募集終了
やや難しい
準備期間の目安: 約30

令和7年度新製品・新技術開発助成金事業

基本情報

補助金額
2500万円
補助率: 助成対象と認められる経費の1/2以内(千円未満は切り捨て)※賃金引上げ計画を策定し、実施した場合は3/4以内(小規模企業者は4/5以内)​
0円2500万円
募集期間
2025-05-09 〜 2025-06-05
対象地域東京都
対象業種建設業 / 製造業 / 情報通信業 / 複合サービス事業 / サービス業(他に分類されないもの) / 運輸業、郵便業 / 卸売業、小売業 / 学術研究、専門・技術サービス業 / 教育、学習支援業 / 医療、福祉
使途新たな事業を行いたい / 研究開発・実証事業を行いたい

この補助金のまとめ

令和7年度新製品・新技術開発助成金は、東京都が実施する中小企業向けの研究開発支援制度です。最大2,500万円、助成率1/2以内という手厚い支援が特徴で、賃金引上げ計画を策定・実施する企業は3/4、小規模企業者は4/5まで助成率が引き上がります。対象となるのは都内に本店または支店を持ち実質的な事業活動を行っている中小企業者で、これから都内で創業を計画している個人も申請可能です。助成対象経費は原材料費、機械装置費、委託・外注費、産業財産権出願・導入費、専門家指導費、直接人件費と幅広く、研究開発に必要な主要コストをカバーできます。対象期間は最長1年9か月(令和7年11月〜令和9年7月)と比較的長期間にわたるため、腰を据えた開発プロジェクトに適しています。申請期間は2025年5月9日〜6月5日と約1か月間と短いため、早期の準備着手が重要です。実用化の見込みがある研究開発が要件となるため、市場ニーズや事業化計画の明確さが採択のカギを握ります。

この補助金の特徴

1

最大2,500万円・高助成率の手厚い支援

本助成金の最大の魅力は、上限2,500万円という大型の助成額です。基本の助成率は1/2以内ですが、賃金引上げ計画を策定・実施する企業は3/4、小規模企業者は4/5まで引き上がります。研究開発には多額の資金が必要となるため、この高い助成率は資金面のハードルを大幅に下げてくれます。特に小規模企業者にとっては、開発費用の8割をカバーできる非常に有利な制度設計です。

2

幅広い対象経費で開発コストを包括的にカバー

原材料費、機械装置費、委託・外注費、産業財産権出願・導入費、専門家指導費、直接人件費と、研究開発に必要な主要コストが網羅的に対象となっています。試作品の材料費から専門家への相談料、特許出願費用まで一括で助成を受けられるため、コスト面の心配を最小限に抑えて開発に集中できます。

3

最長1年9か月の余裕ある開発期間

対象期間は令和7年11月から令和9年7月までの最長1年9か月です。新製品・新技術の開発には試行錯誤がつきものですが、十分な開発期間が確保されているため、品質を妥協せずにじっくりと取り組むことが可能です。短期間では実現困難な技術的チャレンジにも適しています。

4

創業予定者も申請可能な間口の広さ

都内で実質的な事業活動を行う中小企業者だけでなく、都内での創業を計画中の個人も対象となります。これからビジネスを始めようとしている方にとって、開発段階から公的支援を受けられる貴重な機会です。創業と同時に競争力のある製品・技術を市場投入する戦略が描けます。

ポイント

本助成金は「高額助成×高助成率×幅広い経費×長期開発期間」の4拍子が揃った、東京都の中小企業向け研究開発支援の中核制度です。特に小規模企業者の4/5助成率と、創業予定者にも門戸が開かれている点は他の助成金にはない大きな強みです。

対象者・申請資格

企業規模・所在地の要件

  • 中小企業基本法に定める中小企業者であること
  • 東京都内に本店または支店・営業所を有すること
  • 都内の事業所で実質的な事業活動を行っていること
  • 個人の場合、都内での創業を具体的に計画中であること

事業内容の要件

  • 新製品または新技術の研究開発であること
  • 実用化の見込みがある開発テーマであること
  • 技術力の強化または新分野の開拓に資するものであること

賃金引上げ加算の要件(任意)

  • 賃金引上げ計画を策定し、実施すること(助成率3/4に引上げ)
  • 小規模企業者の場合は助成率4/5に引上げ

ポイント

基本要件は「都内の中小企業者」であることと「実用化見込みのある新製品・新技術の開発」であることの2点です。創業前の個人も対象に含まれる点が特徴的です。賃金引上げ計画の策定は必須ではありませんが、策定すれば助成率が大幅に上がるため、人材投資と研究開発投資を同時に進める企業には特に有利な制度です。

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申請ガイド

1

ステップ1:申請要件の確認と開発テーマの整理

まず自社が中小企業者要件を満たしているか確認し、開発テーマの新規性・実用化見込みを整理します。既存製品の単純改良ではなく、新規性のある技術的チャレンジであることを明確にしましょう。

2

ステップ2:事業計画書の作成

研究開発の目的、技術的課題、開発手法、スケジュール、期待される成果、市場性・事業化計画を具体的に記載します。審査員に技術の新規性と実用化の見込みが伝わるよう、データや根拠を盛り込むことが重要です。

3

ステップ3:経費見積もりの積算

原材料費、機械装置費、委託・外注費、産業財産権出願費、専門家指導費、直接人件費について、具体的な見積書を取得し積算します。助成対象外の経費が混在しないよう注意してください。

4

ステップ4:申請書類の提出

申請期間(2025年5月9日〜6月5日)内に必要書類一式を提出します。期間が約1か月と短いため、余裕を持って準備を進めましょう。書類不備による不受理を防ぐため、提出前のチェックリスト確認を推奨します。

5

ステップ5:審査・採択後の事業実施

書面審査および面接審査を経て採択が決定します。採択後は交付決定日以降に事業を開始し、計画に沿って研究開発を進めます。中間報告や完了報告など、所定の手続きを遵守してください。

ポイント

申請期間は約1か月と短いため、募集開始前から事業計画書の骨子と経費見積もりの準備を進めておくことが成功の鍵です。特に事業計画書では、技術的な新規性だけでなく市場ニーズと事業化の道筋を具体的に示すことが、審査での高評価につながります。

審査と成功のコツ

技術の新規性を明確に打ち出す
単なる既存技術の改良ではなく、何が「新しい」のかを具体的に説明しましょう。特許調査や先行技術との比較を行い、自社技術の独自性・優位性を客観的に示すことが重要です。「業界初」「従来比○○%向上」など定量的な表現が審査員に響きます。
市場ニーズと事業化計画の具体性
実用化の見込みが審査要件であるため、開発成果をどのように事業化するかの道筋を明確にしましょう。想定顧客、市場規模、販売チャネル、価格設定など、具体的なビジネスモデルを提示することで採択率が高まります。顧客からのヒアリング結果や市場調査データがあればなお良いです。
経費の妥当性と根拠の明示
2,500万円の上限に対して、各経費項目の金額根拠を明確にしましょう。複数社からの相見積もりを取得し、金額の妥当性を示すことが重要です。過大な経費計上は減額査定の原因となるため、必要十分な金額を積算してください。
賃金引上げ加算の活用検討
助成率を1/2から3/4(小規模企業者は4/5)に引き上げられる賃金引上げ計画の策定を積極的に検討しましょう。人材確保・定着にもつながるため、経営戦略としても合理的な選択です。計画の実現可能性を担保できる範囲で設定することがポイントです。
開発スケジュールの現実性
最長1年9か月の対象期間内で完了できる、現実的なマイルストーンを設定しましょう。各フェーズの目標、成果物、判断基準を明確にし、遅延リスクへの対応策も盛り込むことで、計画の実現可能性をアピールできます。

ポイント

採択される申請書のポイントは「新規性の客観的根拠」「事業化までの具体的な道筋」「経費の妥当性」の3点です。加えて、賃金引上げ加算を活用すれば助成率を大幅に引き上げられるため、経営戦略と研究開発戦略を組み合わせた提案が最も効果的です。

対象経費

対象となる経費

原材料費(3件)
  • 試作品製作に必要な原材料の購入費
  • 部品・資材の調達費
  • サンプル作成用の素材費
機械装置費(3件)
  • 研究開発に必要な機械・装置の購入費
  • 試作・実験用設備の導入費
  • 計測機器・分析装置のリース費
委託・外注費(3件)
  • 技術的な試験・分析の外部委託費
  • 試作品の加工・製造の外注費
  • 専門的な技術開発の業務委託費
産業財産権出願・導入費(3件)
  • 特許出願に係る弁理士費用
  • 実用新案・意匠登録の出願費用
  • 技術導入に必要なライセンス費用
専門家指導費(3件)
  • 技術コンサルタントへの指導料
  • 大学・研究機関の専門家への相談費
  • 技術アドバイザーへの謝金
直接人件費(3件)
  • 研究開発に直接従事する社員の人件費
  • 開発プロジェクト専任スタッフの給与
  • 研究補助者の雇用費

対象外の経費

対象外の経費一覧(8件)
  • 一般的な事務用品・消耗品費(研究開発に直接関係しないもの)
  • 土地・建物の取得費用や賃借料
  • 既存事業の運転資金や一般管理費
  • 交際費・接待費・慶弔費
  • 税金・保険料・公租公課
  • 汎用性の高いパソコン・タブレット等の購入費(研究開発専用でないもの)
  • 交付決定日より前に発注・契約・支払いを行った経費
  • 他の助成金・補助金で助成対象となっている経費

よくある質問

Q個人事業主でも申請できますか?
A

はい、申請可能です。東京都内に事業所を有し実質的な事業活動を行っている中小企業者であれば、個人事業主も対象となります。また、まだ創業していない方でも、都内での創業を具体的に計画している個人であれば申請資格があります。ただし、創業計画の具体性(事業内容、開業時期、資金計画など)を示す必要がありますので、事前に事業計画書を作成しておくことをお勧めします。

Q賃金引上げ計画とは具体的にどのような内容ですか?
A

賃金引上げ計画とは、従業員の給与水準を引き上げる具体的な計画を策定し、助成事業期間中に実施するものです。この計画を策定・実施することで、助成率が基本の1/2から3/4に引き上げられます(小規模企業者は4/5)。計画には引上げ対象者、引上げ額・率、実施時期などを明記する必要があります。無理のない範囲で設定し、確実に実行できる計画とすることが重要です。

Q助成金はいつ支払われますか?
A

本助成金は原則として後払い(精算払い)方式です。研究開発の完了後、成果報告書と経費の証拠書類を提出し、審査を経て助成金が支払われます。そのため、事業実施期間中の開発費用は自社で立て替える必要があります。資金繰りを考慮し、必要に応じて金融機関のつなぎ融資(東京都の制度融資など)の活用も検討してください。

Q同じテーマで他の補助金と併用できますか?
A

同一の経費について、他の補助金・助成金との重複受給はできません。ただし、研究開発の異なるフェーズや異なる経費項目であれば、他制度との併用が認められる場合があります。例えば、本助成金で試作開発を行い、その後ものづくり補助金で量産化設備を導入するといった段階的な活用は可能です。併用を検討する場合は、必ず事前に各制度の事務局に確認してください。

Q申請から採択までのスケジュールはどのくらいですか?
A

申請受付期間は2025年5月9日〜6月5日の約1か月間です。その後、書面審査および面接審査が行われ、採択結果が通知されます。一般的に審査には2〜3か月程度かかると想定されます。助成対象期間は令和7年11月からですので、採択から事業開始まで準備期間を確保できます。申請書類の準備には最低でも1か月程度見込んでおくことをお勧めします。

Q途中で開発テーマや経費配分を変更できますか?
A

助成事業の採択後、やむを得ない理由により開発内容や経費配分を変更する必要が生じた場合は、事前に事務局に変更申請を行い承認を受ける必要があります。軽微な変更であれば認められるケースが多いですが、開発テーマの根本的な変更や大幅な経費配分の変更は認められない場合があります。変更が必要になった時点で速やかに事務局に相談し、指示を仰いでください。無断での変更は助成金の返還を求められる可能性があります。

Q他の補助金・助成金と併用できますか?
A

本助成金は東京都中小企業振興公社が実施する制度であり、同一の研究開発経費について他の補助金・助成金との重複受給はできません。ただし、研究開発の異なるフェーズや異なる経費項目であれば、他制度との組み合わせが可能な場合があります。 例えば、本助成金で新技術の開発・試作を行い、その成果をもとに国のものづくり補助金で量産化設備を導入するといった、段階的な活用が効果的です。また、東京都の他の支援制度(販路開拓支援、知的財産活用支援など)と組み合わせることで、開発から事業化までを一貫して公的支援でカバーする戦略も検討できます。 注意すべき点として、同一経費の二重計上は厳禁です。複数の助成金を活用する場合は、経費の切り分けを明確にし、各制度の事務局に事前相談することを強く推奨します。また、国の小規模事業者持続化補助金や各区市町村の独自支援制度は対象経費が異なることが多いため、併願の余地があります。

詳細説明

令和7年度新製品・新技術開発助成金の概要

本助成金は、東京都中小企業振興公社が実施する、都内中小企業者等の技術力強化と新分野開拓を促進するための制度です。新製品・新技術の研究開発にかかる経費の一部を助成することで、中小企業のイノベーション創出を後押しします。

助成内容の詳細

助成限度額は2,500万円で、助成率は1/2以内が基本です。ただし、以下の条件により助成率が引き上げられます。

  • 賃金引上げ計画策定・実施企業:助成率 3/4以内
  • 小規模企業者:助成率 4/5以内

この助成率の優遇措置は、企業の成長と従業員の処遇改善を同時に実現する政策意図が反映されています。

対象者の要件

以下のいずれかに該当する方が申請できます。

  • 東京都内に本店または支店・営業所を有し、実質的な事業活動を行っている中小企業者
  • 東京都内での創業を具体的に計画している個人

なお、中小企業者の定義は中小企業基本法に基づきます。業種ごとに資本金や従業員数の上限が定められていますので、事前にご確認ください。

助成対象経費

研究開発に直接必要な以下の経費が助成対象となります。

  • 原材料費:試作品の製作に必要な原材料・部品の購入費
  • 機械装置費:研究開発に必要な機械・装置の購入・リース費
  • 委託・外注費:試験・分析・加工等の外部委託費
  • 産業財産権出願・導入費:特許出願費用、ライセンス導入費
  • 専門家指導費:技術コンサルタント・研究機関等への相談・指導料
  • 直接人件費:研究開発に直接従事するスタッフの人件費

申請スケジュール

申請受付期間は2025年5月9日から6月5日までです。約1か月の受付期間となりますので、早めの準備をお勧めします。

助成対象期間は令和7年11月から令和9年7月までの最長1年9か月です。この期間内に研究開発を完了し、成果報告を行う必要があります。

申請のポイント

本助成金の審査では、以下の点が重視されると考えられます。

  • 技術の新規性・独自性:既存技術との差別化ポイントを明確に示すこと
  • 実用化の見込み:開発成果の市場投入までの道筋が具体的であること
  • 事業計画の実現可能性:スケジュール・体制・予算が現実的であること
  • 経費の妥当性:各費目の金額根拠が明確であること

特に「実用化の見込み」は本助成金の重要な要件です。単なる基礎研究ではなく、製品化・サービス化を見据えた応用研究・開発であることを、市場調査データや顧客ニーズの裏付けとともに示しましょう。

活用のメリット

本助成金を活用することで、以下のメリットが期待できます。

  • 最大2,500万円の助成により、自己資金の負担を大幅に軽減
  • 賃金引上げとの連動で、人材確保・定着と研究開発の両立が可能
  • 東京都の公的支援を受けた実績が、取引先や金融機関からの信用向上につながる
  • 最長1年9か月の開発期間で、本格的な技術開発プロジェクトに取り組める