NEDOが240億円を投じる「ロボット基盤モデル」とは何か

佐藤

佐藤

編集長

室谷さん、今回のNEDO公募ってすごいタイトルで……「ポスト5G情報通信システム基盤強化研究開発事業」って、なんかもう国家プロジェクト感が半端ないんですけど!
室谷

室谷

代表取締役

えっ、これ知らなかったですか? まさにそうで、2020年度から動いている国家規模の研究開発プロジェクトです。今回の公募はその中の「ロボット基盤モデルの研究開発(GENIAC)」という枠で、2026年5月18日にスタートしました。
佐藤

佐藤

編集長

GENIACって何ですか? かっこいい名前だなと思って。
室谷

室谷

代表取締役

もともとはNEDOが推進してきた生成AI基盤モデル開発プログラムの名前なんですよ。Generative AI Accelerator Challengeの略です。今回はその枠組みをロボット分野に拡張して、「ロボットが自分で考えて動く」ための大規模AIモデルを開発しようという話です。
佐藤

佐藤

編集長

ロボットが自分で考えて動く……って、なんですかそれ?
室谷

室谷

代表取締役

ざっくり言うと、人間が細かく命令しなくても周囲の環境を見て、指示を理解して、適切な行動を判断できるロボットを作るための「頭脳」部分のAIモデルを開発する事業です。Vision-Language-Action Modelとか、世界モデルと呼ばれる技術が中心になります。
佐藤

佐藤

編集長

つまり、ChatGPTみたいなAIをロボットの動きに使おうということですか?
室谷

室谷

代表取締役

まさにそのイメージです! ただしロボットの場合は「実際の物理世界で動く」必要があるので、テキストや画像だけじゃなくて動作生成まで一体で行うモデルが必要になる。そこが純粋な言語AIとの大きな違いですね。
佐藤

佐藤

編集長

なるほど、工場とかで働くロボットを賢くする研究ということか。そんな技術的な研究に補助金が出るんですか?
室谷

室谷

代表取締役

出ます。採択事業者の合計で240億円という規模で、これが今回の公募の予算規模です。もちろん1社で全額もらえるわけじゃないですが、大型研究開発に本気で取り組む事業者向けの制度です。

NEDO GENIACロボット基盤モデル補助事業:補助率と予算規模の比較
NEDO GENIACロボット基盤モデル補助事業:補助率と予算規模の比較

補助額・補助率:中小企業と大企業で異なる

佐藤

佐藤

編集長

240億円って……それを複数社で取り合う感じですか? 1社あたりどのくらいもらえるんでしょう?
室谷

室谷

代表取締役

補助額の上限は公募要領上「予算上限なし」とされていて、採択された事業者の提案内容によって決まります。ただし事業期間が1年を超えて最大3年認められるケースでも、ステージゲート審査までの1年目の補助費は原則100億円以下という上限があります。
佐藤

佐藤

編集長

100億円以下ってなんか上限が超高い(笑)
室谷

室谷

代表取締役

これ、大規模な計算基盤(GPUクラスタなど)を整備する場合を想定しているんです。ロボット基盤モデルの開発には膨大な学習データと計算資源が必要になるので、普通の補助金とは桁が違うんですよ。
佐藤

佐藤

編集長

補助率はどうなってるんですか?
室谷

室谷

代表取締役

申請者の種別によって異なります。
申請者の種別補助率備考
中小企業等経営強化法に基づく特定事業者・学術機関等2/3予算上限なし
上記に該当しない大企業1/2予算上限なし
学術機関等への共同研究費(定額補助)10/10(100%)補助事業者が学術機関と共同研究を行う場合
佐藤

佐藤

編集長

学術機関が共同研究パートナーになると100%補助になるんですか! それはかなりお得ですね。
室谷

室谷

代表取締役

ですね。大学や研究機関と組んで申請するパターンが有利になるように設計されています。産学連携を促進する意図があるんです。
佐藤

佐藤

編集長

中小企業と大企業の補助率の差も大きいですね。自分の会社がどっちに当たるか、ちゃんと確認しないといけない。
室谷

室谷

代表取締役

そうなんです。「中小企業等」の定義は中小企業等経営強化法に基づく特定事業者と学術機関等を指すので、判断が曖昧な場合はNEDOに事前確認することをおすすめします。ここで次のポイントが関係する申請資格の話に移りましょうか。

誰が申請できるのか:応募要件を詳しく見る

佐藤

佐藤

編集長

この補助金、申請できる人ってどんな条件があるんですか? AI研究してる会社なら誰でも?
室谷

室谷

代表取締役

いや、かなり絞られてます。まず日本国内に研究開発拠点を持つ企業や大学等であることが必須です。外国企業は単独では申請できません。
佐藤

佐藤

編集長

「等」ってどこまで入りますか?
室谷

室谷

代表取締役

法人格を持つ団体も含めて、企業・大学・研究機関・高等専門学校・国立研究開発法人などさまざまな組織が対象になります。ただし国立研究開発法人が代表申請者になる場合、民間企業への委託や共同研究は原則認められていないので注意が必要です。
佐藤

佐藤

編集長

じゃあ大学が代表で申請することはできる?
室谷

室谷

代表取締役

できます。ただし核心になるのは「ロボット基盤モデルの開発能力があるかどうか」です。具体的には6つの要件を満たす必要があります。

申請要件 6つのチェックポイント

  • 技術的能力: 補助事業を遂行するに足る技術的能力を有すること
  • 財務基盤: 自己負担分の調達に関し十分な経理的基礎を有すること
  • 管理体制: 補助事業に係る経理その他の事務について的確な管理体制及び処理能力を有すること
  • 研究開発の有効性: 基本計画を達成するために十分に有効な研究開発を行うものであること
  • 事業化計画: 補助事業に係る事業化に対する具体的計画を有し、その実施に必要な能力を有すること
  • 国内研究開発拠点: 本邦の企業・大学等で日本国内に研究開発拠点を有していること
佐藤

佐藤

編集長

要件6番目の「国内拠点」って海外展開している企業でも大丈夫ですか?
室谷

室谷

代表取締役

大丈夫です。国際標準獲得や特別な研究開発能力のために海外企業と連携する場合は、海外の企業・大学も参画できます。ただし代表申請者は必ず国内拠点を持つ機関である必要があります。
佐藤

佐藤

編集長

あと、ロボットを海外企業から調達する場合ってどうなんですか?
室谷

室谷

代表取締役

セキュリティ対策が必要になります。海外企業からロボットを丸ごと調達する場合は、収集データの流出防止策を提案書に具体的に記載する義務があります。閉域網の構築、ファイアウォール設置、通信制御など具体的な対策が求められます。

対象となる研究開発のテーマ

佐藤

佐藤

編集長

そもそも「ロボット基盤モデル」って、どんな技術を開発すればいいんですか?
室谷

室谷

代表取締役

4種類のモデル開発が対象になっています。
モデルの種類英語名称概要
Vision-Language-Action ModelVLA周辺環境認識・指示理解・行動生成を一体的に行うモデル
Vision-Language ModelVLM行動生成に必要な周辺環境認識・指示理解を行うモデル
行動生成モデル拡散モデル等周辺環境認識に基づき行動生成を行うモデル
世界モデルWorld Model物理世界の理解と未来状態の予測を行うモデル
佐藤

佐藤

編集長

あれ、LLM(大規模言語モデル)だけの研究は対象外なんですか?
室谷

室谷

代表取締役

そうなんです。これ重要なポイントで、LLMのみの開発や、ハードウェアの制御を伴わないVLM・世界モデルの開発は対象外と明記されています。あくまで「ロボットが実際に動く」ことに直結したモデル開発が求められます。
佐藤

佐藤

編集長

じゃあAI企業がソフトウェアだけで申請するのは難しいということ?
室谷

室谷

代表取締役

ハードウェアとの連携が必須なんです。導入予定環境での実証も要件になっていて、量産メーカーや一次サプライヤー(Tier1)、ユーザー企業といったパートナー企業と連携した実証が求められます。
佐藤

佐藤

編集長

実証パートナーまで必要なのか! それはしっかり体制を組まないといけないですね。
室谷

室谷

代表取締役

しかも推奨として、そのパートナー企業との連名提案が挙げられています。産業界との連携がしっかりできているかどうかを重視しているわけです。

対象経費と補助できない費用

佐藤

佐藤

編集長

補助対象の経費ってどんなものが認められるんですか? GPUを買う費用も入りますか?
室谷

室谷

代表取締役

入ります。主な補助対象経費はこちらです。
経費区分内容
機械装置等費GPU等の計算機器、ロボット本体、実証設備等
労務費研究員・エンジニアの人件費
その他経費(消耗品費)学習データ用ストレージ等の消耗品
その他経費(旅費)研究・実証のための出張費
その他経費(外注費)データ収集・加工の外注等
委託費・共同研究費他機関への技術開発委託
佐藤

佐藤

編集長

GPUクラスタを丸ごと買うって話が出てましたが、オンプレミス環境の整備もOK?
室谷

室谷

代表取締役

条件付きで認められます。ただし施設・土地等不動産の取得・工事およびそれに付随する費用は補助対象外です。GPUサーバ自体は対象ですが、それを置く建物の建設費用は対象外になります。

補助対象外の費用に注意

  • 不動産取得・建設費用: データセンターの用地・建物・工事費は対象外
  • 委託・共同研究費の上限: 補助対象費用総額の50%未満が原則
  • 消費税: 補助金交付申請額は消費税を除外した額(免税事業者を除く)
  • 目的外利用: 採択後のGPUを他のモデル開発事業者に貸し出すことは禁止(交付取消の対象)
佐藤

佐藤

編集長

GPUを他社に貸してビジネスするのはNG、なんですね。
室谷

室谷

代表取締役

そうなんです。これは明記されていて、補助事業者が自ら行う基盤モデルの研究開発にのみGPUの利用が限定されています。これを違反すると交付決定取消で補助金返還を求められる可能性があります。

申請の流れ:Jグランツ電子申請の手順

佐藤

佐藤

編集長

実際に申請するにはどうすればいいんですか? 紙で書類を送るんですか?
室谷

室谷

代表取締役

完全電子申請です。持参・郵送・FAX・メールでの提出は原則受け付けていません。Jグランツというシステム経由で申請します。

NEDO GENIACロボット基盤モデル補助事業:申請から交付決定までのフロー
NEDO GENIACロボット基盤モデル補助事業:申請から交付決定までのフロー
佐藤

佐藤

編集長

2段階の審査があるんですね。経済産業省とNEDOの両方から審査を受けるということ?
室谷

室谷

代表取締役

そうです。一次が経済産業省商務情報政策局、二次がNEDOという順番です。また必要に応じてヒアリング審査や代表者面談、資料の追加提出を複数回求められる場合があるので、審査期間中は迅速に対応できる体制を整えておく必要があります。

GX枠とは何か:脱炭素化への貢献が加点になる

佐藤

佐藤

編集長

公募の中に「GX審査」って書いてあったんですけど、これって何ですか?
室谷

室谷

代表取締役

GXはグリーントランスフォーメーションの略で、経済成長と脱炭素化を同時に実現しようという考え方です。今回の公募はGX枠で提案を受け付けており、GXに係る取組申告書(別添10)の提出が必須になっています。
佐藤

佐藤

編集長

AIロボットとGXってどう関係するんですか?
室谷

室谷

代表取締役

2つの経路があります。一つは、AIロボットが工場などに導入されることでエネルギー効率が上がり、CO2排出が削減される効果。もう一つは、ロボット自体の省電力化——つまりロボット基盤モデルの高性能化を通じてタスク当たりの消費電力を削減するという効果です。
佐藤

佐藤

編集長

なるほど、ロボットが賢くなると省エネにもなるということか。
室谷

室谷

代表取締役

ですね。提案書にはCO2削減効果や目標を定量的に示す必要があります。ただし、GX効果の妥当性が十分でなくても、提案内容の重要性や実現可能性が認められれば「一般枠」として採択される場合もあります。

GX枠で高評価を得るポイント

  • 定量的なCO2削減目標の設定: 「削減できる」ではなく具体的な数値(例: ○○年度に工場のCO2排出量を○%削減)を示す
  • サプライチェーン全体での効果: 自社工場だけでなく、納入先・調達先を含めた効果の試算
  • 省電力化技術の具体性: ロボット基盤モデル自体の消費電力削減計画(タスク当たりの推論コスト比較など)
  • 投資回収期間の説明: 民間企業単独では経済性確保が困難であることを投資判断指標(別添9)で具体的に示す
佐藤

佐藤

編集長

投資回収期間が難しいことを示す必要があるんですか? 逆では?
室谷

室谷

代表取締役

そうなんです。これが国の補助金ならではの論理で、民間企業だけでは経済的に成立しないからこそ国が支援するという建て付けなんです。「儲かるから補助してほしい」ではなく、「社会的意義は高いが民間投資だけでは成立しない」ことを示す必要があります。

審査で勝つためのポイント

佐藤

佐藤

編集長

採択されるためには具体的にどんな提案書を書けばいいんですか?
室谷

室谷

代表取締役

審査基準が公募要領に明記されているので、それに沿って提案書を書くのが基本です。大きく9つの評価軸があります。
佐藤

佐藤

編集長

9つも! どれが特に重要ですか?
室谷

室谷

代表取締役

「a. 研究開発計画との合致性」と「b. ガバナンス・セキュリティ」は「必須」と明記されています。つまりここで落ちると他の評価をされる前に不採択になりえます。

採択審査の9つの評価軸

  • a. 研究開発計画との合致性(必須): 提案内容がロボット基盤モデル(VLA・VLM・世界モデル等)の開発を主たる対象としているか
  • b. ガバナンス・セキュリティ(必須): 知財侵害がないか、海外調達ロボットのセキュリティ対策は十分か
  • c. 事業期間(1年超の提案のみ): オンプレミス整備要件または多用途ロボット新規開発要件を満たすか
  • d. 提案内容の新規性・優位性: 国内外の動向を踏まえたブレークスルーへの期待
  • e. 目標とする技術レベル: ベンチマーク性能など定量的な目標が設定されているか
  • f. 開発内容の実現可能性: スケジュール・計算資源・データセット規模の根拠
  • g. 開発実績・体制の妥当性: 大規模GPU活用経験などの実績
  • h. 成果の公開度: 論文発表・Tech Blog・勉強会登壇等の公開計画
  • i. 社会実装に向けた道筋: パートナー企業との連携と社会実装の具体的計画
佐藤

佐藤

編集長

成果の公開度まで審査されるんですね! オープンにすると加点になる?
室谷

室谷

代表取締役

加点になります。これは日本のAI産業全体のエコシステムを育てようという意図があります。ただし研究の核心的な技術は知財として保護する必要もあるので、何をどこまで公開するかのバランスが重要です。
佐藤

佐藤

編集長

女性活躍推進の認定を取っていると加点になるとも聞きましたが。
室谷

室谷

代表取締役

そうなんです。えるぼし認定・プラチナえるぼし認定、くるみん認定・プラチナくるみん認定などのワーク・ライフ・バランス関連認定を取得している企業には加点があります。それと賃上げを表明した企業にも加点があります。

落ちやすいパターンに注意

  • LLMのみの提案: ロボットの物理的な制御・行動生成を伴わない純粋な言語モデル開発は対象外
  • 実証パートナーが不明確: パートナー企業(OEM・Tier1・ユーザー企業等)が誰か書いていない
  • 定量目標が曖昧: 「性能が向上する」ではなく「ベンチマークXXで○%向上」など具体的な数値目標が必要
  • 財務状況が不安定: 直近3年の財務諸表で経理的基礎の証明が必要
  • GビズIDが間に合わない: 申請直前に気づいて取得が間に合わなかった場合は申請不可

「多用途ロボット」を含む今回の特徴

佐藤

佐藤

編集長

今回の公募のタイトルに「多用途ロボット等を含む」って書いてありますよね。これって何が変わったんですか?
室谷

室谷

代表取締役

これが今回の公募の大きなポイントです。前回の公募では汎用ロボットは対象外でしたが、今回は多用途ロボットが対象に加わったんです。
佐藤

佐藤

編集長

多用途ロボットって、工場の自動化だけじゃなくていろんな場所で使えるロボットのことですか?
室谷

室谷

代表取締役

そうです。自動車用ロボットやドローン、特定の作業に特化したロボットだけでなく、飲食店のサービスロボット、建設現場のロボット、農業ロボットなど多様な環境で使えるロボットが対象になります。
佐藤

佐藤

編集長

じゃあ今回は応募できる事業者の幅が広がったということですね。
室谷

室谷

代表取締役

広がりました。それに加えて、多用途ロボットを新規開発し国内にデータ収集拠点を整備する場合は、原則1年の事業期間を最長3年まで延長することが認められます。
佐藤

佐藤

編集長

新規開発・新規拠点整備で3年の事業期間が取れるというのは、かなりの大型事業が対象ということですね。
室谷

室谷

代表取締役

その通りです。ただし要件がかなり厳しくて、多用途ロボットのハードウェア・ソフトウェア要件を自ら定義し、重要な機能モジュール(ロコモーション・マニピュレーション・センシング)を自社設計することが「新規開発」の定義です。既成品のロボットをそのまま使うだけでは認められません。

スケジュールと問い合わせ先

佐藤

佐藤

編集長

改めて日程を整理してもらえますか? 今からだとどのくらい余裕があるんでしょう?
室谷

室谷

代表取締役

重要な日程を整理するとこうなります。
イベント日程
公募開始2026年5月18日(月)
説明会申込締切2026年5月22日(金)17時まで
公募説明会2026年5月25日(月)15時00分〜16時00分
応募締切2026年6月16日(火)正午まで
採択審査委員会2026年7月下旬(予定)
契約・交付審査委員会2026年8月下旬(予定)
採択先決定2026年9月上旬(予定)
ウェブサイトで公表2026年9月中旬(予定)
交付決定2026年10月上旬(予定)
佐藤

佐藤

編集長

GビズIDの取得に2週間以上かかるって話でしたが、今から急いで取れば間に合いますね。
室谷

室谷

代表取締役

ギリギリですが間に合います。ただし申請書類の準備——特に提案書と財務諸表の用意——が大変なので、GビズIDの申請と並行して提案書の作成を始めるのが鉄則です。
佐藤

佐藤

編集長

問い合わせ先はどこですか?
室谷

室谷

代表取締役

公募内容に関する問い合わせはNEDOのAI・ロボット部への問い合わせです。

問い合わせ先

  • 公募内容・契約に関する問い合わせ: NEDO AI・ロボット部(池田、五味、外村、藤本、渡辺)メールアドレス: pj_robo_fmb[アット]nedo.go.jp
  • 研究開発計画の内容に関する問い合わせ: 経済産業省商務情報政策局情報産業課(秋元、能登、佐藤)メールアドレス: bzl-geniac[アット]meti.go.jp
  • 問い合わせ受付期間: 公募締め切りの2営業日前(2026年6月12日頃)まで
  • 官公式ページ: NEDO公募ページ
佐藤

佐藤

編集長

説明会が5月25日にあるんですよね。そこで直接聞くのが一番早そうですね!
室谷

室谷

代表取締役

説明会はオンライン参加できるので、応募を検討している方はぜひ出席してください。公募手続きや留意事項など直接確認できる貴重な機会です。

関連する補助事業・今後の公募

佐藤

佐藤

編集長

このGENIACって、過去にも似たような公募があったんですか?
室谷

室谷

代表取締役

あります。今回が第3弾みたいな位置づけです。前回の「ポスト5G情報通信システム基盤強化研究開発事業/ロボット基盤モデルの研究開発(GENIAC)(補助)」は2026年2月〜3月の公募で、今回は多用途ロボットを含む形に拡張されて再公募されています。
佐藤

佐藤

編集長

過去の公募に応募して採択されなかった事業者が再チャレンジするチャンスでもありますか?
室谷

室谷

代表取締役

あります。ただし採択審査は完全に新規の審査なので、前回と全く同じ内容では不合理な重複とみなされる可能性があります。今回の公募でどう発展させたかを示す必要があります。
佐藤

佐藤

編集長

似た大型研究開発補助事業って他にもNEDOで動いていますか?
室谷

室谷

代表取締役

はい、NEDOの先導研究プログラムシリーズも大型の研究開発補助事業として有名です。たとえば令和7年度(補正予算)地域共生を目指したデータセンター脱炭素化設備導入支援事業もIT・インフラ分野の大型事業として公募中です。また地域社会DX推進パッケージ事業(補助事業)もJグランツ経由で申請できる大型IT補助事業のひとつです。分野は違いますが、Jグランツを使った大型補助金の申請手順は共通しています。
佐藤

佐藤

編集長

なるほど、申請ノウハウを横展開できるということですね。
室谷

室谷

代表取締役

そうですね。特にGビズIDの取得とJグランツの操作方法は、どの大型補助金でも共通して必要な準備なので、早めに慣れておくといいですよ。
佐藤

佐藤

編集長

最後に、これから応募を考えている人に一番大切なことを教えてください!
室谷

室谷

代表取締役

3点だと思います。第一に、今すぐGビズIDの申請を始めること。第二に、実証パートナー企業を早期に特定して連名提案の体制を固めること。第三に、定量的な目標(ベンチマーク性能・CO2削減量・投資回収期間)を根拠ある数字で示すこと。審査は「良いことをしたい」ではなく「具体的にどう実現するか」で評価されます。
佐藤

佐藤

編集長

ありがとうございます。本当に大型プロジェクトですね。挑戦できる規模の組織にはぜひチャレンジしてほしい制度だと思います!

まとめ・基本情報

項目内容
制度名ポスト5G情報通信システム基盤強化研究開発事業/ロボット基盤モデルの研究開発(GENIAC)(補助)
実施機関国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)
予算規模採択事業者合計 240億円
補助率中小企業等・学術機関: 2/3、大企業: 1/2、学術機関への共同研究費: 定額(100%)
公募期間2026年5月18日〜2026年6月16日(火)正午まで
対象地域全国
対象者企業・大学・研究機関等(国内研究開発拠点を持つもの)
申請方法Jグランツによる電子申請
公式ページNEDOウェブサイト
JグランツページJグランツで申請する
佐藤

佐藤

編集長

ロボット基盤モデルの研究開発に本気で取り組む事業者にとって、今回の公募は国が240億円規模で支援する稀有なチャンスです。補助率は最大2/3、大学との共同研究費は100%補助という好条件が揃っています。申請期限の2026年6月16日まで時間は限られています。まずはNEDO公募ページで公募要領をダウンロードし、GビズIDの取得から動き出してください。
佐藤

佐藤

編集長

都道府県別の補助金一覧は東京都の補助金一覧からも検索できます。