こむすび住宅って何ですか? まず基本から教えてください

佐藤
編集長
室谷さん、「にいがた安心こむすび住宅推進事業」って聞いたことありますか?新潟県の制度らしいんですけど、名前が独特で気になって!

室谷
代表取締役
あ、これは面白い制度ですよ!「こむすび」って「子育て」と「縁結び」を組み合わせた造語で、子育てしやすい住宅と家族をつなぐ、という意味が込められているんです。令和6年度(2024年度)から新潟県が始めた取り組みです。

佐藤
編集長
へえ!名前にそんな意味があったんですね。でも具体的にどんな制度なんですか?

室谷
代表取締役
簡単に言うと、空き家を買い取って子育てしやすくリノベーションした住宅を、子育て世帯や若い夫婦に販売する不動産事業者さんに、改修費の一部を新潟県が補助する仕組みです。購入する側ではなく、事業者さん側に補助金が入る点がポイントです!

佐藤
編集長
なるほど、事業者に補助が行くのか。でも最終的に購入者もメリットがあるんですよね?

室谷
代表取締役
そうです!補助金相当額を差し引いた価格で販売することが条件なので、購入者は通常より安く子育てしやすい住宅を取得できるんです。Win-Winの仕組みですね。

佐藤
編集長
なるほどなるほど!では、どんな住宅が「こむすび住宅」になるんですか?

室谷
代表取締役
「にいがた安心こむすび住宅基準」という専用基準があって、こどもの事故防止や家族のふれあいに配慮したリノベーションが施された住宅がこむすび住宅と呼ばれます。たとえばコンセントの位置を子どもの手が届きにくいところにするとか、家族が集まりやすい間取りにするとか、そういった工夫が求められます。

佐藤
編集長
子育てに特化した基準があるんですね!なんかいいな〜。
購入者の対象要件: 自分が対象か確認しよう


佐藤
編集長
じゃあ実際に購入できるのはどんな人たちですか?

室谷
代表取締役
こむすび住宅を購入できるのは2種類の世帯です。まず「子育て世帯」、これは売買契約時に15歳以下の子を有する世帯です。そしてもう一つが「若者夫婦世帯」で、売買契約時に夫婦のいずれかが39歳以下の世帯です。どちらかに当てはまれば購入できます。

佐藤
編集長
39歳以下なら子どもがいなくても買えるんですね!

室谷
代表取締役
そうなんです。「これから子育てする可能性がある若い夫婦にも門戸を開こう」という発想ですね。ただし、この要件に当てはまらない世帯、たとえば40代夫婦でお子さんがいない場合などは購入対象外です。

佐藤
編集長
それは明確でいいですね。まず自分が対象かどうかチェックできますね。
購入対象者 2パターンを確認
- 子育て世帯: 売買契約時に15歳以下の子を有する世帯
- 若者夫婦世帯: 売買契約時に夫婦のいずれかが39歳以下の世帯
- どちらか一方に当てはまれば購入対象!
- 両条件を満たさない世帯(40代以上の夫婦でお子さんなし等)は購入不可

佐藤
編集長
わかりやすい!対象が確認できたところで、事業者側の仕組みについても聞かせてください。申請はどうすればいいんですか?
事業者向けの申請手順(ステップバイステップ)


佐藤
編集長
不動産会社がこの事業に参加するには、どんな手続きが必要なんでしょう?

室谷
代表取締役
事業者の手続きは大きく分けて2段階です。まず「事業者登録」、そして「交付申請」という流れです。登録と申請は並行して進めることもできますよ。

佐藤
編集長
2段階なんですね。同時進行もできるのは効率的!申請期限はいつまでですか?

室谷
代表取締役
令和8年度(2026年度)で言うと、交付申請の受付は令和8年12月18日までです。そして工事の完了は令和9年3月31日までが条件です。先着順で予算上限に達した時点で終了しますので、早めの動きが重要ですよ!

佐藤
編集長
先着順!それは急いだほうがいいですね。
補助金額と仕組み

佐藤
編集長
実際にいくら補助が出るんでしょうか?

室谷
代表取締役
補助額は「改修費等の一部」と定められていて、上限額は制度要綱で細かく定められています。重要なのは、補助相当額を差し引いた価格で購入者に販売することが条件だということです。つまり補助金は事業者の利益になるのではなく、購入者の住宅取得コスト低減に充てられる仕組みです。

佐藤
編集長
事業者が丸儲けできないようになってるんですね!それは公平だ。

室谷
代表取締役
そうですね。県のお金が最終的に子育て世帯の住宅取得を助ける形になっています。令和8年3月30日時点では84の事業者が登録しており、66物件が進行中または完売済みという実績があります。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 補助対象 | 買取再販事業者(登録制) |
| 補助内容 | 改修費等の一部 |
| 販売条件 | 補助相当額を差し引いた価格で販売 |
| 令和8年3月30日時点の登録事業者数 | 84者 |
| 令和8年3月30日時点の総物件数 | 66件(販売中12件、工事中25件、販売済29件) |

佐藤
編集長
66件って意外と多い!県内各地に広がってるんですか?

室谷
代表取締役
はい!新発田市、上越市、佐渡市、新潟市(南区・西区・東区・中央区・江南区・秋葉区・西蒲区・北区)、柏崎市、長岡市、三条市、五泉市、南魚沼市、村上市など、新潟県内の幅広いエリアに物件が展開されています。

佐藤
編集長
佐渡島にもあるんですね!すごい。物件情報はどこで見れますか?

室谷
代表取締役
新潟県の公式ホームページで物件リストが随時更新されています。「実績報告済(販売中)」「交付決定済(工事中)」「販売契約済(販売済)」の3つのステータスで確認できますよ。
申請に必要な書類

佐藤
編集長
実際に申請するときに必要な書類は何ですか?

室谷
代表取締役
事業者登録の場合は事業者登録申請書、交付申請の場合は交付申請書が必要で、その他要綱に定める書類が求められます。詳細は「登録・申請の手引き」に全部まとまっています。令和8年度版が公式ページに掲載されていますよ。

佐藤
編集長
手引きがあるのは助かりますね。複数の物件で申請することもできますか?

室谷
代表取締役
できます!同一事業者による複数物件の申請や、期間中の複数回申請も可能です。ただし、申請状況によって調整が入る場合もあるとのことです。
注意: 予算上限に達した時点で受付終了
- 交付申請は先着順・予算上限あり(令和8年12月18日が期限)
- 予算が埋まれば期限前でも終了する可能性がある
- 早めの事業者登録・申請を強く推奨
- 受付状況は随時、県公式ホームページで公開

佐藤
編集長
それは注意しないといけないですね。書類の話が出たので、次は問い合わせ先も教えてもらえますか?
問い合わせ先・申請窓口

佐藤
編集長
申請窓口や問い合わせはどこにすればいいですか?

室谷
代表取締役
問い合わせ・申請先は「にいがた安心こむすび住宅推進事業事務局」で、株式会社日本旅行新潟支店内に設置されています。電話番号は025-288-5563で、受付時間は月・水・金曜日の9時30分から17時00分までです。メールは niigata_komusubi@nta.co.jp でも受け付けています。

佐藤
編集長
月・水・金の3日間だけなんですね、それは忘れずに!

室谷
代表取締役
そうなんです。火・木・土日は受け付けていないので注意が必要です。郵送先は新潟市中央区東大通1-3-8 明治安田生命ビル1階(〒950-0087)です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 事務局名 | にいがた安心こむすび住宅推進事業事務局(株式会社日本旅行新潟支店内) |
| 電話 | 025-288-5563 |
| 受付時間 | 月・水・金曜日 9時30分から17時00分 |
| メール | niigata_komusubi@nta.co.jp |
| 郵送先 | 〒950-0087 新潟市中央区東大通1-3-8 明治安田生命ビル1階 |
| 申請方法 | 郵送またはメール |
申請窓口・問い合わせ先
- 事務局: にいがた安心こむすび住宅推進事業事務局(株式会社日本旅行新潟支店内)
- 電話: 025-288-5563(月・水・金曜日 9時30分から17時00分)
- メール: niigata_komusubi@nta.co.jp
- 郵送先: 〒950-0087 新潟市中央区東大通1-3-8 明治安田生命ビル1階
- 申請方法: 郵送またはメール

佐藤
編集長
窓口の情報もバッチリわかりました。これって購入する側の自分でもどこかに問い合わせたりできますか?

室谷
代表取締役
購入を検討している方は、新潟県のホームページで物件リストを確認してから、各販売事業者に直接お問い合わせするのが基本的な流れです。空き家のご提供を検討している方は、新潟県宅地建物取引業協会(電話025-247-1177)への相談窓口もありますよ。
制度の背景と新潟県の空き家問題

佐藤
編集長
この制度ができた背景って何ですか?

室谷
代表取締役
新潟県は空き家の増加と、子育てしやすい住環境の整備という2つの課題を抱えているんです。令和5年(2023年)の住宅・土地統計調査では、新潟県の空き家数がかなり増加していて、その解消が急務でした。

佐藤
編集長
空き家問題と子育て支援を一石二鳥で解決しようとしてるんですね!

室谷
代表取締役
まさにそうです。「子育てに優しい新潟県」の実現を掲げながら、空き家の有効活用も図るという一石二鳥の施策なんです。令和6年度(2024年度)に始まってから令和8年度(2026年度)には制度が拡充されていて、「こむすび住宅プラス」というグレードアップ版も令和8年度から導入されています。

佐藤
編集長
どんどん発展してるんですね!新潟県、力を入れてるんだ。

室谷
代表取締役
そうです。令和8年3月時点で66物件・84事業者という実績は、制度開始から1〜2年でこれだけ普及したということですから、関係者の評価も高い事業です。
制度の2つの大きなメリット
- 子育て世帯: 通常より安価に子育てしやすい住宅を取得できる
- 新潟県全体: 空き家が減少し、子育て世代の定住促進につながる
詐欺にご注意ください
給付金詐欺にご注意ください
- 公的機関や事務局が「ATMで手続きを」と言うことは絶対ありません
- 電話で銀行口座番号・暗証番号を聞くことはありません
- 「先に手数料を振り込めば補助金をもらえる」という話は詐欺です
- 不審な連絡を受けたら、必ず公式の問い合わせ先(025-288-5563)に確認してください

佐藤
編集長
詐欺には気をつけないといけないですよね。怪しい業者にだまされないよう注意が必要ですね。

室谷
代表取締役
そうですね。公式の事務局と直接やり取りするのが基本で、不審な連絡があれば新潟県建築住宅課(電話025-280-5485)にも直接確認できますよ。
基本情報まとめ

佐藤
編集長
全部聞いてきましたが、最後に基本情報をまとめてもらえますか?

室谷
代表取締役
はい、全部まとめます!
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 制度名 | にいがた安心こむすび住宅推進事業 |
| 実施主体 | 新潟県 |
| 対象者(補助を受ける側) | 買取再販事業者(登録制) |
| 購入者の条件 | 子育て世帯(15歳以下の子あり)または若者夫婦世帯(夫婦のどちらかが39歳以下) |
| 補助内容 | 改修費等の一部 |
| 申請期限(令和8年度) | 令和8年12月18日(交付申請)、令和9年3月31日(事業完了) |
| 事業者登録受付期間 | 令和8年4月1日から令和9年3月31日 |
| 問い合わせ先 | 025-288-5563(月・水・金 9時30分から17時00分) |
| 公式URL | 新潟県建築住宅課 |

佐藤
編集長
ありがとうございます!購入者の視点でも事業者の視点でも、すごくよく整理できました!新潟で住宅の購入や、空き家活用を考えている方にとって、ぜひ活用してほしい制度ですね。

室谷
代表取締役
そうですね!特に子育て世代が新潟に移住・定住を考えているなら、こむすび住宅は選択肢として絶対に知っておきたい制度です。物件リストは随時更新されているので、まずは県の公式ページで確認してみてください!
新潟県のほかの住宅支援制度も確認しよう

佐藤
編集長
こむすび住宅のほかにも、新潟県で使える住宅関連の支援って何かありますか?

室谷
代表取締役
ありますよ!たとえば新潟県産材を使った家づくりを支援する新潟県産材の家づくり支援事業(通常支援メニュー)や、新潟市内でリフォームするなら新潟市健幸すまいリフォーム助成事業などがあります。上越市にお住まいなら上越市住宅リフォーム促進事業や上越市移住定住応援住宅取得費補助金なども要確認です!

佐藤
編集長
いろんな支援を組み合わせて使えるものもあるかもしれないですね!

室谷
代表取締役
そうです。制度によっては併用できるものもありますので、事務局や自治体の窓口に「使える制度はほかにもありますか?」と聞いてみるのがおすすめです!新潟県内の補助金・給付金をもっと探したい方は新潟県の補助金・給付金一覧もご覧ください。