室谷さん、川口市に結婚した夫婦を応援する補助金があるって聞いたんですけど、本当ですか?
ほんとです!「川口市結婚新生活支援補助金」って制度で、令和7年度(2025年度)に婚姻した新婚世帯に住居費や引越し費用を最大10万円補助してくれるんです。
そうですよ。新生活って、家具家電そろえたり引越し費用がかかったり、何かとお金が飛んでいくじゃないですか。そのキッカケとなる住居費と引越し代を川口市がサポートしてくれる仕組みです。
川口市って埼玉県ですよね。そういえば川口市って人口多いですもんね。
人口60万人超えの大都市ですね。だからこそ移住・定住の促進も兼ねた制度になっています。若い世帯に「川口市に住み続けてほしい」という思いが込められているわけです。
川口市結婚新生活支援補助金 対象者チェック
大きく分けると4つの要件を全部満たす必要があります。まず婚姻のタイミングについては、令和7年1月1日から令和8年3月31日の間に婚姻届が受理されていることが必要です。
そうです。次に年齢要件。婚姻日時点で夫婦ともに39歳以下でなければなりません。一方が40歳以上だと対象外です。
はい。よくある誤解が「妻が若ければOK」とか「夫が39歳なら大丈夫」という思い込みなんですが、どちらか一方でも40歳以上だとアウトです。ただし婚姻日に39歳であれば、申請時に40歳になっていても問題ありません。
あります。夫婦の年間所得の合計が500万円未満という条件です。ただし、貸与型奨学金を返済している方は、その年間返済額を所得から差し引いた金額で判断されます。奨学金を返しながら共働きしている夫婦にはちょっと有利な設定ですね。
奨学金の控除があるのはありがたいですね。他にも要件ありますか?
居住要件もあります。申請日時点で夫婦ともに川口市内に住民登録して同居していること。そして申請日から2年を超えて川口市に住む意思があること、これも必要です。
書類として証明するわけではなく、申請書の中で意思表示をする形ですね。その後2年以内に転出するようなことがあれば補助金を返還する可能性があることは覚えておいてください。
- 婚姻要件: 令和7年1月1日〜令和8年3月31日に婚姻届受理
- 年齢要件: 婚姻日時点で夫婦ともに39歳以下
- 所得要件: 夫婦合計所得500万円未満(奨学金返済額は控除可)
- 居住要件: 申請日時点で川口市内に住民登録・同居、かつ2年超の定住意思
わかりました。では対象にならないケースも教えてください。
まず事実婚は対象外です。法律婚(婚姻届が受理されていること)が必須です。それから市税の滞納がある方、過去に同様の結婚新生活支援補助金を受けたことがある方も対象外になります。
そうです。1回限りの制度ですね。あと外国籍の方の場合は、申請日時点で2年を超える在留資格が必要という条件も加わります。就労目的の在留資格や留学ビザは対象外で、永住者・特別永住者、または3年・5年の在留期間がある定住者等が対象になります。
金額は最大10万円ということでしたが、何に使った費用が対象になるんですか?
補助の対象は大きく3つです。「住居購入費用」「住宅賃貸費用」「引越し費用」です。ただし令和7年4月1日から令和8年3月31日までの間に支払った費用に限られます。
| 費用の種類 | 具体的な内容 | 対象外 |
|---|
| 住居購入費用 | 新築・中古住宅の購入費 | 土地のみの購入費 |
| 住宅賃貸費用 | 家賃・敷金・礼金 | リフォーム費用 |
| 引越し費用 | 引越し業者・運送業者への支払い | 自分で運搬した場合、家具家電購入費 |
そうなんです。リフォームには別の補助制度がありますから、そちらを使ってください。あと引越し費用も業者に払った費用だけで、友人に頼んでトラックをレンタルした場合なんかは対象外になります。
なるほど、業者への支払いが必要なんですね。実際、上限の10万円もらうには何が必要ですか?
合計した費用が10万円を超えていれば最大10万円受け取れます。たとえば家賃6万円(3ヶ月分)、敷金2か月で12万円、礼金1か月で6万円、引越し費用5万円という感じで計算すると余裕で10万円を超えますよね。
確かに!新生活の初期費用ってそれくらいはかかりますもんね。じゃあ実際の申請の話を聞かせてください。
申請の流れ
どうやって申請するんですか?窓口に行く必要がありますか?
完全オンライン申請です!スマートフォンから申請フォームにアクセスして申請します。15分程度で完了しますよ。PCから見ている方は、QRコードを読み取ってスマートフォンから申請する形になります。
ただし、書類の不備が多い制度でもあるんです。だから市の公式ページにある「チェックシート」で事前確認することをかなり強くおすすめします。書類不備だと申請が受理されないこともあります。
1川口市公式サイトの「チェックガイド」で自分が対象かどうかを事前確認する
2必要書類を全て準備する(申請書類チェックリストを使う)
3スマートフォンから申請フォームにアクセスし、15分程度で申請を完了
4市から審査結果の連絡を待つ(メール・電話で通知)
5審査通過後、数週間〜1か月程度で新姓の口座に振込
そうなんです!振込先は新姓の口座に限られます。旧姓の口座への振り込みはできないので、結婚後に口座の名義変更を済ませておく必要があります。これ結構盲点なので注意です!
確かに口座の名義変更って後回しにしがちですよね(笑)
本当に。慌てないように早めに動いておきましょう。では必要書類も確認しましょうか。
| 必要書類 | 備考 |
|---|
| 婚姻を証明する書類(戸籍謄本等) | 全員必須 |
| 令和7年度課税(所得)証明書 | 令和7年1月1日時点で川口市在住なら不要な場合あり |
| 住宅の売買契約書または賃貸借契約書 | 購入か賃貸か用途に応じて |
| 支払いが確認できる書類(領収書・振込明細等) | 費用の種類ごとに必要 |
| 住宅手当支給証明書または給与明細(賃貸の方) | 住宅手当がある場合 |
| 奨学金返済額証明書類(該当者のみ) | 返済額を控除する場合 |
- 収入の有無によらず未申告の方からは申請を受け付けません。税法上の申告義務がない方も、市県民税の申告を先に行うこと
- 源泉徴収票は課税証明書の代わりになりません。必ず「課税(所得)証明書」を取得すること
- 申請書類チェックリストはPDF形式で市の公式ページからダウンロード可能
令和7年度の課税証明書というのは、いつの収入をもとにしているんですか?
令和7年度の課税証明書は、令和6年(2024年)1月1日から12月31日の収入をもとに算出されたものです。令和7年6月1日以降の申請から、この令和7年度の証明書を使って判断されます。
令和8年3月31日16時が受付締め切りです。ただし予算に限りがあります。令和8年3月3日時点で予算の約53%が消化済みというデータがありますから、早めの申請を強くおすすめします。
そうなんです。予算がなくなれば期限前でも締め切られる可能性がありますよ。「まあまだいいか」と後回しにしていると、気づいたら終わっていた、なんてことになりかねません。
令和8年3月3日時点で予算の約53%が消化済み。残り約47%の枠に対して申請が集中する可能性があります。令和8年3月31日16時の締め切りを待たず、準備ができたら即申請することをおすすめします。
わかりました。では、川口市と他の自治体の補助金額って、差があるんですか?
実はそうなんです。多くの自治体の結婚新生活支援補助金は最大30万円(29歳以下は60万円)と設定しているケースが多いんですが、川口市は最大10万円と低めの設定です。
川口市は人口60万人超の大都市なので、申請対象者の数も多くなります。予算を多くの世帯に分配するために、1件あたりの上限を絞っていると考えられます。10万円でも新生活の大きな助けになることは間違いないですね。
| 項目 | 内容 |
|---|
| 対象者 | 令和7年1月1日〜令和8年3月31日婚姻、夫婦ともに39歳以下、所得合計500万円未満 |
| 補助額 | 最大10万円(住居費・引越し費用の一部) |
| 申請期限 | 令和8年3月31日 16時まで(予算なくなり次第終了) |
| 申請方法 | オンライン申請フォーム(スマートフォンから) |
| 振込時期 | 審査後、数週間〜1か月程度 |
| 振込先 | 新姓の口座のみ |
| 問い合わせ | 川口市 青少年対策室 TEL 048-258-1115 |
| 受付時間 | 8時30分〜17時15分(土日祝除く) |
| 公式ページ | 川口市公式サイト |
- 窓口: 川口市 青少年対策室
- 電話: 048-258-1115(直通)
- 受付時間: 8時30分~17時15分(土日祅除く)
- 公式ページ: 川口市公式サイト
日本人と外国人の夫婦の場合、外国籍の方が申請日時点で2年を超える在留資格を持っていることが条件です。永住者・特別永住者はOK、3年または5年の在留期間がある定住者もOKです。就労ビザや留学ビザは対象外ですね。
なれます!婚姻後に適切な在留資格を取得すれば、申請期限内であれば申請できます。在留資格の変更については出入国管理庁にご相談ください。
その場合は対象外になります。国内の市区町村に届出して婚姻が成立した場合に限られます。外国で婚姻届を出した場合でも、国内に届け出た婚姻届記載事項証明書を持参すれば申請できます。
婚姻日以降に支払った賃料等が対象になります。婚姻前から住んでいた住居でも、婚姻日以降の支払い分は対象です。ただし、賃貸借契約書に二人で居住している旨の記載があることが条件です。
- 事実婚は? → 対象外。法律婚(婚姻届受理)のみ
- リフォーム費用は? → 対象外。別の補助制度あり
- 窓口で現金受取は? → 不可。口座振込のみ
- 40歳の配偶者がいるが39歳の自分は? → 夫婦ともに39歳以下が必須なので対象外
- 婚姻前から同居中で婚姻後に申請? → 婚姻日以降の費用は対象になる
川口市から補助金の名目で「ATMで手続きを」「振込先口座番号を電話で教えて」などと言ってくることはありません。不審な連絡があった場合は、川口市 青少年対策室(TEL 048-258-1115)に直接確認してください。個人情報を電話で聞くことはありません。
こういう給付金ってなりすましの詐欺も多いですよね。
そうなんです。市役所の職員を名乗って「補助金が下りた、口座番号を教えて」などと電話がかかってくるケースがあります。市からの公式連絡はメールかオンラインフォームで行われますから、電話で口座番号を聞かれたら詐欺を疑ってください。
川口市には他にも新婚夫婦が使える制度はありますか?
いくつかありますよ。たとえば子供を持ちたいと考えている方なら、
川口市生殖補助医療費助成事業が役に立つかもしれません。不妊治療や生殖補助医療に係る費用を助成してくれます。
お子さんが生まれたら
川口市子ども医療費支給制度が使えます。中学校3年生(15歳到達後最初の3月31日)まで、医療費の自己負担分を助成してくれる制度です。
充実してますね。他の埼玉県の市でも同様の結婚支援補助金はありますか?
まとめると、川口市に住んでいる(または住む予定の)39歳以下の新婚夫婦で、所得が500万円未満なら最大10万円もらえるということですね!
そうです!予算が早めに底をつく可能性があるので、要件を満たしていると思ったらすぐに書類準備を始めて、オンライン申請フォームから申請してください。わからないことがあれば川口市の青少年対策室(TEL 048-258-1115)に相談するのが一番確実ですよ。