福井県の事業者向け給付金、どんな制度なんですか?

佐藤
編集長
室谷さん、「福井県電気・ガス価格高騰緊急対策給付金」って聞いたことあります?なんか名前からして事業者向けっぽいですけど。

室谷
代表取締役
そうなんですよ、これは福井県内で高圧電力・特別高圧電力・工業用ガスを使っている事業者を対象にした給付金で、電気・ガス料金の高騰で経営が苦しくなった事業者をサポートするために設けられた制度です。2025年以降の物価高騰・エネルギー価格上昇の影響を受けた中小企業や個人事業主に、直接お金を給付してくれる制度なんですよ!

佐藤
編集長
えっ、給付金ってことは、返さなくていいお金ですよね!?それはありがたい。でも高圧電力って、普通の家庭の電力とは違うんですか?

室谷
代表取締役
まったく別物です!高圧電力というのは、工場や大型商業施設、ビルなんかが契約している電力契約の種別で、低圧(一般家庭)より大きな電力を使う事業者が対象になります。特別高圧はさらに大規模な施設ですね。なので対象は中小企業や中堅企業が中心です。

佐藤
編集長
なるほど!工場とか商業施設を持っている事業者さんが対象なんですね。令和8年(2026年)の今期分は申請が始まっているんですか?

室谷
代表取締役
はい!令和8年3月17日から申請受付が始まっていて、令和8年6月16日(火)が申請期限です。急いで準備しないといけませんよ!
申請期限は令和8年6月16日(火)まで!
- 申請期間: 令和8年3月17日(火)〜令和8年6月16日(火)
- 高圧電力・工業用ガスはオンライン申請、特別高圧電力はメール申請
- 原則1回限りの申請なので、準備をしっかり整えてから申請する
対象者の要件を教えてください


佐藤
編集長
自分の会社が対象かどうか、どう判断すればいいんですか?

室谷
代表取締役
給付金には2種類あって、それぞれ対象要件が異なります。まず「高圧電力・特別高圧電力または工業用ガスを使う事業者向け(最大18万円)」と、「特別高圧電力のみを使う事業者向け(最大720万円)」の2つです!

佐藤
編集長
2種類あるんですか!それはわかりにくそう。どっちにも当てはまる場合はどうなるんですか?

室谷
代表取締役
実はどちらの申請要件も満たす場合は、両方の給付金を受給できます!それぞれの申請方法が異なるので、別々に手続きする必要がありますけどね。
【タイプ1】高圧電力・工業用ガス利用者(最大18万円)の対象要件
- 要件①: 福井県内に本社を有すること
- 要件②: 高圧電力、特別高圧電力または工業用ガスの契約があること
- 要件③: 前決算期における費用に占める電気・ガス料金の割合が3%以上
- 要件④: 令和8年1月〜3月のいずれか1か月の電気・ガス料金が、令和4年4月〜令和5年3月のいずれか1か月に比べて増加していること

佐藤
編集長
「費用に占める電気・ガス料金の割合が3%以上」というのは、どうやって確認するんですか?

室谷
代表取締役
前期の損益計算書で確認します。総費用のうち電気・ガス料金が3%以上かどうか、計算してみてください。たとえば総費用が1,000万円なら、電気・ガス代が30万円以上であればOKです。

佐藤
編集長
そしてタイプ2の「特別高圧電力専用(最大720万円)」はどんな要件ですか?

室谷
代表取締役
こちらはシンプルで、福井県内に特別高圧電力の契約をしている事業所を有する事業者であればOKです。費用割合の3%要件は不要なんですよ!
【タイプ2】特別高圧電力利用者(最大720万円)の対象要件
- 要件①: 福井県内に特別高圧電力の契約をしている事業所を有すること
- 費用割合の3%要件なし
- タイプ1との重複受給可: 両方の要件を満たす場合は両方受給できる

佐藤
編集長
特別高圧電力ってそんなに電力を使う事業者なんですね。製造業とかが多いのかな?

室谷
代表取締役
そうですね、鉄鋼・化学・食品加工など大規模な製造業が中心です。福井県は繊維産業が盛んなので、そういった工場が多く当てはまるんじゃないでしょうか!
いくらもらえるの?給付額の計算方法

佐藤
編集長
金額はどう決まるんですか?タイプ1の最大18万円というのは?

室谷
代表取締役
タイプ1は電気・ガス料金の増加額によって3段階に分かれています。「令和8年1月〜3月のいずれか1か月」と「令和4年4月〜令和5年3月のいずれか1か月」を比べて、増加額に応じた金額が給付されます!
| 電気・ガス料金の増加額 | 給付額(1事業者あたり) |
|---|---|
| 10万円以上増加 | 18万円 |
| 5万円以上10万円未満増加 | 9万円 |
| 5万円未満増加 | 4.5万円 |

佐藤
編集長
増加額によって3段階なんですね。増加額がわずかでも4.5万円もらえるのはありがたい!タイプ2の特別高圧はどう計算するんですか?

室谷
代表取締役
タイプ2は最大電力使用量(kW)に基づいた計算式を使います。「令和8年1月〜3月のいずれか1か月の最大電力使用量 × 2.3円/kWh × 2か月分」に「令和8年1月〜3月のいずれか1か月の最大電力使用量 × 0.8円/kWh × 1か月分」を合計した金額です。

佐藤
編集長
ちょっと複雑ですね!上限はいくらですか?

室谷
代表取締役
1か月あたりの上限額が240万円で、3か月で最大720万円です!かなりの大金ですよね。
タイプ2(特別高圧電力)の計算式
- (最大電力使用量 × 2.3円/kWh × 2か月)+(最大電力使用量 × 0.8円/kWh × 1か月) の合計額
- 1か月あたり上限240万円
- 3か月分で最大720万円

佐藤
編集長
なるほど!使っている電力量が大きいほど給付額も大きくなるんですね。どちらのタイプも「事業者単位」でしか申請できないんですか?

室谷
代表取締役
そうなんです。複数の事業所を持つ会社でも申請は1回、事業者単位です。事業所ごとに個別申請はできないので注意してください!
申請方法と必要書類


佐藤
編集長
どうやって申請すればいいんですか?

室谷
代表取締役
タイプによって申請方法が異なります!タイプ1(高圧・工業用ガス)はオンライン申請、タイプ2(特別高圧)は電子メールでの申請です。
1公式サイト(fukuidenkigasu-taisaku.jp)の「受付要項」「よくあるご質問」で申請要件を確認する
2必要書類を準備する(損益計算書の写し、電気・ガス料金の請求書の写し、誓約書など)
4申請内容確認画面を印刷して控えとして保管する
5審査完了後、給付金が口座に振り込まれる(給付決定は振込をもって通知に代える)

佐藤
編集長
必要書類をもう少し詳しく教えてもらえますか?

室谷
代表取締役
タイプ1(高圧・工業用ガス)とタイプ2(特別高圧)で書類が異なります。
| 書類 | タイプ1(高圧・工業用ガス) | タイプ2(特別高圧) |
|---|---|---|
| 損益計算書の写し | 必須 | 不要 |
| 電気・ガス料金の請求書の写し | 必須 | 必須 |
| 誓約書(様式1) | 必須 | 必須 |
| 工業用ガスの販売事業者発行の証明書(様式2) | ガス利用の場合のみ | 不要 |
| 申請書(様式4) | 不要 | 必須 |
| 特別高圧電力使用実績証明書(様式5) | 不要 | 必須 |

佐藤
編集長
様式類は公式サイトからダウンロードできるんですよね?

室谷
代表取締役
はい、公式サイトにすべての様式が掲載されています!申請前に必ず最新版をダウンロードして使ってください。

佐藤
編集長
特別高圧電力のタイプ2はメール申請ですが、メールアドレスはどこに送るんですか?

室谷
代表取締役
denki-gasu@bsec.jp に申請書類の電子データを送付します。ファイル形式は公式サイトで確認してから送ってください!以前に受給した事業者はどうすればいい?

佐藤
編集長
令和6年や令和7年の期間でも同じ給付金を受給した事業者さんはいるんですよね?その場合はまた最初から手続きするんですか?

室谷
代表取締役
ここが重要なポイント!令和6年8月〜10月期、令和7年1月〜3月期または令和7年7月〜9月期に高圧電力または工業用ガスで給付金を受給した事業者は、一部書類を省略した「簡略化申請」が使えます!

佐藤
編集長
えっ!それは楽でいいですね!でも今回(令和8年1〜3月期)に受給済みの場合はどうなりますか?

室谷
代表取締役
その場合は、別の月を対象として同一期間内に2回目の申請はできません。あくまでも1期間につき1回の申請が原則です。
簡略化申請の条件を確認しよう
- 令和6年8月〜10月期・令和7年1月〜3月期・令和7年7月〜9月期に受給した事業者は簡略化申請が可能
- 当期(令和8年1〜3月期)の申請は1事業者につき1回のみ
- 同一期間内での2回目申請は不可
よくある質問

佐藤
編集長
電気料金の「増加額」はどう判断するんですか?単純に金額の差を見ればいいんですか?

室谷
代表取締役
単純な金額差ではなく、1kWhまたは1kgあたりの電気・ガス料金の増減で判断されます!詳しくは公式サイトのよくあるご質問Q16をご確認ください。単純に請求書の合計金額を比べるだけでは正確に判断できないのでご注意を。

佐藤
編集長
福井県外に本社がある会社で、福井県内に工場がある場合はどうですか?

室谷
代表取締役
タイプ1については、福井県内に「本社」があることが要件です。福井県外に本社がある場合は対象外になります。ただしタイプ2(特別高圧電力)については、福井県内に特別高圧電力の契約をしている事業所があればOKで、本社が県外でも申請できます!

佐藤
編集長
それは知らないと損をするパターンですね!問い合わせ先はどこですか?

室谷
代表取締役
「福井県電気・ガス給付金コールセンター」に相談できます。電話番号は0776-37-3470で、受付時間は平日9時00分〜16時30分です!
お問い合わせ先
| 問い合わせ先 | 内容 |
|---|---|
| 電話番号 | 0776-37-3470 |
| 受付時間 | 平日9時00分〜16時30分(土日祝除く) |
| 公式サイト | fukuidenkigasu-taisaku.jp |
| 県担当課 | 福井県 経営改革課(電話: 0776-20-0537) |
給付金詐欺にご注意ください!
- 給付金の申請でATMを操作するよう求められることは絶対にありません
- 電話で銀行口座番号・暗証番号・マイナンバーを聞いてくることはありません
- 不審な連絡を受けたら、コールセンター(0776-37-3470)に確認してください
- 行政書士でない者が有償で代理申請を請け負うことは法律で禁じられています
基本情報まとめ
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 制度名 | 福井県電気・ガス価格高騰緊急対策給付金(令和8年1月〜3月期分) |
| 対象者 | 福井県内に本社を有し、高圧電力・特別高圧電力・工業用ガスを利用する事業者 |
| 給付額(タイプ1) | 最大18万円(増加額に応じて3段階:18万円・9万円・4.5万円) |
| 給付額(タイプ2) | 最大720万円(特別高圧電力利用者のみ) |
| 申請期間 | 令和8年3月17日(火)〜令和8年6月16日(火) |
| 申請方法 | タイプ1:オンライン申請 / タイプ2:電子メール申請 |
| 問い合わせ | 0776-37-3470(平日9時00分〜16時30分) |
| 公式サイト | fukuidenkigasu-taisaku.jp |
| 根拠事業 | 重点支援地方交付金活用事業 |
福井県の他の支援制度も確認しよう

佐藤
編集長
福井県の事業者向けの支援制度、他にも何かありますか?

室谷
代表取締役
いくつかありますよ!たとえばスポットワーカー活用支援事業補助金(最大10万円)、外国人労働者受入環境整備事業補助金(最大100万円)、「人への投資」支援事業補助金(最大15万円)なんかも福井県の事業者が使える制度です。

佐藤
編集長
そんなにあるんですね!電気・ガス代以外の支援も組み合わせて使えると経営的にかなり助かりますね。

室谷
代表取締役
そうです!給付金は複数の制度を組み合わせることが大事なので、ぜひ福井県の給付金一覧もチェックしてみてください。