室谷さん、神奈川県が「高齢者居場所づくり等支援金」という給付金を出しているって聞いたんですけど、これって何ですか?
ほんとに助かる制度ですよ、これ! 物価高騰の影響で活動費がかさんで、やむを得ず地域の居場所づくり活動を縮小・休止しようとしているボランティア団体を支援するために、神奈川県が用意した支援金なんです。
大きく4種類あります。高齢者が趣味や運動を通じて交流する「通いの場」、認知症の方やその家族が集まる「認知症カフェ」、「老人クラブ・老人クラブ連合会」、それから介護者同士が交流する「ケアラーズカフェ」ですね。地域を支える活動ですから、物価高で継続できなくなるのは本当に困る話で。
えっ、そんな種類があるんですね! で、いくらもらえるんですか?
1団体あたり4万円の一律支給です! 活動の種類が何種類あっても、何回活動してても、1団体につき1回しか申請できないのがポイントです。でも逆に言えば、要件を満たした団体は全部対象になります。
4万円か…。ざっくり言うと食費や消耗品に使えるんですか?
そうです! 物価高騰の影響を受けた活動経費に限定されていて、具体的には食糧費、消耗品費、光熱水費、印刷製本費、会場使用料、通信費、講師謝金の7項目です。使途は縛られますが、申請後に細かい内訳報告は原則不要なんですよ。
自分の団体は対象?判断フロー
誰でも申請できるわけじゃないですよね? 具体的にどんな団体が対象なんですか?
まず大前提として、神奈川県内に活動拠点を置く福祉関係のボランティア団体等であることが必要です。任意団体でも申請できますから、NPO法人じゃなくても大丈夫!
任意団体でもいいんですか! じゃあ地域の体操サークルとか、近所のお茶飲み会みたいなのも対象になりますか?
活動内容によりますね。「高齢者の通いの場」の要件は、令和8年(2026年)1月から3月の各月において、65歳以上の参加者が1回あたり10名以上の活動を実施していることです。体操サークルでも10名以上の高齢者が参加しているなら対象になります!
10名以上か、なるほど。認知症カフェはどうですか?
認知症カフェの場合は要件が緩くて、2026年1月から3月の各月において、認知症の方ご本人の参加者が1回あたり1名以上いれば大丈夫です。ケアラーズカフェも同じで介護者が1名以上いればOK。
随分ハードルが違いますね! 老人クラブはどういう要件ですか?
老人クラブは少し特殊で、申請日時点で神奈川県内の市町村老人クラブ連合会か指定都市老人クラブ連合会に加盟していることが条件です。ここ注意があって、地区老人クラブ連合会や支部等は「老人クラブ連合会」としての対象外なんです。個々の老人クラブとして申請するのはOKです。
ちなみに、市から補助金をもらっている団体はどうですか?
県や市町村から補助を受けていても申請できますよ。ただし、地方公共団体から「委託契約」によって活動を実施している団体は対象外です。「補助を受ける」と「委託される」は違うので、自分たちの活動として実施しているなら問題ありません!
- 地方公共団体(県・市町村)またはその委託を受けて活動を実施している団体
- 政治活動または宗教活動を目的とする団体
- 活動内容が公の秩序や善良な風俗に反する団体
- 暴力団またはそれと密接な関係のある団体
- 過去2年以内に違法な活動歴がある団体
活動の種類によって要件が違うって、わかりにくいですよね。整理してもらえますか?
| 活動の種類 | 主な要件 | 参加者基準 |
|---|
| 高齢者の通いの場 | 2026年1月〜3月 各月実施 | 65歳以上が1回あたり10名以上 |
| 認知症カフェ | 2026年1月〜3月 各月実施 | 認知症の方が1回あたり1名以上 |
| 老人クラブ | 市町村連合会に加盟 + 各月実施 | 特定人数規定なし(高齢者福祉活動) |
| ケアラーズカフェ | 2026年1月〜3月の期間内実施 | 介護者が1回あたり1名以上 |
えっ、ケアラーズカフェだけ「各月」じゃなくて「期間内」でいいんですか?
そうなんです! ケアラーズカフェだけ少し緩くて、1月から3月の「間で」実施すればOKです。毎月開催している必要はないんですね。この微妙な違いは公式ページにも記載されているので、見逃しがちですが重要なポイントです!
申請時点でまだ2月や3月の活動が終わってない場合はどうなりますか?
申請日時点で未実施の活動がある場合は、「実施見込み」として申請してOKです! ただし、見込みとして申請した活動を実際に実施しなかった場合は、支給済みの支援金を全額返還する必要があります。だから見込み申請はそれなりの覚悟が必要です。
2026年2月・3月の活動が申請時点で未実施の場合、実施見込みで申請可能ですが、その後実施しなかった場合は支援金4万円の全額返還が求められます。申請前に活動実施の確証がある場合のみ「見込み」申請をしてください。
4万円は実際どんなものに使えるんですか? もう少し具体的に教えてください!
| 費目 | 具体例 |
|---|
| 食糧費 | お茶会のお菓子、カフェの飲み物代など |
| 消耗品費 | 体操用の用具、衛生用品など |
| 光熱水費 | 会場の電気・水道代の一部 |
| 印刷製本費 | チラシ、活動資料の印刷代 |
| 会場使用料 | 公民館や集会所のレンタル代 |
| 通信費 | 電話代、郵便代など |
| 講師謝金 | 体操や趣味の外部講師への謝礼 |
なるほど! でも使途の内訳を報告しなくていいって、さっき言ってましたよね?
そうです。支給後は原則として報告書を提出しなくてOKです。活動計画の内容に変更が生じた場合のみ、支給日から60日以内に活動実施報告書を提出する必要があります。変更がなければ手間なく使えます!
それは助かりますね! 複数の活動(例えば通いの場と認知症カフェの両方)をやっている団体はどうなりますか?
複数の活動をやっていても、1団体1申請・4万円の一律支給です。活動の種類が増えても金額は変わりません。「両方の活動をしているから8万円もらえる?」という問い合わせが来るらしいですが、そういうわけではないんですよ(笑)。
申請方法3つのルート
申請方法は3通りあります! 一番手軽なのはe-kanagawa電子申請システムを使ったオンライン申請です。パソコンで書類データを用意して、申請フォームから送信する形ですね。
1e-kanagawa電子申請システムにアクセスする(インターネット検索または神奈川県公式ページからリンク)
2活動実態がわかる資料(定款、総会の議事録、HP、チラシ等)をデータで準備する
3振込口座の通帳写し(カナ名義の書かれたページ)をデータで準備する
61〜2週間以内にコールセンターのアドレスから受付確認メールが届く
もちろんできます! 申請書類を神奈川県のホームページからダウンロードして、記入したものを郵送する方法です。封筒に「高齢者居場所づくり等支援金申請書在中」と書いて送ってください。
〒231-0023 神奈川県横浜市中区山下町252 グランベル横浜ビル7階
イマジネーションライフ株式会社 神奈川県高齢者居場所づくり等支援金事務局 あて
令和8年(2026年)3月に県内6か所で説明会が開かれていて、その場で申請できるサポートがあったんです。事前申込み不要で参加できる形でした。ただし申請期限(2026年4月17日)はすでに終了しているため、現在は新規申請の受付は行っていない状況です。
そうなんです。今後同様の支援金が出た際にいち早く動けるよう、申請の流れを把握しておくのが大事です!
| 書類名 | 備考 |
|---|
| 支給申請書(第1号様式) | 県HPからダウンロード |
| 口座振込依頼書 | 通帳の写し(カナ名義ページ)を添付 |
| 誓約書 | 所定様式 |
| 役員等氏名一覧表 | 全役員の氏名・生年月日・住所 |
| 活動実態がわかる資料 | 定款、議事録、HP、チラシ等(写真は不可) |
| 委任状 | 振込口座が代表者・団体名義以外の場合のみ |
「活動している様子の写真は不可」ってどういうことですか?
これは意外と見落とされがちなんですが、活動写真だと「申請団体名が確認できない」ため、書類として不十分なんです。必ず申請団体名が確認できる資料(定款、議事録、チラシ等)を提出する必要があります。ここを間違えると書類不備で差し戻しになるので注意!
申請期間は令和8年(2026年)2月24日から4月17日まで先着順でした。「先着順で予算上限に達し次第終了」という条件付きでしたね。
「先着順」ってちょっと不安になりますよね。もし同日に予算を超える申請が来たらどうなるんですか?
同日に複数の申請があって、全部認めると予算上限を超える場合は、抽選で決定することになっていました。これは公式ページに明記されていた仕組みです。
なるほど、抽選もあるんですね! 今後また同じような支援金が出た場合、早めに申請するのが大事ということですね。
まさにそうです! 物価高騰対策の支援金は国の交付金を活用したものが多くて、毎年度予算が組まれることがあります。神奈川県の公式ページをフォローしておくのが一番確実ですね。
事務局のメールアドレスはありますが、メールでの問い合わせ対応は行っていない旨が公式ページに記載されています。申請後の受付確認メールは届きますが、問い合わせは電話で。
神奈川県や委託事務局が電話やメールで口座情報を聞いたり、ATMの操作を求めることは絶対にありません。「支援金が受け取れる」という不審な電話・メッセージが届いたら、すぐに神奈川県高齢福祉課または最寄りの警察に相談してください。
はい! ポイントをまとめると、物価高騰で苦しんでいる神奈川県内のボランティア団体に4万円を支給する制度です。任意団体でも対象になるのが大きなポイントでした。
| 項目 | 内容 |
|---|
| 給付額 | 1団体あたり4万円(一律) |
| 対象者 | 神奈川県内の高齢者居場所関連ボランティア団体等 |
| 申請期間 | 2026年2月24日〜2026年4月17日(受付終了) |
| 申請方法 | オンライン / 郵送 / 説明会 |
| 使途 | 食糧費・消耗品費・光熱水費・会場使用料等 |
| 報告義務 | 原則不要(変更時のみ) |
| 公式情報 | 神奈川県公式ページ |
神奈川県で他にも高齢者向けの給付金ってあるんですか?
なるほど! 自分の地域でも似た制度がないか調べてみる価値がありますね!