募集終了全国対象
非常に難しい
準備期間の目安: 約30

令和4年度補正予算 小売価格低減に資する石油ガス配送合理化補助金(執行団体公募)

基本情報

補助金額
137.7億円
補助率: 定額
0円137.7億円
募集期間
2022-11-25 〜 2022-12-16
対象地域日本全国
対象業種漁業 / 建設業 / 製造業 / 電気・ガス・熱供給・水道業 / 情報通信業 / 複合サービス事業 / サービス業(他に分類されないもの) / 公務(他に分類されるものを除く) / 分類不能の産業 / 農業、林業 / 鉱業、採石業、砂利採取業 / 運輸業、郵便業 / 卸売業、小売業 / 金融業、保険業 / 不動産業、物品賃貸業 / 学術研究、専門・技術サービス業 / 宿泊業、飲食サービス業 / 生活関連サービス業、娯楽業 / 教育、学習支援業 / 医療、福祉
使途設備整備・IT導入をしたい

この補助金のまとめ

本補助金は、石油ガス(LPガス)の小売価格低減を目的として、配送業務の合理化・効率化に必要な設備導入を支援する経済産業省の大型補助事業です。具体的には、スマートメーター(遠隔でのガス栓開閉・遠隔検針対応)、配送車両の高度化、充てん所の自動化設備等の導入費用が対象となります。ただし、本公募は「執行団体」を選定するためのものであり、最終的に設備導入を行う個別事業者への直接公募ではない点に注意が必要です。補助率は定額(10/10相当)で、予算規模は約137.7億円と非常に大きく、LPガス業界全体のDX推進・配送効率化を後押しする施策です。エネルギー安定供給と価格低減という国策に沿った事業であるため、業界団体やコンソーシアムとして参画を検討する価値があります。

この補助金の特徴

1

大規模予算による定額補助

予算規模は約137.7億円(13,773,108千円)で、補助率は定額(全額補助)となっています。LPガス業界全体の配送合理化を一気に推進するための大型施策であり、採択された執行団体を通じて、業界全体に波及する効果が期待されます。

2

スマートメーター等のDX設備が対象

遠隔でのガス栓の開閉や遠隔検針が可能なスマートメーター、配送車両の高度化、充てん所の自動化設備など、LPガス業界のデジタルトランスフォーメーションに直結する設備が補助対象です。人手不足解消と業務効率化の両面から効果が見込めます。

3

執行団体公募という特殊な形態

本公募は個別事業者ではなく、補助金の交付事務を行う「執行団体」を募集するものです。採択された執行団体が、実際に設備導入を行う石油ガス事業者への間接補助を実施します。業界団体や大手事業者グループでの応募が想定されています。

4

エネルギー安定供給に直結する国策事業

原油・LPガス価格の高騰を背景に、小売価格低減という国民生活に直結するテーマを扱っており、採択の可能性が高い政策優先度の高い事業です。

ポイント

LPガス業界全体のDX推進を目的とした大型国策事業です。執行団体公募という特殊形態のため、個別事業者は直接応募できません。業界団体やコンソーシアムとしての参画を検討しましょう。

対象者・申請資格

組織要件

  • 日本国内に拠点を有する民間団体等であること
  • 本事業を的確に遂行する組織・人員等を有していること
  • 事業を円滑に遂行するための経営基盤と資金管理能力を有していること

欠格要件

  • 経済産業省からの補助金交付等停止措置または指名停止措置を受けていないこと

情報公開要件

  • 採択結果(事業者名、採択金額、審査委員の属性、審査結果概要、全参加者の採点結果)を経済産業省HPで公表することに同意すること

事業実施能力

  • 間接補助事業の交付事務を適切に行える体制を整備できること
  • 石油ガス事業者への補助金交付・管理・検査等の業務遂行能力を有すること

ポイント

執行団体としての応募であるため、組織体制・経営基盤・資金管理能力が重視されます。業界への知見と補助金交付事務の実績がある団体が有利です。

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申請ガイド

1

ステップ1:募集要領の確認

経済産業省資源エネルギー庁のホームページから募集要領をダウンロードし、応募要件・提出書類・評価基準を確認します。

2

ステップ2:事業提案書の作成

執行団体としての事業計画、実施体制、間接補助事業の運営方針等を記載した事業提案書を作成します。コンソーシアム形式の場合は幹事者を決定し、幹事者名で提出します。

3

ステップ3:応募書類の提出

指定された期日までに、事業提案書および必要添付書類を経済産業省資源エネルギー庁に提出します。

4

ステップ4:第三者委員会による審査

外部有識者で構成される第三者委員会にて審査が行われ、採択・不採択が決定されます。

5

ステップ5:採択後の事業開始

採択後は速やかに間接補助事業の公募を開始し、石油ガス事業者からの申請受付・審査・交付決定・実績確認等の業務を遂行します。

ポイント

執行団体公募のため、通常の補助金申請とは異なり、補助金交付事務の運営能力が問われます。過去の類似事業での実績があると審査で有利になります。

審査と成功のコツ

業界ネットワークの活用
LPガス業界の事業者との幅広いネットワークを持つことが重要です。間接補助事業の周知・募集を効率的に行い、多くの事業者に設備導入を促進できる体制をアピールしましょう。
交付事務の実績・体制の明示
過去に経済産業省や他省庁の執行団体を務めた実績があれば、それを具体的に記載します。事務処理のフロー、人員体制、システム基盤等を明確にすることで信頼性を高められます。
コンプライアンス体制の構築
補助金の適正執行に向けた内部統制・監査体制を提案書に盛り込みましょう。不正防止策や利益相反管理の仕組みを具体的に示すことが評価ポイントです。
定量的な成果目標の設定
スマートメーター導入台数、配送効率化率、価格低減効果等の定量的なKPIを設定し、事業効果を測定可能な形で提案することが採択の鍵となります。

ポイント

執行団体として求められるのは「事業者への補助を的確に行う実行力」です。業界知見・事務処理能力・コンプライアンス体制の3点を具体的に示しましょう。

対象経費

対象となる経費

スマートメーター関連設備(4件)
  • 遠隔検針対応スマートメーター
  • 遠隔ガス栓開閉装置
  • 通信モジュール・基地局
  • メーター管理システム
配送車両関連(3件)
  • 配送車両の新規導入・更新
  • 配送ルート最適化システム
  • 車載端末・GPS機器
充てん所自動化設備(3件)
  • 自動充てん装置
  • 計量・検査自動化設備
  • 安全監視システム
情報システム関連(3件)
  • 配送管理システム
  • 顧客管理・検針データ管理システム
  • クラウドサーバー・ネットワーク機器
執行団体運営費(4件)
  • 事務局人件費
  • 審査委員会運営費
  • 広報・周知費用
  • 監査・検査費用

対象外の経費

対象外の経費一覧(7件)
  • 土地の取得費用
  • 建物の新築・増築費用(設備設置に伴う軽微な改修を除く)
  • 補助事業に直接関係のない備品・消耗品費
  • 他の補助金で助成を受けている経費
  • 交際費・接待費
  • 事業開始前に発注・支払いが完了した経費
  • 汎用性の高いパソコン・タブレット等の購入費

よくある質問

Q個別のLPガス事業者として直接この補助金に応募できますか?
A

いいえ、本公募は補助金の交付事務を行う「執行団体」を選定するためのものです。個別のLPガス事業者が設備導入の補助を受けるには、執行団体が選定された後に実施される間接補助事業の公募に応募する必要があります。執行団体の選定後、改めて間接補助事業の公募情報が公表されますので、経済産業省や業界団体の情報をこまめにチェックしてください。

Qコンソーシアム形式での応募は可能ですか?
A

はい、コンソーシアム形式での応募が可能です。ただし、幹事者を決定し、幹事者名で事業提案書を提出する必要があります。また、幹事者が業務の全てを他の者に再委託することはできません。コンソーシアムの構成員それぞれの役割分担と責任体制を明確にした上で応募してください。

Q補助率と補助上限額はいくらですか?
A

補助率は定額(実質10/10、全額補助)です。事業全体の予算規模は約137.7億円(13,773,108千円)となっています。執行団体として採択された場合、この予算の範囲内で間接補助事業を運営することになります。個別事業者への補助条件は、執行団体が策定する交付要綱で定められます。

Qどのような設備が補助対象になりますか?
A

主な対象設備は、(1)遠隔でのガス栓開閉・遠隔検針が可能なスマートメーター、(2)配送車両の高度化に資する設備、(3)充てん所の自動化設備等です。いずれもLPガスの配送業務の合理化・効率化に資する設備であることが条件です。具体的な対象設備の詳細は募集要領をご確認ください。

Q応募に必要な書類は何ですか?
A

事業提案書が中心的な提出書類となります。事業計画、実施体制、間接補助事業の運営方針、予算計画等を記載します。その他の添付書類については、経済産業省資源エネルギー庁のホームページで公表される募集要領に詳細が記載されていますので、必ずご確認ください。

Q採択結果は公表されますか?
A

はい、採択者の決定後、速やかに経済産業省ホームページで採択結果が公表されます。公表される内容は、採択事業者名、採択金額、第三者委員会審査委員の属性、審査結果の概要、全公募参加者の採点結果(参加者名と採点の対応関係が分からない形)です。応募にあたっては、この公表に同意する必要があります。

Q他の補助金・助成金と併用できますか?
A

本補助金は経済産業省の大型補助事業であり、同一の経費について他の国庫補助金との重複受給は認められません。ただし、異なる経費項目であれば他の補助金との併用が可能な場合があります。例えば、充てん所の安全設備については別途、高圧ガス保安関連の補助金が活用できる可能性があります。また、都道府県独自のLPガス事業者支援制度との組み合わせも検討に値します。なお、本事業は執行団体公募であるため、間接補助を受ける個別事業者レベルでの併用ルールは、採択された執行団体が定める交付要綱に基づきます。個別事業者は、執行団体の定めるルールを確認した上で、他の補助金との組み合わせを検討してください。省エネ関連設備の導入であれば、環境省のGX関連補助金や自治体の省エネ補助金との棲み分けも可能です。

詳細説明

事業の背景と目的

石油ガス(LPガス)は、全国約2,400万世帯で使用される重要なエネルギーであり、特に地方部やプロパンガス地域においては生活インフラとして不可欠な存在です。しかし近年、LPガス業界は配送人員の高齢化・人手不足、物流コストの上昇、原材料価格の変動といった構造的な課題に直面しています。

本補助金は、これらの課題を解決し、LPガスの小売価格低減を実現するため、配送業務の合理化・効率化に資する設備導入を支援する事業です。経済産業省資源エネルギー庁が所管し、約137.7億円の大型予算が措置されています。

対象となる設備・技術

スマートメーター

遠隔でのガス栓の開閉や検針が可能なスマートメーターの導入により、検針業務の効率化と人件費削減を実現します。従来は月1回の訪問検針が必要でしたが、スマートメーターにより遠隔での自動検針が可能になり、配送計画の最適化にも活用できます。

配送車両の高度化

GPS搭載車両や配送ルート最適化システムの導入により、配送効率を向上させます。燃料コストの削減と配送時間の短縮を同時に実現し、結果としてLPガスの小売価格低減に寄与します。

充てん所の自動化

LPガスボンベの充てん工程を自動化することで、作業効率と安全性を向上させます。自動計量・検査設備の導入により、品質管理の精度も高まります。

執行団体公募の仕組み

本事業は「間接補助方式」を採用しており、経済産業省から執行団体へ、執行団体から個別事業者へという二段階の補助構造となっています。本公募で選定される執行団体は、個別の石油ガス事業者への補助金交付事務(公募、審査、交付決定、実績確認、支払い等)を一括して担います。

執行団体には、業界への知見、事務処理能力、コンプライアンス体制が求められます。コンソーシアム形式での応募も可能ですが、幹事者が業務の全てを再委託することはできません。

期待される効果

  • 価格低減効果:配送コストの削減により、LPガスの小売価格の引き下げが期待されます
  • 人手不足の解消:遠隔検針・自動化により、必要人員を削減し、人手不足に対応します
  • 安全性の向上:スマートメーターによるガス漏れ検知や遠隔遮断により、安全性が向上します
  • カーボンニュートラルへの貢献:配送効率化によるCO2排出削減にも寄与します

申請にあたっての注意事項

本公募はあくまで「執行団体」の選定であり、個別のLPガス事業者が直接応募するものではありません。設備導入を希望する事業者は、執行団体が選定された後に実施される間接補助事業の公募をお待ちください。

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