そもそも促進上乗せ措置って何?通常の補助金とどう違うの?

佐藤

佐藤

編集長

室谷さん、この「促進上乗せ措置」って聞き慣れないんですけど、いったい何なんですか?
室谷

室谷

代表取締役

佐藤さん、良い質問です!これは事業再構築補助金の第13回公募で採択された事業者が、さらに追加で受けられる上乗せ支援なんです。
佐藤

佐藤

編集長

えっ、追加でもらえるってこと?普通の補助金とは別枠なんですか?
室谷

室谷

代表取締役

そうです。本体の補助金に加えて、卒業促進上乗せ措置か中長期大規模賃金引上促進上乗せ措置のどちらかを申請できるんです。両方は選べませんけどね。
佐藤

佐藤

編集長

卒業促進?賃金引き上げ?それぞれ何が違うんですか?
室谷

室谷

代表取締役

卒業促進は中小企業から中堅企業にステップアップするための上乗せ。もう一方は従業員の給料を大幅に上げる計画がある事業者向けです。どちらもポストコロナの経済変化に対応するための思い切った支援なんです。
佐藤

佐藤

編集長

なるほど!本体の補助金とは別に、さらに挑戦する企業を後押しする仕組みってわけか。でも、これってもう第13回で採択された人しかダメなんですよね?
室谷

室谷

代表取締役

その通り。このページは第13回公募で採択された補助金交付候補者の専用サイトです。他の回で採択された方は対象外ですから注意してくださいね。

なぜ今この制度が必要なの?

佐藤

佐藤

編集長

そもそも事業再構築補助金って、ポストコロナのための制度ですよね。上乗せまで用意する理由って何なんですか?
室谷

室谷

代表取締役

日本経済の構造転換を促すのが目的です。ポストコロナの時代に対応するために、新市場進出や業態転換、事業再編といった思い切った挑戦を支援したい。特に規模を拡大したり賃金を大幅に上げたりする企業には、通常の補助だけじゃ足りないという判断でしょうね。
佐藤

佐藤

編集長

確かに、中小企業がいきなり中堅企業に成長しようと思ったら、かなりの投資が必要ですもんね。
室谷

室谷

代表取締役

そこを後押しするのがこの上乗せ措置です。最大1億5,000万円という補助上限額は、中小企業向け補助金としては最大級ですから!
佐藤

佐藤

編集長

マジですか!1.5億って、そんなにでかいんですね。びっくりですわ。
促進上乗せ措置の2つの類型
卒業促進上乗せ措置
中小企業から中堅企業への成長(卒業)を目指す事業者向け。企業規模の拡大を支援し、経済的インパクトを生み出す。
中長期大規模賃金引上促進上乗せ措置
従業員の賃金を中長期的に大規模に引き上げる計画を持つ事業者向け。収益改善を処遇改善に還元する好循環を後押し。

誰が申請できる?対象者と要件を確認!

佐藤

佐藤

編集長

じゃあ具体的にどんな人が対象になるんですか?まず基本の要件から教えてください。
室谷

室谷

代表取締役

大前提として、事業再構築補助金の第13回公募で採択された補助金交付候補者であること。そして卒業促進上乗せ措置か中長期大規模賃金引上促進上乗せ措置の対象として採択されている必要があります。
佐藤

佐藤

編集長

つまり、本体の公募に通った上で、さらに上乗せの対象にも選ばれてないといけないってことですね。
室谷

室谷

代表取締役

その認識で合ってます。それからGビズIDプライムアカウントを保有していることも必須です。2023年3月31日で暫定アカウントは使えなくなったので、新たに正式なプライムアカウントを取得してくださいね。
佐藤

佐藤

編集長

GビズID、ちゃんと準備しておかないとダメなんですね。ところで、業種の制限ってあるんですか?
室谷

室谷

代表取締役

かなり広いですよ。製造業、情報通信業、建設業、卸売業・小売業、宿泊業・飲食サービス業、医療・福祉など、実に様々な業種が対象です。第13回公募ではサプライチェーン強靱化枠はありませんが、それ以外は幅広くカバーされています。

卒業促進上乗せ措置の要件は?

佐藤

佐藤

編集長

卒業促進って、具体的にどういう要件があるんですか?
室谷

室谷

代表取締役

まず事業再構築の補助事業終了後3〜5年の間に、事業場内最低賃金を年額45円以上の水準で引き上げること。さらに従業員数を年平均成長率1.5%以上増員させること。この2つを両方クリアする必要があります。
佐藤

佐藤

編集長

年45円以上の賃上げと、毎年1.5%ずつ従業員を増やす…結構ハードル高そうですね。
室谷

室谷

代表取締役

でもその分、補助上限も大きいんです。この措置は中小企業から中堅企業にステップアップするためのものなので、成長意欲が本物かどうかが問われます。
佐藤

佐藤

編集長

なるほど。単に規模を大きくするだけでなく、ちゃんと従業員の処遇も改善しながら成長しろってことですね。

中長期大規模賃金引上促進上乗せ措置の要件は?

佐藤

佐藤

編集長

じゃあもう一つの賃金引き上げタイプはどうですか?
室谷

室谷

代表取締役

こちらは成長分野進出枠またはコロナ回復加速化枠の補助事業終了後3〜5年で、中小企業・特定事業者・中堅企業の規模から卒業することが要件です。つまり企業規模そのものを一段階上げる必要があるんですね。
佐藤

佐藤

編集長

規模の卒業って、具体的にはどういう状態になることですか?
室谷

室谷

代表取締役

中小企業基本法で定義されている中小企業の範囲を超えて、中堅企業や大企業になることです。資本金や従業員数で線引きがありますが、詳細は公募要領をご確認ください。
佐藤

佐藤

編集長

つまり、この上乗せ措置を使うなら、最終的には「うちはもう中小企業じゃありません」と言えるレベルまで成長しろ、と。
室谷

室谷

代表取締役

そうです。だからこそ補助上限額も大きいんですよ。本気の成長計画が求められます。

従業員数や地域の制約は?

佐藤

佐藤

編集長

従業員数に制限ってありますか?例えば「50人以下しかダメ」みたいな。
室谷

室谷

代表取締役

いいえ、この制度に従業員数の制約はありません。中小企業でも大企業でも、というかこの上乗せは中小企業が対象ですが、従業員数の上限は設けられていないんです。
佐藤

佐藤

編集長

じゃあ従業員が何人でも申請できる可能性があるんですね。地域は全国ですか?
室谷

室谷

代表取締役

全国の中小企業等が対象です。地域を問わず活用できますから、地方の企業さんもチャンスがありますよ。
上乗せ措置の要件比較
項目卒業促進中長期大規模賃金引上促進
補助上限額成長分野進出枠・コロナ回復加速化枠に準じる3,000万円
補助率中小1/2、中堅1/3中小1/2、中堅1/3
主な要件事業終了後3〜5年で最低賃金年額45円以上UP+従業員数年平均1.5%増事業終了後3〜5年で中小企業・特定事業者・中堅企業の規模から卒業
申請のタイミング本体の交付申請と同時~本体の事業実施期間終了まで同左

いくらもらえる?補助額と補助率をチェック!

佐藤

佐藤

編集長

じゃあ肝心のお金の話ですよ。上限1.5億って聞きましたけど、実際の補助額はどう決まるんですか?
室谷

室谷

代表取締役

補助上限額は最大1億5,000万円。でもこれは上乗せ措置単独の上限ではなく、本体の補助金と合わせた最大値という理解でいいでしょう。補助率は公募要領をご確認ください。
佐藤

佐藤

編集長

あれ?公募要領確認って、具体的な数字は書いてないんですか?
室谷

室谷

代表取締役

この促進上乗せ措置のページには「補助率 公募要領をご確認ください」としか表示されていません。ただ、経済産業省の資料によると、卒業促進上乗せ措置の補助率は中小企業1/2、中堅企業1/3で、補助上限額は本体の枠(成長分野進出枠やコロナ回復加速化枠)に準じます。
佐藤

佐藤

編集長

ということは、本体の枠で例えば従業員規模が大きければ、上乗せ分も大きくなる可能性があるんですね。
室谷

室谷

代表取締役

その通り。中長期大規模賃金引上促進上乗せ措置の方は補助上限3,000万円と明記されています。こちらは比較的分かりやすいですね。

従業員規模でどう変わる?

佐藤

佐藤

編集長

本体の枠の補助上限を知りたいんですけど、例えば従業員20人以下の会社だとどのくらいですか?
室谷

室谷

代表取締役

成長分野進出枠(通常類型)の場合、20人以下の中小企業で補助上限1,500万円、21〜50人で3,000万円、51〜100人で4,000万円、101人以上で6,000万円という設定です(出典:経済産業省「第13回公募の概要」)。これに上乗せ措置が加わるわけです。
佐藤

佐藤

編集長

ここで注意したいのが、上乗せ措置の補助対象経費は本体の経費と明確に分ける必要があるってことです。同じ経費に二重に補助金を充てることはできません。
室谷

室谷

代表取締役

そうなんです。会計処理をしっかり区分しておかないと、後でトラブルになりますよ。

どんな経費が対象?使えるお金と使えないお金

佐藤

佐藤

編集長

じゃあ具体的にどんなものにお金を使えるんですか?補助対象経費を教えてください。
室谷

室谷

代表取締役

まず対象になる経費をカテゴリー別に見ていきましょう。
  • 建物費: 建築・改修費、撤去費、賃貸物件の原状回復費
  • 機械装置・システム構築費: 設備・機械の購入費、システム開発費、ソフトウェア導入費
  • 技術導入費: 知的財産権の導入費、技術移転費用
  • 専門家経費: コンサルタント費用、技術指導費用
  • 運搬費: 設備の運搬・搬入費用
  • クラウドサービス利用費: クラウド利用料、サブスクリプション費用
  • 外注費: 加工・設計等の外注費用
  • 広告宣伝・販売促進費: 広告制作費、展示会出展費
佐藤

佐藤

編集長

結構幅広いんですね。これなら設備投資から販促までカバーできそうです。

対象外になる経費は?

佐藤

佐藤

編集長

逆に、これはダメって経費も教えてください。
室谷

室谷

代表取締役

はい、代表的な対象外経費を挙げます。
  • 人件費: 自社社員の給与は対象外
  • 土地の取得費用: 土地を買うお金は補助対象になりません
  • 汎用性のある備品: パソコンやタブレットなどの汎用品
  • 自動車等の車両購入費: 車両は基本的にNG
  • 補助事業に関係のない経費: 当然ですが、事業と無関係な支出は対象外
  • 消費税等の公租公課: 税金は対象外
  • 不動産の取得費用: 建物そのものの取得も難しい場合があります
佐藤

佐藤

編集長

パソコンがダメなのは痛いですね。でも事業に関係する設備やシステムはOKと。
室谷

室谷

代表取締役

あと、補助事業の不正受給には厳しい罰則があるので注意してください。虚偽の申請や目的外利用が判明した場合、交付決定取消しだけでなく、加算金を課した上で返還、さらに5年以下の懲役または100万円以下の罰金という刑事罰もあります。
佐藤

佐藤

編集長

えっ!そんなに重いんですか!真面目にやらないと本当にヤバいですね。
対象経費と対象外経費の一覧
メリット
  • 建物の建築・改修費、撤去費、原状回復費
  • 設備・機械の購入費、システム開発費、ソフトウェア導入費
  • 知的財産権の導入費、技術移転費用
  • コンサルタント費用、技術指導費用
  • 設備の運搬・搬入費用
  • クラウド利用料、サブスクリプション費用
  • 加工・設計等の外注費用
  • 広告制作費、展示会出展費
×デメリット
  • 人件費(自社社員の給与)
  • 土地の取得費用
  • 汎用性のある備品(PC・タブレット等)
  • 自動車等の車両購入費
  • 補助事業に関係のない経費
  • 消費税等の公租公課
  • 不動産の取得費用

申請の流れは?ステップごとに解説

佐藤

佐藤

編集長

じゃあ実際に申請する手順を教えてください。何から始めればいいんですか?
室谷

室谷

代表取締役

まず大前提として、第13回公募で採択通知を受け取っていることがスタートラインです。その後、以下のステップで進めます。
佐藤

佐藤

編集長

なるほど、まずは採択されてないと話にならないんですね。

Step1:採択通知の確認

室谷

室谷

代表取締役

第13回公募での採択通知を受け取っていることを確認します。促進上乗せ措置の対象として採択されていることが前提です。本体の補助金に通っただけではダメで、上乗せ措置の対象にもなっている必要があります。
佐藤

佐藤

編集長

本体の採択通知の中に、上乗せの可否も書いてあるんですか?
室谷

室谷

代表取締役

はい、採択結果でどちらの上乗せ措置の対象になったかが示されます。もし上乗せの対象になっていなければ、このページから申請することはできません。

Step2:GビズIDプライムアカウントの準備

室谷

室谷

代表取締役

jGrantsでの電子申請にはGビズIDプライムアカウントが必須です。先ほども言いましたが、2023年3月31日で暫定アカウントは利用終了しています。新たに正式なプライムアカウントを取得してください。
佐藤

佐藤

編集長

これ、結構手間取るって聞きますよね。早めに準備した方が良さそう。
室谷

室谷

代表取締役

そうですね。GビズIDの取得には審査があるので、1〜2週間見ておいた方が安心です。

Step3:交付規程・手引きの確認

室谷

室谷

代表取締役

事業再構築補助金の公式サイトから、交付規程・補助事業の手引き・各種様式をダウンロードします。この中に交付申請に必要な要件や書類の詳細が載っています。
佐藤

佐藤

編集長

ちゃんと目を通さないと、書類の不備で審査が止まっちゃいますね。
室谷

室谷

代表取締役

特に上乗せ措置ならではの要件も記載されているので、必ず確認してください。

Step4:交付申請書類の作成

室谷

室谷

代表取締役

手引きに従って、事業計画の詳細、経費内訳、スケジュールなどを盛り込んだ交付申請書類を作成します。促進上乗せ措置特有の要件(卒業計画や賃上げ計画など)も漏れなく記載しましょう。
佐藤

佐藤

編集長

ここが一番の山場ですね。専門家に相談した方がいいですか?
室谷

室谷

代表取締役

認定支援機関や中小企業診断士などの専門家のサポートを受けることを強くおすすめします。書類の品質向上と手続きの円滑化が期待できます。

Step5:jGrantsによる電子申請

室谷

室谷

代表取締役

対応ブラウザ(WindowsならChrome、Firefox、Edge。macOSならChrome、Firefox、Safari。AndroidならChrome)からjGrantsにアクセスして申請します。Internet Explorerは使わないでくださいね。
佐藤

佐藤

編集長

ブラウザの指定があるんですね。EdgeのIEモードもダメと。
室谷

室谷

代表取締役

そうです。あと、入力する文字にも注意が必要です。ダブルクォーテーション("や“ ”)、カンマ(,)、タブは使わないでください。特にホームページの情報をコピペするとタブが混入することがあるので気をつけて。
佐藤

佐藤

編集長

細かいけど、そこでエラーになると時間のロスになりますもんね。
交付申請の流れ
  1. 1
    採択通知の確認
    第13回公募で採択され、上乗せ措置対象であることを確認
  2. 2
    GビズIDプライムアカウント準備
    正式なプライムアカウントを取得(暫定アカウントは利用終了)
  3. 3
    交付規程・手引きの確認
    公式サイトから最新の様式・要件をダウンロード
  4. 4
    交付申請書類の作成
    事業計画・経費内訳・スケジュールを作成。上乗せ要件も反映
  5. 5
    jGrantsで電子申請
    対応ブラウザで禁止文字に注意しながら申請

審査で評価されるポイントは?

佐藤

佐藤

編集長

交付申請が通るかどうか、審査ではどんなところが見られるんですか?
室谷

室谷

代表取締役

一番重要なのは事業計画の具体性と実現可能性ですね。採択時に提出した事業計画に対して、具体的な実行方法を示す必要があります。
佐藤

佐藤

編集長

採択時の計画と変わっててもいいんですか?
室谷

室谷

代表取締役

基本的に採択時の計画の範囲内で実行するのが前提ですが、より詳細に具体化することが求められます。設備投資の仕様、導入スケジュール、収益計画を数値で裏付けましょう。
佐藤

佐藤

編集長

上乗せ措置ならではのポイントはありますか?
室谷

室谷

代表取締役

もちろん。卒業促進の場合は中堅企業への成長シナリオ、賃金引上促進の場合は具体的な賃上げ計画とその財源を明確にすることが重要です。上乗せ措置には成果目標が伴うので、達成に向けたロードマップが必須ですね。

経費の適正管理も評価対象

佐藤

佐藤

編集長

書類の内容以外に気をつけることはありますか?
室谷

室谷

代表取締役

経費の適正な管理体制も審査で見られます。先ほど言った罰則の話にも関連しますが、経費の使途を明確にし、証拠書類の管理体制を構築してください。
佐藤

佐藤

編集長

具体的にはどんなことをすればいいんですか?
室谷

室谷

代表取締役

例えば、発注書や契約書、納品書、請求書、振込明細などを時系列で保管する。さらに第三者によるチェック体制を設けるとより信頼性が高まります。内部の人間だけだと、うっかり不正になってしまうリスクもありますからね。

専門家の活用がカギ

佐藤

佐藤

編集長

室谷さんは事業者として実際に申請された経験もあるんですよね?どんなところで専門家に頼むといいですか?
室谷

室谷

代表取締役

そうですね。事業再構築補助金は申請書類が複雑なので、認定支援機関や中小企業診断士に計画策定からサポートしてもらうとスムーズです。特に上乗せ措置の要件は独特なので、専門家のノウハウが生きる場面が多いです。
佐藤

佐藤

編集長

費用はかかりますが、採択率を上げるためには投資と考えた方が良さそうですね。

申請時の注意点とよくあるトラブル

佐藤

佐藤

編集長

実際に申請するときに、良くあるミスや注意点を教えてください。
室谷

室谷

代表取締役

まずブラウザの対応。Internet ExplorerやEdgeのIEモードを使うとエラーが発生します。必ず指定のブラウザの最新版を使ってください。
佐藤

佐藤

編集長

うちの会社、まだIE使ってるところあるんですけど、もうダメですね(笑)。
室谷

室谷

代表取締役

あと、文字入力でダブルクォーテーションやカンマ、タブが入ってるとエラーになります。特にWebサイトからコピペすると見えないタブが入ることがあるので、入力後は確認しましょう。
佐藤

佐藤

編集長

目に見えないエラーって怖いですね。他には?
室谷

室谷

代表取締役

GビズIDの暫定アカウントが使えないことを知らずに、古い情報でログインしようとする人が多いです。2023年3月31日で終了しているので、新たにプライムアカウントを取得してください。

複数申請はできる?

佐藤

佐藤

編集長

この上乗せ措置と、他の補助金を併用することはできますか?
室谷

室谷

代表取締役

事業再構築補助金の促進上乗せ措置は本体と一体の制度なので、同一経費での他の国庫補助金との併用はできません。ただし、対象経費が異なる場合は、小規模事業者持続化補助金やIT導入補助金などとの組み合わせが可能な場合があります。
佐藤

佐藤

編集長

つまり、経費をうまく分ければ併用もあり得るんですね。
室谷

室谷

代表取締役

ただ、自治体独自の補助金や融資制度は併用できるケースが多いです。自己負担分を自治体の制度で補完する戦略も有効です。必ず事前に関係機関に確認してください。

不正受給のリスク

佐藤

佐藤

編集長

不正受給の話が出ましたけど、具体的にどんなケースがNGなんですか?
室谷

室谷

代表取締役

「虚偽の申請による不正受給」「補助金の目的外利用」「補助金受給額を不当に釣り上げて関係者へ報酬を配賦する」といった行為が該当します。これらが判明した場合、交付決定取消し、加算金付きでの返還、さらに5年以下の懲役または100万円以下の罰金という刑事罰もあります。
佐藤

佐藤

編集長

本当に刑事罰まであり得るんですね。これは絶対にやっちゃいけない。
室谷

室谷

代表取締役

お金をもらう以上、それに見合った事業を誠実に実行することが求められます。計画的にしっかり準備しましょう。

よくある質問

佐藤

佐藤

編集長

最後に、よく聞かれる質問をいくつか紹介してもらえますか?
室谷

室谷

代表取締役

はい。まず「誰が利用できるのか」という質問。これは第13回公募で採択され、かつ上乗せ措置の対象となった方だけです。他の回で採択された方は対象外です。
佐藤

佐藤

編集長

「補助上限額はいくらか」は既に出ましたね。あとは「GビズIDの暫定アカウントは使えるか」も要注意。
室谷

室谷

代表取締役

そうですね。「どのブラウザで申請できるか」もよく聞かれます。WindowsはChrome、Firefox、Edge。macOSはChrome、Firefox、Safari。AndroidはChromeです。Internet Explorerは絶対に使わないでください。
佐藤

佐藤

編集長

禁止文字はダブルクォーテーション、カンマ、タブ。これも覚えておかないと。
室谷

室谷

代表取締役

あともう一つ、「交付申請はいつまでにやればいいのか」という質問。募集期間は2025年6月30日から2032年10月29日までと長期にわたっていますが、新規申請は事業計画期間終了の6か月前で受付終了になります。ギリギリにならないよう注意してください。