室谷さん、今回もよろしくお願いします!今日のテーマは「令和8年度 暑さに配慮した職場環境づくり奨励金」ですね。名前だけ聞くと「え、暑さ対策でお金がもらえるの?」って感じですけど、実際どうなんですか?
まさにその通りの制度ですよ!公式のキャッチコピーも「熱中症予防対策に取組む都内小規模企業等を支援します!」ですから。熱中症を生ずるおそれのある作業を行う職場がある都内小規模企業が、熱中症予防対策に取り組んだ場合に奨励金を支給する仕組みですね。
ほほう。つまり、職場の暑さ対策を頑張ったらお金がもらえるってことですね。中小企業にとってはありがたい話です!
その通りです。夏場の作業って、屋外はもちろん屋内でもかなり危険ですからね。中小企業だと「エアコンを入れたいけど予算が…」という声も多い。そんな事業者を後押しするのがこの制度です。
なるほど。じゃあ暑い時期に向けて、まさに今が動きどきって感じですね!
この制度の3つの特徴奨励金方式
熱中症予防対策に取り組んだ場合に支給される
幅広い業種が対象
農業から医療・福祉までほぼ全業種がリストに
対象は「熱中症を生ずるおそれのある作業を行う職場」ということですが、どんな現場をイメージすればいいですか?
具体的な業種の定義は募集要項で確認が必要ですが、建設現場や工場、運送業などが真っ先に思い浮かびますね。ただ、この制度の対象業種リストがものすごく広いんです。
農業、林業、漁業、建設業、製造業、運輸業、卸売・小売業、情報通信業、金融・保険業、医療・福祉まで入ってます。ざっと見た感じ、ほとんど全業種といっていいレベルですよ。
それはびっくり!事務所中心の業種でも対象になるってことですか?
jGrantsの公式ページに並んでいる業種リストには、情報通信業も金融・保険業も不動産業も入っています。つまり「うちは事務所だから関係ない」とは言い切れないんです。
はい、この奨励金は都内で事業を営む小規模企業が対象です。実施機関は東京しごと財団という団体で、問い合わせ先もそこになっています。
なるほど。都内に事業所があれば、基本的にはチャンスがあると。
そう言えます。ただし「小規模企業」という縛りがありますから、そこは次のセクションでしっかり見ていきましょう。まずは対象者から確認です!
大きく分けると、常時雇用する従業員が20人以下であること。ただし、商業とサービス業は5人以下という厳しめの基準になっています。
えっ、商業とサービス業は5人以下?それは意外とシビアですね。
そうなんですよ。中小企業基本法の区分に沿っているんですが、飲食店とか小売店は5人以下じゃないと対象にならない。うちの会社も商業系なら該当しない計算になりますから、要注意です。
ちなみに、この従業員数は「常時雇用」が条件ですよね。パートやアルバイトは数えるんですか?
ここは公募要領で正確に確認していただきたい部分です。常時雇用の定義は、一般的には期間の定めなく雇用されている人を指しますが、この制度でどう数えるかは募集要項に沿って確認してください。勝手に「こうだ」とは言えないんですよ(笑)。
はい、重要なのが雇用保険の被保険者を6か月以上雇用していることです。しかもこれは支給申請日時点での要件なんですね。
支給申請日時点か。じゃあ、エントリーした時点ではまだ雇用していなくても、支給申請までに6か月雇っていればOKってこと?
逆ですよ、佐藤さん(笑)。支給申請日時点で「6か月以上雇用している」状態が必要ですから、エントリー時からある程度雇用実績があることが前提になります。
ああ、なるほど。つまり入社させたばかりではダメだと。これは早めに準備しておかないといけない条件ですね。
その通りです。この制度は事前エントリーが先にあって、その後で交付申請、事業実施、実績報告と進みますから、スケジュール全体を見据えて確認しておく必要があります。
さっき業種が広いと言いましたが、具体的にリストを見せてもらえますか?
公式の一覧に掲載されているのは、農業、林業、漁業、鉱業、採石業、砂利採取業、建設業、製造業、電気・ガス・熱供給・水道業、情報通信業、運輸業、郵便業、卸売業、小売業、金融業、保険業、不動産業、物品賃貸業、学術研究、専門・技術サービス業、宿泊業、飲食サービス業、生活関連サービス業、娯楽業、教育、学習支援業、医療、福祉、複合サービス事業、サービス業(他に分類されないもの)、公務まであります。ざっと20以上ですね。
すごい、本当に全部入りですね!「公務」まで対象なんて珍しい気がします。
かなり幅広いです。屋外で働く業種だけでなく、事務所中心の業種も含まれていますから、該当するかどうかは一覧で確認してみてください。制度の目的には「熱中症を生ずるおそれのある作業を行う職場がある」という条件がうたわれています。
ここで大事な質問です。うちの読者には個人事業主の方も多いんですが、申請できますか?
中小企業基本法に規定される「小規模企業者」には個人事業主も含まれますから、要件を満たせば対象になり得ます。ただし、従業員数の条件や雇用保険の要件をクリアしていることが前提です。
じゃあ、従業員を雇っている個人事業主ならチャンスがあると。
そうですね。経営者本人だけの個人事業で、従業員ゼロだと「雇用保険の被保険者を6か月以上雇用している」という要件を満たせない可能性が高いので、その辺は注意してください。
個人事業主でも、従業員を雇っていれば要件を満たせる可能性があるわけですね。
はい。あとは事業の規模と業種が条件に合うかどうか。ここは募集要項で確認するのが確実です。
ここが正直に言って歯がゆいんですが、jGrantsの公式ページを見ても補助上限額は「-」、補助率も記載なしなんですよ。
えっ、マジですか?それは意外ですね。金額が公表されていないんですか?
この制度は奨励金ですから、一般的な補助金と違って「かかった経費の何%」という形ではないのかもしれません。ただ、具体的な金額は公式の募集要項で確認するしかありません。
じゃあ、まず募集要項をチェックしろと。うーん、でも記事を読んでいる人としては「ざっくりいくら?」が知りたいところですよね。
お気持ちはすごく分かります。ただ、私の方から勝手な数字を言うわけにはいきませんから、「公募要領で要確認」としか言えないんです。追加の情報が知りたい場合は、東京しごと財団に直接問い合わせるのが確実ですよ。
金額は要確認として、採択される数は決まっているんですか?
はい、事業規模は1,000事業者と公表されています。この数字は結構大きいですよね。
1,000事業者!それはかなりチャンスがありますね。抽選とはいえ、当たる可能性は十分ありそうです。
ただし、エントリーが多ければ抽選倍率も上がりますから、「絶対当たる」とは言えません。それに、先着順ではないという点が重要です。
公式ページには「先着順ではありません。抽選を行い、エントリー通過事業者を決定します」と明記されています。つまり、早く申し込んだ人が有利というわけではなく、受付期間中に申し込めば全員同じ条件で抽選に参加できるんです。
| 項目 | 内容 |
|---|
| 補助上限額 | 記載なし(公募要領で要確認) |
| 補助率 | 記載なし(公募要領で要確認) |
| 事業規模 | 1,000事業者 |
| 事前エントリー期間(第3回) | 令和8年8月24日(月)〜8月28日(金) |
| 選考方法 | 抽選(先着順ではない) |
なるほど、枠が1,000あるのは心強いですね。金額が分からないのはもどかしいですが、要領を確認すればいいわけですね。
そうです。補助金の世界では「金額が分からないから諦める」のはもったいないですよ。要領を読めばちゃんと書いてありますから、まずは確認してみてください。
この奨励金、何に使えるんですか?やっぱりエアコン購入とか?
公式の情報にあるのは「熱中症予防対策に取り組んだ場合に奨励金を支給する」というところまでで、具体的な対象経費のリストは提示された情報には載っていないんです。
あれ、そうなんですか?じゃあ、何が対象になるかは分からない?
募集要項に記載があるはずですから、そちらを確認してください。ただ、制度の目的が「暑さに配慮した職場環境づくり」ですから、その趣旨に沿った対策が評価されるでしょうね。
例えば帽子とか飲み物代とか、そういうのも対象になるんですかね?
そこは軽率に「なります」とは言えないですね。経費の範囲は必ず募集要項で確認してください。私の立場では、提示された事実にないことは創作できないんですよ(笑)。
jGrantsのページには「雇用・職場環境を改善したい」「災害(自然災害、感染症等)支援がほしい」「安全・防災対策支援がほしい」の3つが掲載されています。
災害支援や防災対策も入ってるんですね。暑さ対策というより、広く職場の安全を守るイメージですか?
熱中症は命に関わるリスクですからね。暑さに配慮した職場環境づくりというテーマの中に、防災や安全対策の要素が含まれているんでしょう。そういう意味では、この制度は「従業員を守るための投資」と捉えるのがいいと思います。
逆に、これは対象にならないだろうなというものはありますか?
それも明示された情報がないので断定はできませんが、制度の目的である「熱中症を生ずるおそれのある作業を行う職場」の改善と関係のない費用は、対象外と考えるのが自然です。
つまり、職場環境の改善に直接つながらないものはダメだと。
そういう整理になると思います。あくまで職場の暑さ対策ですから、社員旅行のビアガーデン代とかは絶対に無理ですよ(笑)。経費の線引きは、募集要項できっちり確認しましょう。
制度の特徴と注意点- 熱中症予防対策に取り組むと奨励金を受け取れる
- 幅広い業種が対象で該当する企業が多い
- 1,000事業者と募集規模が大きい
×デメリット
- 具体的な対象経費は公募要領で要確認
- 補助上限額・補助率の記載がない
- 先着順ではなく抽選で通過者を決定する
なるほど。「要確認」が多いのはもどかしいけど、正確に伝えようとしてくれているのは伝わりますよ。
ありがとうございます。補助金の情報って、うわさが一人歩きするのが一番危ないんです。必ず公式の募集要項に当たってください。
では申請の流れを教えてください。まず何をすればいいんですか?
まず大事なのが、この制度は事前エントリー制だということです。いきなり申請書類を出せるわけではありません。
事前エントリーって、申し込みフォームみたいなものですか?
そんなイメージでOKです。受付期間中にエントリーして、そこで抽選を通過した事業者だけが交付申請に進めるんです。
へえ、二段階なんですね。じゃあ、エントリー時点ではまだ正式な書類は出さない?
そうです。ただし、エントリーの前に必ず募集要項を確認するようにと公式ページでも強調されています。いきなりエントリーして、あとで「要件を満たしていなかった」とならないようにしましょう。
令和8年8月24日(月)から8月28日(金)までです。募集期間としてはかなり短いですよね。
5日間だけですか!これは絶対にカレンダーに入れておかないとですね。
しかも公式には「アクセス集中を避けるため、受付期間中にお申し込みください」とあって、期間内ならいつ申し込んでも抽選のチャンスは同じです。
じゃあ、初日の朝一に殺到する必要はないんですね。ちょっと安心しました。
ただ、受付期間が終わればエントリー自体ができませんから、期間の最終日までに必ず済ませてくださいね。
申請の流れ- 1
募集要項を確認
申請の手引きで要件と経費の範囲をチェック
- 2
申請環境を準備
jGrantsで電子申請できる状態にしておく
- 3
事前エントリー
第3回は令和8年8月24日〜28日に受け付け
- 4
- 5
- 6
- 7
この第3回に限っての正確な日程は公表された情報からは読み取れないので、募集要項で確認してください。ただ、公式ページには事前エントリー後に抽選を行い、エントリー通過事業者を決定すると明記されています。
あと、この制度は電子申請なんですね。紙での提出はできないんですか?
公式URLがjGrantsのポータルページになっていますから、電子申請がベースですね。当サイトからの代理申請も可能と記載されています。
電子申請って、なんだか難しそうですが、大丈夫ですか?
jGrantsは国が運営する補助金のポータルサイトですから、アカウントを取得してログインすれば申請フォームに進めます。代理申請が可能という点も大きいですね。
そうですね。代理人に頼む場合は法律に従った形で依頼してください。とはいえ、フォームへの入力自体はそこまで難しくないはずです。
なるほど。じゃあ「電子申請が不安」という人も、チャレンジしやすいですね。
この制度の最大の特徴は抽選ですよね。審査ってどういう基準なんですか?
ここがポイントなんですが、公式には「先着順ではありません。抽選を行い、エントリー通過事業者を決定します」と明記されています。
ないですね。むしろ公式が「アクセス集中を避けるため、受付期間中にお申し込みください」と呼びかけているくらいですから、初日の10時ちょうどに殺到する必要はありません。
とはいえ、受付期間は5日間しかありませんから、あまりのんびりもできませんよ。期間内に確実にエントリーすることが最優先です。
抽選とはいえ、エントリーの時点で落とされるケースってありますか?
公式情報から読み取れる注意点としては、申請要件を満たさない企業からのエントリーや、交付申請までに必要書類をそろえられない企業からのエントリーが多いと注意喚起されています。
あー、つまり「とりあえず申し込んでみた」ではダメだと。
そうです。抽選に当たったのに、その後で書類がそろわず申請できなければ、せっかくのチャンスが無駄になりますからね。エントリー前に募集要項で申請要件と提出書類を必ず確認しておきましょう。
そういう意味では、エントリー前の準備が半分以上の勝負なんですね。
エントリーした後は、どんな心構えでいればいいですか?
公式には、事前エントリー後に抽選で通過事業者が決まるとあります。通過者には連絡が来るので、それまで待つ形ですね。
この第3回の情報では具体的な連絡時期までは確認できませんでした。ただ、応募したのに連絡が来ない場合は問い合わせ先に確認するのが確実です。この制度の問い合わせ先は東京しごと財団になっています。
抽選に外れてしまったら、次の回に再チャレンジはできるんですか?
第4回のエントリー期間が**令和8年10月19日(月)〜10月23日(金)**にありますから、年間のスケジュールの中で再挑戦のチャンスはあります。ただし、要件は各回で改めて確認が必要です。
東京しごと財団 企業支援部 雇用環境整備課 暑さ対策支援担当係、電話番号は03-5211-1756です。
直接電話で聞けるのは心強いですね。金額のことも、ここに聞けば分かる?
はい、補助上限額や補助率を含めて、公式の募集要項を確認するのが確実です。電話でも案内してもらえると思います。
そこまでは提示された情報にないので、東京しごと財団の公式サイトで確認してくださいね。
まず、事前エントリーの前に募集要項を必ず確認すること。公式ページにも「事前エントリーを実施する前に、『募集要項(申請の手引き)』を必ず確認してください」と明記されています。
あ、ちゃんとURLもあるんですね。これは記事にも入れておきます。
第3回以外の回も気になります。年の前半にも募集があったんですか?
はい、この制度は年4回の事前エントリーが予定されています。第1回が令和8年4月27日(月)〜5月13日(水)、第2回が令和8年6月22日(月)〜6月26日(金)、そして第3回が8月24日(月)〜8月28日(金)、第4回が**10月19日(月)〜10月23日(金)**です。
ということは、もう第1回と第2回は終わっているんですね。現時点では第3回が直近のチャンスです。
そうなります。夏の暑さ対策を考えている事業者にとっては、タイミング的にもちょうどいいですね。
令和8年度 事前エントリースケジュール4月27日〜5月13日
第1回
募集期間
6月22日〜6月26日
第2回
募集期間
8月24日〜8月28日
第3回
募集期間(この記事の対象)
10月19日〜10月23日
第4回
募集期間
第3回を逃すと第4回があるわけですね。でも、できるだけ早い回でエントリーしたいものです。
それでは最後に、この制度の基本情報をまとめてください。
はい、ここまでの情報を一覧にすると以下の通りです。
すごく分かりやすいですね!こうやって一覧にすると、確認すべきポイントがはっきりします。
では最後に、「今すぐ何をすればいいか」を教えてください。
まず募集要項を開くことです。この記事で紹介したURLから申請の手引きをダウンロードして、要件と書類を確認してください。その上で、8月24日からの事前エントリーに備えましょう。
期間は5日間だけですから、準備は早めがいいですね。
そうですね。あとは、抽選に備えて「当たったら何をするか」までイメージしておくと、申請もスムーズですよ。
ありがとうございます!これで読者のみなさんも、次に何をすればいいか分かりますね。
そうですね。まずは募集要項を開いて、自分の会社が要件を満たすか確認してください。その上で、8月24日からのエントリーを忘れずに!
暑い夏を乗り切るための支援ですから、ぜひ活用してください!
はい、最後までお付き合いいただきありがとうございました!また次回もよろしくお願いします!