令和5年度補正グローバルサウス未来志向型共創等事業費補助金(我が国企業によるインフラ海外展開促進調査)(二次公募:FS・小規模実証事業実施事業者の募集(補助))
基本情報
この補助金のまとめ
この補助金の特徴
本補助金はグローバルサウス諸国へのインフラ海外展開に特化した大型補助金です。FS事業と小規模実証事業の2つの事業類型があり、段階的な海外展開を支援します。中小企業には補助率2/3以内と優遇された条件が適用され、中小企業の海外進出を後押しします。対象国はASEAN、インド、中東、アフリカ、中南米、太平洋島嶼国と幅広く、産業・保健・防災・食糧など多様な分野のインフラ事業をカバーしています。
対象者・申請資格
本補助金は、募集要領に記載された応募資格の要件をすべて満たす企業・団体等が対象です。グローバルサウス諸国へのインフラ海外展開を行う意思と能力を持つ日本企業であることが基本要件です。中小企業の場合は補助率が優遇されるため、中小企業基本法上の定義に該当するかどうかの確認が重要です。
あなたは対象?かんたん診断
8問の質問に答えるだけで、この補助金の対象かどうかを簡易診断できます。
申請ガイド
申請は事務局(inquiry@gshojo.jp)を通じて行います。まず事業類型(FS事業または小規模実証事業)を選択し、対象国と事業分野を明確にした上で、事業計画を策定します。対象国の判断に迷う場合は事前に経済産業省貿易振興課に相談できます。事業計画では現地の課題分析、解決方法、事業実施体制、スケジュール、予算計画を詳細に記載する必要があります。
審査と成功のコツ
採択のポイントは、グローバルサウス諸国の具体的な課題に対する明確なソリューション提案と、事業化の見通しです。現地のニーズ調査に基づいた実現可能性の高い計画が評価されます。また、事業実施国への裨益(技術移転、雇用創出等)を具体的に示すことが重要です。中小企業は補助率優遇があるため、独自技術を活かした提案が有効です。
対象経費
対象となる経費
調査費(1件)
- FS事業における現地調査・市場調査等の費用
実証費(1件)
- 小規模実証事業における機材・設備・運営費用
人件費(1件)
- 事業に直接従事する人員の人件費
旅費(1件)
- 対象国への渡航・滞在費用
外注費(1件)
- 専門家への委託や現地パートナーへの業務委託費
通訳・翻訳費(1件)
- 現地でのコミュニケーションに必要な通訳・翻訳費用
対象外の経費
対象外の経費一覧(4件)
- 汎用的な事務機器の購入費(事業に直接関連しない一般的な事務用品・機器は対象外)
- 既存事業の運転資金(新規のFS事業・実証事業に直接関係しない既存事業の経費)
- 接待・交際費(営業活動としての接待や交際にかかる費用)
- 本社管理部門の間接経費(事業に直接関わらない管理部門の一般経費)
よくある質問
QFS事業と小規模実証事業の違いは何ですか?
FS事業は事業実施可能性の調査段階で、上限1億円です。小規模実証事業は実際に小規模な実証を行う段階で、上限5億円です。海外展開の段階に応じて選択します。
Q対象となるグローバルサウス諸国はどこですか?
ASEAN、インド、中東、アフリカ、中南米、太平洋島嶼国等が対象です。対象国の判断に迷う場合は経済産業省貿易振興課の担当者に事前相談できます。
Q中小企業の補助率が優遇されるのですか?
はい。中小企業は補助率2/3以内、それ以外の企業は1/2以内となっています。中小企業の海外展開を特に支援する制度設計です。
Qマスタープラン策定や大型実証も対象ですか?
いいえ。本公募はFS事業と小規模実証事業が対象です。マスタープラン策定(委託)および大型実証(補助)は別途の公募となります。
Qどのような分野のインフラが対象ですか?
産業インフラに限らず、保健・防災・食糧問題等の解決に資するインフラ全般が対象です。グローバルサウス諸国が抱える課題解決につながる事業であることが重要です。
Q複数企業の共同申請は可能ですか?
募集要領に記載の応募資格要件を満たす企業・団体等であれば申請可能です。共同申請の詳細は募集要領を確認するか、事務局に問い合わせてください。
Q既に海外に拠点がある場合でも申請できますか?
はい、既に海外拠点がある企業でも申請可能です。FS事業でさらなる展開可能性を調査したり、小規模実証で新しいインフラ事業を検証したりすることができます。
Q補助金の使途に制限はありますか?
インフラの海外展開に向けたFS事業または小規模実証事業に必要な費用が対象です。具体的な補助対象経費は募集要領で確認してください。
Q他の補助金・助成金と併用できますか?
海外展開の初期段階ではJETROの「中小企業・スタートアップ海外展開支援事業」や「新輸出大国コンソーシアム」を活用してマーケット調査を行い、本補助金でFS事業や実証事業に進むという段階的な活用が効果的です。また、JICA(国際協力機構)の「中小企業・SDGsビジネス支援事業」との連携も検討できます。国内での技術開発には「ものづくり補助金」を併用することも可能です。
詳細説明
補助金の概要
グローバルサウス未来志向型共創等事業費補助金は、経済産業省が実施するグローバルサウス諸国へのインフラ海外展開を支援する補助金です。ASEAN、インド、中東、アフリカ、中南米、太平洋島嶼国等の新興国・途上国が抱える社会課題の解決を通じて、日本企業の海外展開と国内産業の活性化を目指します。
事業類型
本補助金には2つの事業類型があります。
- FS事業(事業実施可能性調査事業):補助上限1億円。海外インフラ事業の実施可能性を調査する段階を支援。
- 小規模実証事業:補助上限5億円。実際に小規模な実証を行い、事業化の見通しを立てる段階を支援。
補助率
一般企業:1/2以内、中小企業:2/3以内と、中小企業に手厚い支援となっています。
対象分野
産業の脆弱さへの対応だけでなく、保健・防災・食糧問題等の社会課題解決に資するインフラ事業が幅広く対象となります。建設業、製造業、情報通信業、医療・福祉など多様な業種からの申請を想定しています。
事業の目的
グローバルサウス諸国の成長力を活かした経済連携の強化と、日本国内のイノベーション創出を同時に実現することが本事業の目的です。事業実施国への裨益も重要な評価ポイントとなります。