【群馬県】令和8年度ぐんまDX技術革新補助金
基本情報
この補助金のまとめ
この補助金の特徴
最大1,000万円の本格的なDX開発支援
補助上限1,000万円・補助率1/2で、デジタル技術を核とした本格的な製品開発・プロセス改善に取り組めます。IoT、AI、ロボティクスなどの先端技術を活用した開発投資の半額が補助されるため、中小企業でも大胆な技術投資が可能になります。群馬県の技術革新系補助金としては最大規模の支援額です。
3枠制で多様なDXニーズに対応
①デジタル実装枠は自社の生産プロセスやサービス提供方法の改善、②ビジネスモデル変革枠はDXによる新ビジネス構築や地域課題解決のための開発、③社会課題解決枠は獣害・気候変動・防災などへの技術的解決策の創出と、製造現場のDXからソーシャルイノベーションまで幅広くカバーしています。
パートナーシップ構築宣言で取引適正化も推進
令和7年度から追加された要件で、サプライチェーン全体での共存共栄を宣言した企業のみが申請可能です。価格転嫁の円滑化や取引条件の改善に取り組む企業姿勢が求められ、技術革新と取引適正化の両輪で中小企業の持続的成長を支援する設計です。
群馬県全域が対象、県外本社もOK
ぐんま技術革新チャレンジ補助金が共同実施市町村限定であるのに対し、本補助金は群馬県全域の中小企業者が対象です。本社が県外にあっても、開発実施拠点が群馬県内に所在していれば申請できるため、県内に工場や研究所を持つ企業にも門戸が開かれています。
ポイント
対象者・申請資格
企業規模の要件
- 製造業・建設業・運輸業: 資本金3億円以下または従業員300人以下
- 卸売業: 資本金1億円以下または従業員100人以下
- サービス業: 資本金5,000万円以下または従業員100人以下
- 小売業: 資本金5,000万円以下または従業員50人以下
- 個人事業者、事業協同組合等の各種組合も対象
所在地・宣言の要件
- 群馬県内に主たる事業所を有すること(県外本社でも県内開発拠点があれば可)
- 「パートナーシップ構築宣言」を宣言済みであること(令和7年度から追加)
- 宣言は専用ポータルサイトから無料で登録可能
除外要件(みなし大企業)
- 発行済株式の1/2以上を同一大企業が所有する中小企業者
- 発行済株式の2/3以上を大企業が所有する中小企業者
- 役員の1/2以上が大企業の役員・職員を兼ねる中小企業者
- 暴力団等との関係がある者
ポイント
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申請ガイド
ステップ1: パートナーシップ構築宣言の確認・登録
まだ宣言していない場合は、「パートナーシップ構築宣言」ポータルサイトから登録します。群馬県ホームページの専用ページで詳細を確認できます。宣言済みであれば次のステップへ。
ステップ2: 申請枠の選定と事業計画の策定
3つの枠(デジタル実装・ビジネスモデル変革・社会課題解決)から自社の開発テーマに最適な枠を選びます。「生産性・企業価値の向上」を定量的に示す必要があるため、付加価値額の年率3%以上増加や新規受注件数など、具体的な数値目標を設定します。
ステップ3: 申請書類の作成・提出
事業計画書にDX技術の具体的な活用内容、技術的新規性、市場性、実現可能性を記載します。GビジネスIDを取得し、jGrantsポータルから電子申請。申請期間は2026年3月31日〜5月15日。
ステップ4: 審査・採択・事業実施
書類審査およびヒアリング審査を経て採択が決定されます。採択後は計画に沿って事業を実施し、完了後に実績報告書を提出。補助金は精算払い(後払い)です。
ポイント
審査と成功のコツ
3枠の戦略的選択
定量的な成果目標の設計
DX技術の具体性と実現可能性
社会課題解決枠の活用
補助事業終了後の展望
ポイント
対象経費
対象となる経費
機械装置費(4件)
- 開発に必要な機械装置の購入・リース費
- センサー・IoTデバイスの購入費
- 計測・分析機器の導入費
- ロボット・自動化装置の購入費
ソフトウェア費(3件)
- 開発用ソフトウェアのライセンス費
- クラウドサービス利用料
- AI・機械学習ツールの導入費
外注加工費(4件)
- 試作品の外注製作費
- システム開発の外注費
- 特殊加工の委託費
- 金型・治具の製作費
技術導入費(3件)
- 専門家・技術者の指導謝金
- 大学・研究機関との共同研究費
- 技術ライセンス料
原材料費(3件)
- 試作品製造に必要な原材料費
- 部品・電子部品の購入費
- 実験用消耗品
知的財産関連費(3件)
- 特許出願費用
- 意匠・商標登録費
- 知財調査費用
対象外の経費
対象外の経費一覧(8件)
- 土地・建物の取得費・賃借料
- 人件費(自社従業員の給与・賞与)
- 汎用的な事務機器(パソコン、プリンター等)の購入費
- 光熱水費・通信費等の間接経費
- 飲食・接待・交際費
- 消費税及び地方消費税
- 他の補助金で賄われる経費
- 量産用設備の購入費(試作・開発用途に限る)
よくある質問
Qパートナーシップ構築宣言とは何ですか?申請前に必要ですか?
パートナーシップ構築宣言は、サプライチェーン全体での付加価値向上や取引条件の改善を宣言する制度で、内閣府・中小企業庁が推進しています。令和7年度から本補助金の申請要件に追加されました。申請時点で宣言済みである必要があるため、まだの方は専用ポータルサイト(パートナーシップ構築宣言ポータルサイト)から早めに登録してください。登録は無料で、オンラインで完結します。
Q3つの枠(デジタル実装・ビジネスモデル変革・社会課題解決)のうち、どれを選べばいいですか?
①デジタル実装枠は既存の生産プロセスやサービスをデジタル技術で改善するもの(例: IoT導入による設備稼働率向上)。②ビジネスモデル変革枠は新しいビジネスモデルをDXで構築するもの(例: サブスクリプション型サービスの開発)。③社会課題解決枠は獣害・防災・環境問題などへの技術的ソリューション。自社の開発テーマの目的と内容に最も合致する枠を選んでください。
Qぐんま技術革新チャレンジ補助金との違いは何ですか?
主な違いは3点です。①支援規模: DX補助金は上限1,000万円、チャレンジ補助金は上限80万円。②対象地域: DX補助金は群馬県全域、チャレンジ補助金は共同実施市町村限定。③追加要件: DX補助金はパートナーシップ構築宣言が必要。本格的なDX投資にはDX補助金、小規模な試作開発にはチャレンジ補助金が適しています。同一年度ではどちらか1申請のみです。
Q定量的な成果目標はどのように設定すればいいですか?
「生産性・企業価値の向上」を数値で示します。代表的な指標として「付加価値額(営業利益+人件費+減価償却費)を年率3%以上増加」があります。その他にも「新規受注○件獲得」「生産コスト○%削減」「新製品売上○万円達成」など、開発成果と直結する測定可能な目標を設定してください。根拠となるデータも添えると説得力が増します。
Q県外に本社がありますが申請できますか?
はい、本社が群馬県外にあっても、開発実施拠点が群馬県内に所在していれば申請可能です。群馬県内の工場や研究所で開発を実施する計画であれば対象となります。ただし、県内に主たる事業所を有する企業が基本的な対象のため、開発拠点の実態が確認される場合があります。
Q社会課題解決枠ではどのようなテーマが対象ですか?
獣害の深刻化、気候変動への適応、防災上の課題など、地域が直面する社会課題に対する技術的なソリューションが対象です。例えば、AIを活用した鳥獣被害対策システム、気象データを活用した農業リスク管理ツール、IoTセンサーによる土砂災害早期警報システムなどが考えられます。技術開発力を活かした実効性の高い解決策であることがポイントです。
Q補助金は前払いですか?後払いですか?
補助金は精算払い(後払い)です。事業完了後に実績報告書を提出し、審査を経て補助金額が確定・交付されます。事業実施中の経費は一旦自己資金で立て替える必要があるため、つなぎ資金の確保を計画に含めておきましょう。最大1,000万円の立替が発生する可能性があります。
Q他の補助金・助成金と併用できますか?
ぐんまDX技術革新補助金は、同一年度において「ぐんま技術革新チャレンジ補助金」との併願ができません(どちらか1申請のみ)。チャレンジ補助金(上限80万円)は小規模な試作向け、DX補助金(上限1,000万円)は本格的なDX開発向けと棲み分けられているため、開発規模に応じて選択しましょう。国や他自治体の補助金との併願申請は可能ですが、両方採択された場合はいずれかを辞退する必要があります。ものづくり補助金やIT導入補助金など国の制度との同一経費での二重受給は不可ですが、経費を明確に区分すれば別フェーズでの活用は可能です。開発フェーズを本補助金で、販路開拓を小規模事業者持続化補助金で、といったステップアップ戦略が効果的です。また、群馬県産業技術センターの技術支援や各種セミナーとの連携も開発の質を高める上で有効です。
詳細説明
ぐんまDX技術革新補助金とは
群馬県が県内中小企業者のデジタル技術を活用した革新的な開発を支援する補助金制度です。補助上限1,000万円・補助率1/2で、群馬県の技術革新系補助金としては最大規模。DXを軸にした製品開発からビジネスモデル変革、社会課題解決まで幅広い開発テーマをカバーしています。
令和8年度の3つの申請枠
- ①デジタル実装枠: デジタル技術を活用した自社の生産プロセスやサービス提供方法の改善。製造ラインのIoT化、AI検品システムの構築などが該当します。
- ②ビジネスモデル変革枠: デジタル技術を活用した新たなビジネスモデルの構築や、地域課題解決のための新技術・製品・サービスの開発。既存事業のDXによる抜本的変革を目指す企業向け。
- ③社会課題解決枠: 獣害の深刻化、気候変動、防災上の課題など、地域が直面する社会課題に対し、技術開発力を活用した実効性の高い解決策を創出するもの。
パートナーシップ構築宣言について
令和7年度から追加された申請要件です。「パートナーシップ構築宣言」は、サプライチェーン全体での共存共栄と、取引先との適正な関係構築を宣言するもので、内閣府・中小企業庁が推進しています。群馬県のホームページで詳細を確認し、申請前に専用ポータルサイトから登録を完了させてください。
補助率・補助上限額
- 補助率: 1/2
- 補助上限額: 1,000万円
最大2,000万円規模の開発事業に対し、1,000万円の補助が受けられます。
成果目標の設定
申請者は「生産性・企業価値の向上」を定量的に示す必要があります。例えば:
- 補助事業終了5年後までに付加価値額を年率3%以上増加
- 新規受注5件獲得
付加価値額は営業利益+人件費+減価償却費で算出されます。
申請方法と期間
GビジネスIDを取得し、jGrantsポータルから電子申請します。申請期間は2026年3月31日〜5月15日。問い合わせは群馬県 産業経済部 地域企業支援課 ものづくりイノベーション室(TEL: 027-226-3352)まで。
類似制度との比較
「ぐんま技術革新チャレンジ補助金」(上限80万円)は共同実施市町村限定の小規模開発向け。本補助金は群馬県全域対象で上限1,000万円と、より本格的なDX投資に適しています。同一年度でのどちらか1申請のみのため、開発規模に応じた選択が必要です。
関連書類・リンク
01_募集案内(ぐんまDX技術革新補助金).pdf
公募要領
10_交付要綱(ぐんまDX技術革新補助金).pdf
交付規程
02_申請書(R8).docx
申請様式
03_【別紙1】補助対象事業に要する経費明細書(ぐんまDX技術革新補助金).xlsx
申請様式
04_【別紙2】経営状況表(ぐんまDX技術革新補助金).docx
申請様式
05_【別紙3】「パートナーシップ構築宣言」状況報告書(ぐんまDX技術革新補助金).xlsx
申請様式
06_(別記様式1)委託計画書(ぐんまDX技術革新補助金).docx
申請様式
07_(参考資料)システム開発に係る人件費積算票(ぐんまDX技術革新補助金).xlsx
申請様式
08_補助金審査に係る加点項目申告書(ぐんまDX技術革新補助金).xlsx
申請様式
09_記載例(ぐんまDX技術革新補助金).pdf
申請様式
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