わかやまの地域課題をビジネスで解決!起業支援補助金とは?

佐藤
編集長
室谷さん、「わかやま地域課題解決型起業支援補助金」って、なんか名前が長くて難しそうですけど、どんな制度なんですか?

室谷
代表取締役
ざっくり言うと、和歌山県でデジタル技術を使って地域の課題を解決するビジネスを始める人に、最大200万円を補助してくれる制度です!しかも令和元年度から続いている実績のある制度で、令和8年度(2026年度)も公募が実施されましたよ。

佐藤
編集長
えっ、200万円!それはすごいですね。デジタル技術を使った起業って、具体的にどういうことですか?

室谷
代表取締役
たとえば、商店街の空き店舗や過疎地域の古民家を活用したビジネス、AI・IoTを使った製品開発、地域の特色ある食材を使った商品開発・販売、こういったものが対象になります。要はデジタル技術で地域の課題を解決する事業なら、いろんな業種・業態が対象になるイメージです。

佐藤
編集長
なるほど!起業するだけじゃなくて、既存の事業を引き継いだり、新しい事業に転換する場合もOKなんですか?

室谷
代表取締役
そうなんです!新規起業だけじゃなく、事業承継や第二創業も対象になります。ただし、事業承継・第二創業の場合はSociety5.0関連の付加価値の高い産業分野での活用が条件になります。

佐藤
編集長
Society5.0ってよく聞きますが、どういう意味ですか?

室谷
代表取締役
AIやIoT、ロボット、ビッグデータなどの革新技術をあらゆる産業や社会に取り入れた「超スマート社会」のことです。政府が「目指すべき未来社会」として提唱しているコンセプトですね。医療・農業・製造業・物流などにデジタル技術を組み合わせた事業が典型的な例ですよ。

佐藤
編集長
じゃあ今度は対象者についてもっと詳しく教えてください!
誰が対象?受給できる3つのパターン


佐藤
編集長
対象者って、和歌山に住んでいる人だけですか?

室谷
代表取締役
基本は和歌山県内に居住している、または補助事業の完了日までに居住する予定の方が対象です。県外から和歌山に移住しながら起業する方も対象になりますよ。

佐藤
編集長
おっ、移住しながら起業でもいいんですね!それは面白い。

室谷
代表取締役
はい。対象になる方は大きく3パターンあります。まず「起業をする方」、これは令和9年1月31日までに個人事業主として開業届を出すか、株式会社・合同会社・NPO法人などを設立してその代表者になる方です。

佐藤
編集長
2つ目と3つ目は?

室谷
代表取締役
「事業承継をする方」は、代表者の交代を伴って新たな事業に取り組む方。そして「第二創業をする方」は、すでに事業を営んでいる個人事業主や法人で、既存事業とは異なる新たな事業を開始する方です。
3つの対象パターンをチェック
- 起業: 令和9年1月31日までに個人事業主として開業届を提出、または法人等の代表者になる方
- 事業承継: 代表者の交代を伴い、新たな事業に取り組む方(Society5.0関連必須)
- 第二創業: 既存事業とは異なる新たな事業を開始する方(Society5.0関連必須)

佐藤
編集長
和歌山県内での事業が条件ですよね?

室谷
代表取締役
そうです。和歌山県内で実施する事業であることが必須条件です。あと「みなし大企業」に該当する場合は対象外になります。大企業の子会社や関連会社のようなケースですね。

佐藤
編集長
大企業の人は対象外なんですね。これを聞いて安心しました!じゃあいくらもらえるかについて教えてください!
補助金額と補助率——最大200万円の計算方法

佐藤
編集長
実際にいくらもらえるんですか?200万円全員もらえるわけじゃないですよね?

室谷
代表取締役
補助率は対象経費の2分の1以内で、補助限度額は最大200万円です。だから、たとえば300万円の経費をかけた場合、その半分の150万円が補助される、という仕組みですね。

佐藤
編集長
なるほど!400万円かけたら200万円もらえるけど、それ以上かけても200万円が上限ってことか。

室谷
代表取締役
正確にはそうです!ざっくり「かかった経費の半分、最大200万円」と覚えておけばOKです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 補助率 | 対象経費の2分の1以内 |
| 補助限度額 | 200万円 |
| 補助対象期間 | 交付決定日(2026年7月上旬予定)〜令和9年1月31日 |
| 公募期間 | 令和8年4月1日〜令和8年5月8日17時必着 |

佐藤
編集長
対象になる経費って何ですか?

室谷
代表取締役
人件費、店舗等借入料、設備費、原材料費、知的財産権等関連経費、謝金、旅費、外注費、委託費、マーケティング費、広報費などが対象です。かなり幅広いですよ!

佐藤
編集長
設備費から広報費まで入るなら、本当にいろんな用途に使えますね。補助金以外にも何か支援があるって聞きましたが?

室谷
代表取締役
そうなんです!実は補助金のほかにも2つのお得な支援があります。次に詳しく説明しますね。
移住者は最大100万円上乗せ!組み合わせ可能な支援制度

佐藤
編集長
移住支援金って、別途もらえるんですか?

室谷
代表取締役
はい!東京23区に在住または在勤の方が和歌山県内に移住して、この起業支援補助金の交付を受けた場合、さらに移住支援金ももらえます。世帯なら100万円、単身なら60万円です。

佐藤
編集長
えっ、起業支援補助金200万円に移住支援金100万円を上乗せできるんですか!それはすごい!

室谷
代表取締役
さらに18歳未満のお子さんを連れてきた場合は、1人あたり100万円が加算されます!ただし支援金額は市町村によって異なるので、具体的には移住先の市町村窓口に確認してみてください。
| 移住支援金の種別 | 金額 |
|---|---|
| 世帯での移住 | 100万円 |
| 単身での移住 | 60万円 |
| 18歳未満の帯同者(1人につき) | 100万円加算 |

佐藤
編集長
あと融資制度もあるって?

室谷
代表取締役
採択者には日本政策金融公庫の特別利率融資制度も活用できます。新規開業資金や女性・若者/シニア起業家支援資金などで、通常より有利な特別利率が適用されます。和歌山支店(電話 073-422-3151)または田辺支店(電話 0739-22-6120)に相談してみてください。

佐藤
編集長
補助金+移住支援金+低利融資って、かなり手厚いサポートですね!じゃあ、採択されるとどんな伴走支援があるんですか?

室谷
代表取締役
それも説明します!採択された起業家には財団から伴走支援も付きます。日々直面する経営課題、資金・労務・販路開拓・広報などのアドバイスを受けられます。孤独に起業しなくていいのは心強いですよね。

佐藤
編集長
伴走支援まである!じゃあ申請の方法を教えてください。
申請方法と必要書類


佐藤
編集長
申請はどうやってするんですか?ネットで完結できますか?

室谷
代表取締役
申請は公益財団法人わかやま産業振興財団に直接持参または郵送で行います。残念ながら現時点でオンライン申請ではないんですよね。

佐藤
編集長
持参か郵送なんですね。どんな書類が必要ですか?

室谷
代表取締役
主な提出書類は以下になります。

佐藤
編集長
納税証明書って、どこで取れるんですか?

室谷
代表取締役
各県税事務所の窓口で「別記第1号の12の2様式の県税に未納がない証明書」と伝えれば発行してもらえます。印鑑が必要な場合があるので、事前に各県税事務所に確認しておくといいですよ。
申請前に必ず確認!
- 令和8年度(2026年度)の公募期間は令和8年4月1日〜5月8日17時必着でした(令和8年度の受付は終了しています)
- 毎年度実施されているため、次年度の公募情報は財団HPか和歌山県企業振興課に問い合わせてください
- 申請書類は財団ウェブサイトからダウンロード可能です

佐藤
編集長
書類審査のあと、プレゼン審査もあるんですよね?
審査のプロセス——2段階で採択が決まる

佐藤
編集長
どんな審査があるか詳しく教えてください!

室谷
代表取締役
審査は2段階です。まず提出書類をもとに1次審査(書面審査)が行われます。これを通過した方には2次審査(プレゼンテーション)の日程が通知されます。

佐藤
編集長
プレゼンって、どんなことを発表するんですか?

室谷
代表取締役
事業計画の内容を審査委員の前でプレゼンします。令和8年度では2次審査が2026年6月2日・3日(火・水)のいずれかで予定されていました。採択決定は7月上旬ごろです。
審査・スケジュールの全体像(令和8年度)
- 公募期間: 令和8年4月1日〜5月8日17時必着
- 1次審査(書面審査): 公募終了後に実施
- 2次審査(プレゼン): 2026年6月2日・3日(火・水)のいずれか
- 採択結果通知: 2026年7月上旬予定
- 補助対象期間: 交付決定日〜令和9年1月31日まで(約7か月間)

佐藤
編集長
プレゼンまであるなら、しっかり準備しないといけないですね。財団の相談会とか活用したほうがいいですか?

室谷
代表取締役
ぜひ!財団では令和8年度に「補助金説明会&ワークショップ」や「事業計画書策定相談会」を開催していました。次年度以降も同様のイベントが行われる可能性が高いので、財団のウェブサイトやSNSをチェックしておくといいですよ。

佐藤
編集長
採択後はどんな手続きが必要ですか?

室谷
代表取締役
交付決定を受けたら、補助対象期間内に個人開業届の提出・和歌山県内への住民票移転・補助対象経費の支払い完了が必要になります。あとふるさと納税を活用したクラウドファンディングによる資金調達支援を希望する方も、採択後に申し込めます。

佐藤
編集長
クラウドファンディングも!本当に手厚いですね。次年度の公募情報はどこで確認すればいいですか?
問い合わせ先と最新情報の確認方法
問い合わせ先
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 申請・問い合わせ先 | 公益財団法人わかやま産業振興財団 経営支援部 |
| 所在地 | 和歌山市本町二丁目1番地 フォルテワジマ6階 |
| TEL | 073-432-3220 |
| FAX | 073-432-3314 |
| メール | chiiki@yarukiouendan.jp |
| 公式HP | 公益財団法人わかやま産業振興財団 |
| 行政窓口 | 和歌山県 企業振興課 経営支援班 電話 073-441-2760 |

佐藤
編集長
財団に直接問い合わせができるんですね。公式HPも見ておきます。よくある疑問についてもまとめておいてもらえますか?

室谷
代表取締役
もちろんです!次のセクションでFAQをまとめました。
よくある疑問Q&A

佐藤
編集長
令和8年度は終わってますが、また来年も実施されますか?

室谷
代表取締役
本補助金は毎年度実施されています!令和元年度からずっと続いているので、令和9年度(2027年度)も実施される可能性は高いです。最新情報は財団HPまたは和歌山県企業振興課(電話 073-441-2760)に問い合わせてください。

佐藤
編集長
今から準備できることはありますか?

室谷
代表取締役
事業計画書の骨子を作り始めること、財団が開催する相談会・説明会に参加すること、和歌山への移住を検討している場合は移住相談もしておくこと、この3つがお勧めです。準備期間は思ったより短いので、早めに動いておくのがポイントです!

佐藤
編集長
和歌山県外に住んでいる人でも申請できますか?

室谷
代表取締役
はい!補助事業の完了日までに和歌山県内に住む予定があれば申請できます。「今は大阪や東京にいるけど、起業に合わせて和歌山に引っ越す」というケースもOKです。移住支援金との組み合わせが狙えるので、むしろ積極的に活用してほしいですね。

佐藤
編集長
1人でいくつも申請できますか?

室谷
代表取締役
1代表事業者につき1申請が原則です。複数の事業で申請することはできないので注意してください。
補助金詐欺にご注意ください
- この補助金に関して、ATMでの操作を求めることは一切ありません
- 電話で口座番号や暗証番号を聞くことはありません
- 公式の問い合わせ先は公益財団法人わかやま産業振興財団(電話 073-432-3220)または和歌山県企業振興課(電話 073-441-2760)です
- 怪しいと感じたら、必ず公式窓口に直接確認してください

佐藤
編集長
詐欺に気をつけないといけないんですね。最後に基本情報をまとめてもらえますか?

室谷
代表取締役
もちろん!下のテーブルに全部まとめておきますね。
基本情報まとめ
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 制度名 | わかやま地域課題解決型起業支援補助金 |
| 対象者 | デジタル技術を活用した地域課題解決型の起業・事業承継・第二創業をする和歌山県在住(予定)者 |
| 補助率 | 対象経費の2分の1以内 |
| 補助限度額 | 最大200万円 |
| 補助対象経費 | 人件費・店舗借入料・設備費・原材料費・外注費・マーケティング費など |
| 公募期間(令和8年度) | 令和8年4月1日〜5月8日17時必着 |
| 実施主体 | 公益財団法人わかやま産業振興財団(和歌山県委託) |
| 申請先 | わかやま産業振興財団 経営支援部(フォルテワジマ6階) |
| 公式URL | 和歌山県公式ページ |

佐藤
編集長
ありがとうございます!和歌山で起業を考えている方にとって、本当に心強い制度ですね。

室谷
代表取締役
そうなんです!補助金・移住支援金・低利融資・伴走支援まで揃っているので、和歌山で起業するなら使わない手はないですよ。まずは財団に相談してみてください!
和歌山県の関連給付金・補助金も合わせてチェック

佐藤
編集長
和歌山県には他にもお得な制度があるんですか?

室谷
代表取締役
いくつかあります!移住を検討している方は和歌山市移住支援金やわかやま暮らし応援金もチェックしてみてください。農業系で起業を考えているなら新規就農者育成総合対策も参考になります。また、地域経済の活性化という観点で地域経済循環創造事業交付金(ローカル10,000プロジェクト)も面白い制度ですよ。

佐藤
編集長
他の制度もあわせて活用するといいんですね!

室谷
代表取締役
はい。和歌山は移住・起業支援が充実しているので、うまく組み合わせてみてください。

室谷
代表取締役
和歌山県の給付金・補助金一覧はこちらからも確認できます。