募集中全国対象
やや難しい
準備期間の目安: 約30

【総務省】スタートアップ創出型萌芽的研究開発支援事業

基本情報

補助金額
金額未定
募集期間
2026-02-03 〜 2026-03-24
残り10
対象地域日本全国
対象業種情報通信業

この補助金のまとめ

総務省が実施するICT分野のスタートアップ創出・育成プログラムです。起業を目指す個人やグループ、設立15年以内のスタートアップが対象で、Support1(最大500万円)とSupport2(最大3,000万円)の2つの支援枠が用意されています。最大の特徴は補助率が定額補助(10/10)、つまり全額補助である点です。さらに研究開発費の支援だけでなく、事業化に向けた伴走支援も受けられるため、技術シーズはあるが事業化のノウハウが不足しているチームにとって非常に有効な制度です。採択後に研究開発の進捗が著しい場合は追加交付の可能性もあり、成果を出すほど支援が厚くなる設計になっています。令和7年度の業務実施機関はデロイトトーマツが担当しており、質の高い伴走支援が期待できます。

この補助金の特徴

1

全額補助(補助率100%)で研究開発に専念できる

本事業の補助率は定額補助(10/10)であり、採択された研究開発費の全額が支援されます。自己負担なしで研究開発に取り組めるため、資金面でのリスクを最小限に抑えながらイノベーション創出に集中できます。ICT分野のスタートアップにとって、初期段階での資金調達ハードルを大幅に下げる制度です。

2

2段階の支援枠で成長フェーズに合わせた活用が可能

Support1(最大500万円)はこれから起業を目指す個人・グループ向け、Support2(最大3,000万円)は事業の確立・拡大を目指すスタートアップ向けと、成長段階に応じた支援枠が設けられています。自分のフェーズに合った支援を選べるため、的確な規模感で研究開発を進められます。

3

成果に応じた追加交付制度

当初の研究開発費に加え、進捗が著しい場合には追加の研究開発費が交付される可能性があります。Support1は最大500万円、Support2は最大3,000万円まで拡大でき、成果を出すほど支援が手厚くなるインセンティブ設計です。

4

事業化に向けた伴走支援

研究開発費の支援だけでなく、事業化に向けた伴走支援がセットで提供されます。令和7年度はデロイトトーマツが業務実施機関を担当しており、協業による新たな市場やビジネスモデルの獲得など、実践的な支援が受けられます。

5

個人・グループでも応募可能

法人格がなくても、ICT分野で起業を目指す個人やグループであれば応募できます。外国籍の方も日本での滞在・就労要件を満たしていれば対象となり、多様な人材からのイノベーション創出を促進する設計です。

ポイント

この補助金の最大の魅力は「全額補助×伴走支援」の組み合わせです。ICTスタートアップにとって、研究開発費の自己負担ゼロで事業化支援まで受けられる制度は非常に希少です。特にSupport2の最大3,000万円は、プロトタイプ開発から市場投入まで十分にカバーできる規模感です。

対象者・申請資格

対象者の基本要件

  • ICT分野で起業を目指す個人またはグループ
  • ICT分野で成長志向のあるスタートアップ(設立15年以内)
  • 日本国内に居住している、または居住予定の個人
  • 日本で登記され、主たる技術開発・意思決定拠点が国内にある法人

Support1の対象

  • これから本格的に起業や事業化を目指す個人・グループ
  • 起業して間もないスタートアップ
  • 研究開発の初期段階にある方

Support2の対象

  • 事業の確立・拡大を目指す個人・グループ・スタートアップ
  • 技術の事業化やビジネスプランのブラッシュアップに取り組む方
  • 既にある程度の研究開発実績がある方

外国籍の方

  • 日本における滞在および就労要件を満たしていること
  • 採択決定までに日本国内に居住予定であること

ポイント

法人格がなくても個人・グループで応募できる点が大きな特徴です。ただし「ICT分野」であることが必須条件なので、ソフトウェア、AI、IoT、通信技術など情報通信技術に関連する研究開発であることを明確にする必要があります。スタートアップの場合は設立15年以内の要件も確認しましょう。

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申請ガイド

1

ステップ1:支援枠の選択

まず自社・自身のフェーズに合った支援枠(Support1またはSupport2)を選択します。起業前〜起業直後ならSupport1、事業拡大フェーズならSupport2が適しています。

2

ステップ2:公式サイトでの情報収集

公式サイト(https://ict.startupleague.go.jp/)で募集要項や過去の採択事例を確認します。※本事業はjGrantsでは申請受付をしていないため、必ず公式サイトから手続きしてください。

3

ステップ3:申請書類の準備

研究開発計画書、事業化計画、チーム体制、予算計画などの申請書類を準備します。ICTの革新性と事業化の実現可能性を具体的に記述することが重要です。

4

ステップ4:オンライン申請

公式サイトの募集ページ(https://ict.startupleague.go.jp/application/)から手順に沿って入力・提出します。自薦または推薦での応募が可能です。

5

ステップ5:審査・採択

提出された申請内容に基づき審査が行われます。採択後は研究開発計画に沿って事業を実施し、伴走支援を受けながら成果創出を目指します。

ポイント

最重要ポイントは「jGrantsではなく公式サイトから申請する」ことです。申請期限は2026年3月24日までなので、早めの準備を推奨します。推薦での応募も受け付けているため、大学や研究機関、VC等からの推薦が得られれば採択可能性が高まります。

審査と成功のコツ

ICT技術の革新性を明確に示す
審査では研究開発の技術的な新規性・優位性が重視されます。既存技術との差別化ポイント、解決する社会課題、技術的なブレークスルーを具体的に説明しましょう。学術論文や特許など、技術の裏付けとなるエビデンスがあれば強力です。
事業化ロードマップの具体性
研究開発だけでなく、その先の事業化ビジョンを具体的に描くことが重要です。ターゲット市場の規模、マネタイズモデル、競合分析、マイルストーンを明確にし、伴走支援を活用して何を達成するかを示しましょう。
チーム体制の説得力
技術力とビジネス推進力の両方を備えたチーム体制をアピールしましょう。技術者だけでなく、事業開発やマーケティングの知見を持つメンバーがいると評価が高まります。外部アドバイザーの存在も有効です。
伴走支援の活用計画
単に研究開発費が欲しいではなく、伴走支援をどう活用して事業を加速させるかの計画を示しましょう。協業先の開拓、市場検証、ピボットの可能性など、支援を最大限活かす姿勢が評価されます。

ポイント

採択のカギは「技術の革新性」と「事業化の実現可能性」のバランスです。技術的に面白いだけでなく、市場ニーズとの接続を明確にしましょう。過去の採択事例を公式サイトで確認し、求められるレベル感を把握することをお勧めします。

対象経費

対象となる経費

研究開発費(4件)
  • ソフトウェア開発費
  • プロトタイプ制作費
  • クラウドサーバー利用料
  • 開発ツール・ライセンス費
人件費(2件)
  • 研究員・エンジニアの人件費
  • 外部専門家への謝金
設備費(2件)
  • 研究開発用機器の購入・リース費
  • 計測機器・試験装置の利用料
外注費(3件)
  • 技術検証の外部委託費
  • デザイン・UI/UX開発の外注費
  • 試験・分析の委託費
旅費・交通費(2件)
  • 研究開発に必要な国内出張旅費
  • 共同研究先への訪問交通費
その他経費(3件)
  • 学会・展示会参加費
  • 知的財産権の出願費用
  • 消耗品費

対象外の経費

対象外の経費一覧(6件)
  • オフィスの賃借料・光熱費などの一般管理費
  • 営業活動・広告宣伝に関する費用
  • 研究開発に直接関係しない飲食・交際費
  • 汎用性の高いPC・スマートフォンなど一般事務機器の購入費
  • 他の補助金で既に手当てされている経費
  • 事業期間外に発生した経費

よくある質問

Q法人格がなくても応募できますか?
A

はい、ICT分野で起業を目指す個人またはグループであれば、法人格がなくても応募可能です。ただし、採択決定までに日本国内に居住している(または居住予定の)ことが条件となります。Support1は特に起業前の段階から応募できる枠として設計されています。

QSupport1とSupport2はどちらに応募すべきですか?
A

ご自身のフェーズに合わせて選択してください。Support1(最大500万円)はこれから起業を目指す方や起業間もない段階向け、Support2(最大3,000万円)は事業の確立・拡大フェーズ向けです。既にプロダクトのプロトタイプがあり、市場投入や事業拡大を目指している場合はSupport2、アイデア段階や初期研究開発段階であればSupport1が適しています。

Q補助率100%ということは自己負担はゼロですか?
A

はい、本事業は定額補助(10/10)であり、採択された研究開発費については全額が支援されます。ただし、補助対象外の経費(一般管理費、営業活動費など)は自己負担となります。また、支援対象経費の上限額を超える部分も自己負担です。

Q追加交付はどのように決まりますか?
A

採択後の研究開発実施期間中に、研究開発・事業の進捗が著しいと評価された場合、追加の研究開発費が交付される可能性があります。具体的には、当初予算の適切な執行実績と、伴走支援を通じた協業や新市場開拓などの追加的な取り組みにより飛躍的な成長が見込まれることが条件です。Support1は最大500万円、Support2は最大3,000万円が上限です。

QjGrantsから申請できますか?
A

いいえ、本事業はjGrantsでの申請受付を行っていません。公式サイト「ICTスタートアップリーグ」(https://ict.startupleague.go.jp/application/)から手順に沿って申請してください。jGrantsのページには概要情報のみ掲載されています。

Q外国籍でも応募できますか?
A

はい、外国籍の方も応募可能です。ただし、日本における滞在および就労要件を満たしていること、採択決定までに日本国内に居住または居住予定であることが条件です。在留資格の種類によっては対象外となる場合があるため、事前に事務局に確認することをお勧めします。

Q伴走支援では具体的にどのようなサポートが受けられますか?
A

令和7年度はデロイトトーマツが業務実施機関として、事業化に向けた実践的な支援を提供します。具体的には、事業計画のブラッシュアップ、協業による新たな市場やビジネスモデルの獲得、メンタリング、ネットワーキングなどが含まれます。過去のICTスタートアップリーグでは、VCとのマッチングや大企業との協業機会の創出なども行われています。

Q他の補助金・助成金と併用できますか?
A

本事業は国の補助金であるため、同一の研究開発経費に対して他の国の補助金・助成金を併用することは原則できません。ただし、研究開発のフェーズや対象経費が異なる場合は、別の支援制度と組み合わせることが可能です。例えば、本事業でICT技術のプロトタイプを開発した後、事業化フェーズでは中小企業庁の「ものづくり補助金」やNEDOの研究開発支援を活用するなど、段階的な活用が有効です。また、東京都のスタートアップ支援事業や各自治体の創業支援補助金は、対象経費が異なれば併用可能な場合があります。事業化後のマーケティング費用にはIT導入補助金や小規模事業者持続化補助金の活用も検討できます。具体的な併用可否は事務局(デロイトトーマツ)に事前確認することを強く推奨します。

詳細説明

事業概要

「スタートアップ創出型萌芽的研究開発支援事業」は、総務省が実施するICT分野のスタートアップ創出・育成を目的とした研究開発支援プログラムです。起業を目指す個人・グループから、事業拡大を目指すスタートアップまで幅広く対象とし、研究開発費の全額補助と事業化に向けた伴走支援を提供します。

2つの支援枠

本事業には成長フェーズに応じた2つの支援枠があります。

  • Support1:これから起業を目指す個人・グループや起業間もないスタートアップ向け。研究開発費300万円(定額補助)。追加交付を含めた上限は500万円。
  • Support2:事業の確立・拡大を目指すスタートアップ向け。研究開発費2,000万円(定額補助)。追加交付を含めた上限は3,000万円。

追加交付制度

採択後の研究開発期間中に以下の条件を満たす場合、追加の研究開発費が交付される可能性があります。

  • 当初交付された予算の執行により、ICTの研究開発・事業の進捗が著しいこと
  • 伴走支援を通じた追加の取り組み(協業による新たな市場やビジネスモデルの獲得等)を実施することで、研究開発の成果や事業に飛躍的な成長が見込まれること

伴走支援

本事業の大きな特徴として、研究開発費の支援に加えて事業化に向けた伴走支援が提供されます。令和7年度の業務実施機関であるデロイトトーマツが、事業計画のブラッシュアップ、協業先の開拓、市場参入戦略の策定など、実践的なサポートを行います。

対象者

  • 個人・グループ:ICT分野で起業を目指し、採択決定までに日本国内に居住または居住予定の方。外国籍の方は滞在・就労要件を満たすことが必要です。
  • スタートアップ:日本で登記された中小企業者等で、主たる技術開発・意思決定拠点が国内にあり、原則設立15年以内の法人。

応募方法

本事業はjGrantsでの申請受付は行っておらず、公式サイト(ICTスタートアップリーグ)の募集ページから応募します。自薦または推薦での応募が可能です。申請期限は2026年3月24日です。

お問い合わせ先

令和7年度業務実施機関:合同会社デロイト トーマツ「ICTスタートアップリーグ」事務局
E-mail: info@startupleague.jp