募集終了
やや難しい
準備期間の目安: 約45

令和6年度 新製品・新技術開発助成事業

基本情報

補助金額
1500万円
補助率: 助成対象と認められる経費の1/2以内
0円1500万円
募集期間
2024-03-11 〜 2024-04-05
対象地域東京都
対象業種建設業 / 製造業 / 情報通信業 / 複合サービス事業 / サービス業(他に分類されないもの) / 運輸業、郵便業 / 卸売業、小売業 / 学術研究、専門・技術サービス業 / 教育、学習支援業 / 医療、福祉
使途新たな事業を行いたい / 研究開発・実証事業を行いたい

この補助金のまとめ

東京都の中小企業者等を対象に、新製品・新技術の研究開発費用を最大1,500万円(助成率1/2以内)まで助成する制度です。公益財団法人東京都中小企業振興公社が運営し、原材料費、機械装置費、委託・外注費、産業財産権関連費、専門家指導費、直接人件費の6区分が対象経費となります。助成対象期間は令和6年9月1日から令和8年5月31日までの最長1年9ヶ月間で、比較的長期にわたる研究開発プロジェクトに対応可能です。東京都内に主たる事業所を持つ中小企業者、個人事業主、中小企業団体等が申請でき、自社の技術力を活かした新製品・新技術の開発に取り組む事業者にとって、開発リスクを大幅に軽減できる有力な資金調達手段です。製造業だけでなく、IT・ソフトウェア開発や環境技術など幅広い分野の研究開発が対象となり得ます。

この補助金の特徴

1

最大1,500万円・助成率1/2の手厚い支援

本助成事業では助成限度額が1,500万円、助成率が対象経費の1/2以内と設定されています。研究開発には多額の費用がかかりますが、本制度を活用することで実質的な自己負担を半分に抑えることが可能です。3,000万円規模の研究開発プロジェクトであれば、最大1,500万円の助成を受けられるため、資金面のハードルが大幅に下がります。

2

最長1年9ヶ月の長期開発期間

助成対象期間は令和6年9月1日から令和8年5月31日までの最長1年9ヶ月間です。短期では完了しない本格的な研究開発プロジェクトにも対応できる十分な期間が確保されており、試作品の製作からテスト・改良まで一貫した開発に取り組めます。段階的な開発計画を立てやすい点が大きな特徴です。

3

6区分の幅広い対象経費

原材料・副資材費、機械装置・工具器具費、委託・外注費、産業財産権出願・導入費、専門家指導費、直接人件費と6つの経費区分が用意されています。研究開発に必要な費用を幅広くカバーしており、材料購入から専門家への相談、特許出願費用まで一括して助成対象にできます。

4

東京都中小企業振興公社による安定した運営

公益財団法人東京都中小企業振興公社が事務局を務めており、採択後のフォローアップ体制も充実しています。経費の使い方や報告書の作成など、助成事業の運営に関する相談にも対応してもらえるため、初めて公的助成を受ける事業者でも安心して利用できます。

5

新製品・新技術の実用化を見据えた支援

単なる基礎研究ではなく、新製品・新技術として実用化・事業化を見据えた研究開発を対象としています。市場投入を前提とした開発計画を策定することで、研究成果を確実に事業成長につなげられる設計となっています。

ポイント

助成率1/2・上限1,500万円は都内の研究開発助成としてトップクラスの水準です。最長1年9ヶ月という開発期間も余裕があり、試作から検証まで腰を据えて取り組めます。特に直接人件費が対象に含まれる点は、開発担当者の人件費負担が重い中小企業にとって大きなメリットです。

対象者・申請資格

企業規模要件

  • 中小企業者(中小企業基本法に定める中小企業)であること
  • 都内に主たる事業所(本店または主要な事業拠点)を有すること
  • 個人事業主も対象
  • 中小企業団体(組合等)も申請可能

事業内容要件

  • 新製品または新技術の研究開発であること
  • 自社の技術力を活かした開発テーマであること
  • 実用化・事業化の見込みがある開発計画であること
  • 既存製品の単純な改良ではなく、新規性・革新性があること

財務・経営要件

  • 事業を継続して営んでいること
  • 税金の滞納がないこと
  • 過去に同公社の助成事業で不正等がないこと

その他要件

  • 同一テーマで他の公的助成金を受けていないこと(二重受給禁止)
  • 反社会的勢力に該当しないこと
  • 助成対象期間内に開発を完了できる実現可能な計画であること

ポイント

最も重要なのは「新規性・革新性」の証明です。既存技術の単純な改良では採択されにくく、自社独自の技術的優位性や市場における新規性を明確に示す必要があります。また、都内に主たる事業所があることが必須条件ですので、登記上の本店所在地を事前に確認してください。

あなたは対象?かんたん診断

8問の質問に答えるだけで、この補助金の対象かどうかを簡易診断できます。

申請ガイド

1

ステップ1:募集要項の確認と事前相談

東京都中小企業振興公社のウェブサイトから最新の募集要項をダウンロードし、申請資格や対象経費を確認します。不明点がある場合は、公社の担当窓口に事前相談することを強く推奨します。相談は無料で、申請内容の方向性について助言を受けられます。

2

ステップ2:開発計画書の作成

申請の核となる開発計画書を作成します。開発の背景・目的、技術的な新規性、開発スケジュール、期待される成果、市場性などを具体的に記載します。図表やデータを用いて説得力のある計画書に仕上げることが重要です。

3

ステップ3:経費積算と見積取得

対象経費の積算を行い、必要に応じて相見積もりを取得します。経費の妥当性を示すため、各費目の根拠を明確にし、市場価格と乖離がないことを確認します。機械装置費や委託費は複数社から見積もりを取ることが求められる場合があります。

4

ステップ4:申請書類一式の提出

所定の申請書類一式を期限内に提出します。申請書、開発計画書、経費明細書、会社概要、決算書類(直近2期分程度)、登記簿謄本などが必要です。書類に不備があると受理されないため、チェックリストを活用して漏れなく準備しましょう。

5

ステップ5:審査(書類審査・面接審査)

書類審査を通過すると面接審査(プレゼンテーション)に進みます。開発計画の技術的妥当性、事業化の見込み、経費の適切性などが評価されます。面接では質疑応答もあるため、想定質問への回答を準備しておきましょう。

6

ステップ6:採択後の事業開始

採択決定通知を受領後、助成対象期間内に研究開発を実施します。経費の支出は助成対象期間内に行い、証拠書類(発注書、納品書、請求書、振込記録等)を適切に保管します。中間報告や完了報告の提出も必要です。

ポイント

面接審査が合否を大きく左右します。技術的な新規性を専門外の審査員にもわかりやすく説明できるよう、図解やデモを活用した準備が必須です。また、経費の見積もりは「なぜその金額が必要か」を論理的に説明できるようにしておきましょう。事前相談で公社担当者との関係構築も有効です。

審査と成功のコツ

技術的新規性の明確な提示
審査で最も重視されるのが技術的新規性です。既存技術との差別化ポイントを具体的に示し、特許調査や文献調査の結果を添えて「なぜ新しいのか」を客観的に証明しましょう。可能であれば、特許出願済みまたは出願予定である旨を記載することで説得力が増します。先行技術との比較表を作成するのも効果的です。
実現可能な開発スケジュール
最長1年9ヶ月の開発期間を活用し、マイルストーンを明確に設定した開発スケジュールを策定します。各段階の目標と達成基準を具体的に記載し、遅延リスクへの対策も盛り込みましょう。過度に楽観的なスケジュールは実現可能性を疑われるため、適度なバッファを持たせることが重要です。
市場性・事業化計画の具体性
開発成果をどのように事業化するのか、ターゲット市場の規模、想定顧客、販売戦略を具体的に記載します。市場調査データや想定顧客からのヒアリング結果があれば、計画の信頼性が大幅に向上します。売上予測も根拠を持って示しましょう。
経費積算の妥当性と透明性
各経費項目について「なぜ必要か」「なぜこの金額か」を明確に説明できる積算根拠を準備します。相見積もりの取得、市場価格との比較、過去の実績データなどを活用し、経費の妥当性を客観的に示すことが重要です。過大な経費計上は減額や不採択の要因になります。
自社の開発体制・実績のアピール
過去の研究開発実績、保有する技術・設備、開発チームの専門性を具体的にアピールします。類似の開発経験があれば積極的に記載し、本プロジェクトを遂行できる体制が整っていることを示しましょう。外部機関との連携体制も評価のプラス材料になります。

ポイント

採択率を上げる最大のポイントは「新規性」と「実現可能性」のバランスです。画期的すぎて実現が疑わしい計画も、堅実すぎて新規性がない計画も評価されません。自社の技術力で手が届く範囲の革新的な開発テーマを設定し、段階的な検証計画で実現可能性を担保する戦略が有効です。

対象経費

対象となる経費

原材料・副資材費(3件)
  • 試作品製作に使用する原材料の購入費
  • 開発に必要な副資材・消耗品の購入費
  • サンプル製作用の部品・素材費
機械装置・工具器具費(4件)
  • 研究開発に必要な機械装置の購入・リース費
  • 計測機器・試験装置の購入費
  • 工具・器具・金型等の製作費
  • 開発用ソフトウェアの購入費
委託・外注費(4件)
  • 試験・分析の外部委託費
  • 試作品の製作外注費
  • 技術的な調査・評価の委託費
  • 共同研究先への委託費
産業財産権出願・導入費(3件)
  • 特許出願に係る弁理士費用
  • 特許・実用新案の出願料・登録料
  • 技術導入のためのライセンス料
専門家指導費(3件)
  • 技術コンサルタントへの謝金
  • 大学教授等の技術指導に対する謝金
  • 専門家の旅費・交通費
直接人件費(3件)
  • 研究開発に直接従事する社員の人件費
  • 開発プロジェクト専任者の給与相当額
  • 開発期間中の技術者の時間単価×従事時間

対象外の経費

対象外の経費一覧(8件)
  • 一般管理費・間接経費(光熱水費、通信費、家賃等)
  • 既存事業の運転資金や経常的な経費
  • 飲食費・交際費・接待費
  • 汎用性のある事務機器(パソコン、プリンター等で研究開発専用でないもの)
  • 助成対象期間外に発生した経費
  • 消費税および地方消費税相当額
  • 自社内での取引や関連会社との取引(利益相反のおそれがあるもの)
  • 振込手数料・代引き手数料等の金融関連手数料

よくある質問

Q新製品・新技術開発助成事業の助成金はいくらもらえますか?
A

助成限度額は1,500万円で、助成率は対象経費の1/2以内です。つまり、対象経費が3,000万円以上の場合に上限の1,500万円が助成されます。対象経費が2,000万円の場合は、その1/2である1,000万円が助成額となります。なお、助成金は後払い(精算払い)方式のため、事業完了後の実績報告・検査を経て交付されます。開発期間中は自己資金での立替が必要となりますので、資金繰り計画を事前に立てておくことが重要です。

Qどのような企業が申請できますか?
A

東京都内に主たる事業所(本店登記または主要な事業拠点)を持つ中小企業者が対象です。中小企業基本法に定める中小企業であることが条件で、個人事業主や中小企業団体(組合等)も申請可能です。業種の制限は特に設けられておらず、製造業、IT・ソフトウェア、環境技術、バイオテクノロジーなど幅広い分野で申請できます。ただし、税金の滞納がないこと、継続的に事業を営んでいることなどの基本要件を満たす必要があります。

Q人件費も助成の対象になりますか?
A

はい、直接人件費が助成対象経費に含まれています。研究開発に直接従事する社員の人件費を計上できます。ただし、間接部門(経理、総務等)の人件費や、研究開発以外の業務に従事する時間の人件費は対象外です。人件費の計算は、時間単価×研究開発への従事時間で算出するのが一般的です。従事時間を証明するためのタイムシート(作業日報)の記録・保管が求められますので、事業開始時から適切に記録する体制を整えておきましょう。

Q申請から助成金を受け取るまでの期間はどれくらいですか?
A

申請から採択決定までは通常2〜3ヶ月程度を見込んでください。その後、助成対象期間(最長1年9ヶ月)内に研究開発を実施し、事業完了後に実績報告書を提出します。実績報告書の検査完了後に助成金が交付されるため、申請から助成金受領までの全体期間は2年以上になることもあります。助成金は後払い方式のため、開発期間中の経費は自己資金で負担する必要がある点にご留意ください。

Q同じテーマで他の補助金と併用できますか?
A

同一の経費に対して、本助成金と他の公的助成金・補助金を二重に受けることはできません(二重受給の禁止)。ただし、開発フェーズごとに異なる制度を活用することは可能です。例えば、本助成で研究開発を行い、その成果をもとにものづくり補助金で量産設備を導入するといった時間差での活用は認められる場合があります。併用を検討する場合は、必ず事前に公社の担当窓口に相談し、問題がないことを確認してください。

Q面接審査ではどのような点が評価されますか?
A

面接審査では、開発計画の技術的新規性、実現可能性、市場性・事業化の見込み、経費の妥当性などが総合的に評価されます。プレゼンテーション形式で行われ、質疑応答の時間も設けられます。特に「なぜこの技術が新しいのか」「本当に実現できるのか」「開発成果は売れるのか」といった観点からの質問が多いため、具体的なデータや根拠を示せるよう準備しましょう。図解やデモ、試作品の持参も効果的です。審査員は必ずしも専門分野の技術者とは限らないため、平易な言葉で説明することも重要です。

Q助成対象期間中に計画を変更することはできますか?
A

助成対象期間中に開発計画や経費配分の変更が生じた場合は、事前に公社に届出・承認を得る必要があります。軽微な変更であれば変更届の提出で対応可能ですが、開発テーマの本質的な変更や大幅な経費配分の変更は認められない場合があります。計画変更が必要になった場合は、速やかに公社の担当者に相談してください。無断で計画を変更し経費を使用した場合、当該経費が助成対象外となるリスクがありますので注意が必要です。

Q他の補助金・助成金と併用できますか?
A

本助成事業と併用を検討すべき制度として、まず「ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金(ものづくり補助金)」があります。ただし、同一経費への二重申請は認められないため、開発フェーズと量産化・設備導入フェーズで使い分ける戦略が有効です。本助成で研究開発を行い、成果をもとにものづくり補助金で量産設備を導入するという時間差活用が理想的です。 また、東京都の「成長産業等設備投資特別償却」や「中小企業新技術等大学連携支援事業」との組み合わせも検討価値があります。大学との共同研究費用を本助成で賄いつつ、設備投資は税制優遇を活用するなど、制度間の役割分担を明確にしましょう。 さらに、開発成果の販路開拓には「新・展示会等出展支援助成事業」の活用がおすすめです。本助成で開発した新製品を展示会に出展する費用を別途助成してもらえます。研究開発から販路開拓まで、東京都中小企業振興公社の助成制度を体系的に活用することで、事業化までの道筋を効率的に構築できます。 特許取得に関しては「外国特許出願費用助成事業」も併用候補です。本助成で国内特許出願費用をカバーしつつ、海外展開を見据えた外国特許は別助成で対応する組み合わせが可能です。

詳細説明

新製品・新技術開発助成事業の概要

本助成事業は、東京都内の中小企業者等が取り組む新製品・新技術の研究開発を資金面から支援する制度です。公益財団法人東京都中小企業振興公社が運営しており、助成限度額1,500万円、助成率1/2以内という手厚い支援内容が特徴です。

助成対象者

本助成事業に申請できるのは、以下の要件を満たす事業者です。

  • 中小企業基本法に定める中小企業者であること
  • 東京都内に主たる事業所(本店登記または主要事業拠点)を有すること
  • 個人事業主、中小企業団体(組合等)も対象
  • 税金の滞納がなく、継続的に事業を営んでいること

助成対象事業

対象となるのは、新製品または新技術の研究開発です。単なる既存製品の改良ではなく、技術的な新規性・革新性を持つ開発テーマであることが求められます。開発成果の実用化・事業化が見込めるプロジェクトが優先的に採択されます。

助成内容の詳細

  • 助成限度額:1,500万円
  • 助成率:対象経費の1/2以内
  • 助成対象期間:令和6年9月1日〜令和8年5月31日(最長1年9ヶ月)

対象経費の6区分

本助成事業では、研究開発に直接必要な以下の6区分の経費が助成対象となります。

  • 原材料・副資材費:試作品製作に使用する原材料、部品、消耗品等の購入費用
  • 機械装置・工具器具費:研究開発に必要な機械装置の購入・リース費、計測機器、金型等の費用
  • 委託・外注費:試験・分析の外部委託、試作品の製作外注、技術調査の委託費用
  • 産業財産権出願・導入費:特許出願の弁理士費用、出願料・登録料、ライセンス料
  • 専門家指導費:技術コンサルタントや大学教授等の指導に対する謝金・旅費
  • 直接人件費:研究開発に直接従事する社員の人件費

審査のポイント

審査では主に以下の観点から評価が行われます。

  • 新規性・革新性:既存技術との明確な差別化ポイントがあるか
  • 技術的実現可能性:開発計画が技術的に実現可能か、開発体制は十分か
  • 市場性・事業化見込み:開発成果に市場ニーズがあり、事業化の道筋が明確か
  • 経費の妥当性:積算根拠が明確で、金額が適正であるか

書類審査を通過した申請者には面接審査(プレゼンテーション)が実施されます。技術的な内容をわかりやすく説明する準備が重要です。

申請から交付までの流れ

  • 事前相談:公社の窓口で申請内容の方向性を確認(推奨)
  • 申請書類提出:募集期間内に所定の書類一式を提出
  • 書類審査:申請内容の妥当性を審査
  • 面接審査:書類審査通過者によるプレゼンテーション
  • 採択決定:審査結果の通知
  • 事業実施:助成対象期間内に研究開発を実施
  • 完了報告:実績報告書の提出
  • 助成金交付:検査完了後に助成金を交付(後払い)

注意事項

助成金は後払い(精算払い)方式です。事業完了後に実績報告書を提出し、検査を経て助成金が交付されるため、開発期間中の資金は自己負担で立て替える必要があります。資金繰り計画を事前に立てておくことが重要です。また、助成対象期間外に発生した経費や、消費税相当額は助成対象外となりますのでご注意ください。

関連書類・リンク