募集中全国対象
非常に難しい
準備期間の目安: 約45

「ポスト5G情報通信システム基盤強化研究開発事業/触覚‐動作統合に基づく環境適応型フィジカルAIの研究開発(委託)」の公募

基本情報

補助金額
金額未定
募集期間
2026-03-11 〜 2026-04-27
残り44
対象地域日本全国
対象業種学術研究 / 専門・技術サービス業

この補助金のまとめ

NEDO(新エネルギー・産業技術総合開発機構)が公募する「ポスト5G情報通信システム基盤強化研究開発事業」の委託研究テーマです。触覚と動作を統合した環境適応型フィジカルAIの研究開発を行う実施者を募集しています。ポスト5G時代の通信基盤を支えるAI技術として、ロボットが触覚センシングと動作制御を統合し、未知の環境にも適応できるフィジカルAIの実現を目指します。委託事業のため研究開発費は全額NEDOが負担し、最長5年間の長期プロジェクトとして実施されます。企業・大学等が対象で、GX(グリーントランスフォーメーション)分野への貢献も期待される先端的な研究開発案件です。AI・ロボティクス分野で世界をリードする技術開発を志す組織にとって、大きなチャンスとなるでしょう。

この補助金の特徴

1

委託事業で研究開発費全額負担

NEDO委託事業のため、採択されれば研究開発に必要な経費は全額NEDOが負担します。補助金と異なり自己負担が発生しないため、資金面の制約なく研究に集中できる点が大きな魅力です。成果はNEDOとの共有となりますが、知的財産の取り扱いについては特別約款で定められています。

2

最長5年間の長期研究プロジェクト

研究開発期間は最長5年間と長期にわたります。基礎研究から応用研究、実証実験まで段階的に進められるため、腰を据えた研究開発が可能です。短期的な成果だけでなく、技術の社会実装を見据えた本格的な研究に取り組めます。

3

フィジカルAIという最先端テーマ

触覚センシングと動作制御を統合した環境適応型AIという、世界的にも注目される最先端テーマです。ポスト5Gの大容量・低遅延通信と組み合わせることで、遠隔操作ロボットや自律型ロボットの飛躍的な性能向上が期待されます。

4

GX分野への貢献が期待される研究開発

グリーントランスフォーメーション(GX)に関連するテーマとして位置づけられており、省エネルギーや環境負荷低減に貢献するAI技術の開発が求められます。カーボンニュートラル実現に向けた国家戦略と連動した研究として、社会的意義も大きいプロジェクトです。

ポイント

NEDO委託事業は研究開発費全額負担という圧倒的な資金面の優位性があります。5年間の長期プロジェクトで最先端フィジカルAI技術の開発に取り組めるため、AI・ロボティクス分野で世界レベルの研究を目指す企業・大学にとって、見逃せない機会です。GX貢献も評価要素となるため、環境配慮の視点を研究計画に盛り込むことが採択のカギとなります。

対象者・申請資格

応募資格のある組織形態

  • 企業(民間企業、ベンチャー企業を含む)
  • 大学(国公立・私立大学、大学院)
  • 研究機関(国立研究開発法人等の公的研究機関)
  • 団体(業界団体、一般社団法人等)
  • 上記の組織によるコンソーシアム・共同提案も可能

求められる技術力・実績

  • 触覚センシング、動作制御、AI・機械学習のいずれかに関する研究実績
  • フィジカルAIまたはロボティクス分野での技術的知見
  • 研究開発を遂行できる人材・設備を有すること

その他の条件

  • Jグランツ(電子申請システム)での応募が必須
  • GbizIDの取得が必要(未取得の場合は事前に申請が必要)
  • ワーク・ライフ・バランス認定状況の申告が求められる

ポイント

企業・大学・研究機関が幅広く応募できますが、触覚センシングやフィジカルAIの研究実績が暗黙的に求められます。単独応募よりも、異なる強みを持つ複数機関でのコンソーシアム形成が採択率を高めるポイントです。Jグランツ経由の申請が必須のため、GbizIDの事前取得を忘れずに。

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申請ガイド

1

ステップ1:公募要領の熟読と説明会参加

公募要領(NEDO HPからダウンロード可能)を精読し、研究開発テーマの詳細要件を把握します。2026年3月24日(火)14:00〜15:00にオンライン説明会が開催されるため、参加して疑問点を解消しましょう。説明会の申込期限は3月23日(月)17:00です。

2

ステップ2:研究計画の策定

触覚‐動作統合に基づく環境適応型フィジカルAIの研究開発について、具体的な研究計画を策定します。技術的なアプローチ、実施体制、スケジュール、期待される成果を明確にします。GX貢献の観点も計画に盛り込むことが重要です。

3

ステップ3:提案書類の作成

NEDO所定の様式に従い、提案書、経歴書、提案者情報、ワーク・ライフ・バランス認定状況等の書類を作成します。様式はNEDO HPからダウンロードできます。

4

ステップ4:Jグランツでの電子申請

電子申請システム「Jグランツ」から提案書類を提出します。応募期限は2026年4月27日(月)正午です。GbizIDが必要なため、未取得の場合は早めに申請してください。

5

ステップ5:審査・採択

NEDOによる書類審査・ヒアリング審査を経て、採択者が決定されます。審査では技術的優位性、実施体制の妥当性、研究計画の実現可能性等が評価されます。

ポイント

応募期限は2026年4月27日正午ですが、3月24日のオンライン説明会への参加を強くお勧めします。NEDO委託事業の提案書は技術的な深さが求められるため、説明会で公募要領の意図を正確に理解した上で準備に取りかかりましょう。Jグランツ申請にはGbizIDが必須で、取得に2〜3週間かかる場合があるため早めの対応が重要です。

審査と成功のコツ

研究テーマとの整合性を明確に示す
触覚‐動作統合に基づく環境適応型フィジカルAIというテーマに対し、提案する研究がどのように貢献するか、技術的な整合性を明確に示すことが最重要です。公募要領に記載された技術的要件を一つひとつ丁寧に対応させた提案書を作成しましょう。
実施体制の充実さをアピール
研究代表者の実績はもちろん、チーム全体の専門性の幅広さと補完関係を示すことが重要です。必要に応じて大学と企業の共同提案とし、基礎研究力と実用化能力の両面をカバーする体制を構築しましょう。
社会実装への道筋を描く
5年間の研究期間終了後に技術がどのように社会実装されるか、具体的なビジョンを示すことが評価を高めます。ポスト5G通信との連携や、製造業・物流・医療等の具体的な応用シナリオを提案に盛り込みましょう。
GX・カーボンニュートラルへの貢献を具体化
本テーマはGX関連として位置づけられています。フィジカルAI技術が省エネルギーや環境負荷低減にどう貢献するか、定量的な見通しを含めて説明できると説得力が増します。

ポイント

NEDO委託事業の採択は競争率が高いため、提案書の完成度が勝敗を分けます。テーマとの整合性、実施体制の充実、社会実装ビジョン、GX貢献の4点を軸に、公募要領の要求事項に漏れなく対応した提案を作り込みましょう。説明会での質疑応答を通じてNEDO側の期待値を正確に把握することも成功の秘訣です。

対象経費

対象となる経費

人件費(3件)
  • 研究員・技術者の人件費
  • 研究補助者の人件費
  • 外部専門家の招聘費用
設備費・装置費(4件)
  • 研究開発用装置・機器の購入費
  • 触覚センサー等の計測機器
  • 試作品の製作費用
  • ソフトウェアライセンス費
消耗品費(3件)
  • 実験用消耗品
  • 電子部品・材料費
  • 試薬・資材費
旅費(3件)
  • 国内出張旅費
  • 海外出張旅費
  • 学会参加旅費
外注費(3件)
  • 試験・分析の外注
  • ソフトウェア開発の外注
  • 試作品製作の外注
その他経費(3件)
  • 学会発表費・論文投稿費
  • 知的財産関連費用
  • 通信運搬費

対象外の経費

対象外の経費一覧(8件)
  • 研究開発に直接関係のない一般管理費・間接経費(間接経費率の上限を超える部分)
  • 他の国費による研究開発と重複する経費
  • 土地の取得費用
  • 建物の建設・購入費用(研究専用の改修は除く)
  • 汎用性の高い事務機器(一般的なPC、プリンター等)の購入費
  • 飲食費・交際費・接待費
  • 訴訟・係争に関する費用
  • 研究開発の目的に合致しない設備・備品の購入費

よくある質問

Q委託事業と補助金の違いは何ですか?
A

委託事業はNEDOが研究開発を「委託」する形態で、研究開発に必要な経費は全額NEDOが負担します。補助金が事業者の自己負担を前提に一定割合を補助するのに対し、委託事業では原則として自己負担が発生しません。ただし、研究成果(知的財産を含む)の取り扱いについてはNEDOとの間で取り決めがあり、成果の一部はNEDOに帰属する場合があります。

Q中小企業やスタートアップでも応募できますか?
A

はい、応募可能です。対象は「企業(団体等を含む)、大学等」と幅広く設定されており、企業規模による制限は設けられていません。ただし、最長5年間の研究開発を遂行できる体制と技術力が求められるため、大学や大企業とのコンソーシアムを組んで応募することで、技術力と体制の両面を補強することをお勧めします。

Q応募に必要なGbizIDの取得方法は?
A

GbizIDはデジタル庁が運営する法人向け認証システムで、Jグランツでの電子申請に必須です。GbizIDのウェブサイトから申請できます。gBizIDプライムの取得には審査期間として2〜3週間程度かかる場合があるため、応募を検討している場合は早めに申請手続きを開始してください。

Q「触覚‐動作統合」とは具体的にどのような技術ですか?
A

触覚‐動作統合とは、ロボットが物体に触れた際の触覚情報(圧力、温度、滑り等)をリアルタイムで処理し、その情報に基づいて動作を適応的に制御する技術です。例えば、柔らかい物体を掴む際に力加減を自動調整したり、未知の形状の物体を手探りで認識しながら操作するといったことが可能になります。従来の視覚ベースのAIに触覚を加えることで、より人間に近い繊細な動作制御が実現できます。

Q研究開発期間中に予算の変更は可能ですか?
A

NEDO委託事業では、年度ごとの研究計画見直しの際に予算の調整が可能です。研究の進捗状況や技術的な方向転換に応じて、NEDOとの協議の上で予算配分の変更が認められる場合があります。ただし、大幅な計画変更については事前にNEDOの承認が必要です。年度途中での追加予算配分は原則として困難なため、計画段階で十分な予算見積もりを行うことが重要です。

Q海外の研究機関との共同研究は可能ですか?
A

NEDO委託事業において海外機関との共同研究は可能な場合がありますが、主たる実施者は国内の企業・大学等である必要があります。海外機関への再委託や共同研究については、公募要領の条件やNEDOとの個別協議が必要です。特に、研究成果の知的財産権の帰属や技術情報の管理について、安全保障上の観点からも慎重な検討が求められます。

Q説明会に参加しないと応募できませんか?
A

説明会への参加は応募の必須条件ではありません。ただし、公募要領だけでは把握しきれないNEDO側の期待や評価ポイントについて直接質問できる貴重な機会です。2026年3月24日(火)14:00〜15:00にオンラインで開催されるため、参加のハードルも低いです。採択を目指すのであれば、説明会への参加を強くお勧めします。申込期限は3月23日(月)17:00です。

Q他の補助金・助成金と併用できますか?
A

本事業はNEDO委託事業であり、研究開発費は全額NEDOが負担する形態です。そのため、同一の研究開発内容について他の国費(経済産業省の補助金、文部科学省の科研費等)との重複受給はできません。ただし、研究テーマが明確に異なる場合や、本委託事業の成果を活用して別の応用研究を行う場合には、他の公的資金との併用が可能な場合があります。例えば、本事業で開発したフィジカルAI技術の社会実装フェーズでは、経済産業省の実証事業や中小企業庁の補助金を活用できる可能性があります。また、企業の自己資金による関連研究や、民間財団の助成金との併用については制限がないケースが多いですが、NEDOとの契約条件を確認する必要があります。知的財産の帰属にも影響するため、併用を検討する場合はNEDO担当者に事前相談することを強くお勧めします。

詳細説明

ポスト5G時代を支えるフィジカルAI技術の研究開発

本公募は、NEDO(新エネルギー・産業技術総合開発機構)が推進する「ポスト5G情報通信システム基盤強化研究開発事業」の一環として実施されます。ポスト5Gの大容量・超低遅延通信を活用し、ロボットが触覚と動作を統合的に制御することで、未知の環境にも柔軟に適応できるフィジカルAIの実現を目指します。

研究開発の背景と意義

従来のロボットAIは、事前にプログラムされた環境での動作が中心でした。しかし、製造現場や災害対応、医療・介護など実際の応用場面では、予測不能な環境変化への適応が求められます。触覚センシングと動作制御を統合した環境適応型フィジカルAIは、この課題を解決する革新的技術として世界的に注目されています。

ポスト5Gとの連携

本研究開発では、ポスト5G通信の特性(超低遅延・大容量・多数同時接続)を最大限に活用します。触覚データのリアルタイム伝送や、クラウドAIとエッジAIの連携による高度な環境認識・動作生成が、ポスト5G通信基盤の上で初めて実現可能となります。

GX(グリーントランスフォーメーション)への貢献

本テーマはGX関連研究として位置づけられており、フィジカルAI技術による省エネルギー化環境負荷の低減が期待されます。例えば、製造プロセスの最適化による無駄の削減や、人手に頼っていた作業のロボット化による効率向上などが見込まれます。

委託事業の特徴

  • 研究開発費は全額NEDO負担(補助金ではなく委託のため自己負担なし)
  • 研究開発期間は最長5年間
  • 企業・大学・研究機関等が対象
  • 知的財産の取り扱いは特別約款で規定

応募から採択までの流れ

  • オンライン説明会:2026年3月24日(火)14:00〜15:00
  • 応募期限:2026年4月27日(月)正午
  • 電子申請システム「Jグランツ」での提出が必須
  • 書類審査・ヒアリング審査を経て採択決定

期待される研究成果

本研究開発を通じて、触覚と動作を統合的に処理するAIモデルの構築、環境変化にリアルタイムで適応する制御アルゴリズムの開発、ポスト5G通信を活用した遠隔フィジカルAIシステムの実証などの成果が期待されます。これらの技術は、製造業、物流、医療・介護、災害対応など幅広い分野への応用が見込まれます。