募集中全国対象
普通
準備期間の目安: 約21

令和7年度補正コンテンツ産業成長投資支援事業費補助金(IP新規創出支援)(新規IP企画支援)(ゲーム、アニメ、実写)

基本情報

補助金額
2000万円
補助率: 1/2以内
0円2000万円
募集期間
2026-03-31 〜 2026-04-30
残り30
対象地域日本全国
対象業種情報通信業
使途新たな事業を行いたい

この補助金のまとめ

本補助金は、経済産業省が推進する「コンテンツ産業成長投資支援事業」の中で、ゲーム・アニメ・実写分野に特化した新規IP創出を支援するものです。補助上限額2,000万円、補助率1/2以内という条件で、既存のコンテンツ製作・開発実績を持つ事業者が、新たに初期段階の製作・開発(ゲームの企画・プロトタイプ開発、アニメーションのパイロット版制作、実写映像の企画開発等)や社内ベンチャーを通じた新規事業に取り組む際の費用を補助します。 コンサルタント視点で重要なのは、「継続的に新規IPを創出してきた実績」が申請要件の核心である点です。これは単なるコンテンツ制作会社ではなく、IP創出・運用のトラックレコードがある企業が対象であることを意味します。ゲームエンジンを活用した3Dアニメ制作、マルチプラットフォーム展開を見据えたIP設計など、日本のポップカルチャーを牽引してきた中堅・中小規模のスタジオや開発会社にとって、このタイミングでの申請準備が急務です。申請期間は2026年3月31日〜4月30日と短期間のため、即座に動くことが求められます。

この補助金の特徴

1

補助上限額2,000万円・補助率1/2以内

ゲーム・アニメ・実写の初期段階製作費(企画開発費、プロトタイプ制作費、パイロット映像制作費等)の最大半額、2,000万円を上限に補助されます。自己負担が同額必要なため、実質的に4,000万円規模のプロジェクトを組成できる財務的メリットがあります。ゲームの場合はエンジン開発・プロトタイプ制作、アニメはパイロット版・設定画制作、実写は企画開発・オーディションコストなどが対象経費に含まれます。

2

新規IP企画支援に特化した制度設計

既存IPの続編・派生ではなく、全く新しいIPの創出フェーズを支援する点が本補助金の最大の特徴です。ゲーム分野では新規タイトルの世界観構築・ゲームメカニクス設計、アニメ分野ではオリジナル作品のシリーズ構成・キャラクターデザイン開発、実写分野では完全オリジナル脚本の企画開発などが典型的な活用シーンとなります。コンテンツ産業の「川上」工程への集中投資を支援する制度です。

3

社内ベンチャー制度との連携が可能

既存事業とは独立した社内ベンチャー形式での新規事業立ち上げにも対応しています。大手ゲームパブリッシャーのインディー部門設立、アニメスタジオのオリジナルIP開発チーム発足など、組織変革を伴うIP創出にも活用できます。ただし企業グループ内は同一法人とみなされるため、グループ全体での申請戦略を立てる必要があります。

4

申請期間2026年3月31日〜4月30日の短期集中型

わずか1ヶ月の申請受付期間は、準備完了度が高い事業者を優先的に採択する意図とも読めます。事業計画書・収支計画・IP戦略の骨子を事前に整備しておくことが採択の分水嶺となります。

ポイント

本補助金の核心は「実績ある事業者が次の新規IPを生む初期フェーズ」への集中支援です。2,000万円という補助上限は、ゲームのプロトタイプやアニメのパイロット版制作費として現実的な水準。ただし申請期間わずか1ヶ月という短期集中型のため、事業計画の骨格が固まっている企業でなければ間に合いません。IP戦略と財務計画を今すぐ整備してください。

対象者・申請資格

法人格要件

  • 日本の法令に基づいて設立された法人であること
  • 組織人員等と資金管理能力を有する法人であること
  • 法人格を有さないコンソーシアム等は対象外
  • 企業グループ内は同一法人とみなされる(グループ会社での重複申請不可)

事業実績要件

  • ゲーム、アニメ、実写のいずれかの分野でコンテンツ製作・開発に継続的に取り組んできた事業者であること
  • 新規IPを継続的に創出してきた実績があること
  • 単なるコンテンツ配信・流通業者ではなく、製作・開発の主体であること

対象事業要件

  • 新たにコンテンツの初期段階の製作・開発に取り組む事業であること
  • または社内ベンチャー等を通じた新規事業としての製作・開発であること
  • 日本発コンテンツ(ゲーム・アニメ・実写)であること

コンテンツ内容要件

  • 成人向けコンテンツは対象外
  • 政治的・宗教的コンテンツは対象外
  • 日本発であること(海外IPのライセンス製作等は対象外と解釈される)

申請制限

  • 同一補助対象経費での重複申請は不可
  • 補助対象経費が異なれば複数申請可

ポイント

実務上の最大のハードルは「継続的にIPを創出してきた実績」の立証です。過去の製作実績を示す資料(公開タイトル一覧、著作権登録記録、製作委員会への参加実績等)を事前に整理してください。スタートアップやコンテンツ参入間もない企業は要件を満たさない可能性が高く、申請前に補助事業実施機関への事前相談を強く推奨します。

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申請ガイド

1

STEP1:申請資格の確認

補助事業の公募要領を入手し、自社の業種・事業実績が要件を満たすか確認します。特に「継続的なIP創出実績」の証明方法について、過去の製作・開発プロジェクト一覧と著作権情報を整理してください。法人格の有無、企業グループ構成の確認も必須です。

2

STEP2:事業計画の策定

支援対象となる新規IP企画の概要、開発スケジュール、予算計画(補助対象経費の明細)、期待される事業効果(国内外への展開計画、収益予測)を文書化します。ゲームの場合はゲームデザイン仕様書、アニメはシリーズ構成案・設定資料、実写は企画書・脚本概要を準備します。

3

STEP3:補助対象経費の精査

補助対象となる経費(人件費、外注費、設備費等)と対象外経費を公募要領に基づき分類します。IP開発の初期フェーズに直接紐づく費用のみが対象となるため、事務費・管理費・販促費などが含まれていないか確認します。

4

STEP4:申請書類の作成・提出

指定の電子申請システムを通じて、事業計画書・収支計画書・会社概要・過去の製作実績資料等を提出します。申請期間は2026年3月31日〜4月30日。期限直前の混雑を避け、余裕を持って4月中旬までに提出することを推奨します。

5

STEP5:審査・採択通知の受領

書類審査・ヒアリング審査を経て採択の可否が通知されます。採択後は交付申請→補助事業実施→完了報告・精算という流れで進みます。

ポイント

申請期間がわずか1ヶ月のため、今すぐ動き始めることが不可欠です。事業計画書の品質が採択の鍵を握るため、「なぜ今このIPか」「どう社会・市場に貢献するか」を具体的数字で語れる準備をしてください。IPの市場調査データや競合分析があると説得力が大幅に増します。

審査と成功のコツ

新規IP企画の独自性・市場性の明確化
採択率を高めるには、企画する新規IPが「なぜ今必要か」「どの市場セグメントを狙うか」を明確にすることが最重要です。国内外の市場トレンド(例:グローバルゲーム市場での日本産IPの需要動向、Netflixでのアニメコンテンツ消費量増大等)と自社IPのフィット感を数字で示せると採択可能性が高まります。
過去のIP創出実績の具体的提示
「継続的にIPを創出してきた」証拠として、過去にリリースしたゲームタイトル・アニメ作品・映画のタイトル名、公開年、製作における自社の役割(元請け/下請け)、商業的成果(販売本数・視聴数・興行収入等)を具体的に記載してください。下請け専業だった実績は、IP「創出」実績として評価されにくい点に注意が必要です。
補助対象経費の適切な設計
「新規IP企画の初期段階」に絞った経費設計が重要です。量産フェーズの費用や既存IP関連費用が混入すると審査で減点されます。ゲームならコンセプトアート・ゲームエンジン検証・プロトタイプ開発費、アニメならパイロット映像制作・声優テスト・シリーズ構成費、実写なら脚本開発・ロケハン・テストショット費など、初期開発に特化した費用設計にしてください。
国内外展開ビジョンの提示
本補助金はコンテンツ産業の「成長投資」支援であるため、補助事業終了後の事業化計画・グローバル展開構想が評価要素になります。海外ライセンス契約の可能性、多言語展開計画、IPのマルチユース戦略(ゲーム→アニメ化、映像→ゲーム化等)を具体的に示してください。

ポイント

採択の最大のポイントは「IP創出の担い手としての実績と今後の構想のストーリー整合性」です。過去の実績が薄い企業は採択が難しく、逆に実績豊富な企業には「なぜこの新規IPに挑戦するか」の説明が求められます。外部の補助金申請支援の専門家(中小企業診断士・行政書士)への相談も検討してください。

対象経費

対象となる経費

人件費(3件)
  • IP企画・開発に携わる自社従業員の労務費
  • ゲームデザイナー・アニメーター・脚本家の人件費
  • プロデューサー・ディレクターの企画開発工数
外注費(4件)
  • コンセプトアート・キャラクターデザインの外注費
  • ゲームエンジン開発・プロトタイプ制作の外注費
  • アニメパイロット版の制作外注費
  • 実写企画開発における脚本家・監督への外注費
設備費・ツール費(3件)
  • IP開発に直接使用するソフトウェアライセンス費
  • ゲームエンジンのライセンス・サブスクリプション費
  • 3DCGモデリング・レンダリングツールの購入費
調査・研究費(3件)
  • 市場調査・競合分析費用
  • ターゲット層へのユーザーリサーチ費用
  • 海外市場動向調査費
旅費・交通費(2件)
  • IP開発に直接関連する取材・ロケハン交通費
  • 共同制作パートナーとの打ち合わせ交通費

対象外の経費

対象外の経費一覧(7件)
  • 既存IPの続編・派生作品の製作費用
  • 成人向けコンテンツの製作・開発費用
  • 政治的・宗教的コンテンツの製作費用
  • 量産フェーズ(マスターアップ後)の費用
  • 一般管理費・間接費・事務費
  • 販売促進費・広告宣伝費
  • 補助事業に直接関係のない設備投資

よくある質問

Qゲーム開発会社ですが、今まで受託開発しかしておらず自社IPがありません。申請できますか?
A

申請は非常に困難です。本補助金は「継続的に新規IPを創出するためにコンテンツ製作・開発に取り組んできた事業者」が対象であるため、自社IPを持たない受託専業企業は要件を満たさない可能性が高いです。ただし、過去に受託開発でも著作権の一部保有や共同IP保有の実績があれば、その証拠を整理した上で補助事業実施機関に事前相談することをお勧めします。まず公募要領を精読し、不明点は実施機関に問い合わせてください。

Qアニメと実写の両方の新規IPを同時に申請できますか?
A

補助対象経費が異なれば複数申請が認められています。ただし、同一の補助対象経費(例:同じ人件費や外注費)を複数の申請に計上することはできません。アニメプロジェクトAと実写プロジェクトBが完全に異なる費用体系であれば、それぞれ独立した申請が可能です。ただし審査負荷も増えるため、よりリソースを集中させる案件に絞った申請戦略も検討してください。

Qゲーム開発の場合、既存エンジン(UnityやUnreal Engine)のライセンス費は補助対象ですか?
A

新規IP企画・開発に直接使用するソフトウェアライセンス費は補助対象経費に含まれる可能性がありますが、既存業務全般に使用するツールのライセンス費を「新規IP開発費」として計上することは認められないケースが多いです。新規IPプロジェクト専用のライセンス契約であれば認められやすくなります。詳細は公募要領の経費区分規定を確認し、不明な場合は実施機関への事前相談を行ってください。

Q申請後、どのくらいで採否が決まりますか?また補助金はいつ受け取れますか?
A

申請締め切り(2026年4月30日)後、書類審査・ヒアリング審査を経て採否通知が届きます。一般的に補助事業の審査期間は1〜3ヶ月程度です。補助金の受け取りは事業完了後の精算払いが基本のため、事業期間中は自己資金で立て替える必要があります。採択から補助金入金まで最大1〜2年程度かかるケースもあるため、キャッシュフロー計画を事前に立てておくことが重要です。

Q社内ベンチャーとして新規IPチームを立ち上げる場合、どのような証明が必要ですか?
A

社内ベンチャーを新規IPの開発主体として申請する場合、その組織の独立性・独自性を示す書類が必要になります。具体的には、社内ベンチャーの設立決定書・組織図、専任メンバーの配置状況、既存事業との分離・独立性を示す証拠などが求められます。また、社内ベンチャーであっても申請主体は法人(親会社等)となるため、法人格の確認も必要です。

Q海外のゲームIPを日本でアニメ化する場合は対象になりますか?
A

本補助金は「日本発コンテンツ」の創出を支援するため、海外発IPのライセンス製作は対象外と解釈されます。申請できるのは、日本の法人が著作権の主要な持ち分を保有し、オリジナルに創出するIPに限られます。海外IPを原作とする派生作品(日本語版ゲーム、ライセンスアニメ等)は対象外となりますので、申請前に必ずコンテンツの権利構造を確認してください。

Q補助金を受け取った後、IPが商業的に失敗した場合、返還義務がありますか?
A

一般的に補助金は「事業完了後の精算」であり、補助要件を適切に満たして執行した経費については、その後IPが商業的に成功しなかった場合でも返還義務は生じません。ただし、補助事業の実施状況に関する報告義務(完了報告、財産管理報告等)が一定期間発生します。補助事業の目的外使用や不正申請があった場合は返還が求められますので、適正な事業実施と記録保管が重要です。

Q他の補助金・助成金と併用できますか?
A

本補助金は「コンテンツ産業成長投資支援事業費補助金(IP新規創出支援)」の一枠であり、同一事業の異なる枠(例:同じ補助金の音楽版である66694)との重複申請について公募要領に規定があります。同一補助対象経費での重複申請は不可ですが、補助対象経費が異なれば複数申請が認められています。 他の公的補助金との併用については、「補助対象経費の重複がないこと」が一般原則です。例えば、同じプロジェクトの映像制作費を本補助金で申請しながら、別の補助金(東京都の映像制作支援等)でも同一経費を申請することは原則不可です。 経済産業省・中小企業庁の補助金(ものづくり補助金、小規模事業者持続化補助金等)との組み合わせは、対象経費が異なれば理論上は可能ですが、コンテンツ事業者が「ものづくり補助金」の対象となるケースは限定的です。IT導入補助金は業務効率化ツール導入が対象のため、IP開発ツールとの切り分けに注意が必要です。 税制優遇(コンテンツ制作費の損金算入、研究開発税制等)との併用は問題ありません。補助金受取額は益金として計上が必要ですが、その後の税務処理については顧問税理士に確認することを推奨します。

詳細説明

補助金の概要と背景

令和7年度補正コンテンツ産業成長投資支援事業費補助金(IP新規創出支援)のゲーム・アニメ・実写版は、日本のコンテンツ産業における国際競争力強化を目的とした経済産業省主導の施策です。ゲーム・アニメ・実写映像は日本が世界に誇るソフトパワーの核心ですが、その源泉となる「新規IP創出」の初期投資リスクが事業者の挑戦を阻んでいる現状への対応策として設計されています。

対象となる事業の具体的イメージ

本補助金が想定する典型的な活用シーンは以下の通りです:

  • ゲーム分野:既存ゲームシリーズを持つ開発会社が、全く新しい世界観・ゲームメカニクスのタイトルを企画し、ゲームエンジンの選定・プロトタイプ開発・コアゲームプレイの検証を行う初期フェーズ
  • アニメ分野:オリジナルアニメ作品の企画開発。シリーズ構成、キャラクターデザイン、世界観設定、パイロット版映像の制作など、放送・配信決定前の企画フェーズ
  • 実写分野:オリジナル映画・ドラマの企画開発。脚本開発(複数稿)、ビジュアル開発(ルックブック制作)、テストショット撮影、ロケハンなど製作決定前の開発フェーズ
  • 社内ベンチャー型:既存事業とは独立した新規IPチームを社内に設立し、新分野(例:ゲーム会社がアニメオリジナルIPに参入)への挑戦を補助

申請要件の詳細解説

申請にあたり最も重要な要件が「継続的な新規IP創出実績」です。これは以下を意味します:

  • 単なる受託制作(下請け)業者ではなく、自らIPを創出・保有してきた実績
  • 複数の新規IPを継続的にリリースしてきた歴史(1タイトルのみでは「継続的」と評価されにくい)
  • IPの権利を自社で保有・管理できる体制があること

また、「法人格を有さないコンソーシアム等は対象外」という規定は、複数の個人クリエイターが集まった任意団体や、製作委員会方式で法人が介在しない形態は対象外であることを示しています。製作委員会に参加する場合も、申請主体は法人格を持つ幹事会社である必要があります。

補助上限額2,000万円の活用戦略

2,000万円という補助上限額は、新規IPの初期開発フェーズとして以下のような規模感を想定しています:

  • ゲーム:プロトタイプ開発チーム(5〜10人規模)の6〜12ヶ月分の開発コスト相当
  • アニメ:パイロット版映像(3〜5分)の制作費、またはシリーズ1話分のパイロット制作費
  • 実写:脚本開発費(複数稿)+ビジュアル開発+テスト撮影の合計費用

補助率1/2以内であるため、補助金2,000万円を受け取るには自己資金2,000万円の用意が必要です。合計4,000万円規模のプロジェクトが「標準的な申請ターゲット」と言えます。

審査のポイントと差別化戦略

採択率を高めるための審査対策として、以下の点を事業計画書に盛り込むことを推奨します:

  • IP創出実績の定量化:過去に創出したIPのタイトル数、販売本数・視聴数・興行収入などの数値指標
  • グローバル展開ビジョン:海外市場(特にアジア・北米・欧州)への展開計画と収益予測
  • IP活用の多面性:ゲーム→アニメ、アニメ→ゲーム、映像→マーチャンダイジングなどのIPエクステンション戦略
  • 産業波及効果:本IP開発が引き起こすサプライヤー・協力企業への経済効果

注意事項と申請前チェックリスト

申請前に以下を必ず確認してください:

  • 企業グループ内の他社が同一補助対象経費で申請していないか確認
  • 申請するコンテンツが成人向け・政治的・宗教的要素を含まないことを確認
  • 同一補助事業の音楽版(ID: 66694)との補助対象経費の切り分け(異なる経費なら両方申請可)
  • 公募要領の最新版を必ず入手し、本解説との差異がないか確認

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