室谷さん、「富山県自宅再建利子助成事業」っていう制度があるんですけど、これって何ですか?
能登半島地震で被害を受けた富山県民の方を対象にした利子助成制度です!ざっくり言うと、住宅を再建するために銀行ローンを組んだとき、その利子の支払い全額または一部を県が肩代わりしてくれるんですよ。
えっ、利子を丸ごと払ってもらえるんですか?!それすごい!
そうなんです! 住宅ローンって、元本だけじゃなく利子もかなりの額になりますよね。地震で家が壊れて再建しないといけないのに、さらにローンの利子負担まであるとキツい。そこを県が支援しようという制度です。
上限は300万円で、一括支給です! 利子相当額を計算して、まとめて口座に振り込んでもらえるので、家計の負担がかなり楽になりますよ。
300万円が一括で入ってくるのか! ちなみに、これって令和6年の地震専用の制度ですよね?
正確には「令和6年1月1日の能登半島地震」を対象にした制度です。 だから、その日の地震で住宅に被害を受けた方が対象になります。
対象者チェックフロー
まず大前提として、令和6年1月1日の能登半島地震で自分が住んでいた住宅に被害を受けた方です。それに加えて、富山県内で住宅を再建していること、そして金融機関からローンを組んでいることが必要です。
罹災証明書で「全壊」「大規模半壊」「中規模半壊」「半壊」のいずれかの認定を受けていることが基本条件です。一部損壊だと対象外になる可能性があるので、まず罹災証明書の認定レベルを確認してください!
はい、ありますよ。被災者生活再建支援法に基づいて、住宅の敷地に被害が生じてやむを得ず解体した方。あるいは長期避難世帯として認められている方。応急仮設住宅(賃貸型応急住宅)に入居していた方が供与期間内に退去した場合なども対象です。
いろんなケースをカバーしてるんですね! 収入制限はあるんですか?
あります! 収入要件が少し複雑なので、整理しますね。
| 収入の種類 | 条件 |
|---|
| 世帯全員が給与収入のみ | 世帯収入が600万円以内 |
| 給与収入以外の収入がある場合 | 世帯所得が440万円以内 |
| 23歳未満の被扶養者がいる場合 | 収入制限なし! |
| 高齢者・障害者がいる場合 | 収入・所得要件が緩和(控除)あり |
小さいお子さんがいる家庭だと収入制限がなくなるのはありがたいですね!
そうです! 子育て世帯には特に手厚くなっていますね。高齢者や障害者がいる世帯も控除があるので、収入要件をギリギリ超えてしまいそうな方は、まず問い合わせてみることをおすすめします。
以下の(1)から(3)すべてに該当する方が対象です。
(1) 令和6年1月1日の能登半島地震で自分の住宅に一定の被害を受けた方(罹災証明書で全壊〜半壊認定、または長期避難世帯 等)
(2) 住宅再建先に入居した年の前年の収入・所得要件を満たす方(給与収入のみなら世帯収入600万円以内)
(3) 被災本人または本人の親族が、住宅再建のための融資を金融機関から受けている方
なるほど、この3つをすべてクリアしないといけないんですね。収入の確認はどうやればわかりますか?
市役所で発行してもらえる「課税所得証明書」で確認できます。入居した年の前年のものが基準になります。たとえば令和7年(2025年)10月に入居した場合は、令和7年度の課税証明書(令和6年1月〜12月の所得が記載されたもの)が必要です。
計算式が少し専門的なのですが、ざっくり説明すると、借入額と返済期間に基づいて「利子の合計額」を算出します。その全額または一部が助成されます。上限が300万円なので、その範囲内で一括支給されます。
実際に金融機関と結んだローン契約書の金利と、住宅金融支援機構が設定している「災害復興住宅融資」の金利を比べて、低い方の利率で計算します。なので、高い金利でローンを組んでしまっていても、機構の金利より高ければ機構の金利で計算されます。
少しでも低い計算になるようにしてあるんですね! 高齢者向けの特例ローンの場合はどうなりますか?
リバースモーゲージ型融資(高齢者向け返済特例)の場合は、「借入金に年利を乗じた額 × 20年分」で計算されます。
| 項目 | 内容 |
|---|
| 助成上限額 | 300万円(1世帯1回限り) |
| 支給方法 | 一括支給(口座振込) |
| 利率の計算基準 | ローン金利と住宅金融支援機構の金利を比較して低い方 |
| リバースモーゲージの場合 | 借入金 × 年利 × 20年分 |
支給は1回限りなんですね。申請を忘れないようにしないといけないですね。では申請方法について教えてもらいますか?
申請の流れ
これがポイントなんですが、郵送申請が基本です。富山県建築住宅課管理係に必要書類を送ります。窓口に直接持ち込みではなく郵送なので、準備ができたらすぐに送れますよ。
郵送先は「〒930-8501 富山市新総曲輪1-7 富山県建築住宅課管理係 利子助成担当 宛」です。 個人情報が多く含まれる書類なので、書留やレターパックなど追跡できる方法での送付をおすすめします!
1申請書兼実績報告書および入居者一覧(富山県公式サイトからダウンロード可)
3課税所得証明書(入居年の前年分、世帯全員分が原則)
4借入関係書類(金銭消費貸借契約書・返済予定表等の写し)
5住宅再建後の住民票(再建住宅に入居する世帯員全員・続柄記載)
けっこうたくさんありますね! 別居している扶養親族がいる場合はどうなりますか?
追加で戸籍謄本と、その方の課税所得証明書も必要になります。また、世帯に障害者の方がいる場合は身体障害者手帳などの写しも必要です。申請者と融資を受けた方が異なる場合は、続柄のわかる書類も追加で必要になります。
課税所得証明書は市役所の窓口で取得できます。入居年の前年分が必要なので、年度をよく確認しましょう。たとえば令和7年(2025年)10月に入居した場合、令和7年度の課税証明書(令和6年1〜12月の所得が記載)が必要です。
ありがとうございます。申請が通ったらどうなりますか?
助成が決定したら、県から「助成決定通知」が届きます。その後、別途「請求書」を富山県建築住宅課に送ると、申請者が指定した口座に最大300万円が振り込まれます。審査があるので少し時間はかかりますが、一括振込なので大きな支えになりますよ!
これは非常に重要なポイントです! 令和6年7月17日以降に再建住宅へ入居した方は、入居日から6か月以内という期限があります。そしてさらに令和9年(2027年)1月31日が最終期限です。この2つのうち、早い方が申請期限になります。
そうなんです! 引越しのバタバタが落ち着いたと思ったらすぐに動かないといけない。住宅への入居が確定したらすぐに書類収集を始めることをおすすめします。
令和9年1月31日という最終期限も同時にあるんですね。
ポイントは「どちらか早い方」という点です。入居日が令和9年(2027年)1月に近い方は、6か月以内よりも最終期限が先に来る場合もあります。早めに入居して、余裕を持って申請の準備をするのが一番安全です!
申請期限は「再建住宅への入居日から6か月以内」と「令和9年1月31日」のどちらか早い方です。入居が遅くなるほど申請できる期間が短くなります。入居後はすぐに書類収集を始めましょう。
「自分は対象かどうか微妙かも」という場合はどうすればいいですか?
まずは富山県建築住宅課管理係(電話: 076-444-3355)に相談してみることをおすすめします! 収入の計算方法や、罹災証明書の認定レベルが微妙なケースなど、個別事情に応じて丁寧に教えてもらえます。
親が融資を受けて子どもが住む場合はどうなりますか?
申請者本人だけでなく、本人の親族が融資を受けた場合も対象になります! ただし、その場合は申請者と融資を受けた方の続柄がわかる戸籍謄本が追加書類として必要になります。
はい、対象です! 新築・購入だけでなく「補修」のための融資も対象になります。全壊で新築した方はもちろん、半壊で補修した方も対象になるので、幅広い方が使える制度ですね。
ローンを複数の金融機関から組んでいる場合はどうなりますか?
融資を受けている金融機関が複数あっても対象になる可能性があります。ただし、1世帯1回限りの助成なので、まとめて申請する必要があります。詳細は富山県建築住宅課管理係にご確認ください!
富山県の公式ページから申請書兼実績報告書(PDF・Wordどちらも対応)をダウンロードできます。
公式ページから最新版を入手してください。
富山県や国の機関を名乗った詐欺が発生しています。注意点は以下のとおりです。
- 自治体がATMでの手続きを求めることはありません
- 電話で口座番号や暗証番号を聞くことはありません
- 「手数料が必要」と言われたら詐欺の可能性が高いです
不審な連絡を受けた場合は、富山県建築住宅課管理係(076-444-3355)に直接確認してください。
令和6年の能登半島地震で住宅が半壊以上の被害を受けて、富山県内で住宅を再建した方はぜひ確認していただきたいですね。特に、利子が大きくなりがちな高額ローンを組んだ方は助成額も大きくなる可能性があるので、300万円上限に近い額を受け取れるかもしれません!
すでに住宅再建して入居している方は、急いで確認が必要ですね。
そうです! 入居から6か月以内という期限がある制度なので、入居済みの方はいますぐ確認してほしいです。まだ入居前の方は再建・入居後に速やかに申請準備を始めてください。
| 項目 | 内容 |
|---|
| 制度名 | 富山県自宅再建利子助成事業 |
| 対象者 | 能登半島地震で全壊〜半壊の認定を受け富山県内で住宅再建した方 |
| 収入要件 | 世帯収入600万円以内(給与収入のみの場合)など ※緩和措置あり |
| 助成額 | 上限300万円(一括支給) |
| 申請期限 | 入居後6か月以内かつ令和9年(2027年)1月31日まで(早い方) |
| 申請先 | 富山県建築住宅課管理係(郵送) |
| 問い合わせ | 076-444-3355 |
| 公式ページ | 富山県建築住宅課 |
- 窓口: 富山県建築住宅課管理係 利子助成担当
- 電話: 076-444-3355
- 郵送先: 〒930-8501 富山市新総曲輪1-7 富山県建築住宅課管理係 利子助成担当
- 公式ページ: 富山県建築住宅課管理係
- 申請方法: 郵送のみ(書留・レターパック等の追跡可能な方法を推奨)
富山県内の方で、ほかにも使える支援制度はありますか?
ありますよ! 同じ富山県の給付金制度をチェックしてみてください。
富山市の給付金一覧でも関連情報を確認できます。ほかの地域にお住まいの方も、お住まいの都道府県の情報を探してみてください。
富山県の給付金情報をまとめて見たい場合はどこを見ればいいですか?
富山県の給付金一覧ページに富山県内の給付金がまとまっています! 引越し後も使える支援制度がいろいろあるので、ぜひチェックしてみてください。