募集終了全国対象
普通
準備期間の目安: 約30

住宅エコリフォーム推進事業

基本情報

補助金額
51万円
0円51万円
募集期間
2022-09-14 〜 2023-01-13
対象地域日本全国
対象業種建設業

この補助金のまとめ

住宅エコリフォーム推進事業は、2050年カーボンニュートラルの実現に向けて、既存住宅の省エネ性能をZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)レベルまで引き上げるリフォーム工事を支援する国土交通省の補助制度です。一戸建て住宅で最大512,700円の補助が受けられ、断熱改修や高効率設備の導入が対象となります。建設業者にとっては、顧客への提案材料として非常に有効であり、省エネリフォーム市場の拡大を後押しする重要な施策です。ZEHレベルへの改修が必須要件であるため、部分的な断熱工事だけでは対象外となる点に注意してください。住宅ストック全体の省エネ化という国の方針に沿った事業であり、今後も類似制度が継続される可能性が高いといえます。

この補助金の特徴

1

ZEHレベルの省エネ性能が必須条件

本事業の最大の特徴は、リフォーム後の住宅がZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)レベルの高い省エネ性能を満たすことが条件となっている点です。単なる断熱材の追加や窓の交換だけでは要件を満たさず、住宅全体としてのエネルギー消費量削減が求められます。設計段階からの総合的な省エネ計画が不可欠です。

2

一戸建て最大512,700円の補助

一戸建て住宅の改修では最大512,700円の補助を受けることができます。省エネリフォームは工事費用が高額になりがちですが、この補助金を活用することで施主の費用負担を大幅に軽減できます。住宅の種類や改修内容によって補助額が異なるため、事前にマニュアルで確認することが重要です。

3

国が直接支援する全国一律の制度

国土交通省が直接実施する補助事業であり、地方自治体を経由しません。全国どこでも同一条件で申請でき、地域による格差がないのが利点です。事業実施支援室が窓口となり、問い合わせ対応も一元化されています。

4

カーボンニュートラル政策の中核施策

2050年カーボンニュートラル実現という国家目標に直結する事業です。住宅部門のCO2排出削減は喫緊の課題であり、既存住宅ストックの省エネ改修は最も効果的なアプローチの一つです。政策的な追い風があり、今後も継続・拡充が期待される分野です。

ポイント

ZEHレベルという高い水準を求める分、補助額も手厚い設計になっています。建設事業者は省エネリフォームの提案時にこの補助金をセットで提示することで受注率向上が見込めます。ただし、ZEH基準を満たすには住宅全体の設計が必要であり、省エネ計算の技術力が採択の分かれ目になります。

対象者・申請資格

対象事業者

  • 建設業を営む事業者(施工事業者として事前登録が必要)
  • 住宅リフォーム事業を行う法人・個人事業主
  • ZEHレベルの省エネ改修を実施できる技術力を有すること

対象工事

  • 既存住宅をZEHレベルの省エネ性能へ改修する工事
  • 断熱改修(壁・天井・床・窓)
  • 高効率設備の導入(給湯器・空調・照明等)
  • 住宅全体でZEH基準を満たすことが条件

対象住宅

  • 一戸建て住宅・共同住宅(補助額は住宅種別で異なる)
  • 既存住宅であること(新築は対象外)
  • 工事前後で省エネ性能の向上が確認できること

ポイント

施工事業者としての登録が申請の前提条件です。ZEHレベルという高い省エネ基準が技術的なハードルとなるため、外皮計算や一次エネルギー消費量計算ができる設計体制の整備が重要です。部分的な改修のみでは基準未達となりやすいため、住宅全体を俯瞰した改修計画を立ててください。

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申請ガイド

1

ステップ1:施工事業者登録

事業実施支援室のホームページから施工事業者としての登録を行います。建設業許可等の確認書類が必要です。

2

ステップ2:省エネ計算・改修計画の策定

対象住宅の現状の省エネ性能を評価し、ZEHレベルを達成するための改修計画を策定します。外皮性能(UA値)と一次エネルギー消費量の両方でZEH基準をクリアする設計が必要です。

3

ステップ3:交付申請の提出

支援室のシステムから交付申請を行います。改修計画の詳細、省エネ計算結果、工事見積書等を添付します。

4

ステップ4:交付決定後に工事着手

交付決定通知を受けてから工事に着手します。交付決定前の着工は補助対象外となるため、スケジュール管理が極めて重要です。

5

ステップ5:完了報告・補助金受領

工事完了後に実績報告書を提出し、審査・検査を経て補助金が交付されます。

ポイント

最も注意すべきは交付決定前の着工が補助対象外となる点です。施主との工期調整において十分な余裕を設けてください。省エネ計算は専門知識が必要なため、ZEH設計の経験がない場合は外部の建築士やエネルギー計算専門家との連携を早めに検討しましょう。

審査と成功のコツ

省エネ計算の精度を高める
ZEHレベルの基準をクリアするには、正確な省エネ計算が不可欠です。外皮計算と一次エネルギー消費量計算の両方で基準を満たすよう、設計段階から綿密なシミュレーションを行いましょう。BELSやWebプロ等のツールを活用すると効率的です。
費用対効果を最適化した改修提案
補助上限額(512,700円)を最大限活用しつつ、施主の自己負担とのバランスを考慮した改修プランを提案することが重要です。断熱材のグレードや設備の選定で費用対効果を最適化し、施主にとっての投資回収年数を明示しましょう。
施主への丁寧なメリット説明
ZEHレベルの改修は一般的なリフォームより高額です。光熱費削減効果、住環境の快適性向上、住宅資産価値の維持といった長期的なメリットを具体的な数値で示し、施主の納得感を得ることが受注の鍵です。
申請書類の正確な作成
省エネ計算書、工事計画書、見積書等は正確に作成してください。計算ミスや記載漏れは差し戻しの原因となり工期に影響します。事業実施支援室のマニュアルに沿った書類作成を心がけましょう。

ポイント

ZEH設計の技術力が採択の鍵を握ります。日頃からZEH関連の研修や資格取得に取り組み、省エネ計算の実務経験を蓄積しておくことで、本補助金を継続的に活用できる体制が構築できます。施主には光熱費シミュレーションなど定量的なデータで提案するのが効果的です。

対象経費

対象となる経費

断熱改修工事費(4件)
  • 外壁断熱材の施工費
  • 天井・屋根断熱工事費
  • 床断熱工事費
  • 窓の断熱改修費(内窓設置・ガラス交換)
高効率設備導入費(4件)
  • 高効率給湯器(エコキュート等)
  • 高効率空調設備
  • LED照明設備
  • 高効率換気設備
設計・計算費(2件)
  • 省エネ計算費用
  • 設計監理費
附帯工事費(2件)
  • 断熱改修に伴う内装復旧工事
  • 設備更新に伴う配管・配線工事

対象外の経費

対象外の経費一覧(6件)
  • 新築住宅の建設費用
  • ZEHレベルに達しない部分的な断熱改修のみの工事費
  • 太陽光発電システム単体の設置費用
  • 家具・家電等の購入費
  • 土地の取得費用
  • 交付決定前に着工した工事の費用

よくある質問

QZEHレベルの省エネ性能とは具体的にどのような基準ですか?
A

ZEHレベルとは、住宅の外皮性能(UA値)が地域区分ごとの基準値以下であり、一次エネルギー消費量が基準値から20%以上削減されている状態です。例えば東京(6地域)ではUA値0.60W/m2K以下が目安となります。断熱材の厚みや窓の性能、給湯器・空調の効率など、住宅全体のエネルギー性能を総合的に計算して判定します。

Q個人の住宅オーナーが直接申請できますか?
A

本事業は登録された施工事業者(建設業者)を通じて申請する形式です。住宅オーナー個人が直接申請するのではなく、リフォームを依頼する施工事業者が代行して手続きを行います。本事業に対応できる施工事業者を選ぶことが重要です。

Q部分的な断熱改修でも補助対象になりますか?
A

リフォーム後の住宅全体がZEHレベルの省エネ性能を満たすことが条件です。窓だけ、壁だけといった部分的な改修では、住宅全体のZEH基準をクリアできない場合は対象外です。ただし、工事範囲が部分的でも結果としてZEHレベルを達成できれば対象となります。

Q他の補助金と併用できますか?
A

同一工事箇所に対する他の国の補助金との二重受給はできません。ただし、異なる工事箇所であれば自治体の補助金との併用が可能な場合があります。住宅ローン減税や省エネリフォーム減税といった税制優遇との併用は可能ですが、補助金受領分は控除対象外となる場合があるため税理士にご確認ください。

Q補助金はいつ頃交付されますか?
A

工事完了後の実績報告を提出し、審査・確認を経てから交付されます。工事完了から交付までは通常1〜2ヶ月程度かかります。資金計画を立てる際は、補助金受領までのタイムラグを織り込んでおく必要があります。

Q築年数の制限はありますか?
A

築年数による明確な制限は設けられていません。既存住宅であればリフォーム対象となります。ただし、築年数が古い住宅ほど現状の省エネ性能が低いため、ZEHレベルの達成に必要な改修範囲が広がり、工事費用が増加する傾向があります。

Q賃貸住宅も対象ですか?
A

賃貸住宅も既存住宅であれば対象となり得ます。賃貸オーナーが省エネリフォームを実施し、入居者への光熱費削減メリットの訴求や建物資産価値の向上につなげることが可能です。申請は登録施工事業者を通じて行います。

Q他の補助金・助成金と併用できますか?
A

住宅エコリフォーム推進事業は、同一の工事箇所に対して他の国の補助金との併用(二重受給)はできません。ただし、工事箇所が異なれば、地方自治体独自の省エネリフォーム補助金と組み合わせることが可能な場合があります。例えば本事業で断熱改修を行い、自治体の補助金で太陽光発電を設置するといった分離が考えられます。住宅ローン減税や省エネリフォーム減税といった税制優遇との併用は可能です。ただし、補助金を受けた部分は税制優遇の対象工事費から控除される場合があるため、事前に税理士等への確認を推奨します。補助金と税制優遇を戦略的に組み合わせることで、施主の実質的な負担を最小化できます。

詳細説明

住宅エコリフォーム推進事業の概要

住宅エコリフォーム推進事業は、国土交通省が実施する既存住宅の省エネ改修を支援する補助制度です。2050年カーボンニュートラルの実現に向けて、住宅ストックの省エネ性能を大幅に向上させることを目的としています。

事業の背景

日本の住宅ストックの多くは現行の省エネ基準を満たしていない状態にあります。住宅部門のエネルギー消費量を削減するためには、新築住宅だけでなく膨大な既存住宅の改修が不可欠です。本事業は、ZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)レベルの高い省エネ性能を達成するリフォーム工事に補助金を交付し、省エネ改修の普及を加速させます。

補助額

一戸建て住宅の場合、最大512,700円の補助を受けることができます。共同住宅は規模や改修内容により異なります。詳細は事業実施支援室のマニュアルを確認してください。

ZEHレベルの要件

ZEHとは、断熱性能の向上と高効率設備の導入により、年間の一次エネルギー消費量を大幅に削減する住宅です。本事業では、外皮性能(UA値)一次エネルギー消費量の両面でZEH基準を満たすことが求められます。地域区分ごとに基準値が異なるため、施工地域の基準を事前に確認してください。

対象工事の範囲

  • 外壁・天井・床の断熱改修
  • 窓の断熱改修(高性能窓への交換、内窓の設置)
  • 高効率給湯器の導入(エコキュート、エネファーム等)
  • 高効率空調設備・LED照明・高効率換気システムの導入

申請の流れ

施工事業者として事業実施支援室に登録し、対象住宅の省エネ計算を実施します。ZEHレベルを達成する改修計画を策定し、交付申請を提出。交付決定後に着工し、工事完了後に実績報告を提出して補助金を受領します。

重要な注意点

  • 交付決定前の着工は補助対象外です。必ず交付決定通知を確認してから工事着手してください。
  • ZEHレベルの省エネ性能を満たさない改修は対象になりません。
  • 公募期間が限定されているため、スケジュールを事前に確認し余裕を持った計画を立てましょう。

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