募集中全国対象
やや難しい
準備期間の目安: 約60

【令和8年度】地域における地球温暖化防止活動促進事業

基本情報

補助金額
金額未定
補助率: 5/10
募集期間
2026-04-16 〜 2026-05-08
残り22
対象地域日本全国
対象業種分類不能の産業
使途新たな事業を行いたい

この補助金のまとめ

令和8年度 地域における地球温暖化防止活動促進事業は、環境省の委託を受けた一般社団法人地球温暖化防止全国ネットが事務局となり、温対法(地球温暖化対策の推進に関する法律)第38条に基づき指定された「地域地球温暖化防止活動推進センター(通称:デコ活ローカル)」が実施する脱炭素推進事業に対して補助金を交付する国の制度です。補助率は5/10で、補助対象は人件費と業務費(賃金・諸謝金・旅費・印刷製本費・通信運搬費・手数料・雑役務費・使用料及び賃借料・消耗品費)。事業期間は交付決定日から令和9年2月末日まで、公募は令和8年4月16日〜5月8日17時必着です。応募には指定自治体との事前協議が必須で、「デコ活」国民運動の普及・推進に資する具体的なCO2排出削減活動(住まい・衣・食・移動等)の地域実装に限定されます。一般の中小企業・個人事業主は対象外で、都道府県知事または市町村長から指定を受けた推進センター法人のみが応募可能な限定スキームのため、まず自機関が指定センターであるか事前確認が必要です。

この補助金の特徴

1

応募は「デコ活ローカル」指定団体限定

温対法第38条に基づき都道府県知事または市町村長から指定を受けた「地域地球温暖化防止活動推進センター(デコ活ローカル)」に限定された補助金です。個人事業主・中小企業・一般団体が自由に応募できる制度ではなく、応募書類として行政機関からの指定通知等の添付が必須です。自機関がセンター指定を受けているか、自治体の環境政策担当課に確認することが出発点となります。

2

補助率5/10・対象は人件費と業務費のみ

補助率は2分の1で、対象経費は人件費と業務費(賃金・諸謝金・旅費・印刷製本費・通信運搬費・手数料・雑役務費・使用料及び賃借料・消耗品費)の9区分に限定されます。設備購入費・工事費・備品購入費は対象外のため、ハード整備を目的とした事業計画は採択されません。運動・啓発・行動変容プログラム等のソフト事業向けに特化した設計です。

3

「デコ活」国民運動との連動が必須

本事業は環境省が推進する「デコ活(脱炭素につながる新しい豊かな暮らしを創る国民運動)」の地域実装枠であり、事業内容は単なる普及啓発を超えて市民・消費者の行動変容に直結する仕掛けが必須です。事業で制作した制作物・コンテンツには「デコ活」ロゴと事業名の表示義務があり、「くらしの10年ロードマップ」の7テーマから選定します。

4

指定自治体との事前協議と評価加点

応募には指定自治体(都道府県または市区町村)との事前協議が必須で、応募書類に「応募情報の確認」を添付します。令和7年度に交付を受けた団体は、自治体による事業評価が審査点に加算されるため、自治体との信頼関係とPDCAの実績が採択の鍵となります。審査ポイントは行動変容促進・CO2削減量算出・ボトルネック解消・自治体コミットメントの4点です。

ポイント

この補助金は対象者・用途・事業内容すべてが限定された「デコ活ローカル専用」の国庫補助金です。応募検討の前に自機関が推進センター指定を受けているか、自治体と協議できる体制があるかを確認してください。汎用的な脱炭素補助金ではないため、要件不適合のまま書類を整えても不採択は確実です。指定取得から準備する場合は次年度以降の応募を見据えて動く必要があります。

対象者・申請資格

組織要件

  • 温対法第38条に基づき都道府県知事または市町村長から指定を受けた「地域地球温暖化防止活動推進センター(デコ活ローカル)」であること
  • 法人形態は一般社団法人・NPO法人・公益法人等(任意団体は不可)
  • 事業を行うための経理的基礎および実績・能力・実施体制が構築されていること
  • 暴力団排除に関する誓約事項に誓約できること

事業要件

  • デコ活の普及・推進等に寄与する事業内容であること
  • 自治体・企業等と連携し、市民・消費者の行動変容を後押しする内容であること
  • 「くらしの10年ロードマップ」の7テーマ(住外/住内/衣/買・食/職/移/基盤)または事業者脱炭素化支援に該当すること
  • 指定自治体と事前協議を行い、「応募情報の確認」を提出できること

経費要件

  • 国からの他の補助金(負担金・利子補給金・給付金等を含む)を受けていない経費であること
  • 補助対象経費は人件費と業務費(賃金・諸謝金・旅費ほか9区分)に限られ、設備費・工事費は対象外
  • 交付決定日以降に発注・契約された経費であること(先行着手不可)

書類要件

  • 応募申請書・実施計画書・経費内訳(様式第1〜3)を電子ファイルで提出
  • 推進センター指定通知、組織概要、直近2決算期の貸借対照表および損益計算書、定款の添付が必要
  • 令和7年度に本補助事業の交付を受けた者は指定自治体による事業評価の添付が必要

ポイント

「デコ活ローカル」の指定を受けていない時点で応募不可です。自機関の指定有無は、都道府県の環境政策課または市区町村の地球温暖化対策担当部署に直接問い合わせて確認してください。指定センターであっても、指定自治体との事前協議ができる関係性と、国庫補助金の経理ができる組織運営基盤(経理担当者・帳簿・内部規程)が揃っていないと採択後の事業運営が破綻します。

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申請ガイド

1

ステップ1:指定自治体との事前協議

応募の大前提として、所管の指定自治体(都道府県または市区町村)と事前協議を行います。応募する事業テーマ・ターゲット・CO2削減目標・実施方法について自治体の政策と整合させ、「応募情報の確認」書類への記入と署名を依頼します。協議には1〜2週間見込んでおき、公募開始前から動き出すのが安全です。

2

ステップ2:全国ネット公式サイトから様式ダウンロード

一般社団法人地球温暖化防止全国ネットの公式サイト(https://www.zenkoku-net.org/)から様式第1(応募申請書)、様式第2(実施計画書)、様式第3(経費内訳)をダウンロードします。実施計画書は記載漏れがあると事前審査で落ちるため、各欄を完全に埋めてください。

3

ステップ3:実施計画書作成とCO2削減量算出

事業内容に対してエネルギー起源CO2排出削減量を、参照データ・係数・推計式の根拠とともに算出します。環境省「脱炭素につながる新しい豊かな暮らしの10年後」参考資料を根拠に、行動変容人数・原単位・期間から削減量を導出。費用対効果(円/t-CO2)も明示することで採点が上振れします。

4

ステップ4:経費内訳の積算

経費内訳(様式第3)に、人件費(出勤簿・業務時間管理簿の根拠)、賃金、諸謝金、旅費(回数×単価)、印刷製本費、通信運搬費、手数料、雑役務費、使用料及び賃借料、消耗品費を区分記載。見積書・計算書を必ず添付します。

5

ステップ5:jGrantsまたはメールで提出

jGrants(GビズIDが必要)またはshien@jccca.orgへメール提出。締切は令和8年5月8日(金)17時必着。郵送は不要です。審査結果は公募締切から3週間以内に全国ネットから通知されます。採択後は交付申請書を提出し、交付決定日以降に事業を開始します。

ポイント

本補助金は採択後すぐに事業開始できる制度ではありません。採択後の交付申請→交付決定を経て初めて発注・契約が可能で、交付決定前の先行支出は全額対象外です。事業期間は令和9年2月末までと短く、交付決定後に委託先を競争原理で選定し、11月頃の中間検査、3月10日または完了30日以内の完了実績報告書提出まで高密度に動く必要があります。

審査と成功のコツ

CO2削減量の算出根拠を定量化する
審査配点80点のうち30点が「CO2排出削減量の算出根拠・費用対効果」に関する配点です。行動変容人数×1人あたり削減効果×期間の式を、出典を示した係数(環境省ライフスタイル参考資料等)で裏付けてください。感覚的な「〜と思われる」「〜を目指す」は減点対象で、費用対効果(円/t-CO2削減)も必ず算出し、類似事業と比較して合理性を示します。
ボトルネック分析とターゲット設定を具体化
「ターゲット・ボトルネック解消の仕掛け」で20点配点があり、記述がない・不十分な場合は不採択とされます。対象エリアの家庭・事業者の現状データ(電力消費量、再エネ導入率、世帯構成など)を提示し、行動変容を妨げているボトルネック(情報不足・初期費用・習慣・認知バイアス等)を特定。それを解消するナッジ・インセンティブ・教育プログラムを具体的なメディアやチャネルで記述します。
「くらしの10年ロードマップ」7テーマとの紐付け
「普及啓発にとどまらない行動変容を促す内容」で20点配点。ロードマップの住(外)・住(内)・衣・買・食・職・移・基盤+事業者脱炭素化支援から該当テーマを選定し、環境省が描く10年後の暮らし像と自治体の地域戦略を接続します。単独テーマより、複数テーマを横串する事業の方が評価されやすい傾向があります。
指定自治体のコミットメントを書面化
審査ポイントに「指定自治体のコミットメント」が含まれるため、自治体が事業の運営体制・広報・実施場所等で具体的にどう関与するかを事前協議で合意し、「応募情報の確認」に記載します。単なる後援ではなく、自治体職員の参画、公式チャネルでの告知、地域データ提供など踏み込んだ連携を示してください。
前年度採択団体は実績報告の質で加点
令和7年度に本補助事業の交付を受けた場合、自治体による事業評価が審査点に最大20点加算されます。令和7年度事業の完了実績報告書を高い質で提出し、自治体との振り返りミーティングで定性・定量の成果を整理することが、令和8年度の加点につながります。前年度未採択者には加点平均点が適用されるため、継続採択の戦略価値は大きいです。

ポイント

採択の鍵は「審査ポイント4項目に正面から応える具体性」です。①行動変容の促進、②CO2削減量の算出根拠、③ターゲット・ボトルネック解消の仕掛け、④指定自治体のコミットメント——この4点について定量データと具体的な実施方法を示せるかが決め手。環境省資料を丁寧に読み込み、自治体・全国ネットと早めに対話する姿勢が採択率を押し上げます。

対象経費

対象となる経費

人件費(2件)
  • 事業に直接従事した職員の給与・諸手当(出勤簿・業務時間管理簿で管理)
  • 事業専従者の人件費(雇用契約に基づく正規・非正規職員)
賃金(2件)
  • 事業実施に必要な労務者(アルバイト・パート等)への給与
  • イベント運営スタッフ・調査員等の臨時雇用者への賃金
諸謝金(2件)
  • 会議・セミナー等に出席した外部専門家への謝金
  • 有識者ヒアリング・アドバイザリーへの謝礼
旅費(2件)
  • 事業実施に必要な職員・講師等の交通費・宿泊費
  • 現地調査・自治体訪問・イベント運営時の移動費(目的・人数・回数・単価の積算根拠が必要)
印刷製本費(2件)
  • 啓発パンフレット・リーフレットの印刷費
  • 報告書・事業成果物の製本費
雑役務費(2件)
  • 派遣職員・業務委託による役務提供への対価
  • 調査業務・デザイン業務等の外部委託費
使用料及び賃借料(2件)
  • 会議・セミナー会場の使用料
  • 測定機器・撮影機材・備品のレンタル料
消耗品費(2件)
  • 事務用品・文具・コピー用紙等の消耗品
  • イベント運営に必要な消耗品(用紙・配布資料原材料等)

対象外の経費

対象外の経費一覧(8件)
  • 設備購入費・機器購入費(業務費に含まれない備品)
  • 工事費・建築費・改修費などの施設整備費用
  • 交付決定日より前に発注・契約・支払いが行われた経費
  • 国からの他の補助金(負担金・利子補給金等)・給付金の対象経費
  • 補助事業以外の業務に従事した人件費・賃金
  • 事業期間外(令和9年3月以降)に支払われる経費
  • 自社製品を調達する場合の利益相当額(原価での計上が必要)
  • 飲食費・交際費・租税公課など補助対象経費に該当しない費用

よくある質問

Q自社は一般社団法人ですが、この補助金に応募できますか?
A

法人格が一般社団法人であるだけでは応募できません。本補助金は温対法第38条に基づき都道府県知事または市町村長から指定を受けた「地域地球温暖化防止活動推進センター(デコ活ローカル)」のみが対象です。自機関がデコ活ローカルに指定されているかどうかは、所管の都道府県環境政策課または市区町村の地球温暖化対策担当部署に問い合わせて確認してください。指定を受けていない場合は、次年度以降の応募に向けて、指定申請から準備することになります。デコ活ローカルへの指定は温対法の要件(地球温暖化防止活動を推進する能力、経理的基礎、実績等)を満たす必要があり、短期間では取得できません。

Q補助率5/10とは、具体的にどういう意味ですか?設備購入も対象ですか?
A

補助率5/10は、補助対象経費の2分の1を上限として補助金が交付されるという意味です。残りの2分の1は自己負担となります。ただし、補助対象経費には厳しい制限があり、設備購入費・機器購入費・工事費・備品購入費は対象外です。対象となるのは人件費と業務費(賃金、諸謝金、旅費、印刷製本費、通信運搬費、手数料、雑役務費、使用料及び賃借料、消耗品費)に限られます。測定機器のレンタル料は「使用料及び賃借料」として計上可能ですが、機器の購入は不可です。啓発セミナー・ワークショップ・広報キャンペーン等のソフト事業向け設計になっており、ハード整備目的の事業計画は採択されません。

QCO2排出削減量はどのように算出すればよいですか?
A

エネルギー起源CO2排出削減量は、行動変容人数×1人あたり削減効果×期間で算出するのが基本です。1人あたり削減効果は、環境省の「脱炭素につながる新しい豊かな暮らしの10年後」関連資料(https://ondankataisaku.env.go.jp/decokatsu/common/file/20221208_cn_lifestyle.pdf)に記載された原単位を参照すると、根拠のある数値を示せます。たとえばLED照明導入1世帯あたりのCO2削減量、テレワーク1日あたりの削減量など、行動変容ごとの標準値が整理されています。費用対効果(円/t-CO2削減)も必ず算出し、類似事業と比較して合理性を示してください。算出根拠・係数・推計式を実施計画書に明記することが審査通過の最低ラインです。

Q指定自治体との事前協議には何をすればよいですか?
A

指定自治体(所管の都道府県または市区町村)の環境政策担当課に応募予定の事業内容を説明し、事業テーマ・ターゲット・CO2削減目標・実施方法が自治体の地域脱炭素戦略や「くらしの10年ロードマップ」と整合していることを確認します。協議結果を書面化した「応募情報の確認」書類を自治体から取得し、応募書類に添付する必要があります。審査では「指定自治体のコミットメント」が採点項目に含まれるため、単なる後援ではなく、自治体職員の事業運営への参画、公式チャネルでの告知協力、地域データの提供など踏み込んだ連携を合意しておくと採点が上振れします。協議には1〜2週間、場合によっては1か月程度見込んでおくことを推奨します。

Q採択されたら、すぐに事業を開始できますか?
A

採択通知を受けた後、補助金の交付申請書を提出し、全国ネットからの交付決定通知を受けた後でなければ事業は開始できません。発注・契約・支払いは必ず交付決定日以降に行う必要があります。交付決定日より前に行われた発注・契約・支出は補助対象外となり、補助金は支給されません。採択通知から交付決定までは概ね2〜4週間かかるため、採択前提で先行して契約・発注を進めることは絶対に避けてください。また、補助事業者が他の事業者等と委託等の契約を締結する場合は、原則として競争原理が働く手続(相見積もり等)で委託先を決定する必要があります。

Q前年度に採択された団体と、今回初めて応募する団体では、審査に違いがありますか?
A

令和7年度に本補助事業の交付を受けた団体については、令和7年度事業の完了実績報告書に対して指定自治体が行う事業評価を点数換算し、本審査の採点に加算します(最大20点)。つまり、前年度の事業を高い質で実施し、自治体から良い評価を得ている団体は、大きな加点を受けられます。前年度に本補助事業の交付を受けていない応募者については、加点の「平均点」が採点に加算されるため、不利にならないよう配慮されています。継続的な採択を目指す場合は、令和7年度事業の完了実績報告書を丁寧に作成し、自治体との振り返りミーティングで定性・定量の成果を整理して良い評価を得ることが、次年度以降の採択に直結します。

Q他の国庫補助金や自治体補助金と併用できますか?
A

同一経費に対して国からの他の補助金(負担金、利子補給金、適正化法第2条第4項第1号の給付金、同項第2号の資金を含む)を受けることは禁止されています。環境省・経産省・農水省・国交省等の他省庁の国庫補助を同一経費に充当することはできません。一方、地方自治体(都道府県・市区町村)からの独自補助金や民間財団の助成金については、重複しない経費区分での併用は可能ですが、総事業費から寄付金その他の収入を控除して補助金所要額を算出するため、実質的に補助金額が圧縮されます。また、同一都道府県内で複数のデコ活ローカルが事業を行う場合は、事業実施地域の重複排除が必要で、応募前にセンター間で調整を行う必要があります。

Q事業期間はいつまでですか?完了後の手続きは?
A

補助事業の実施期間は、交付決定の日から令和9年2月末日までです。採択・交付決定が6〜7月頃となるため、実質的な事業期間は7〜8か月と短く、スピーディーな実行管理が求められます。事業期間中の11月頃には全国ネットによる中間検査があり、経費の適正執行、事業計画の進捗、経理処理の状況が確認されます。事業完了後30日以内または令和9年3月10日のいずれか早い日までに完了実績報告書を全国ネットに提出し、書類審査と現地調査を経て交付額が確定、精算払請求書の提出後に補助金が支払われます。交付決定額を超える経費が生じても超過分は支払われないため、予算管理を厳格に行う必要があります。帳簿と証拠書類は事業完了年度の終了後5年間の保存義務があります。

Q他の補助金・助成金と併用できますか?
A

本補助金は国庫補助金を財源とするため、同一経費に対して国からの他の補助金(負担金、利子補給金、適正化法第2条第4項第1号の給付金、同項第2号の資金を含む)を受けることは禁止されています。環境省・経産省・農水省・国交省等の他省庁の国庫補助を同一経費に充当することはできません。一方、地方自治体(都道府県・市区町村)からの独自補助金や民間財団の助成金については、重複しない経費区分での併用は可能ですが、総事業費から寄付金・その他収入を控除して補助金所要額を算出するため、実質的に補助金額が圧縮されます。同一都道府県内で複数のデコ活ローカルが事業を行う場合、事業実施地域の重複排除が必要で、応募前にセンター間で調整を行わなければなりません。自機関が実施する「デコ活」関連の他事業(環境省のデコ活応援団補助、地域脱炭素移行・再エネ推進交付金等)との組み合わせを検討する際は、経費区分と実施地域の切り分けを明確にし、事前に全国ネットへ相談することで後日の返還リスクを回避できます。

詳細説明

補助事業の目的と位置づけ

本補助事業は、環境省が推進する「デコ活(脱炭素につながる新しい豊かな暮らしを創る国民運動)」の地域実装プログラムです。地球温暖化対策の推進に関する法律(温対法)第38条に基づき、都道府県知事または市町村長から指定を受けた地域地球温暖化防止活動推進センター(デコ活ローカル)が実施する事業に対し、国が補助金を交付します。事務局は一般社団法人地球温暖化防止全国ネット(全国ネット)が担い、地域特性に合った温暖化対策の拡大・定着、市民・消費者の行動変容を促す社会実装型の取組を通じて、家庭・業務部門の効率的な温室効果ガス排出削減に寄与することを目的としています。

応募できる団体(デコ活ローカル)

応募資格はデコ活ローカル(地域地球温暖化防止活動推進センター)に厳格に限定されています。一般の企業・個人事業主・NPO法人・任意団体は応募できません。デコ活ローカルは温対法第38条に基づき行政機関から指定を受けた法人のみで、都道府県単位または市町村単位で指定されています。自機関が指定されているか不明な場合は、都道府県の環境政策課または市区町村の地球温暖化対策担当部署に直接照会してください。また、応募書類として行政機関からの指定通知等の添付が必要です。

補助対象事業の内容

補助対象となる事業は、デコ活の普及・推進等に寄与し、以下のすべての要件を満たす必要があります。

  • 自治体・企業等と連携し、市民・消費者の新しい豊かな暮らしの実現を後押しする取組の拡大・定着を図る内容であること
  • 「くらしの10年ロードマップ」(令和6年2月策定)に沿ったテーマで、市民・消費者のボトルネックを解消する事業であること
  • 事業者の脱炭素化支援においてもデコ活の趣旨に沿った内容であること
  • 指定自治体と予め協議した事業内容であること

「くらしの10年ロードマップ」の対象テーマは、①住(外)住宅の省エネ・再エネ導入(断熱化、太陽光発電等)、②住(内)エコグッズの選択(LED、家電、給湯、節水等)、③衣(クールビズ・ウォームビズ、サステナブルファッション)、④買・食(地産地消、適量購入、食べきり・分別)、⑤職(テレワーク実践)、⑥移(電動車の購入、環境負荷が少ない移動手段)、⑦基盤(情報・教育・ナッジ・インセンティブ)、⑧事業者の脱炭素化支援の8テーマです。複数テーマの横断も可能で、市民・消費者のボトルネック解消に資する具体的な事業であることが求められます。

補助率と補助対象経費

補助率は5/10(2分の1)で、補助対象経費は人件費業務費に限定されます。業務費の内訳は以下の9区分です。

  • 人件費:事業に直接従事する職員の人件費(出勤簿・業務時間管理簿で根拠を示す)
  • 賃金:事業に必要な労務者への給与
  • 諸謝金:外部専門家への謝金
  • 旅費:事業に必要な交通・移動に係る経費
  • 印刷製本費:資料等の印刷に係る経費
  • 通信運搬費:郵便料等通信費
  • 手数料:銀行振込等の支払いに要する手数料
  • 雑役務費:派遣職員等の役務提供への対価
  • 使用料及び賃借料:会議会場使用料、測定機器のレンタル費用
  • 消耗品費:事務用品等消耗品の購入費

設備費・備品購入費・工事費は原則として対象外のため、施設整備や機器調達を目的とした事業計画は本補助金では成立しません。また、補助事業者の自社製品を調達する場合は、原価(製造原価)で計上し、利益相当額を排除する必要があります。

審査基準と採択のポイント

審査は事前審査(要件充足・書類不備・実績問題の確認)と本審査の2段階です。本審査は審査委員会による採点(80点満点)に、指定自治体の評価(最大20点)を加算して採択を決定します。審査基準の配点は以下のとおりです。

  • ①「くらしの10年ロードマップ」「指定自治体の施策や地域特性」を踏まえた普及啓発にとどまらない行動変容を促す内容(20点)
  • ②適切なテーマが選択され、ターゲット設定・ボトルネック解消の仕掛けが具体的に記載されている(20点、記述不十分は不採択)
  • ③事業内容に応じた行動変容人数の算出(10点)
  • ④事業内容に応じたエネルギー起源CO2排出削減量の算出根拠(10点)
  • ⑤設定した目標(CO2排出削減の費用対効果)の十分性(10点)
  • ⑥補助対象経費の内訳・積算内容の妥当性(10点)

事業スケジュール

令和8年度の事業スケジュールは、4月中旬の公募予告、4月16日〜5月8日の公募受付、5月〜6月の審査・採択決定、6月〜7月の交付申請受付・交付決定、交付決定後〜令和9年2月末日までの補助事業実施、11月頃の中間検査、完了実績報告書の提出(完了30日以内または3月10日のいずれか早い日)、交付額確定・補助金支払い、という流れになります。事業実施期間は実質7〜8か月と短く、交付決定から完了までの工程管理が採択後の成否を分けます。

重要な留意事項

  • 交付決定前の先行着手は厳禁:発注・契約・支払いは必ず交付決定日以降に行うこと
  • 「デコ活」ロゴ表示義務:制作物・コンテンツには「デコ活」ロゴおよび「環境省『デコ活』地域における地球温暖化防止活動促進事業」であることの明示が必要
  • 帳簿保存義務:事業完了日の属する年度の終了後5年間は、見積書・発注書・契約書・請求書・領収書等すべての証拠書類を保存
  • 中間検査の実施:事業期間中に全国ネットによる中間検査があり、経費の適正執行・事業進捗を確認
  • 個人情報の取扱い:提出情報のうち個人情報は全国ネットの「個人情報保護規程」に従って管理・環境省への提供を含む

お問い合わせ・提出先

応募書類はjGrants(GビズIDによる電子申請システム)またはメールで提出します。提出先は一般社団法人地球温暖化防止全国ネット 補助事業担当(shien@jccca.org/TEL:03-6273-7616)。様式のダウンロードは全国ネット公式サイト(https://www.zenkoku-net.org/)から行います。

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