募集終了全国対象
やや難しい
準備期間の目安: 約90

令和4年度 LCCM住宅整備推進事業(第3回)

基本情報

補助金額
140万円
0円140万円
募集期間
2021-11-15 〜 2023-01-31
対象地域日本全国
対象業種建設業

この補助金のまとめ

LCCM住宅整備推進事業(令和4年度第3回)は、2050年カーボンニュートラルの実現に向けた住宅の脱炭素化を推進する国の補助制度です。LCCM(ライフ・サイクル・カーボン・マイナス)住宅の整備に対して、1戸あたり上限140万円が補助されます。第3回公募は令和3年11月15日から令和5年1月31日までの長期募集で、設計・施工準備に十分な時間を確保できる点が特徴です。LCCM住宅は建設から解体までのライフサイクル全体でCO2排出量をマイナスにする最高水準の脱炭素住宅であり、ZEH基準を大幅に上回る性能が求められます。環境配慮型住宅の需要増加に応える建設事業者にとって、技術力の証明と補助金による競争力強化を両立できる制度です。

この補助金の特徴

1

1戸あたり最大140万円の補助で追加コストを軽減

LCCM住宅は高性能断熱材や大容量太陽光発電など通常住宅より建設コストが高くなりますが、1戸あたり上限140万円の補助により施主への価格転嫁を抑制できます。環境性能の高い住宅を競争力のある価格で提供するための重要な支援です。

2

約1年3か月の長期募集期間

令和3年11月15日から令和5年1月31日までの約1年3か月間と、他の補助金と比較して非常に長い募集期間が設定されています。設計段階からの入念な準備や、施主との打ち合わせを十分に行った上での申請が可能です。

3

全国どこでも申請可能

地域制限のない全国一律の国の制度です。寒冷地から温暖地まで、各地域の気候条件に応じたLCCM住宅の設計・施工が補助対象となります。地域区分ごとの断熱基準に適切に対応した設計が求められます。

4

住宅業界最高水準の環境認証を取得

LCCM住宅の施工実績は、建設会社にとって最高水準の環境技術力の証明になります。環境配慮住宅への関心が高まる中、LCCM住宅の実績は大きなブランド価値となります。

ポイント

長期の募集期間と1戸140万円の補助は、初めてLCCM住宅に取り組む建設事業者にとって参入しやすい条件です。設計から申請までの準備期間を十分に確保し、支援室のサポートを活用しながら着実に進めましょう。

対象者・申請資格

対象住宅の要件

  • LCCM住宅の基準を満たす新築戸建住宅であること
  • ライフサイクル全体でのCO2排出量がマイナスとなる設計であること
  • ZEH基準以上の断熱性能・省エネ性能を有すること
  • 再生可能エネルギー設備(太陽光発電等)を導入すること

対象事業者

  • 建設業者(工務店・ハウスメーカー等)
  • 建築主(施主)

対象地域

  • 全国(地域制限なし)

募集期間

  • 令和3年11月15日~令和5年1月31日

ポイント

LCCM住宅の技術基準をクリアできる設計力・施工力が最大の参入条件です。初めて取り組む場合は、LCCM住宅整備推進事業実施支援室(TEL: 03-6803-6683)への事前相談を強く推奨します。基準の詳細やCO2算定ツールの使い方など、丁寧にサポートしてもらえます。

あなたは対象?かんたん診断

7問の質問に答えるだけで、この補助金の対象かどうかを簡易診断できます。

申請ガイド

1

ステップ1:LCCM住宅の基準・マニュアルの確認

LCCM住宅整備推進事業実施支援室のHP(https://lccm-shien.jp/)から最新のマニュアル・基準書を入手し、求められる性能水準とCO2算定方法を正確に把握します。

2

ステップ2:LCCM基準を満たす住宅設計

ZEH基準を上回る高断熱・高気密仕様と、大容量の太陽光発電システムを含む設計を行います。ライフサイクルCO2の算定ツールを用いて、全工程のCO2排出量がマイナスとなることを確認します。

3

ステップ3:GビズIDプライムの取得

jGrantsでの電子申請にGビズIDプライムが必要です。取得に2~3週間かかるため、早めに手続きを開始してください。

4

ステップ4:jGrantsでの電子申請

設計図書、ライフサイクルCO2算定結果、工事費見積書等の必要書類を準備し、jGrantsから電子申請を行います。

5

ステップ5:審査・採択・工事実施

書類審査を経て採択が決定されます。採択後に工事を開始し、完了後に実績報告書を提出して補助金の交付を受けます。

ポイント

募集期間が長いため焦る必要はありませんが、予算には限りがあるため準備ができ次第早めの申請をお勧めします。支援室への事前相談を活用し、CO2算定の正確性を確保してから申請に臨みましょう。

審査と成功のコツ

支援室の事前相談サービスを最大限活用
LCCM住宅整備推進事業実施支援室では、電話(03-6803-6683)やメールで技術的な相談に応じています。CO2算定の方法、基準の解釈、申請書類の書き方など、不明点は積極的に相談しましょう。月~金の9:30~17:00(12:00~13:00除く)に対応しています。
ライフサイクルCO2算定を段階的に精度向上
長い募集期間を活かして、設計の各段階でCO2算定を繰り返し実施しましょう。基本設計段階で概算、実施設計段階で精算と段階的に精度を高めることで、基準への適合性を確実にできます。
地域の気候条件に最適化した断熱設計
日本は地域区分1(北海道)から8(沖縄)まで気候条件が大きく異なります。建設地の地域区分に応じたUA値(外皮平均熱貫流率)の目標設定と、それを実現する断熱仕様の選定が重要です。
太陽光発電の設置容量を最適化
建設時・解体時のCO2も相殺する必要があるため、居住時のエネルギー収支だけでなく十分な余剰発電が必要です。屋根の面積・方位・角度を最適化し、可能な限り大容量のシステムを搭載しましょう。

ポイント

長期募集期間を「準備に使える余裕」として活用しましょう。支援室との対話を重ねながら設計を磨き、CO2算定の精度を高めていくことが、確実な採択への最短ルートです。

対象経費

対象となる経費

設計費(3件)
  • LCCM住宅の基本設計・実施設計費
  • ライフサイクルCO2算定費用
  • 環境性能評価取得費用
高断熱化工事費(3件)
  • 高性能断熱材の購入・施工費
  • 高断熱サッシ・窓の設置費
  • 気密処理工事費
省エネ設備費(3件)
  • 高効率給湯器(エコキュート等)の設置費
  • 高効率空調設備の設置費
  • LED照明・HEMS等の導入費
再生可能エネルギー設備費(2件)
  • 太陽光発電システムの設置費
  • 蓄電池システムの設置費
低炭素資材費(2件)
  • 低炭素型コンクリートの使用に係る追加費用
  • 国産木材等の低炭素資材の利用促進費

対象外の経費

対象外の経費一覧(6件)
  • 土地の取得費・造成費
  • LCCM基準に無関係な一般的住宅建設費
  • 外構工事費(住宅本体に付帯しないもの)
  • 家具・家電・カーテン等の購入費
  • 申請前に着工済みの工事費用
  • 設計変更によりLCCM基準を満たさなくなった場合の工事費

よくある質問

QLCCM住宅とZEH住宅はどう違いますか?
A

ZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)は年間のエネルギー消費量が正味ゼロになる住宅ですが、LCCM住宅はそれをさらに上回ります。LCCM住宅では、居住時のエネルギーだけでなく、建設時の資材製造・輸送のCO2、さらには将来の解体・廃棄時のCO2まで含めた住宅の一生涯を通じてCO2排出量をマイナスにします。そのため、ZEHよりも高い断熱性能と大容量の太陽光発電が必要となり、技術的なハードルもコストも高くなりますが、本補助金で追加コストの一部をカバーできます。

Q第2回と第3回の違いは何ですか?
A

令和4年度のLCCM住宅整備推進事業は複数回の公募が行われています。第2回は令和4年9月15日~10月31日の約1か月半、第3回は令和3年11月15日~令和5年1月31日の約1年3か月と、募集期間が大きく異なります。補助上限額はいずれも1戸あたり140万円で同一です。第3回は長期募集のため、設計段階から十分な時間をかけて準備できるメリットがあります。申請は各回で独立しているため、いずれかの回に申請してください。

Q施主(個人)が直接申請することは可能ですか?
A

はい、建築主(施主)も申請可能です。ただし、LCCM住宅の設計やライフサイクルCO2の算定には高度な専門知識が必要です。実際には施工を担当する建設会社やハウスメーカーが主導で申請手続きを進めるケースが大半です。施主として申請する場合も、LCCM住宅の施工実績がある建設会社との連携が不可欠です。

Q既存住宅のリフォームは対象ですか?
A

本事業は原則として新築住宅が対象です。既存住宅をリフォームしてLCCM基準を達成することは技術的に極めて困難であり、通常は対象外となります。既存住宅の省エネ改修には「既存住宅における断熱リフォーム支援事業」や「先進的窓リノベ事業」等、別の補助制度の活用をご検討ください。

Qマンション(共同住宅)は対象ですか?
A

LCCM住宅整備推進事業は主に戸建住宅を想定した制度です。共同住宅については、サステナブル建築物等先導事業(省CO2先導型)など別の補助制度が用意されています。詳細はLCCM住宅整備推進事業実施支援室(TEL: 03-6803-6683)にお問い合わせください。

Q補助金はいつ受け取れますか?
A

補助金は原則として精算払い(後払い)です。採択後に工事を実施し、完了後に実績報告書を提出します。審査を経て補助金額が確定した後に交付されます。工事期間中の資金は自己資金や融資で賄う必要があるため、つなぎ融資の手配を含めた資金計画を事前に立てておくことが重要です。

Q他の補助金・助成金と併用できますか?
A

本補助金は国土交通省所管の制度であり、同一の住宅・同一の経費について国の他の住宅補助金(ZEH補助金、こどもエコすまい支援事業、地域型住宅グリーン化事業等)との重複受給は原則認められません。ただし、補助対象経費が異なる場合は併用可能なケースもあり、個別の確認が必要です。地方自治体独自の省エネ住宅補助金については、自治体により併用を認めている場合が多くあります。例えば、本補助金でLCCM住宅本体を整備し、自治体の補助金で蓄電池やV2Hシステムを追加導入するなどの組み合わせが考えられます。住宅ローン減税(住宅借入金等特別控除)は補助金との併用が可能ですが、補助金受給額を差し引いた住宅取得価額が控除の計算基礎となります。フラット35Sの金利優遇も、LCCM住宅は最高水準の「金利Aプラン」の適用対象となり、補助金と併せて活用することで施主の負担をさらに軽減できます。

詳細説明

LCCM住宅整備推進事業(令和4年度第3回)とは

本事業は、2050年カーボンニュートラルの実現に向けて、住宅分野の脱炭素化を推進する国の補助制度です。LCCM(Life Cycle Carbon Minus)住宅とは、建設時の資材製造・輸送、居住時のエネルギー消費、将来の解体・廃棄までを含む住宅のライフサイクル全体でCO2排出量をマイナスにする先導的な脱炭素化住宅です。

第3回公募の特徴

令和4年度の第3回公募は、以下の特徴があります。

  • 募集期間:令和3年11月15日~令和5年1月31日(約1年3か月の長期募集
  • 補助上限:1戸あたり140万円
  • 対象地域:全国
  • 申請方法:jGrants(電子申請システム)

長期の募集期間は、LCCM住宅の設計・CO2算定に十分な時間をかけられるメリットがあり、初めてLCCM住宅に取り組む事業者にも参入しやすい環境です。

LCCM住宅の位置づけ

日本の住宅省エネ基準の体系の中で、LCCM住宅は最高位に位置づけられています。

  • 省エネ基準適合住宅:最低限の断熱・省エネ性能を充足
  • ZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス):年間の一次エネルギー消費量が正味ゼロ
  • LCCM住宅:建設~解体の全期間でCO2排出量がマイナス(最高水準)

補助金額

1戸あたり上限140万円が補助されます。LCCM基準を達成するために必要な追加的経費が対象であり、高性能断熱材、高効率設備、太陽光発電システム等の費用に充てることができます。

求められる性能水準

LCCM住宅として認められるためには、以下の要件を満たす必要があります。

  • ZEH基準以上の高断熱・高気密性能(地域区分ごとのUA値基準をクリア)
  • 高効率な省エネ設備(給湯・空調・照明・換気)の導入
  • 太陽光発電等の再生可能エネルギー設備の設置
  • 低炭素資材の活用による建設時CO2の削減
  • ライフサイクル全体でのCO2算定結果がマイナス

問い合わせ先

LCCM住宅整備推進事業の詳細については、以下の支援室にお問い合わせください。

  • LCCM住宅整備推進事業実施支援室
  • TEL:03-6803-6683
  • 受付:月~金曜日(祝日・年末年始除く)9:30~17:00(12:00~13:00除く)
  • E-Mail:info@lccm-shien.jp
  • HP:https://lccm-shien.jp/

北海道の給付金・支援金もチェック

子育て・医療・住宅など、北海道で受けられる給付金を探せます。

北海道の給付金一覧を見る →