玄界灘・有明海の漁業が直面する補助金の使い所
福岡県の漁業は、玄界灘(呼子のイカ・響灘のヒラメ・博多湾のタコ)と有明海(海苔・アサリ)という性格の異なる二つの漁場で成り立っています。
2023年のALPS処理水海洋放出後に中国・香港が水産物輸入規制を強化したことで、輸出に依存していた事業者は販路転換を急ぎました。国が設けた「ALPS処理水関連の輸出先多角化緊急支援事業」や「国内販路拡大等支援事業」はその受け皿になりましたが、輸出規制が段階的に緩和された今は、中長期の販路多角化戦略を補助金と組み合わせて設計する段階に入っています。