山形県の特別高圧電力って何?まずそこから教えてください

佐藤
補助金エージェント編集長
今回は山形県の中小企業向け補助金ですね。「特別高圧電力」って聞きなれない言葉なんですが、どういった企業が使う電力なんですか?

室谷
代表取締役
特別高圧電力というのは、大規模な工場や商業施設で使われる、超大量の電力のことです。一般家庭や小さな店舗は「低圧」、中規模の事業所は「高圧」、そして大きな製造業の工場や大型ショッピングモールが使うのが「特別高圧」になります。具体的には、年間使用量が非常に多い事業者が該当します。

佐藤
補助金エージェント編集長
えっ、じゃあ山形県でそういう大きな工場を持っている中小企業が対象ってことですか!

室谷
代表取締役
その通りです!山形県内に事業所を置いて、特別高圧電力を契約している中小企業等が対象です。それだけの電力を使う企業なら、電気料金の高騰は本当に経営に直撃しますから、その負担を軽減するための補助金です。

佐藤
補助金エージェント編集長
なるほど!で、この補助金、具体的にいくら出るんですか?

室谷
代表取締役
令和7年7月分・9月分が1kWhあたり1.0円、8月分は1kWhあたり1.2円という単価で計算されます。ざっくり言えば、3か月分の電力使用量に応じて補助金が出るという仕組みで、1事業者あたり上限500万円です!

佐藤
補助金エージェント編集長
上限500万円!それはかなり大きいですね!
補助金額の内訳と計算方法


佐藤
補助金エージェント編集長
7月・9月が1.0円で、8月だけ1.2円というのは何か理由があるんですか?

室谷
代表取締役
電力の需給バランスや国の政策方針によって単価が変わっています。夏の電力需要がピークになる8月は補助単価が高めに設定されていて、中小企業の負担をより手厚くカバーしようという設計です。1.0円と1.2円の差は小さく見えますが、使用量が多い工場なら数十万円の差になります!

佐藤
補助金エージェント編集長
たとえば月間100万kWh使う工場だったら、どのくらい補助されるんですか?

室谷
代表取締役
計算してみましょう。7月が100万円、8月が120万円、9月が100万円で、合計320万円の補助になります。上限の500万円には達していないので、全額受け取れますね。
| 対象月 | 補助単価 | 月間100万kWhの場合 |
|---|---|---|
| 令和7年7月 | 1kWhあたり 1.0円 | 100万円 |
| 令和7年8月 | 1kWhあたり 1.2円 | 120万円 |
| 令和7年9月 | 1kWhあたり 1.0円 | 100万円 |
| 3か月合計 | (上限500万円) | 320万円 |

佐藤
補助金エージェント編集長
わかりやすい!申請は3か月分まとめてできるんですか?

室谷
代表取締役
そうです。令和7年7月分から9月分の3か月を一括で1回の申請で行います。分割払いの選択はできないので、7月分だけ先に申請…ということはできません。3か月分の電気料金の支払いが完了してから申請する形になります。
補助金額の計算ポイント
- 7月・9月分 1kWhあたり 1.0円
- 8月分 1kWhあたり 1.2円
- 1事業者あたりの上限額 500万円
- 申請は1回のみ(7月〜9月分の一括申請)
- 分割払いの選択は不可
対象者は?「みなし大企業」に注意!

佐藤
補助金エージェント編集長
対象の中小企業等という部分、もう少し詳しく教えてください。テナント事業者も対象になるって書いてあるんですが。

室谷
代表取締役
対象は大きく2パターンあります。1つ目は、県内の事業所で直接、特別高圧電力を契約している中小企業等。2つ目は、ショッピングモールなどの商業施設にテナントとして入居していて、そこの特別高圧電力の費用を実際に負担している中小企業等です。

佐藤
補助金エージェント編集長
ほんとに?テナントさんも対象になるんですか!それはありがたい!

室谷
代表取締役
ただし、注意点があります!「みなし大企業」は対象外なんです。中小企業の規模であっても、大企業が実質的に経営を支配している場合は対象から外れます。

佐藤
補助金エージェント編集長
みなし大企業って、どういうケースが当てはまるんですか?

室谷
代表取締役
例えば、大企業グループの子会社や関連会社で、大企業が議決権の過半数を持っているような会社です。法人の規模は小さくても、大企業の傘下にある企業は「みなし大企業」として対象外になるので、自社の株主構成をしっかり確認しておくことが大切です!
対象外になるケースに注意
- みなし大企業: 大企業グループの子会社・関連会社
- 公共事業・発電事業に使用している施設: 上下水道施設、太陽光・風力・バイオマス等の発電施設
- 他の補助金対象施設: 病院等の医療機関、高齢者施設
- 他の補助金・支援金等を受けている場合: 重複受給は不可

佐藤
補助金エージェント編集長
病院や高齢者施設が対象外というのは、別の補助金制度があるということですか?

室谷
代表取締役
その通りです。医療機関や福祉施設向けには別途、国や県の支援制度が設けられていることが多いので、そちらとの重複を避けるために対象外とされています。自社が他の補助金を受けているかどうかも確認が必要です。
申請方法と必要書類


佐藤
補助金エージェント編集長
実際にどうやって申請すればいいんですか?オンラインで申請できるんでしょうか?

室谷
代表取締役
残念ながら、この補助金はオンライン申請には対応していません。郵送または持参での申請になります。様式は山形県のウェブサイトからダウンロードできます。

佐藤
補助金エージェント編集長
書類はたくさん必要ですか?

室谷
代表取締役
必要書類をまとめると5種類になります。ひとつずつ確認していきましょう。

佐藤
補助金エージェント編集長
テナントの場合は、電力の契約確認書類も追加で必要になりますか?

室谷
代表取締役
テナントの場合は、特別高圧電力を利用して電気料金を負担していることが確認できる書類(商業施設と小売電気事業者との契約書など)も必要になる場合があります。ただし、④の書類(検針票等)で確認できる場合は省略できるので、手元の書類で判断するのがよいでしょう。
必要書類チェックリスト
- 交付申請書兼実績報告書(別記様式第1号)
- 誓約書(別記様式第2号)
- 特別高圧電力使用電力量集計表(別記様式第3号)
- 使用電力量・電気料金の支払確認書類のコピー(検針票・請求書等)
- 振込口座の通帳のコピー
- ※テナントの場合 電力契約確認書類(省略可の場合あり)
申請期間と提出先

佐藤
補助金エージェント編集長
申請期間はいつからいつまでですか?

室谷
代表取締役
申請期間は令和7年11月4日(火)から令和7年11月28日(金)までです。約1か月間しかありません!しかも7月〜9月分の電気料金の支払いが完了してからの申請になるので、10月下旬〜11月初めには書類の準備を始めておいたほうがよいですね。

佐藤
補助金エージェント編集長
提出先はどこですか?

室谷
代表取締役
山形県庁の産業技術イノベーション課 次世代産業振興室です。郵送でも持参でも構いません。
申請窓口・提出先
- 担当部署: 山形県 産業労働部 産業技術イノベーション課 次世代産業振興室
- 住所: 〒990-8570 山形市松波二丁目8番1号
- 電話: 023-630-2749
- FAX: 023-630-2695
- 提出期間: 令和7年11月4日(火)〜令和7年11月28日(金)
- 提出方法: 郵送または持参

佐藤
補助金エージェント編集長
問い合わせの電話番号も教えていただきありがとうございます。郵送の場合は、消印有効ですか?それとも必着ですか?

室谷
代表取締役
公式の案内には「提出期間内」という記載になっているので、提出期間最終日の令和7年11月28日(金)までに届くよう、余裕を持って発送することをおすすめします!ギリギリで間に合わなかった、ということがないように、ちょっと早めに動いておきましょう。
よくある質問

佐藤
補助金エージェント編集長
そういえば、過去に同じような補助金はあったんですか?山形県でこの種類の補助金が初めてなのかどうか気になりました。

室谷
代表取締役
実は山形県は以前にも同じ制度を実施しています!令和7年1月分〜3月分を対象とした補助金(R7年度前半版)もありましたし、さらに令和8年1月分〜3月分を対象にした補助金も案内が出ています。継続的に電力負担を軽減する取り組みを行っているわけです。

佐藤
補助金エージェント編集長
継続している制度なんですね!ということは、この補助金を受けた実績がある企業は申請しやすいですね。

室谷
代表取締役
その通りです。書類の様式はほぼ同じなので、過去に申請したことがある企業は、前回の書類を参考にしながら今回分を作ると効率的です。ただし、対象期間と補助単価が変わっているので、金額の入力ミスに注意してください!

佐藤
補助金エージェント編集長
なるほど。では改めて、申請の条件をざっとまとめてもらえますか?

室谷
代表取締役
はい!整理しますと、山形県内に事業所があって、特別高圧電力の費用を負担している中小企業等(みなし大企業を除く)で、令和7年7月・8月・9月分の電気料金を支払い済みであることが条件です。対象外の施設でないこと、他の補助金と重複しないことも確認してください。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 対象者 | 山形県内で特別高圧電力の費用を負担する中小企業等(みなし大企業を除く) |
| 補助対象経費 | 令和7年7月〜9月分の電気料金 |
| 補助単価 | 7月・9月 1.0円/kWh、8月 1.2円/kWh |
| 上限額 | 1事業者あたり500万円 |
| 申請期間 | 令和7年11月4日〜令和7年11月28日 |
| 申請方法 | 郵送または持参 |
| 申請回数 | 1回(3か月分一括) |
| 問い合わせ先 | 山形県 産業技術イノベーション課 TEL 023-630-2749 |
補助金詐欺にご注意ください
山形県の補助金を騙った詐欺被害が発生しています。以下の点に注意してください。
- 山形県や担当部署がATMでの手続きを案内することは絶対にありません
- 電話で銀行口座番号や暗証番号を聞くことはありません
- 不審な電話や郵便があった場合は、必ず山形県 産業技術イノベーション課(TEL 023-630-2749)に直接お問い合わせください
この記事のまとめと関連情報

佐藤
補助金エージェント編集長
ありがとうございました!最後に、申請しようとしている方への一言アドバイスをお願いします!

室谷
代表取締役
申請期間が令和7年11月4日から11月28日という短い期間なので、早めに書類の準備を始めることが一番大切です!様式は山形県のウェブサイトから無料でダウンロードできますし、わからないことがあれば産業技術イノベーション課に電話で聞くのが一番確実です。特別高圧電力を使っている会社なら、上限500万円の補助金を取りこぼさないよう、ぜひ申請してみてください!

佐藤
補助金エージェント編集長
ありがとうございます。しっかり準備して申請に臨みましょう!山形県内の補助金についてもっと知りたい方は、以下のページもぜひチェックしてみてください。
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佐藤
補助金エージェント編集長
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