募集中全国対象
やや難しい
準備期間の目安: 約60

令和7年度補正 再生可能エネルギー導入拡大・系統用蓄電池等電力貯蔵システム導入支援事業費補助金 大規模業務産業用蓄電システム等導入支援事業

基本情報

補助金額
金額未定
補助率: 1/2以内、1/3以内、2/3以内
募集期間
2026-03-24 〜 2026-05-29
残り63
対象地域日本全国
対象業種電気・ガス・熱供給・水道業
使途新たな事業を行いたい

この補助金のまとめ

令和7年度補正予算で措置された大規模業務産業用蓄電システム等導入支援事業は、2050年カーボンニュートラル及び2040年エネルギーミックス達成に向けて、大規模な蓄電池の導入を促進する補助金です。北海道や九州など再エネ導入が先行する地域では、変動再エネのシェアが全需要の7割以上に達する時間帯もあり、余剰再エネの有効活用と脱炭素化された調整力の確保が喫緊の課題となっています。本事業では、デマンドレスポンス(DR)に活用可能な蓄電池の導入を支援し、電力需給ひっ迫時だけでなく再エネ出力制御対策にも活用することで、電力のフレキシビリティを確保し、エネルギー危機に強い経済構造への転換を図ります。

この補助金の特徴

1

大規模蓄電池の導入を強力に支援

本事業は業務・産業用の大規模蓄電システムの導入を対象とし、補助率は設備区分に応じて1/3以内、1/2以内、2/3以内が設定されています。再エネの出力制御対策とDR活用の両面から蓄電池の普及を加速させることを目指しています。

2

再エネ余剰電力の有効活用を促進

太陽光や風力等の変動再エネが増加する中、余剰電力を蓄電池に貯蔵し、需要ピーク時に放電することで、再エネの最大限の活用と系統安定化の両立を実現します。出力制御の削減にも直結する施策です。

3

電力市場への参入機会を創出

導入した蓄電池は各種電力市場での取引等に活用でき、事業者にとって新たな収益源となります。容量市場や需給調整市場への参入により、蓄電池投資の経済性向上が期待されます。

4

エネルギー安全保障の強化に貢献

電力需給ひっ迫時の調整力として蓄電池を活用することで、エネルギー危機に対するレジリエンスを高めます。化石燃料に依存しない調整力の確保は、国のエネルギー安全保障上も重要な取り組みです。

ポイント

本事業は単なる設備補助ではなく、電力システム全体の脱炭素化と安定化を見据えた戦略的な支援策です。蓄電池の導入による再エネ活用最大化と市場参入の両面からリターンが見込めるため、エネルギー事業者にとって投資判断の好機といえます。

対象者・申請資格

法人要件

  • 日本国内で事業活動を営んでいる法人であること
  • 補助対象設備の所有者かつ使用者であること(リース等で異なる場合は共同申請)

設備要件

  • DRへの活用が可能な蓄電池であること
  • 電力需給ひっ迫時及び再エネ出力制御時に活用できるシステムであること

経営基盤

  • 補助事業を確実に遂行するために必要な経営基盤を有していること
  • 事業計画の実現可能性が認められること

その他の条件

  • 一般送配電事業者は補助対象外
  • SPCへの譲渡を予定している場合は事前にSIIに相談が必要
  • 所有者と使用者が異なる場合は2者共同で申請すること

ポイント

申請要件は厳格で、設備の所有者・使用者の関係が明確であることが求められます。リース活用の場合は共同申請が必須となるため、リース会社との事前調整を早期に進めることが採択への近道です。

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申請ガイド

1

ステップ1:事前準備

GビズIDプライムの取得が必要です。未取得の場合は2〜3週間かかるため、早めに準備を開始してください。また、補助事業の実施体制や事業計画の策定を進めます。

2

ステップ2:申請書類の作成

事業計画書、設備導入計画書、収支計画書等の必要書類を作成します。蓄電池の仕様・容量、設置場所、DR活用計画等を具体的に記載します。

3

ステップ3:jGrants電子申請

jGrantsポータルから電子申請を行います。申請期間は2026年3月24日から2026年5月29日までです。

4

ステップ4:審査・採択

外部有識者による審査を経て採択が決定されます。事業の政策効果、実施体制、費用対効果等が総合的に評価されます。

5

ステップ5:交付申請・事業実施

採択後、交付申請を行い、交付決定後に事業を開始します。事業完了後に実績報告を提出し、補助金の確定・支払いを受けます。

ポイント

申請期間は約2ヶ月間ですが、大規模蓄電システムの導入計画は技術的検討に時間を要します。設備メーカーや系統運用者との事前協議を早期に始め、具体的な導入計画を固めた上で申請に臨むことが重要です。

審査と成功のコツ

系統接続の事前確認が最重要
大規模蓄電池の導入には系統接続が不可欠です。一般送配電事業者との接続協議を早期に開始し、接続可能容量や工事費用を確認しておくことで、実現可能性の高い計画を策定できます。
DR・市場活用計画の具体化
蓄電池のDR活用や電力市場での取引計画を具体的に示すことが審査のポイントです。容量市場、需給調整市場、卸電力市場等での活用シナリオと収益見通しを定量的に記載しましょう。
再エネ出力制御削減効果の定量化
蓄電池導入による再エネ出力制御の削減量をシミュレーション等で定量的に示すことで、政策効果の高さをアピールできます。地域の再エネ導入状況や出力制御実績データを活用しましょう。
長期事業計画の策定
蓄電池の耐用年数(15〜20年程度)を見据えた長期的な事業収支計画を策定することで、事業の持続可能性を示せます。劣化特性やメンテナンスコストも織り込んだ現実的な計画が求められます。

ポイント

採択のカギは、技術的な実現可能性と経済的な持続可能性の両立です。系統接続の確保、市場活用による収益化、再エネ活用効果の定量化という3つの観点を押さえた計画書の作成が求められます。

対象経費

対象となる経費

設備費(4件)
  • 蓄電池システム本体
  • パワーコンディショナー(PCS)
  • 蓄電池管理システム(BMS)
  • 冷却装置・空調設備
工事費(3件)
  • 蓄電池設置工事費
  • 系統連系工事費
  • 電気配線工事費
設計費(3件)
  • 基本設計費
  • 詳細設計費
  • 系統連系設計費
据付費(3件)
  • 基礎工事費
  • 搬入・据付費
  • 試運転調整費
付帯設備費(3件)
  • EMS(エネルギーマネジメントシステム)
  • 遠隔監視装置
  • 保護装置・計測器

対象外の経費

対象外の経費一覧(6件)
  • 土地の取得・造成に係る費用
  • 建屋の建設費用(蓄電池専用でない場合)
  • 既存設備の撤去・処分費用
  • 消費税及び地方消費税
  • 一般管理費・人件費
  • 保険料・登記費用

よくある質問

Q個人事業主でも申請できますか?
A

本事業の対象は日本国内で事業活動を営む「法人」に限定されています。個人事業主は補助対象外です。大規模な業務・産業用蓄電システムの導入を想定しているため、法人格を持つ事業者が対象となります。個人向けの蓄電池補助金については、自治体の独自制度や環境省の関連事業をご確認ください。

Qリース契約で蓄電池を導入する場合も対象になりますか?
A

リース契約による導入も対象となります。ただし、蓄電池の所有者(リース会社)が主の申請者、使用者(利用企業)が共同申請者として、2者共同での申請が必要です。リース会社との事前調整を行い、補助金の帰属や契約条件を明確にしておくことが重要です。

Q補助率の1/3、1/2、2/3はどのように決まりますか?
A

補助率は蓄電システムの用途や規模、設備区分によって異なります。具体的な補助率の適用条件は公募要領に詳細が記載されています。一般的に、政策効果が高い用途や、より先進的な技術を採用するケースほど高い補助率が適用される傾向があります。

Q一般送配電事業者は申請できますか?
A

一般送配電事業者は本事業の補助対象外です。本事業は電力のフレキシビリティ確保を目的としており、送配電事業者ではなく、発電事業者や需要家側での蓄電池導入を支援する枠組みとなっています。

Q申請に必要なGビズIDの種類は何ですか?
A

jGrantsでの電子申請にはGビズIDプライムが必要です。GビズIDプライムの取得には2〜3週間程度かかるため、未取得の場合は早めに申請手続きを開始してください。アカウント作成はGビズIDのウェブサイトから行えます。

Q蓄電池の容量に下限はありますか?
A

本事業は「大規模業務産業用」の蓄電システムを対象としています。具体的な容量要件は公募要領をご確認ください。家庭用や小規模な蓄電池は対象外となる可能性が高いため、事前にSIIの公募要領で要件を確認することをお勧めします。

Q他の補助金と併用できますか?
A

同一設備に対する国の他の補助金との併用は原則として認められません。ただし、補助対象が明確に区分できる場合や、地方自治体独自の補助金については併用が可能な場合があります。併用を検討する場合は、事前にSIIに確認することを強く推奨します。

Q他の補助金・助成金と併用できますか?
A

本補助金は経済産業省資源エネルギー庁が所管する蓄電池導入支援事業です。同一設備に対して国の他の補助金との併用は原則として認められません。ただし、補助対象が明確に区分できる場合や、地方自治体独自の補助金については併用が可能な場合があります。例えば、蓄電池と併設する太陽光発電設備については、別途「再エネ電源併設蓄電システム等導入支援事業」(同じ親事業の別メニュー)の活用も検討できますが、同一設備への二重申請はできません。また、環境省のZEB補助金やGX推進関連の補助金とは補助対象が重複する可能性があるため、事前に事務局(SII)に確認することを強く推奨します。自治体の再エネ・蓄電池補助金は併用可能な場合が多いため、所在地の自治体制度を確認し、補助金の最大化を図りましょう。

詳細説明

事業の背景と目的

2050年カーボンニュートラル及び2040年エネルギーミックスの達成に向けて、再生可能エネルギーの最大限の導入・活用が不可欠です。北海道や九州など再エネ導入が先行する地域では、太陽光や風力の変動再エネのシェアが全需要の7割以上に達する時間帯も出てきており、余剰再エネの有効活用が喫緊の課題となっています。

本事業は、デマンドレスポンス(DR)に活用可能な大規模業務産業用蓄電システムの導入を支援することで、電力需給ひっ迫時だけでなく再エネ出力制御対策にも蓄電池を活用し、電力のフレキシビリティ確保とエネルギー危機に強い経済構造への転換を図ります。

補助率と補助対象

補助率は設備区分やシステム構成に応じて1/3以内、1/2以内、2/3以内が設定されています。対象は日本国内で事業活動を営む法人で、導入する蓄電システムの所有者かつ使用者である必要があります。

対象となる蓄電システム

  • DR(デマンドレスポンス)への活用が可能な蓄電池
  • 電力需給ひっ迫時の調整力として機能するシステム
  • 再エネ出力制御対策に活用可能な設備
  • 各種電力市場での取引等に活用できるシステム

リース・共同申請について

リース等により蓄電システムの所有者と使用者が異なる場合は、設備の所有者が主の申請者、使用者が共同申請者として2者共同で申請を行う必要があります。特別目的会社(SPC)への譲渡を予定している場合は、事前にSII(一般社団法人 環境共創イニシアチブ)に相談が必要です。

申請スケジュール

  • 公募開始:2026年3月24日
  • 公募締切:2026年5月29日
  • 申請方法:jGrantsポータルからの電子申請

審査のポイント

審査では、事業の政策効果(再エネ活用最大化・出力制御削減)、技術的実現可能性、事業収支の健全性、実施体制の充実度などが総合的に評価されます。特に、DR活用や電力市場での取引計画の具体性が重要視されます。

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