募集予定全国対象
非常に難しい
準備期間の目安: 約30

令和7年度補正グローバルサウス未来志向型共創等事業費補助金(小規模実証・FS事業)(FS・小規模実証事業実施事業者の募集(補助))

基本情報

補助金額
金額未定
補助率: 1/2以内、中小企業のみ2/3以内
募集期間
2026-04-17 〜 2026-05-11
残り24
対象地域日本全国
対象業種建設業 / 製造業 / 電気・ガス・熱供給・水道業 / 情報通信業 / 卸売業 / 小売業 / 金融業 / 保険業 / 学術研究 / 専門・技術サービス業 / 生活関連サービス業 / 娯楽業 / 医療 / 福祉

この補助金のまとめ

令和7年度補正グローバルサウス未来志向型共創等事業費補助金(小規模実証・FS事業)は、経済産業省が所管する海外展開支援の大型補助金です。ASEAN・南西アジア・中東・アフリカ・中南米・太平洋島嶼国などのグローバルサウス諸国に対し、日本企業がインフラ等を展開する際の事業実施可能性調査(FS事業)と小規模実証事業を補助します。FS事業は上限1億円、小規模実証事業は上限5億円と規模が大きく、補助率も中小企業なら2/3以内と手厚い設計です。米国関税対応や特定国依存の低減、サプライチェーン強靱化といった経済安全保障の文脈でも重要視される制度で、新市場開拓を狙う本邦企業にとって戦略的な選択肢となります。

この補助金の特徴

1

FS事業1億円・実証事業5億円の大型補助

FS事業(事業実施可能性調査)に最大1億円、小規模実証事業に最大5億円という大型の補助上限が設定されています。海外展開には市場調査・現地パートナー発掘・実証実験・現地法令調整など多段階のコストが発生しますが、本制度は調査段階から実証段階まで一気通貫で資金支援を受けられる設計になっています。

2

中小企業は補助率2/3、大企業も1/2の高補助率

中小企業の補助率は2/3以内、大企業でも1/2以内と、海外展開系補助金の中では非常に高水準です。一般的な海外展開補助金が1/2以下であることを踏まえると、リスクの高い新興市場開拓に挑戦する事業者の負担を大幅に軽減できる設計です。

3

対象国がグローバルサウス全域と広範囲

ASEAN、南西アジア、中央アジア・コーカサス、中東、アフリカ、中南米、太平洋島嶼国等、いわゆるグローバルサウス諸国全域が対象です。中国・韓国等の既存市場依存からの脱却を図る企業にとって、新市場開拓の選択肢が極めて広いのが特徴です。

4

DX/GX分野が重点領域

グローバルサウス諸国が抱えるDX(デジタルトランスフォーメーション)・GX(グリーントランスフォーメーション)分野の課題解決が重点領域として位置付けられています。脱炭素技術・スマートシティ・デジタルインフラ等を持つ日本企業の強みを活かしやすい設計です。

5

経済安全保障の国家戦略と連動

特定国への依存低減・サプライチェーン強靱化という経済安全保障政策と直結した制度であり、政策的優先度が高い分野です。米国関税の影響を受ける日本企業の新市場開拓支援も明示されており、地政学的リスクへの対応策としても活用できます。

ポイント

本制度の真の価値は、単なる補助金ではなく国の経済安全保障戦略の実装ツールである点です。中国依存からの脱却・米国関税対応というマクロ課題に対し、企業単体ではリスクが高すぎて踏み出せないグローバルサウス進出を、国が大型補助で後押しします。FS段階から実証まで切れ目なく支援を受けられる希少な制度です。

対象者・申請資格

対象事業者

  • 本邦企業(中小企業・大企業の双方が対象)
  • 企業による単独申請または共同事業体での申請
  • 募集要領に記載の応募資格要件をすべて満たす団体等

対象事業

  • グローバルサウス諸国向けのインフラ等海外展開に関するFS事業(事業実施可能性調査)
  • グローバルサウス諸国における小規模実証事業
  • DX/GX分野等での課題解決型事業が優先

対象国(グローバルサウス諸国)

  • ASEAN加盟国
  • 南西アジア(インド、パキスタン、バングラデシュ等)
  • 中央アジア・コーカサス諸国
  • 中東諸国
  • アフリカ諸国
  • 中南米諸国
  • 太平洋島嶼国等
  • 対象国の判断に迷う場合は補助金事務局に都度相談

対象外となる事業

  • 大型実証事業(別途公募)
  • ウクライナ復興支援関連事業(別途公募)
  • 中東欧諸国等連携強化事業(別途公募)

ポイント

対象企業の幅は広いものの、補助率が中小企業で2/3、大企業で1/2と差がつくため、中小企業の方が圧倒的に有利な設計です。また「グローバルサウス諸国」の範囲は広く解釈の余地があるため、対象国に迷う場合は必ず事前に事務局へ相談することが重要です。大型実証や中東欧連携は別公募である点も要注意です。

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申請ガイド

1

ステップ1:公式サイトで募集要領を確認

参照URL(https://r7h-gs-hojo-web-fspoc.jp/)から最新の募集要領をダウンロードし、応募資格・補助対象経費・審査基準を精査します。FS事業と小規模実証事業で要件が異なるため、自社案件がどちらに該当するか確認します。

2

ステップ2:対象国・対象事業の事前相談

対象国の判断やDX/GX分野該当性に迷う場合は、必ず事務局(r7h_inquiry_fspoc@gshojo.jp)へ事前相談します。曖昧なまま申請すると形式不備で不採択になるリスクが高い領域です。

3

ステップ3:事業計画書の作成

グローバルサウス諸国の課題、自社技術・サービスがその課題をどう解決するか、現地パートナーの有無、市場性、収益性、サプライチェーン強靱化への寄与等を具体的に記載します。経済安全保障の文脈との整合性を意識した記述が高評価につながります。

4

ステップ4:見積書・体制図等の準備

FS事業・実証事業の規模に応じた見積書、実施体制図、現地パートナー(協力企業・現地政府機関等)との合意書類を用意します。海外案件特有の書類(現地法令調査結果、現地通貨建て予算等)も必要です。

5

ステップ5:申請書の提出

公式サイトの専用フォームから申請します。締切は2026年5月11日。海外パートナーとの調整に時間がかかるため、締切ギリギリではなく余裕を持った提出が必須です。

6

ステップ6:審査・採択・交付決定

審査委員会で書類審査・必要に応じてヒアリング審査が行われます。交付決定後に事業着手となり、決定前の経費は補助対象外です。

ポイント

海外展開系補助金特有の落とし穴として、現地パートナーとの合意形成・現地法令確認・対象国判定で時間を要する点があります。締切まで約1か月(2026/4/17〜5/11)と短いため、対象国確認と事業スキーム設計は今すぐ着手すべきです。事務局への事前相談は必須プロセスと考えてください。

審査と成功のコツ

経済安全保障ストーリーで差別化
単なる海外展開ではなく「特定国依存の低減」「サプライチェーン強靱化」「米国関税回避による新市場開拓」といった国家戦略との整合性を明示することが採択の決め手です。事業計画書の冒頭で経済安全保障への寄与を明記しましょう。
現地パートナーの実在性を示す
グローバルサウス事業は「絵に描いた餅」になりがちなため、現地企業・政府機関との具体的な連携実績や合意書類を提示することが極めて重要です。MOUや覚書のコピーを添付できると説得力が格段に上がります。
DX/GX領域での提案を優先
重点分野とされるDX/GX領域での提案は審査優位性があります。デジタルインフラ・脱炭素技術・スマートシティ・再エネ等の自社シーズと現地ニーズのマッチングを丁寧に説明しましょう。
FS段階の成果が次の実証に繋がる設計
FS事業に採択された場合、その成果を踏まえて次年度以降の実証事業(最大5億円)への展開を見据えた設計にすると、長期戦略性が評価されます。単発のFSで終わらせない構想力を示すことが重要です。
現地法令・規制への対応計画を具体化
海外展開最大のリスクは現地法令・規制対応です。法令調査計画、ローカルカウンセル起用予定、認可取得スケジュール等を事業計画に盛り込むことで、実現可能性の高さを訴求できます。

ポイント

採択を分けるのは「現地パートナーの実在性」と「経済安全保障との整合性」です。日本側の技術力をアピールするだけでは不十分で、現地での実装可能性を具体的なエビデンスで示せるかが勝負です。MOU・覚書・現地視察記録等の具体物を準備できる事業者は採択確度が高まります。

対象経費

対象となる経費

調査費(FS事業)(5件)
  • 現地市場調査費
  • 現地法令・規制調査費
  • 現地パートナー発掘調査費
  • 事業性評価・収益性分析費
  • 現地ニーズヒアリング費
実証実験費(小規模実証事業)(4件)
  • 実証用機器・設備の購入費
  • 実証用システム開発費
  • 実証データ収集・分析費
  • 現地での実証運用費
外部委託費(4件)
  • コンサルタント委託費
  • 現地ローカルカウンセル費用
  • 翻訳・通訳費
  • 専門調査会社への委託費
旅費・渡航費(3件)
  • 現地調査・実証実施のための渡航費
  • 現地での滞在費
  • 現地パートナー招聘費
人件費(3件)
  • プロジェクト専従者の人件費
  • 現地スタッフの雇用費
  • プロジェクトマネージャー費用
その他経費(3件)
  • 広報・PR費
  • 成果報告会開催費
  • 知的財産関連費用

対象外の経費

対象外の経費一覧(8件)
  • 大型実証事業に該当する経費(別公募)
  • ウクライナ復興支援関連経費(別公募)
  • 中東欧諸国等連携強化事業の経費(別公募)
  • 交付決定前に着手した事業の経費
  • 本事業と関係のない一般的な営業活動費
  • 土地・建物の取得費
  • 事業者の通常業務に係る経常的経費
  • 他の補助金で補助される経費との重複分

よくある質問

Q「グローバルサウス諸国」とは具体的にどの国が対象ですか?
A

ASEAN加盟国、南西アジア(インド・パキスタン・バングラデシュ等)、中央アジア・コーカサス諸国、中東諸国、アフリカ諸国、中南米諸国、太平洋島嶼国等が対象です。範囲が広く解釈の余地があるため、対象国の判断に迷う場合は補助金事務局(r7h_inquiry_fspoc@gshojo.jp)に都度相談することが公募要領で推奨されています。中国・韓国等の既存主要市場は対象外と理解しておくとよいでしょう。

QFS事業と小規模実証事業はどう違いますか?
A

FS事業(事業実施可能性調査)は、現地市場調査・パートナー発掘・収益性評価・法令調査等の事前調査段階を支援するもので、補助上限は1億円です。一方、小規模実証事業は実機・実システムを使った現地での実証実験段階を支援するもので、補助上限は5億円です。FS事業の成果を踏まえて次の実証事業に展開する2段階利用も想定されています。

Q中小企業と大企業で補助率は変わりますか?
A

はい、補助率は中小企業のみ2/3以内、それ以外(大企業等)は1/2以内となっています。中小企業の方が手厚い支援を受けられる設計です。中小企業の定義は中小企業基本法に基づきますので、申請前に自社が中小企業に該当するかを必ず確認してください。

QDX/GX分野以外の事業も対象になりますか?
A

公募要領上、DX/GX分野等が重点領域として位置付けられていますが、それ以外のグローバルサウス諸国の課題解決に資する事業も対象となり得ます。ただし、重点領域に該当する事業の方が審査で優位になる可能性が高いため、自社事業を可能な限りDX/GX文脈で位置付ける工夫が重要です。詳細は事務局への事前相談で確認してください。

Q申請期間はどのくらいですか?延長はありますか?
A

申請期間は2026年4月17日から5月11日までと、約1か月の短期間です。海外案件特有の現地パートナーとの調整・MOU締結・現地法令確認等に時間を要するため、締切ギリギリではなく余裕を持った提出が必須です。延長の有無は予算執行状況等によりますので、最新情報は公式サイト(https://r7h-gs-hojo-web-fspoc.jp/)で確認してください。

Qウクライナ復興支援関連の海外展開も対象ですか?
A

いいえ、ウクライナ復興支援関連事業は本制度の対象外であり、別途公募が行われます。同様に、大型実証事業や中東欧諸国等連携強化事業も別公募です。グローバルサウス諸国向けの中小規模のFS・実証事業が本制度の対象範囲となりますので、自社案件がどの公募に該当するかを事務局に確認することをお勧めします。

Q現地パートナーがまだ決まっていない段階でも申請できますか?
A

FS事業(事業実施可能性調査)であれば、現地パートナー発掘そのものを調査内容に含めて申請することが可能です。一方、小規模実証事業の場合は実証実施のための現地パートナーが必須となります。いずれの場合も、申請時点でMOUや覚書等の具体的な連携エビデンスを提示できると審査で大きく評価されます。

Q他の海外展開補助金(JETRO等)と併用できますか?
A

同一経費について他の国庫補助金との併用は原則不可です。JETROの海外展開支援、中小機構の海外展開支援、経産省の他の海外展開関連補助金との重複には特に注意が必要です。ただし、補助対象経費を明確に区分できる場合は、自治体補助金や民間助成金との組み合わせが可能です。事前に事務局へ相談し、経費の切り分けを明確にすることを推奨します。

Q他の補助金・助成金と併用できますか?
A

本補助金は経済産業省所管の国庫補助金であるため、同一経費について他の国庫補助金との併用は原則として認められません。特に、JETROの海外展開支援事業、中小機構の海外展開支援、経産省の他の海外展開関連補助金との重複には注意が必要です。 ただし、補助対象経費を明確に区分できる場合は、地方自治体の海外展開補助金や民間財団の助成金との組み合わせが可能です。例えば、本事業でFS調査費を賄い、別途自治体の見本市出展補助で現地展示会出展費を手当てするといった使い分けが考えられます。 また、本事業は「大型実証」「ウクライナ復興支援」「中東欧諸国等連携強化事業」とは別公募である点に注意が必要です。同一企業が複数の関連事業に申請する場合は、事業内容の重複がないよう明確に切り分け、事務局への事前相談を行うことを強く推奨します。経済安全保障関連の補助制度は今後も拡充が見込まれるため、最新情報のキャッチアップが重要です。

詳細説明

令和7年度補正グローバルサウス未来志向型共創等事業費補助金とは

本制度は、経済産業省が所管するグローバルサウス諸国向け海外展開支援の大型補助金です。日本企業がASEAN・南西アジア・中東・アフリカ・中南米等の新興市場でインフラ等の海外展開を進める際の、事業実施可能性調査(FS事業)と小規模実証事業を支援します。

制度の背景と目的

グローバルサウス諸国は産業の脆弱さ、保健・防災・食糧問題等の課題を抱えており、これらの課題解決を通じた経済成長が期待されています。本制度は以下の3つの政策目的を持ちます。

  • 日本国内産業の活性化:グローバルサウス市場の成長力を活かした輸出拡大
  • 米国関税対応:米国関税の影響を受ける日本企業の新市場開拓
  • 経済安全保障の確保:特定国への依存低減・サプライチェーン強靱化

補助上限額・補助率

事業区分により補助上限額が大きく異なります。

  • FS事業:上限1億円
  • 小規模実証事業:上限5億円

補助率は1/2以内(中小企業のみ2/3以内)と、海外展開系補助金としては高水準です。

重点分野

特にDX/GX分野等での課題解決型事業が重点的に支援されます。デジタルインフラ・脱炭素技術・スマートシティ・再生可能エネルギー等の領域で、日本企業の強みを活かした提案が期待されています。

対象国(グローバルサウス諸国)

本制度では「グローバルサウス諸国」を以下のように定義しています。

  • ASEAN加盟国
  • 南西アジア(インド、パキスタン、バングラデシュ等)
  • 中央アジア・コーカサス諸国
  • 中東諸国
  • アフリカ諸国
  • 中南米諸国
  • 太平洋島嶼国等

対象国の判断に迷う場合は、補助金事務局に都度相談することが推奨されています。

対象外となる事業

以下の事業は別公募となるため、本制度の対象外です。

  • 大型実証事業
  • ウクライナ復興支援関連事業
  • 中東欧諸国等連携強化事業

申請期間と方法

申請期間は2026年4月17日から5月11日までと約1か月の短期間です。申請手続きの詳細は公式サイト(https://r7h-gs-hojo-web-fspoc.jp/)で確認してください。問い合わせは事務局(r7h_inquiry_fspoc@gshojo.jp)まで。

採択のポイント

採択のカギは経済安全保障ストーリーとの整合性現地パートナーの実在性です。単なる海外展開ではなく、特定国依存の低減・サプライチェーン強靱化への寄与を明示し、現地企業・政府機関との具体的な連携実績やMOU等を提示できると審査優位性が高まります。

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