募集終了全国対象
やや難しい
準備期間の目安: 約120

LCCM住宅整備推進事業(全体設計承認)

基本情報

補助金額
140万円
0円140万円
募集期間
2024-01-09 〜 2024-01-19
対象地域日本全国
対象業種建設業

この補助金のまとめ

LCCM(ライフサイクルカーボンマイナス)住宅の整備を支援する国の補助事業で、住宅の建設時から廃棄までのライフサイクル全体でCO2排出量をマイナスにする先導的な脱炭素化住宅の建設費用を補助します。本件は「全体設計承認」の枠組みで、2024年1月9日から19日までの短期間で募集が行われました。補助上限額は140万円で、ZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)を超える高い環境性能が求められます。2050年カーボンニュートラル実現に向けた住宅分野の政策として、太陽光発電等の再生可能エネルギーによるCO2削減量が、建設時の資材製造や施工、居住中のエネルギー消費、将来の解体・廃棄までの全排出量を上回る住宅の普及を目指しています。建設業者にとっては、環境性能の高い住宅の施工実績を積み、差別化要因とするための有効な支援制度です。

この補助金の特徴

1

ライフサイクル全体でCO2マイナスを実現

LCCM住宅は、建設時の資材製造・施工から、居住中のエネルギー消費、修繕、最終的な解体・廃棄に至るまでのライフサイクル全体でCO2排出量をマイナスにする先導的な住宅です。太陽光発電等の再生可能エネルギーにより、排出を上回るCO2削減を達成します。

2

補助上限140万円の建設費支援

LCCM住宅の整備に要する費用に対して、上限140万円の補助を受けられます。高い環境性能を実現するための追加コスト(高性能断熱材、高効率設備、太陽光発電システム等)の一部を賄うことができます。

3

ZEHを超える最高水準の環境性能

一般的なZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)が居住時のエネルギー消費ゼロを目指すのに対し、LCCM住宅はそれを超えてライフサイクル全体でのカーボンマイナスを達成する最高水準の環境住宅です。

4

全体設計承認方式での申請

本募集は「全体設計承認」方式で、住宅の設計段階から全体のライフサイクルCO2を評価し、承認を得た上で建設・補助金交付を行う流れです。設計品質の担保と補助金の適正執行を両立する仕組みとなっています。

ポイント

LCCM住宅は現時点で住宅の環境性能の最高峰に位置づけられます。140万円の補助金額自体は建設費全体から見れば一部ですが、LCCM住宅の認定を取得すること自体が住宅の付加価値となり、将来的な不動産価値の維持・向上にもつながります。カーボンニュートラル政策の進展に伴い、今後さらに優遇措置が拡充される可能性がある分野です。

対象者・申請資格

住宅の性能要件

  • ライフサイクル全体でのCO2排出量がマイナスとなること
  • LCCM住宅の認定基準を満たす設計であること
  • 再生可能エネルギーの導入が必須

対象者

  • LCCM住宅を新築する建築主(施主)
  • 建設業者が代理申請するケースも想定

対象地域

  • 全国(地域制限なし)

申請方式

  • 全体設計承認方式(設計段階での事前承認が必要)

ポイント

LCCM住宅の基準を満たすには、高い断熱性能(UA値0.4以下程度)と大容量の太陽光発電システムが基本となります。設計段階でのライフサイクルCO2評価が必要なため、CASBEE等の評価ツールに精通した設計事務所との連携が不可欠です。

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申請ガイド

1

ステップ1:LCCM住宅の設計

LCCM住宅の基準を満たす住宅を設計します。高性能断熱材、高効率設備(エコキュート等)、太陽光発電システムの組み合わせで、ライフサイクル全体のCO2マイナスを実現する設計とします。

2

ステップ2:ライフサイクルCO2評価

CASBEE等の評価ツールを用いて、建設から廃棄までのライフサイクル全体のCO2排出量を算定し、マイナスとなることを確認します。

3

ステップ3:全体設計承認の申請

LCCM住宅整備推進事業実施支援室に全体設計の承認を申請します。設計図書、ライフサイクルCO2評価結果、見積書等を提出します。

4

ステップ4:承認・着工・完了報告

全体設計の承認を受けた後、着工します。完了後に実績報告を行い、検査を経て補助金が交付されます。

ポイント

全体設計承認方式は設計段階での事前審査があるため、着工前に補助金の見通しを立てられるメリットがあります。一方で、募集期間が短い(本募集は10日間)ため、事前に設計を完了させておく必要があります。LCCM住宅整備推進事業実施支援室のホームページでマニュアルや様式を事前に確認しておきましょう。

審査と成功のコツ

設計段階からCO2削減を最適化する
建材の選定段階からCO2排出量を意識し、製造時のCO2が少ない木材や再生材を積極的に採用しましょう。構造材に国産木材を使用することで、炭素固定量の加算も期待できます。
太陽光発電の容量を十分に確保する
ライフサイクル全体でのCO2マイナスを達成するには、十分な発電容量の太陽光パネル設置が不可欠です。屋根の方位・傾斜を最適化し、可能な限り大容量のシステムを搭載しましょう。蓄電池の併設も検討に値します。
評価ツールの活用と専門家への相談
ライフサイクルCO2評価は専門的な計算が必要です。CASBEE認定アセッサーや、LCCM住宅の設計実績がある設計事務所に相談し、確実に基準をクリアする設計を目指しましょう。
施主への環境価値の訴求
LCCM住宅は光熱費の大幅削減に加え、将来的な資産価値の維持、環境貢献という付加価値があります。施主に対して長期的なライフサイクルコストのメリットを提示し、追加投資への理解を得ることが重要です。

ポイント

LCCM住宅の建設は高い技術力が求められますが、それだけに完成後の差別化効果は大きくなります。建設業者にとっては施工実績がポートフォリオとなり、環境意識の高い顧客層への訴求力が飛躍的に向上します。補助金を「技術力証明への投資」と捉える視点が重要です。

対象経費

対象となる経費

設計・評価費(3件)
  • LCCM住宅の設計費
  • ライフサイクルCO2評価費
  • CASBEE評価費
高性能断熱関連費(3件)
  • 高性能断熱材の追加費用
  • 高断熱サッシ・窓の費用
  • 気密施工の追加費用
高効率設備費(3件)
  • 高効率給湯器(エコキュート等)
  • 全熱交換型換気システム
  • LED照明設備
再生可能エネルギー設備費(3件)
  • 太陽光発電システム設置費
  • 蓄電池システム費
  • HEMS(家庭用エネルギー管理システム)
その他環境性能向上費(3件)
  • 低炭素建材の追加費用
  • 省エネ型空調設備
  • 雨水利用システム

対象外の経費

対象外の経費一覧(6件)
  • 土地の取得費
  • 一般的な住宅建設費(環境性能向上に直接関係しない部分)
  • 外構・造園費
  • 家具・家電の購入費
  • 設計変更に伴う追加費用(承認後の変更)
  • 既存住宅の解体費

よくある質問

QLCCM住宅とZEH住宅の違いは何ですか?
A

ZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)は居住時のエネルギー消費をゼロにすることを目指す住宅です。一方、LCCM住宅はそれを超えて、建設時の資材製造・施工から解体・廃棄までのライフサイクル全体でCO2排出量をマイナスにします。つまりLCCM住宅はZEHの上位概念であり、居住時だけでなく建材の製造や将来の廃棄まで含めた環境負荷を評価する点が大きな違いです。

Q補助金140万円で足りますか?
A

LCCM住宅は一般住宅と比べて200〜500万円程度の追加コストがかかるとされており、140万円の補助金で全額をカバーすることはできません。ただし、光熱費の大幅削減(年間10〜20万円程度)による長期的なランニングコスト削減効果があり、住宅ローン減税の優遇措置も利用できるため、総合的には経済的メリットがあります。自治体の補助金との併用も検討しましょう。

Q全体設計承認とは何ですか?
A

設計段階でライフサイクルCO2評価の結果を提出し、LCCM住宅としての基準を満たす設計であることの承認を事前に受ける方式です。承認後に着工し、完了報告を経て補助金が交付されます。設計品質の担保と、着工前に補助金の見通しを立てられるメリットがあります。

Q既存住宅のリフォームは対象になりますか?
A

本事業はLCCM住宅の新築を対象としており、既存住宅のリフォーム・改修は対象外です。既存住宅の省エネ改修には、別途「既存住宅における断熱リフォーム支援事業」などの制度があります。

Qどのような建設業者に依頼すればよいですか?
A

LCCM住宅の設計・施工には高い技術力が求められます。ZEHビルダーの認定を受けている工務店・ハウスメーカーのうち、LCCM住宅の施工実績がある業者を選ぶのが安心です。CASBEE認定アセッサーとの連携体制がある業者であれば、ライフサイクルCO2評価もスムーズに進みます。LCCM住宅整備推進事業実施支援室のホームページで情報を確認することもお勧めします。

Q募集期間が10日間と短いですが、間に合いますか?
A

募集期間は短いため、事前準備が極めて重要です。設計を完了させ、ライフサイクルCO2評価を済ませた状態で募集開始を待つ必要があります。LCCM住宅整備推進事業実施支援室のホームページでマニュアルや様式が公開されていますので、募集前に必要書類を把握し、事前に作成しておきましょう。

Q他の補助金・助成金と併用できますか?
A

LCCM住宅整備推進事業は、同一住宅に対して他の国の住宅関連補助金との重複受給が制限される場合があります。ZEH補助金(環境省・経済産業省)やこどもエコすまい支援事業との併用可否は年度ごとに確認が必要です。ただし、地方自治体独自の住宅環境補助金との併用は認められるケースが多く、例えば市区町村の太陽光発電設置補助や省エネ住宅補助と組み合わせることで、施主の実質負担をさらに軽減できます。住宅ローン減税(住宅借入金等特別控除)との併用は可能で、LCCM住宅は長期優良住宅認定を取得できるケースが多いため、最大控除額の適用を受けられる可能性があります。

詳細説明

LCCM住宅とは

LCCM(ライフサイクルカーボンマイナス)住宅は、建設時の資材製造・施工から、居住中のエネルギー消費、修繕、最終的な解体・廃棄に至るまでのライフサイクル全体でCO2排出量をマイナスにする先導的な脱炭素化住宅です。太陽光発電等の再生可能エネルギーにより、排出を上回るCO2削減を実現します。

補助内容

  • 補助上限額:140万円
  • 対象:LCCM住宅の新築
  • 対象地域:全国

本募集について

本件は全体設計承認の方式で、2024年1月9日から1月19日までの募集です。設計段階で全体のライフサイクルCO2評価の承認を受け、その後建設・補助金交付となります。

LCCM住宅に求められる性能

  • 高い断熱性能(UA値0.4以下程度)
  • 高効率設備(エコキュート、全熱交換換気等)
  • 太陽光発電システムによる再生可能エネルギー導入
  • ライフサイクルCO2評価でマイナスを達成

問合せ先

LCCM住宅整備推進事業実施支援室
TEL:03-6803-6683
受付:月〜金 9:30〜17:00(12:00〜13:00除く)
E-Mail:info@lccm-shien.jp

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