募集中全国対象
やや難しい
準備期間の目安: 約45

【観光庁】観光振興事業費補助金(地域資源を活用した観光まちづくり推進事業)

基本情報

補助金額
2億円
補助率: 補助率は2分の1以内とします。
0円2億円
募集期間
2026-03-12 〜 2026-04-22
残り35
対象地域日本全国
対象業種分類不能の産業
使途新たな事業を行いたい / まちづくり・地域振興支援がほしい / 設備整備・IT導入をしたい

この補助金のまとめ

観光庁が令和8年度に実施する「地域資源を活用した観光まちづくり推進事業」は、地域固有の歴史・食・自然・文化といった資源を活かした体験拠点の施設整備を支援する補助金です。1事業あたり最大2億円(補助率2分の1以内)という大規模な支援規模が特徴で、インバウンド需要の取り込みや観光地としての質的向上を目指す事業に適しています。近年、単なる「モノ消費」から「コト消費」へと旅行者の嗜好が変化する中、地域ならではのストーリーに基づく体験を提供できる施設や環境の整備が急務となっています。本補助金はその課題に直接応える制度設計となっており、古民家の再生・活用から自然体験フィールドの整備、食文化の体験施設まで幅広い施設整備が対象となります。対象者は地方自治体・DMO・民間事業者を含む連携体制であり、単独申請より地域全体の観光振興につながる取り組みが評価される傾向があります。申請期限は2026年4月22日と限られているため、地域資源を活かした観光まちづくりを検討している事業者・自治体は早急に検討を開始することが重要です。

この補助金の特徴

1

最大2億円の大規模施設整備支援

本補助金の最大の特徴は、1事業あたり最大2億円という大型の補助上限額です。観光関連の補助金は数百万円規模が多い中、建築工事・改修工事・外構整備などを含む本格的な施設整備に対応できる規模感は他に類を見ません。補助率は2分の1以内のため、事業総額4億円規模のプロジェクトまで対応可能です。

2

4つの地域資源カテゴリに特化した支援

「歴史的資源(古民家等)」「食」「自然」「文化」という4つの資源カテゴリに基づく施設整備を対象としており、地域の個性を活かしたコンセプト設計が求められます。単なる施設建設ではなく、地域のストーリーに根ざした体験の場づくりという視点が審査においても重視されます。

3

インバウンド対応・回遊性向上を明示的に評価

インバウンド向け体験創出や観光客と住民の動線分離といった要素が対象事業として明示されており、訪日外国人を意識した施設設計・運営計画を盛り込むことで採択可能性が高まります。地域内の回遊性向上策も評価軸となるため、点ではなく面での観光地域づくりの視点が重要です。

4

建築・土木工事から設計費まで幅広い経費が対象

建築工事費・改修工事費はもちろん、設計費・付帯工事費・消防施設工事費・舗装工事費・造園工事費等も対象経費として認められています。プロジェクトの計画段階から施工完了まで一連の費用をまとめて申請できる点は、大規模プロジェクトの資金計画において大きなメリットです。

ポイント

最大2億円・補助率1/2という大規模支援と、歴史・食・自然・文化の4カテゴリに特化した体験拠点整備が本制度の核心です。インバウンド対応や地域回遊性向上を計画に組み込むことで、採択評価が高まります。

対象者・申請資格

申請主体の種別

  • 地方自治体(都道府県・市区町村)
  • DMO(観光地域づくり法人)— 登録DMO・候補DMO等
  • 民間事業者(法人格を有する企業・NPO法人等)
  • 上記の連携による組織・団体・協議会等

事業の性質要件

  • 地域資源(歴史的資源・食・自然・文化)を活用した観光まちづくりに資する事業であること
  • 地域のストーリーに基づく体験の拠点となる施設等の整備を目的とすること
  • インバウンド向け体験創出、回遊性向上、観光客と住民の動線分離のいずれかに寄与すること

対象事業の要件

  • 建造物等の新築・改修・除却・整備を伴う事業であること
  • 周辺環境(庭・外構等)の整備を含む場合も対象
  • 令和8年度予算成立を前提とした事業計画であること

連携体制の要件

  • 地域全体の観光振興に資する連携体制が構築されていることが望ましい(一般的には協議会・連携組織等の形成が評価される)

ポイント

地方自治体・DMO・民間事業者のいずれも申請可能ですが、連携組織や協議会としての申請が審査上有利とされる傾向があります。地域資源を活かした体験拠点整備という目的への適合性が最も重要な要件です。

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申請ガイド

1

ステップ1: 事業概要の整理と要件確認

申請期間(2026年3月12日〜4月22日)を踏まえ、まず地域資源の棚卸しと活用コンセプトを明確化します。4つの資源カテゴリ(歴史・食・自然・文化)のどれに該当するか、インバウンド対応・回遊性向上への貢献をどう設計するかを整理してください。令和8年度予算成立が前提のため、予算状況の確認も並行して行います。

2

ステップ2: 事務局への事前相談

応募前に事務局(hqt-kankyoseibi-hard@ki.mlit.go.jp)へのメール照会を強く推奨します。申請書類の様式・提出方法・評価基準の詳細は公募要領に基づくため、参照HP(https://www.mlit.go.jp/kankocho/kobo05_00090.html)から最新の公募要領を必ず入手・精読してください。

3

ステップ3: 申請書類の作成

事業計画書、収支計画書、施設整備の設計概要、地域資源の活用方針、連携体制図等を作成します。施設整備費の積算根拠(設計費・工事費の見積書等)も必要となる場合が一般的です。

4

ステップ4: 電子メールでの申請提出

申請方法は電子メールのみです。提出先は事務局メール(hqt-kankyoseibi-hard@ki.mlit.go.jp)で、締切は2026年4月22日です。添付ファイルの形式・容量制限等は公募要領を確認の上、余裕をもって送付してください。

5

ステップ5: 審査・採択通知への対応

提出後は書類審査・ヒアリング等が行われる場合があります(一般的な流れ)。採択後は交付申請・実績報告等の手続きが続くため、スケジュール管理体制を整えておくことが重要です。

ポイント

申請期限は2026年4月22日で、提出は電子メールのみです。公募要領の精読と事務局への事前相談を早期に行い、施設整備費の積算根拠を含む詳細な事業計画書の作成に十分な時間を確保してください。

審査と成功のコツ

地域資源の独自性とストーリーの明確化
審査では、その地域でなければ実現できない体験・施設であることの説得力が重視されます。地域資源の歴史的背景・文化的意義を丁寧に説明し、「なぜここで、なぜこの施設なのか」というストーリーを一貫させてください。観光庁が重視する「地域のストーリーに基づく体験」という表現を計画書全体で意識することが重要です。
インバウンド需要への具体的対応策の提示
外国人旅行者の受入環境整備(多言語対応・Wi-Fi・キャッシュレス等)や、インバウンド向け体験プログラムの設計を具体的に盛り込んでください。訪日外国人の需要動向データを引用し、ターゲット市場(国・客層)を明示した計画が評価されます。
地域全体の回遊性向上への貢献を可視化
点の整備ではなく、周辺施設・観光スポットとの動線設計や連携を図面・マップ等で視覚化すると説得力が増します。観光客と住民の動線分離計画も具体的に示すことで、地域生活との共存を意識した計画として評価されます。
連携体制の強固さと実施体制の信頼性
DMO・自治体・民間事業者の役割分担が明確な連携協議会を組成し、各主体のコミットメントを明示してください。過去の実績(観光事業・施設運営等)や専門人材の配置計画も採択評価に影響します。
費用対効果と持続可能性の説明
2億円規模の補助を受けた後の運営計画・収益モデルを具体的に示し、補助終了後も自立運営できることを説明してください。観光消費額の増加予測・雇用創出効果等の定量的な効果見込みを盛り込むと、費用対効果の説明として有効です。

ポイント

採択の鍵は「地域ならではのストーリー」「インバウンド対応の具体性」「回遊性向上への貢献の可視化」「補助後の自立運営計画」の4点です。連携体制の強固さと各主体の役割明確化も重要な審査ポイントとなります。

対象経費

対象となる経費

建築・建設工事費(3件)
  • 建築工事費(新築・増築)
  • 改修工事費(既存建物のリノベーション等)
  • 除却工事費(老朽建物の解体)
付帯・設備工事費(2件)
  • 付帯工事費(電気・給排水・空調等)
  • 消防施設工事費(スプリンクラー・避難設備等)
外構・造園工事費(3件)
  • 舗装工事費(駐車場・園路・広場等)
  • 造園工事費(植栽・庭園整備等)
  • 外構整備費(フェンス・門扉・塀等)
設計・計画費(3件)
  • 建築設計費
  • 施工管理費(一般的に認められる場合)
  • 測量・地質調査費(一般的に認められる場合)
周辺環境整備費(2件)
  • 庭園整備費
  • 景観整備費(看板・案内板等の外構付帯物)

対象外の経費

対象外の経費一覧(7件)
  • 備品・什器・家具類(机・椅子・調理器具等の動産)
  • ソフトウェア・システム開発費(施設整備補助の対象外)
  • 人件費・スタッフの研修費
  • 広告宣伝費・マーケティング費用
  • 消耗品費・運営経費
  • 土地の取得費・賃借料
  • 既存ローン・債務の返済

よくある質問

Q民間事業者が単独で申請できますか?
A

はい、民間事業者も申請主体として認められています。ただし、本補助金は地域全体の観光まちづくりを推進することを目的としているため、地方自治体やDMO等との連携体制を組んだ申請が審査上有利とされる傾向があります。単独申請の場合も、地域の観光振興計画との整合性や関係機関との協力関係を計画書で明示することが重要です。詳細は事務局(hqt-kankyoseibi-hard@ki.mlit.go.jp)にご確認ください。

Q古民家を購入して改修する場合、土地・建物の取得費も対象になりますか?
A

一般的に、補助金における対象経費は工事費・設計費等の「整備費用」が中心であり、土地・建物の取得費(購入費)は対象外となる場合がほとんどです。本補助金においても、改修工事費・付帯工事費等は対象として明示されていますが、不動産取得費については対象外と考えるのが一般的です。ただし、公募要領の詳細な経費区分は必ず確認いただき、不明点は事務局へ事前相談することを強く推奨します。

Q補助率2分の1以内とはどういう意味ですか?自己負担はいくら必要ですか?
A

補助率2分の1以内とは、対象経費の合計額のうち最大50%を国が補助するという意味です。例えば対象工事費が2億円の場合、国から最大1億円の補助を受けられますが、残りの1億円は申請者が自己資金や融資で負担する必要があります。上限の2億円の補助を受けるには、対象経費が4億円以上の事業規模が必要です。自己負担分の資金調達計画も事業計画書に含めることが一般的に求められます。

Q令和8年度予算成立が前提とのことですが、不成立の場合はどうなりますか?
A

令和8年度予算が国会で成立しない場合、本補助金自体が実施されない可能性があります。採択通知を受けた場合でも、予算成立を確認するまでは工事発注・契約等の行為を行うことはリスクがあります。一般的に、予算成立前の工事着手は補助対象外となる場合があるため、採択後も予算動向を注視し、事務局からの正式な交付決定通知を受けてから本格的な事業推進を行うことを推奨します。

Q申請書類はどのように準備すればよいですか?様式はありますか?
A

申請書類の様式や提出方法の詳細は、観光庁の公式参照HP(https://www.mlit.go.jp/kankocho/kobo05_00090.html)に掲載されている公募要領をご確認ください。一般的に、事業計画書・収支計画書・施設整備の概要図・連携体制図・工事費見積書等が必要となります。不明点は事務局メール(hqt-kankyoseibi-hard@ki.mlit.go.jp)へ事前相談することを強く推奨します。申請期限(2026年4月22日)まで時間が限られているため、早急に公募要領を入手・確認してください。

Qインバウンド対応が求められているとのことですが、具体的にどのような内容を計画書に盛り込めばよいですか?
A

インバウンド対応の具体的内容として、多言語(英語・中国語・韓国語等)対応のサイン・案内板・パンフレット、外国人旅行者向け体験プログラムの設計(文化体験・着付け・料理体験等)、無料Wi-Fi・キャッシュレス決済対応の整備、外国人旅行者のターゲット市場(国・客層)の明示、インバウンド需要の定量的な見込みデータの引用、などが計画書に盛り込む要素として考えられます。施設設計においても、バリアフリー・多言語対応を意識した動線・表示計画を示すと審査評価が高まります。

QDMOとは何ですか?DMOでなければ申請できませんか?
A

DMO(Destination Management/Marketing Organization)とは、観光地域づくりの司令塔として、多様な関係者と協働しながら観光地のマネジメント・マーケティングを行う法人です。観光庁に登録された「登録DMO」「候補DMO」が代表的ですが、本補助金の申請主体はDMOに限定されていません。地方自治体・民間事業者・連携組織・協議会等も申請可能です。ただし、DMOが参画する連携体制での申請は、地域全体の観光戦略との整合性が示しやすく、審査において評価される傾向があります。

Q既に設計・工事に着手している場合でも申請できますか?
A

一般的に補助金は、交付決定(採択・承認)以前に着手した工事・契約については補助対象外となります。本補助金においても、交付決定前の発注・契約・着工は補助対象とならない可能性が高いため、現時点では設計・工事に着手しないことが重要です。ただし、設計の検討・見積取得・業者選定の準備等は一般的に問題ないとされる場合があります。具体的な線引きは公募要領および事務局への確認が必須です。

Q他の補助金・助成金と併用できますか?
A

本補助金は国土交通省・観光庁が所管する施設整備補助のため、他の国庫補助金との重複受給は原則として禁止されています。同一の施設・工事に対して複数の国補助金を重ねることはできないため、申請前に他の補助金との対象経費の切り分けを明確にしてください。一方で、対象経費が異なる補助金との併用は一般的に認められる場合があります。例えば、施設整備(ハード整備)に本補助金を活用しながら、運営支援や人材育成(ソフト事業)には別の補助金を活用するという組み合わせが考えられます。具体的な組み合わせ例として、観光庁の訪日外国人旅行者受入環境整備関連のソフト系補助金や、中小企業庁の「IT導入補助金」(宿泊施設のシステム導入等)との組み合わせが、対象経費の切り分けを前提に検討できます。また、地方自治体の単独補助制度(都道府県・市区町村の観光振興補助等)とは、国庫補助との関係を事前に自治体担当者に確認した上で、上乗せや補完活用が可能な場合があります。併用可否の最終判断は、各補助金の公募要領および事務局への確認が必須です。本補助金の事務局(hqt-kankyoseibi-hard@ki.mlit.go.jp)に個別相談することを強く推奨します。

詳細説明

補助金の背景と目的

観光庁が推進する「地域資源を活用した観光まちづくり推進事業」は、地方創生と観光立国の実現を両輪として推進する国家的な施策の一環です。訪日外国人旅行者数が回復・拡大する中、観光地の「量」から「質」への転換が求められており、地域固有の資源に基づくオーセンティックな体験を提供できる施設・環境の整備が急務となっています。

本補助金は、「歴史的資源(古民家等)」「食」「自然」「文化」という4つの地域資源カテゴリに根ざした体験拠点の施設整備を国が直接支援するものです。令和8年度予算を財源とし、1事業あたり最大2億円・補助率2分の1以内という大規模な支援体制を組んでいます。

対象となる事業の具体的イメージ

  • 歴史的資源の活用: 築100年以上の古民家を宿泊・体験施設としてリノベーションし、地域の歴史文化を体感できる拠点を整備する事業。茅葺き屋根の修繕・耐震補強・バリアフリー化等の改修工事が対象となります。
  • 食文化の拠点整備: 地域の農漁業・郷土料理をテーマにした体験型観光施設(食の駅・農家レストラン施設棟等)の新築・増築。調理実習スペースや直売所を備えた施設の建築工事が想定されます。
  • 自然資源の活用: 里山・湿原・渓谷等の自然資源を活かしたビジターセンターや自然体験フィールドの整備。木道・展望デッキ・案内施設等の建設工事が対象となります。
  • 文化資源の発信拠点: 伝統工芸・芸能・祭り等の文化資源を体験できるワークショップ施設や文化伝承館の整備。既存施設の改修・バリアフリー化・多言語対応設備の設置等も含まれます。

インバウンド対応と回遊性向上

本補助金が特に重視するのは、インバウンド向け体験の創出観光客と住民の動線分離です。増加する訪日外国人旅行者を受け入れながら、地域住民の生活環境を守るという視点は、オーバーツーリズム対策の観点からも評価されます。

具体的には、多言語対応サイン・インフォメーションセンターの設置、外国人旅行者向けの体験プログラムに対応した施設設計、住民エリアと観光エリアを明確に区分する動線計画等が計画書に盛り込まれることが望ましいです。また、地域内の回遊性向上という観点では、複数の観光スポットを結ぶ散策路・舗装工事や、観光案内機能を持つ拠点施設の整備が対象となります。一箇所への集中を避け、地域全体に観光消費を分散させる設計が高く評価されます。

申請にあたっての留意点

  • 令和8年度予算成立が前提: 本補助金は令和8年度予算の成立を条件としているため、予算審議の動向に注意が必要です。採択後も予算成立が確認されるまでは工事着手等の行為は慎重に行う必要があります。
  • 申請方法は電子メールのみ: 紙による郵送申請は認められていません。電子ファイルでの書類作成・送付が必須となります。添付ファイルの容量・形式等は事務局に事前確認してください。
  • 申請期限の厳守: 受付期間は2026年3月12日〜4月22日です。大規模な施設整備計画の場合、設計図書・工事見積書の準備に時間がかかるため、今すぐ準備を開始することを推奨します。
  • 連携体制の構築: 単独申請より、DMO・自治体・民間事業者が連携した協議会等での申請が評価される傾向があります。まだ連携体制が整っていない場合は、地元のDMOや観光協会への相談を急ぎましょう。

事業計画書作成のポイント

審査において最も重視されるのは、「地域のストーリーに基づく体験拠点」という本補助金のコンセプトへの適合性です。施設整備の技術的・経済的な妥当性はもちろん、「なぜこの地域で、なぜこの施設が必要か」という地域固有のナラティブを事業計画書全体で一貫して語れるかが採択の鍵となります。また、補助終了後の自立的な運営計画(収益モデル・集客戦略・維持管理体制等)を具体的に示すことで、投資対効果の説得力が増します。観光消費額・宿泊者数・雇用者数等の定量的な目標値を設定し、KPIとして明示することをお勧めします。

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