令和5年度 住宅エコリフォーム推進事業
基本情報
この補助金のまとめ
この補助金の特徴
ZEHレベルの省エネ改修が対象
本事業はZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)水準の省エネ性能を目指す改修工事を対象としています。単なる部分的な修繕ではなく、住宅全体の省エネ性能を大幅に引き上げる改修が求められます。開口部(窓・ドア)の断熱改修が必須要件となっており、これに加えて躯体断熱やエコ住宅設備の導入を組み合わせることで補助額が増加します。
一戸建て上限35万円の補助
一戸建て住宅の場合、補助上限額は35万円です。対象工事の種類や規模に応じて補助額が算定されます。窓の断熱改修だけでも申請可能ですが、壁・天井・床の断熱改修やエコ住宅設備の設置を組み合わせることで、上限に近い補助額を受けることができます。
登録事業者による施工が条件
補助を受けるためには、住宅エコリフォーム推進事業に登録された事業者に工事を依頼する必要があります。未登録の事業者による工事は補助対象外です。登録事業者は公式サイトで検索可能なため、事前に確認してから工事を依頼してください。
カーボンニュートラルへの貢献
日本の住宅ストックの約9割が現行の省エネ基準を満たしていないとされています。本事業を活用して省エネ改修を行うことで、住宅のCO2排出量を大幅に削減し、同時に光熱費の節約も実現できます。国の脱炭素政策に沿った住宅改修を経済的に支援する制度です。
ポイント
対象者・申請資格
住宅の要件
- 既存住宅であること(新築は対象外)
- 一戸建て住宅または共同住宅
- 改修後にZEHレベルの省エネ性能を満たすこと
申請者の要件
- 住宅の所有者であること
- 登録事業者に工事を依頼すること
工事の要件
- 開口部(窓・ドア)の断熱改修を含むこと(必須)
- 登録事業者が施工する工事であること
- 補助対象期間内に工事が完了すること
対象地域
- 全国(地域制限なし)
ポイント
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申請ガイド
ステップ1:登録事業者の選定
住宅エコリフォーム推進事業の公式サイトで登録事業者を検索し、見積もりを依頼します。複数の登録事業者から見積もりを取ることをお勧めします。
ステップ2:工事計画の策定
登録事業者と相談し、ZEHレベルの省エネ性能を満たす改修プランを策定します。開口部の断熱改修を必ず含め、予算に応じて躯体断熱やエコ設備を組み合わせます。
ステップ3:交付申請
登録事業者が施主に代わって補助金の交付申請を行います。工事着工前に申請が必要です。必要書類には工事計画書、見積書、住宅の図面などが含まれます。
ステップ4:工事実施・完了報告
交付決定通知を受けた後に工事を実施します。工事完了後、登録事業者が完了報告書を提出し、審査を経て補助金が交付されます。
ポイント
審査と成功のコツ
窓の断熱改修を最優先に
複数の登録事業者から見積もりを取る
工事スケジュールに余裕を持つ
光熱費削減効果を記録する
ポイント
対象経費
対象となる経費
開口部の断熱改修(4件)
- 内窓の設置
- 外窓の交換
- ガラス交換(複層・Low-Eガラス)
- 断熱ドアの設置
躯体の断熱改修(3件)
- 外壁の断熱工事
- 天井・屋根の断熱工事
- 床の断熱工事
エコ住宅設備の設置(4件)
- 高効率給湯器(エコキュート等)
- 高断熱浴槽
- 節湯水栓
- 太陽熱利用システム
蓄電池等の設置(2件)
- 蓄電池システム
- V2H充放電設備
対象外の経費
対象外の経費一覧(6件)
- 開口部の断熱改修を含まない工事
- 未登録事業者による施工費用
- 交付決定前に着工した工事の費用
- 住宅の新築に係る費用
- 設計費・諸経費など工事費以外の費用
- 申請期間外に完了した工事の費用
よくある質問
Q一戸建てで最大いくら補助されますか?
一戸建て住宅の場合、補助上限額は35万円です。実際の補助額は対象工事の種類と規模により算定されます。開口部の断熱改修のみの場合は上限に届かないことが多く、躯体断熱やエコ住宅設備の設置を組み合わせることで補助額を最大化できます。なお、共同住宅の場合は1住戸あたりの上限額が異なる場合があります。
Q窓の断熱改修だけでも申請できますか?
はい、開口部の断熱改修(窓・ドアの断熱改修)のみでも申請可能です。むしろ開口部の断熱改修は本事業の必須要件であり、これを含まない工事は対象外となります。内窓設置、外窓交換、ガラス交換、断熱ドア設置のいずれかが対象です。ただし、窓1箇所のみなど工事規模が小さい場合は補助額も少額になります。
Qどの業者に依頼すればよいですか?
住宅エコリフォーム推進事業に登録された事業者に依頼する必要があります。未登録の事業者による工事は補助対象外です。登録事業者は事業の公式サイトで地域別に検索できます。複数の登録事業者から見積もりを取り、施工実績や補助金申請の経験が豊富な事業者を選ぶことをお勧めします。
Q工事を始めてから申請できますか?
いいえ、原則として工事着工前に交付申請を行い、交付決定通知を受けてから着工する必要があります。交付決定前に着工した工事は補助対象外となるリスクがあります。工事スケジュールには申請から交付決定までの審査期間を織り込んで計画してください。
Q他の補助金と併用できますか?
同一工事に対する他の国庫補助金との併用は原則できません。ただし、地方自治体が独自に実施する住宅改修補助金とは併用可能な場合があります。また、住宅ローン減税や省エネ改修促進税制などの税制優遇措置は補助金ではないため、併せて活用することが可能です。詳細は税務署や自治体にご確認ください。
Q賃貸住宅でも申請できますか?
賃貸住宅の場合は、住宅の所有者(大家)が申請者となります。入居者(借主)からの申請はできません。所有者が登録事業者に工事を依頼し、省エネ改修を行うことで補助を受けられます。分譲マンションの場合は、管理組合が申請者となるケースもあります。
Q他の補助金・助成金と併用できますか?
住宅エコリフォーム推進事業は国の補助金であるため、同一工事に対して他の国庫補助金との併用は原則できません。ただし、地方自治体が独自に実施する住宅リフォーム補助金とは併用可能な場合があります。例えば、市区町村の耐震改修補助金と本事業を組み合わせ、耐震補強と省エネ改修を同時に行うケースが考えられます。また、住宅ローン減税(住宅借入金等特別控除)は税制上の優遇措置であり補助金ではないため、併用が可能です。省エネ改修促進税制による所得税控除や固定資産税の減額措置も同様に活用できます。総合的な資金計画として、補助金+税制優遇+光熱費削減の三つの経済的メリットを組み合わせることで、省エネ改修の実質負担を大幅に軽減できます。
詳細説明
住宅エコリフォーム推進事業の概要
住宅エコリフォーム推進事業は、国土交通省が推進する既存住宅の省エネ改修を支援する補助金制度です。2050年カーボンニュートラルの実現に向けて、住宅ストック全体の省エネ性能を底上げすることを目的としています。ZEHレベルの省エネ性能を実現する改修工事に対し、一戸建て住宅で上限35万円の補助が受けられます。
対象となる改修工事
本事業の対象となる改修工事は、大きく3つのカテゴリに分類されます。
- 開口部の断熱改修(必須):内窓設置、外窓交換、ガラス交換、断熱ドア設置
- 躯体の断熱改修:外壁・天井・屋根・床の断熱工事
- エコ住宅設備の設置:高効率給湯器、高断熱浴槽、節湯水栓、太陽熱利用システムなど
開口部の断熱改修は必須要件であり、これを含まない工事は補助対象になりません。躯体断熱やエコ住宅設備は任意の追加項目です。
補助額について
補助額は工事内容に応じて算定されます。一戸建て住宅の場合、上限35万円です。窓の断熱改修の規模や箇所数、追加工事の有無により補助額は変動します。より広範な改修を行うほど補助額は増えますが、上限額を超えることはありません。
申請の流れ
申請は登録事業者が施主に代わって行います。工事着工前に交付申請を行い、交付決定を受けてから工事に着手する必要があります。
- 登録事業者の選定と工事計画の策定
- 登録事業者による交付申請の提出
- 交付決定通知の受領
- 工事の実施と完了
- 完了報告書の提出
- 補助金の交付
登録事業者制度について
本事業では、補助対象工事を実施する事業者の事前登録制度を設けています。登録されていない事業者が施工した工事は補助対象外です。登録事業者は公式サイトで検索できるため、工事依頼前に必ず確認してください。
申請期間と現在の状況
令和5年度の申請期間は2023年5月26日から2023年10月31日まででした。現在は申請を終了しています。次年度以降の類似事業の実施については、国土交通省からの発表を確認してください。
お問い合わせ先
住宅エコリフォーム推進事業実施支援室(TEL:03-6803-6684)にお問い合わせいただけます。対象工事や補助額の詳細について確認できます。
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