福岡市ステップアップ助成事業
基本情報
この補助金のまとめ
この補助金の特徴
ビジネスプランコンテスト形式
書類審査とプレゼンテーション(ビジネスプラン評価会)の2段階審査を経て受賞が決まります。審査員は福岡を拠点とする実務経験豊富な経営者等で構成されており、現場感覚に基づいた評価が行われます。単に計画書を提出するだけでなく、プレゼン力・質疑応答力も問われるため、事業への理解度と熱意を直接伝えられる場です。
専門家の無料派遣による伴走支援
補助金受賞者には専門家が無料で派遣されます。資金の交付だけでなく、経営・マーケティング・財務等の専門的知見を持つプロが課題解決をサポートするため、事業の持続的成長につながる実践的な支援が受けられます。
福岡スタートアップエコシステムへの参入機会
「創業者応援団フォーラム」での表彰式・プレゼンを通じ、福岡の創業支援者・投資家・先輩起業家との接点が生まれます。Fukuoka Growth Nextやスタートアップカフェとも連動した福岡市の支援ネットワークへのゲートウェイとなりえます。
段階的な賞金設計で幅広い創業者が対象
最優秀賞100万円から奨励賞10万円まで3段階の賞を設けており、突出したプランだけでなく独自の視点や課題解決力を持つ創業者も受賞できます。奨励賞は最大3件と複数採択されるため、チャレンジしやすい設計です。
全業種対象・創業初期に特化
中小企業基本法に準拠した全業種が対象であり、IT・製造・サービス・小売を問わず応募できます。創業間もない事業者が資金と専門家支援を同時に得られる貴重な機会です。
ポイント
対象者・申請資格
応募資格(基本要件)
- 福岡市内で創業している、または創業予定の方
- 中小企業基本法に定める中小企業者(全業種対象)
- 成長性の高いビジネスプランを保有していること
- エントリーシートと事業計画書を期限内に提出できること
審査基準(評価ポイント)
- 新規性・独自性:類似する技術・製品・サービス等がないか
- 実現性:実現可能な販売計画・財務計画(売上・利益・資金計画)が策定されているか
- 市場性:対象市場に成長が見込め、競合把握と対策ができているか
- 課題の把握・改善計画:経営課題の自己分析がなされ、妥当な改善計画を持っているか
- 経営者資質:事業への想いや経営理念を論理的かつ人を惹きつける形で伝えられるか
注意事項
- エントリー締切(9月7日)と書類提出締切(9月18日)は別日程のため混同に注意
- 第1次審査(書類)通過者のみビジネスプラン評価会(プレゼン審査)へ進む
ポイント
あなたは対象?かんたん診断
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申請ガイド
ステップ1:エントリー(9月7日17時締切)
福岡市ホームページ「福岡市の起業・創業応援サイト」からエントリーシートを提出します。この段階では詳細な事業計画書は不要です。まずエントリーして枠を確保することが重要です。
ステップ2:事業計画書作成セミナー参加(9月10日)
エントリー後、事業計画書を作成するためのオンラインセミナーが開催されます。審査基準に沿った計画書の書き方を学べる貴重な機会のため、積極的に参加することを強く推奨します。
ステップ3:書類提出(9月18日締切)
セミナーで学んだ内容を踏まえ、事業計画書を作成・提出します。審査基準5項目(新規性・実現性・市場性・課題改善計画・経営者資質)に対応した構成にすることがポイントです。
ステップ4:第1次審査(書類審査)
提出書類をもとに書類審査が行われます。通過者のみ次のプレゼン審査へ進みます。
ステップ5:事前調査
第1次審査通過者に対し、審査員による事前調査が実施されます。事業内容や計画の実現性について確認が行われます。
ステップ6:ビジネスプラン評価会(最終審査・プレゼン)
福岡を拠点とする経営者等の審査員の前でビジネスプランをプレゼンテーションします。質疑応答も含めた総合評価で受賞者が決定します。
ステップ7:創業者応援団フォーラム・表彰式
受賞者は表彰式と一般向けプレゼンテーションの機会が与えられます。福岡の創業支援コミュニティとのネットワーキングの場となります。
ステップ8:専門家派遣・補助金支払
受賞後、課題解決に向けた専門家派遣が開始され、補助金が支払われます。
ポイント
審査と成功のコツ
観点1:審査基準5項目を全て網羅した事業計画書の構築
観点2:福岡市場・福岡エコシステムへの理解を示す
観点3:プレゼンは「数字+熱意+課題解決の具体性」で構成する
観点4:専門家派遣を最大限活用する前提で計画を立てる
観点5:奨励賞を狙う「守り」の戦略も有効
ポイント
対象経費
対象となる経費
課題改善に要する経費(4件)
- マーケティング調査費
- 広告宣伝費
- 展示会・イベント出展費
- ウェブサイト制作・改修費
プロトタイプ・試作開発費(3件)
- 試作品製造費
- システム開発費
- デザイン制作費
人件費・外注費(2件)
- 専門家・コンサルタント委託費
- 外部制作会社への業務委託費
設備・備品費(2件)
- 事業用機器・備品の購入費
- ソフトウェアライセンス費
研修・教育費(2件)
- 経営スキル向上のための研修受講費
- 資格取得費用
対象外の経費
対象外の経費一覧(7件)
- 創業者個人の生活費・役員報酬
- 土地・建物の購入費・賃借料(補助事業と直接関係ない場合)
- 既存借入金の返済
- 他の補助金・助成金と重複する経費
- 消費税(課税事業者の場合)
- 領収書等の証憑が取得できない経費
- 補助事業期間外に発生した経費
よくある質問
Q応募資格は何ですか?創業前でも応募できますか?
基本的には「福岡市内で創業している方」が対象ですが、「創業予定の方」も対象に含まれる場合があります。詳細な要件は福岡市経済観光文化局 創業支援課(TEL: 092-711-4455)にお問い合わせください。中小企業基本法に準拠した全業種が対象であり、IT・製造・サービス・飲食など業種は問いません。また、応募にあたっては成長性の高いビジネスプランを持っていることが前提となります。
Qエントリーシートと事業計画書の違いは何ですか?
エントリーシートは9月7日締切の事前登録書類であり、事業の概要や連絡先等の基本情報を記載します。事業計画書は9月18日締切の本申請書類であり、審査基準5項目(新規性・実現性・市場性・課題改善計画・経営者資質)に対応した詳細な内容が求められます。まずエントリーシートで参加枠を確保し、9月10日のセミナーを活用して事業計画書の質を高めるという流れが推奨されます。締切日を混同しないよう注意してください。
Qビジネスプラン評価会(プレゼン審査)ではどのような準備が必要ですか?
評価会では書類審査通過者が審査員(福岡拠点の経営者等)の前でビジネスプランをプレゼンテーションします。準備として、審査基準5項目を網羅したプレゼンスライドの作成、5〜10分程度の発表練習、想定質問への回答準備が必要です。特に「なぜ今・なぜ福岡で・なぜ自分が」という問いへの明確な答えと、市場規模・売上予測等の数字に基づく根拠を用意することが合格への近道です。
Q補助金は何に使えますか?使途の制限はありますか?
補助金は「成長のための課題改善に要する資金」として交付されます。マーケティング費・広告費・システム開発費・試作品製造費・研修費・専門家委託費など事業成長に直結する経費が対象です。一方、個人の生活費・役員報酬・借入金返済・他補助金との重複経費等は対象外です。具体的な使途は採択後に福岡市と協議のうえ確定しますので、申請前から「補助金で何をするか」を具体化しておくと審査でのアピールにもなります。
Q専門家派遣サポートはどのようなものですか?
補助金受賞者には専門家が無料で派遣されます。対応分野は経営・マーケティング・財務・IT・法務等多岐にわたり、事業の課題や成長フェーズに応じた専門家がアサインされます。補助金の金銭的価値に加え、この専門家サポートは事業成長において非常に大きな付加価値となります。受賞が決まった際には、事前に「どの課題を専門家に相談したいか」をリストアップしておくと、派遣開始後すぐに成果を出しやすくなります。
Q奨励賞と最優秀賞・優秀賞では何が違いますか?戦略的に狙い分けるべきですか?
賞の差は補助金額(最優秀100万円・優秀70万円・奨励10万円)と受賞件数にあります。奨励賞は最大3件採択されるため、採択確率は比較的高くなります。戦略的には、突出した新規性がなくても課題分析の深さと改善計画の論理的整合性を前面に出すことで奨励賞を確実に取りに行く「守り」の戦略も有効です。いずれの賞でも専門家派遣は受けられるため、まず入選することを優先し、その後に最優秀・優秀を狙うという段階的なアプローチも検討に値します。
Q他の補助金・助成金と併用できますか?
本事業と直接の重複補助にならない限り、他の補助金・助成金との併用は可能なケースが多いです。例えば、小規模事業者持続化補助金や日本政策金融公庫の融資制度との組み合わせは一般的に問題ありません。ただし、同一経費に対して複数の補助金を充当することは禁止されています。具体的な併用可否については福岡市 創業支援課(TEL: 092-711-4455)にご確認ください。
Q2020年度の募集は終了していますが、次回の募集はいつですか?
掲載されている情報は2020年度(令和2年度)の募集です。本事業は継続的に実施されてきた制度であるため、次年度以降も募集が行われる可能性があります。最新の募集情報は福岡市経済観光文化局 創業支援課(TEL: 092-711-4455)または福岡市の起業・創業応援サイトでご確認ください。次回募集に向けて、今のうちからビジネスプランの精緻化やFukuoka Growth Next・スタートアップカフェの活用を進めておくことを推奨します。
Q他の補助金・助成金と併用できますか?
福岡市ステップアップ助成事業は、他の創業支援制度と組み合わせることで効果が大幅に高まります。 まず国の制度として「小規模事業者持続化補助金」との組み合わせが有効です。ステップアップ助成事業で専門家派遣を受けながら事業計画を精緻化し、その成果として持続化補助金の申請書クオリティを高めるという流れが理想的です。 日本政策金融公庫の「新創業融資制度」とも相性が良く、ステップアップ助成事業の受賞実績は融資審査において事業の信頼性を裏付ける材料となります。補助金で実績を積み、融資で事業拡大資金を確保するという資金調達ポートフォリオが構築できます。 福岡市固有の施策としては「Fukuoka Startup Selection」への参加も視野に入れましょう。ステップアップ助成事業での審査プロセスで磨かれたビジネスプランは、そのままFukuoka Startup Selectionの選考にも活用できます。 また、福岡市が整備するFukuoka Growth Nextやスタートアップカフェのメンタリングプログラムと並行して本事業に取り組むことで、計画書の質と専門家人脈の両方を同時に強化できます。これらの施設では無料・低価格で専門家への相談が可能であり、事業計画書作成段階から積極的に活用することを推奨します。
詳細説明
福岡市ステップアップ助成事業とは
福岡市ステップアップ助成事業は、福岡市内の創業者を対象としたビジネスプランコンテスト型の助成金制度です。成長性の高いビジネスプランを持つ創業者に対して補助金を交付するとともに、専門家の無料派遣による伴走支援も提供されます。単なる資金援助にとどまらず、創業者の事業成長を総合的にサポートする点が本事業の最大の特徴です。
福岡市のスタートアップ支援エコシステム
福岡市は2012年に国家戦略特区「グローバル創業・雇用創出特区」の指定を受けて以来、日本屈指のスタートアップ都市として発展してきました。旧大名小学校を活用したコワーキング・インキュベーション施設「Fukuoka Growth Next」、創業相談窓口「スタートアップカフェ」、さらにはグローバル起業家向けのビザ制度など、創業を志す人々が活躍しやすい環境が整っています。
本助成事業はこのエコシステムの中核を担う制度として位置づけられており、受賞者は補助金と専門家支援を通じて、福岡市の創業支援ネットワークに深く接続できます。
補助金額と賞の種類
- 最優秀賞:1件、最大100万円
- 優秀賞:1件、最大70万円
- 奨励賞:1〜3件、各最大10万円
複数の賞を設けることで、突出したプランだけでなく、課題解決力や実現可能性に優れたプランも評価対象となっています。奨励賞の複数採択(最大3件)により、チャレンジしやすい制度設計になっています。
審査基準の詳細
- 新規性・独自性:類似する技術・製品・サービス等がないか。既存市場に対してどのような差別化要素を持つかが問われます。
- 実現性:実現可能な販売計画・財務計画(売上・利益計画、資金計画)が策定されているか。絵に描いた餅ではなく、実行可能な根拠ある計画が求められます。
- 市場性:対象とする市場規模に成長が見込め、競合把握と対策ができているか。TAM・SAM・SOMの分析や競合マップが有効です。
- 課題の把握・改善計画:経営課題の自己分析がなされ、妥当な改善計画を持っているか。補助金を何に使うかの具体性が評価されます。
- 経営者資質:事業への想いや経営理念を人を惹きつける形で論理的に伝えられるか。プレゼン審査では特にこの項目の比重が高まります。
事業の流れ(スケジュール)
- 9月7日(月)17時:エントリー締切。福岡市ホームページよりエントリーシートを提出。
- 9月10日(木):事業計画書作成セミナー(オンライン)。計画書の書き方を学べる重要な機会。
- 9月18日:書類(事業計画書)提出締切。
- 第1次審査(書類審査):提出書類をもとに審査。通過者のみ次へ進む。
- 事前調査:第1次審査通過者への詳細ヒアリング・調査。
- ビジネスプラン評価会:最終審査。審査員の前でプレゼンテーション実施。
- 創業者応援団フォーラム:表彰式と受賞者プレゼン。ネットワーキングの場。
- 専門家派遣・補助金支払:受賞後、専門家が無料で派遣され、補助金が交付される。
専門家派遣サポートの活用法
受賞者への専門家無料派遣は本制度の最大の付加価値です。派遣される専門家は経営・財務・マーケティング・IT等の各分野のプロフェッショナルであり、審査で指摘された課題や自社の弱点に直接対応したアドバイスが受けられます。補助金の金銭的価値を超えた知的支援として積極的に活用してください。
申請に向けた準備のポイント
- まずエントリーシートを早めに提出し、9月10日のセミナーで計画書の方向性を確認する。
- 事業計画書は審査基準5項目に対応した構成で作成し、具体的な数字(市場規模・売上予測・費用明細)を必ず盛り込む。
- プレゼン審査を見据え、5〜10分の発表用スライドと想定Q&Aを事前に準備する。
- Fukuoka Growth Nextやスタートアップカフェの無料相談窓口を積極活用して計画書の質を高める。
問い合わせ先
福岡市経済観光文化局 創業・立地推進部 創業支援課
TEL:092-711-4455
(受付時間:平日9時〜17時)