令和6年度東京都オンライン医療相談・診療等環境整備補助事業
基本情報
この補助金のまとめ
この補助金の特徴
補助率1/2・上限40万円の導入コスト軽減
対象経費の最大半額(上限40万円)が補助されます。オンライン診療システムの導入・整備には初期費用がかかりますが、この補助金を活用することで実質負担を大幅に圧縮できます。40万円の上限額を最大活用するには、80万円相当の対象経費を確保することがポイントです。
2年間の長い申請期間
申請期間が2023年4月1日から2025年3月31日までの約2年間と長期設定されています。余裕を持って導入計画を立てられるため、システム選定・職員研修・患者への周知など準備を丁寧に進めながら申請できます。
病院・診療所(歯科除く)が対象
都内の病院および内科・外科等の診療所(歯科診療所は除く)が対象です。規模を問わず個人開業医から中規模病院まで幅広く申請可能です。オンライン診療の対象疾患が拡大している現在、あらゆる診療科での導入ニーズに対応できます。
医療DX推進の波に乗る機会
国・東京都ともに医療DXを重要施策と位置づけており、オンライン診療の推進は今後も継続的に強化される見通しです。早期に環境を整備することで、患者利便性の向上・新患獲得・遠隔地患者への対応など多面的な効果が期待できます。
ポイント
対象者・申請資格
申請主体の要件
- 東京都内に所在する病院であること(病床数不問)
- 東京都内に所在する診療所(内科・外科等)であること
- 歯科診療所は対象外
事業の要件
- オンライン医療相談・診療等の実施環境を整備すること
- 補助対象となる設備・システムの導入を予定していること
- 補助金交付後、実際にオンライン診療を実施すること(一定期間の稼働が条件となる場合あり)
申請期間
- 2023年4月1日〜2025年3月31日の期間内に申請すること
ポイント
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申請ガイド
STEP1: オンライン診療システムの選定
厚生労働省が公表するオンライン診療に用いるシステム一覧等を参考に、自院の診療内容・患者層に合ったシステムを選定します。費用見積もりを取得し、補助対象経費の総額を把握します。
STEP2: 補助金申請要件の確認
東京都の公式サイトまたは担当窓口で補助対象経費の範囲・申請書類・審査基準を確認します。不明点は事前相談で解消しておきましょう。
STEP3: 申請書類の作成
所定の申請書・事業計画書・経費見積書等の必要書類を揃えます。オンライン診療の実施計画(対象疾患・診療時間・体制等)も記載が必要です。
STEP4: 申請書の提出
申請期間(2023年4月1日〜2025年3月31日)内に東京都の所管窓口へ申請書類を提出します。
STEP5: 審査・交付決定
書類審査を経て補助金の交付決定が通知されます。交付決定前に対象設備・システムを発注・導入しないよう注意が必要です(原則として交付決定後に発注)。
STEP6: 設備導入・実績報告
交付決定後にシステムを導入し、補助事業完了後に実績報告書を提出します。補助金が精算払いで支給されます。
ポイント
審査と成功のコツ
対象経費の範囲の事前確認
交付決定前の発注は厳禁
システム選定は費用対効果と運用性を重視
オンライン診療の稼働計画を明確に
ポイント
対象経費
対象となる経費
システム・ソフトウェア費(3件)
- オンライン診療システムの初期導入費用
- ビデオ通話・医療相談アプリのライセンス費用
- 電子カルテとのシステム連携・カスタマイズ費用
機器・端末購入費(3件)
- オンライン診療用タブレット・パソコンの購入費
- Webカメラ・マイク・スピーカー等の周辺機器購入費
- 診察室等でのモニター・ディスプレイ購入費
通信環境整備費(3件)
- 院内Wi-Fi環境の整備・増強費用
- セキュアな通信回線の導入費用
- ネットワーク機器(ルーター等)の購入費
セキュリティ対策費(2件)
- 患者情報保護のためのセキュリティソフト導入費
- VPN等のセキュリティ強化に係る費用
対象外の経費
対象外の経費一覧(6件)
- 歯科診療所は申請主体として対象外
- 交付決定通知前に発注・契約した設備・システムの費用
- 既存のオンライン診療システムの月額ランニングコスト(継続利用費)
- 患者向け広告・宣伝費(オンライン診療の周知広告等)
- 医療機器(診断・治療機器)の購入費(オンライン診療環境整備とは別の用途)
- 人件費・研修費(職員のオンライン診療操作研修等)
よくある質問
Q歯科診療所は対象外とのことですが、歯科を標榜する総合病院は申請できますか?
歯科「診療所」が対象外と明示されていますが、歯科を標榜する総合病院(病院)については、病院全体としての申請が可能な場合があります。ただし、補助対象となる事業(オンライン診療環境整備)が歯科以外の診療に用いるシステムに限られる可能性があります。詳細は東京都の担当窓口に事前確認することを強く推奨します。
Qすでに一部のオンライン診療システムを導入済みの場合、追加整備分は補助対象になりますか?
既に一部環境が整備されている医療機関が追加整備する費用も補助対象となる可能性があります。重要なのは、補助対象経費が「新規に発生する整備費用」であることです。既存システムの月額利用料(ランニングコスト)は対象外となることが一般的ですが、機能拡張や追加機器の購入費は対象となる場合があります。具体的な経費が補助対象かどうかは、申請前に担当窓口で確認してください。
Qオンライン診療の対象疾患に制限はありますか?
本補助金はオンライン診療環境の「整備」に対する補助であり、実施する診療の疾患種類を制限するものではありません。ただし、厚生労働省のオンライン診療の適切な実施に関する指針に従ってオンライン診療を実施することが前提となります。対象疾患・診療科については厚労省の指針を参照し、適切に設定してください。
Q補助金の支払いは前払いですか、後払いですか?
補助金は一般的に「精算払い」(後払い)です。まず申請・審査・交付決定を経た後、補助対象経費を自費で支出し、事業完了後に実績報告書と経費証拠書類(領収書等)を提出することで補助金が支払われます。導入前に十分な自己資金を確保しておく必要があります。前払いや概算払いの制度がある場合は担当窓口にご確認ください。
Qシステムの月額利用料は補助対象になりますか?
オンライン診療システムの月額ランニングコスト(月額利用料)は、一般的に補助対象外となります。本補助金の趣旨は「環境整備」にかかる初期費用の支援であり、継続的に発生するランニングコストは含まれない場合が多いです。ただし、制度の詳細は年度によって変わることがありますので、申請前に担当窓口で最新の対象経費の範囲を確認することを強く推奨します。
Q院長一人の個人クリニックでも申請できますか?
はい、東京都内に所在する診療所(歯科除く)であれば、個人開業医のクリニックも申請対象となります。規模の大小は問われません。むしろ、オンライン診療導入による業務効率化の恩恵は、人手が限られた個人クリニックでこそ大きく発揮される場合があります。ただし、申請要件や書類準備については規模に関わらず同様の対応が必要です。
Q他の補助金・助成金と併用できますか?
本補助金は東京都が実施する医療機関向けの設備補助です。他の補助金・助成金との併用については以下の点を確認することを推奨します。 【国の医療DX関連補助金との関係】厚生労働省・経済産業省では医療機関向けのIT導入・DX推進に関する補助金・助成金を複数実施しています。IT導入補助金(経済産業省)等との重複申請は同一経費への適用が制限される場合があります。ただし、異なる経費に対して複数の補助金を活用することは可能なケースもあります。 【東京都の他の医療関連補助との関係】東京都では医療機関向けに様々な補助制度を設けています。本補助金の対象外経費(人件費等)については、他の助成制度が活用できる可能性があります。 【中小企業向け補助金との関係】医療法人・個人開業医が中小企業等として認定される場合、IT導入補助金(経済産業省)等の中小企業向け補助金の対象となる可能性があります。ただし、同一設備・経費への二重申請は通常認められていません。 【補助金の積算方法】補助率1/2・上限40万円の本補助金を活用した場合、残りの自己負担50%については全額自己資金で賄う必要があります。自己負担分を軽減するための追加の補助・融資については都の相談窓口にご確認ください。
詳細説明
制度概要
「令和6年度東京都オンライン医療相談・診療等環境整備補助事業」は、東京都が都内の病院・診療所(歯科を除く)を対象として、オンライン診療・医療相談を実施するための環境整備を支援する補助金です。補助率は対象経費の1/2、上限40万円です。
申請期間は2023年4月1日から2025年3月31日までの約2年間にわたっており、余裕を持って準備・申請できる制度設計になっています。オンライン診療は新型コロナウイルス感染症対応を機に急速に普及し、現在も国・東京都を挙げた医療DX推進の中心的な取り組みとなっています。
補助額の詳細
- 補助率:対象経費の1/2
- 上限額:40万円
- 例:80万円の対象経費 → 40万円補助(自己負担40万円)
- 例:50万円の対象経費 → 25万円補助(自己負担25万円)
対象となる医療機関
- 東京都内に所在する病院(病床数不問)
- 東京都内に所在する診療所(内科・外科等)
- 歯科診療所は対象外
対象となる事業
オンライン医療相談・診療等の実施に必要な環境整備が対象です。具体的には以下のような取り組みが含まれます。
- オンライン診療システムの導入
- ビデオ通話環境の整備
- 患者とのコミュニケーションツールの整備
- セキュリティ対策の強化
オンライン診療導入のメリット
オンライン診療を導入することで、医療機関には以下のメリットが期待できます。
- 患者の利便性向上:通院困難な患者・遠方の患者への診療機会の拡大
- 感染症対策:待合室の混雑緩和・感染リスクの低減
- 業務効率化:診療時間・予約管理の柔軟化
- 新患獲得:オンライン診療対応医療機関として認知度向上
申請にあたっての注意点
交付決定前の発注・契約は補助対象外となります。補助金の申請から交付決定までには一定の期間がかかるため、交付決定通知を受け取った後に発注・契約するよう計画を立てることが必須です。
また、補助金受給後は実際にオンライン診療を稼働させることが求められます。単に設備を導入するだけでなく、患者への周知・予約体制の整備・診療実績の積み上げまで含めた運用計画を事前に立てておくことが重要です。
申請の流れ
- オンライン診療システムの選定・費用見積もり取得
- 東京都の窓口で補助対象経費・申請要件の確認
- 申請書類の作成・提出
- 審査・交付決定通知の受領
- システム・機器の発注・導入
- 実績報告書の提出・補助金の受領
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