京都の事業であるため、同一事業に対して東京都の他の助成金と重複して受給することは原則できません。ただし、事業の内容や経費を明確に区分できる場合は、他の資金源との組み合わせが可能な場合があります。 具体的な併用の考え方として、以下のパターンが検討できます。まず、国の補助金(例:文化庁の日本語教育関連事業)と本助成を経費区分で分けて活用する方法です。日本語教育の教材開発を国の補助金で、教室運営を本助成で賄うといった整理が可能です。 また、民間財団の助成金(トヨタ財団、三菱財団等の多文化共生関連助成)と組み合わせる場合も、事業フェーズや対象経費を分けることで併用できる可能性があります。ただし、各助成元の規定を必ず確認してください。 企業からの協賛金や寄付金は、自己資金として収支予算に計上できます。助成率が1/2以内のため、残りの1/2を企業協賛や自主事業収入で賄う計画は非常に現実的です。 注意点として、併用を検討する場合は必ず申請段階で他の資金源の状況を正直に申告してください。採択後に重複受給が判明した場合、助成金の返還を求められるリスクがあります。不明な点は事務局に事前相談することを強くお勧めします。

詳細説明

令和7年度東京都在住外国人支援事業助成の概要

本助成は、東京都が多文化共生社会の実現に向けて、民間の非営利団体が実施する在住外国人支援事業を資金面から後押しする制度です。助成上限額は500万円、助成率は対象事業費の2分の1以内で、NPO法人や公益法人などの非営利団体が対象となります。

対象となる5つの事業カテゴリ

本助成では、以下の5つのカテゴリに該当する事業が助成対象となります。それぞれのカテゴリについて、具体的な事業例とともに解説します。

  • コミュニケーション支援:日本語教室の運営、多言語情報の提供、やさしい日本語の普及活動など。外国人住民が日常生活で必要なコミュニケーション能力を向上させるための事業が該当します。
  • 生活支援:医療・福祉・教育・住居・労働など、生活に関する相談対応や情報提供。行政手続きのサポート、子育て支援、防災情報の多言語化なども含まれます。
  • 多文化共生の意識啓発:日本人住民と外国人住民の相互理解を促進する交流イベント、啓発セミナー、多文化理解教育プログラムなど。地域全体の多文化共生意識を高める事業です。
  • 活躍促進:外国人住民の就労支援、起業支援、スキルアップ研修、リーダー育成など。外国人住民が地域社会で主体的に活躍できる環境を整備する事業が対象です。
  • 地域共助・協働・共創:自治会やまちづくり団体と連携した多文化共生のまちづくり、外国人住民と日本人住民が協働で取り組む地域課題解決プロジェクトなど。

応募要件の詳細

応募できる団体は、公益法人、NPO法人、またはその他の非営利団体です。以下の要件をすべて満たす必要があります。

  • 東京都内に事務所を有すること(主たる事務所でなくても可)
  • 団体としての活動期間が2年以上あること
  • 適正な経理処理と事業報告ができる体制があること
  • 東京都内で事業を実施すること

注意:株式会社等の営利法人は対象外です。また、政治活動・宗教活動を目的とする団体も対象外となります。

助成金額と経費の考え方

助成金額は助成対象事業費の2分の1以内で、上限は500万円です。つまり、1,000万円の事業であれば最大500万円の助成を受けられますが、残りの500万円は自己資金で賄う必要があります。

助成対象となる経費は、事業の実施に直接必要な経費に限られます。団体の経常的な運営費(事務所家賃、光熱費等)は対象外です。経費の積算には見積書等の根拠資料が求められるため、計画段階で具体的な見積もりを取得しておくことが重要です。

申請スケジュールと手続き

申請受付期間は2025年3月31日から5月16日までです。書類審査とヒアリング審査を経て、採択団体が決定されます。

申請に必要な主な書類は以下のとおりです。

  • 助成金交付申請書(所定様式)
  • 事業計画書(事業内容、スケジュール、期待される成果等)
  • 収支予算書(費目ごとの積算根拠を含む)
  • 団体の定款または規約
  • 役員名簿
  • 直近の事業報告書および決算書

審査のポイント

審査では以下の観点が重視されると考えられます。

  • 社会的必要性:地域の外国人住民が抱える課題に的確に対応しているか
  • 事業の具体性:実施内容、スケジュール、成果指標が明確か
  • 実現可能性:団体の実績と体制から、計画どおり実施できるか
  • 費用対効果:投入する経費に見合った成果が期待できるか
  • 波及効果:事業の成果が地域社会に広く波及するか
  • 持続可能性:助成期間終了後も活動が継続できる見込みがあるか

多文化共生の社会的意義と今後の展望

東京都の外国人住民は年々増加しており、多文化共生の推進は地域社会の持続可能性に直結する課題です。本助成を活用して実績を積み上げることは、団体の社会的信用を高めるとともに、今後の活動拡大や他の助成金獲得にもつながります。在住外国人支援は一過性の取り組みではなく、地域に根差した継続的な活動が求められる分野です。本助成をきっかけに、持続可能な支援体制の構築を目指しましょう。

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