奨学のための給付金って何? まずは基本を教えて!

佐藤
編集長
室谷さん、「奨学のための給付金」って聞いたことあるんですけど、奨学金とは違うんですか?

室谷
代表取締役
そうなんです!ここが最大の勘違いポイントで!奨学金は後から返さないといけないけど、給付金は返済不要のもらえるお金なんですよ。

佐藤
編集長
えっ、返さなくていいんですか!

室谷
代表取締役
そうです。山形県が運営している制度で、国公立高校に通うお子さんのいる低所得世帯が対象です。授業料は就学支援金でカバーされてるんですが、教科書代や通学費みたいな授業料以外の教育費が家庭の負担になってることが多い。そこを支援するための制度です。

佐藤
編集長
具体的にどんな費用に使えるんですか?

室谷
代表取締役
使途は自由で!教科書、副教材、通学費、修学旅行の費用、制服代、課外活動費…ざっくり「学校生活に必要なお金全般」に使えます。毎年最大で年額143,700円が口座に振り込まれますよ。

佐藤
編集長
143,700円は大きいですね!これ、いつ頃から始まった制度なんですか?

室谷
代表取締役
平成26年(2014年)度に国が就学支援金制度を大きく改正したタイミングで一緒に始まった制度です。以来ずっと続いてて、令和7年(2025年)度も引き続き給付が行われています。
奨学のための給付金のポイント
- 返済不要の給付金(奨学金とは別物)
- 授業料以外の教育費(教科書・通学費等)を支援
- 山形県の国公立高校対象
- 最大年額143,700円(非課税世帯の全日制・定時制)
自分は対象? 受給資格をチェック!


佐藤
編集長
じゃあ、誰でももらえるわけじゃないですよね?どんな条件があるんですか?

室谷
代表取締役
令和7年(2025年)7月1日時点で、4つの条件を全部満たす保護者が対象です。まず「平成26年度以降に入学した高校生等の保護者」であること。つまり現役の高校生の親御さんが対象ということですね。

佐藤
編集長
4つ全部ですか!具体的には?

室谷
代表取締役
1つ目は今言った「平成26年度以降入学の高校生等の保護者」。2つ目が「お子さんが就学支援金や学び直し支援金の受給資格を持っていること」。3つ目が「保護者が山形県内に住所を有していること」。4つ目が所得要件で、これが一番重要です。

佐藤
編集長
所得要件ってどういう基準なんですか?

室谷
代表取締役
基本的には「保護者全員の令和7年度道府県民税所得割と市町村民税所得割の合算額が非課税」であること。つまり住民税非課税世帯が主な対象です。あと生活保護(生業扶助)を受けている世帯も対象です。

佐藤
編集長
「道府県民税所得割と市町村民税所得割の合算額が非課税」……これって、どのくらいの年収が目安ですか?

室谷
代表取締役
世帯構成によって変わるんですが、たとえば夫婦と子ども2人世帯だとざっくり年収270万円くらいが目安ですね。ただ自治体によって細かい計算が違うので、正確には市区町村の窓口か税務課に確認するのがいちばん確実です。

佐藤
編集長
専攻科の場合はちょっと違うって聞いたんですが?

室谷
代表取締役
するどい!専攻科は対象の幅が少し広くて!所得割の合算額が105,500円未満の世帯や、264,500円未満かつ扶養する子が3人以上いる世帯も対象になります。一般の高校より所得ラインが高めに設定されてるんです。
対象者の4条件(全部満たすこと)
- 平成26年度以降入学の高校生等の保護者
- お子さんが就学支援金等の受給資格を持っている
- 保護者が山形県内に住所を有している
- 保護者全員の住民税所得割が非課税(または生活保護受給世帯)

佐藤
編集長
念のため確認なんですが、「国公立高等学校等」って具体的にどういう学校を指すんですか?

室谷
代表取締役
公立の高等学校が中心ですが、専修学校高等課程や一部の各種学校も含まれます。ただし、一部の各種学校については対象外の場合もあるので、在学している学校に直接確認してください。私立高校は別制度(同じく山形県の「私立高等学校等向け」)があります。
課程によって給付額が変わる!金額を確認しよう

佐藤
編集長
金額の話をもう少し詳しく聞かせてください。143,700円は全員もらえるわけじゃないんですよね?

室谷
代表取締役
そうなんです、課程と世帯の状況によって金額が変わります。まず表で整理しますね。
| 課程 | 生活保護世帯 | 非課税世帯 |
|---|---|---|
| 全日制・定時制 | 32,300円/年 | 143,700円/年 |
| 通信制 | 32,300円/年 | 50,500円/年 |
| 専攻科(非課税世帯) | ー | 50,500円/年 |
| 専攻科(105,500円未満世帯) | ー | 10,100円/年 |
| 専攻科(264,500円未満・子3人以上) | ー | 10,100円/年 |

佐藤
編集長
全日制の非課税世帯が一番多くもらえるんですね!

室谷
代表取締役
そうです!年額143,700円というのは全日制・定時制の非課税世帯の金額で、これが最大です。月換算するとざっくり12,000円くらいですね。教科書や通学費を考えたらかなり助かる金額ですよ。

佐藤
編集長
通信制は50,500円と、だいぶ少ないですね。なぜ違うんですか?

室谷
代表取締役
通信制は登校日が少なくて交通費や制服など日常的な出費が抑えられる傾向があるから、その分少なめに設定されています。制度上の考え方ですね。

佐藤
編集長
令和7年度の新入生は前倒し支給があると聞いたんですが?

室谷
代表取締役
はい、令和7年度の新入生は4月〜6月分の前倒し支給がある場合があります。その場合は、7月以降の通常支給でその前倒し分を差し引いた額が振り込まれます。実質的な年間合計は変わらないので安心してください!

佐藤
編集長
制服が災害で壊れた場合の特別加算もあるって聞きましたが?

室谷
代表取締役
よくご存じで!着用が義務付けられている制服が災害等で喪失・毀損した場合は、通常の給付額に64,800円が加算されます。これは万が一の場合の救済措置です。該当する場合は学校か山形県の窓口に相談してください。
申請の流れを詳しく教えて!


佐藤
編集長
実際の申請はどうすればいいんですか?

室谷
代表取締役
在学している高校が山形県内か県外かで手続きが変わります。県内の高校に通っているなら、学校が全部案内してくれるのでそれほど難しくないですよ!

佐藤
編集長
それは安心ですね。具体的には?

室谷
代表取締役
学校から申請の案内が来るので、各学校が指定する期日までに学校へ必要書類を提出するだけ。申請期限も申請方法も学校によって違うので、まず在学する学校に問い合わせるのが最初のステップです。
1自分が対象かどうか確認する(令和7年7月1日時点で住民税非課税世帯か確認)
2在学する学校から案内を受け取る(県内の場合は学校が案内)
3申請書類を準備する(所得証明書等)
4学校が指定する期日までに書類を提出(県内の場合)
5給付金を受け取る(口座振込)

佐藤
編集長
県外の高校に通っている場合はどうなるんですか?

室谷
代表取締役
県外の場合は自分で手続きが必要です。山形県のウェブサイトから申請書類一式をダウンロードして、記入後に郵送で提出します。申請期限は令和7年11月28日(金曜日)必着なので、余裕を持って準備してください。

佐藤
編集長
ダウンロード書類は山形県のサイトから?

室谷
代表取締役
そうです。山形県公式ページから「令和7年度県外国公立高校生向け申請書類一式」がZIPでダウンロードできます。申請を忘れると支給されないので要注意ですよ!

佐藤
編集長
支払いはいつ頃になるんですか?

室谷
代表取締役
申請された方から順次支払いが行われます。ただし、手続きに時間がかかる場合があるとのことなので、早めに申請するほど早く受け取れる可能性があります。
必要書類と窓口情報

佐藤
編集長
申請に必要な書類は何ですか?

室谷
代表取締役
必要書類は課程や世帯の状況によって異なりますが、基本的に「申請書類一式(山形県のウェブサイトからダウンロード)」に含まれているものを準備します。個人情報や課税情報の証明書類が必要になる場合があるので、書類一式をダウンロードしたら中身を確認してみてください。

佐藤
編集長
県内在学の場合は学校から案内があるから、そこで確認できるんですね。

室谷
代表取締役
そのとおり!書類の準備で困ったことがあれば、学校か山形県教育庁高校教育課に相談するといいですよ。
お問い合わせ先(山形県教育庁高校教育課)
- 担当 経理・奨学金担当
- 住所 〒990-8570 山形市松波二丁目8番1号
- 電話 023-630-2513
- FAX 023-630-2774

佐藤
編集長
県外居住の保護者の方はどこに問い合わせればいいんですか?

室谷
代表取締役
保護者が山形県外に住所を持っている場合は、お住まいの都道府県の担当窓口へ問い合わせてください。各都道府県のお問い合わせ先は文部科学省のウェブサイトで確認できます。
他にも使える!関連する支援制度

佐藤
編集長
この給付金以外にも、高校生向けの支援ってあるんですか?

室谷
代表取締役
たくさんありますよ!まず国の制度として高校等就学支援金があって、これは授業料を直接補助するもの。こちらは非課税世帯に限らず、一定の所得以下の世帯が対象です。

佐藤
編集長
就学支援金と給付金を両方もらえるんですか?

室谷
代表取締役
はい、基本的に併用できます!就学支援金が授業料をカバーして、奨学のための給付金が授業料以外の費用をカバーという形で、ダブルで支援を受けられる設計になっています。
| 制度名 | 対象費用 | 給付先 |
|---|---|---|
| 高校等就学支援金 | 授業料 | 学校(直接充当) |
| 奨学のための給付金 | 授業料以外の教育費 | 保護者口座 |

佐藤
編集長
山形県固有の支援もありますか?

室谷
代表取締役
あります!奨学のための給付金(私立高等学校等)は私立高校に通うお子さん向けの類似制度で、国公立とは別ルートで支給されます。私立の場合はこちらを確認してください。

佐藤
編集長
ほかには?

室谷
代表取締役
やまがた礎(いしずえ)奨学金というものもあります。こちらは返済が必要な奨学金ですが、高校生向けの経済的支援として活用できます。また高校卒業後に山形県内で就職する場合は山形県地方就職学生支援事業(地方就職支援金)も要チェックですよ。

佐藤
編集長
高校在学中だけじゃなく、就職支援もあるんですね!

室谷
代表取締役
そうです。山形県は教育支援制度が充実していますよ。あと国の制度として高校生等の修学支援(就学支援金制度等)もあるので合わせて確認してみてください。山形市に住んでいる場合は、山形市地方就職学生支援金もチェックする価値がありますよ。
まとめ: 制度の基本情報

佐藤
編集長
制度全体をまとめて確認したいんですが、基本情報をもう一度整理してもらえますか?

室谷
代表取締役
もちろんです!
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 制度名 | 奨学のための給付金(国公立高等学校等) |
| 対象者 | 住民税非課税世帯(令和7年7月1日時点)の国公立高校生の保護者 |
| 最大給付額 | 年額143,700円(全日制・定時制の非課税世帯) |
| 申請期限 | 県内:各学校の指定日まで/県外:令和7年11月28日(金)必着 |
| 申請先 | 県内:在学する学校/県外:山形県教育庁高校教育課へ郵送 |
| 公式情報 | 山形県公式ページ |

佐藤
編集長
ありがとうございます!申請を忘れないように注意しないといけないですね。

室谷
代表取締役
そうです!特に県外在学の方は11月28日必着が申請期限なので、早めに書類を準備することをおすすめします。県内在学の場合は学校からの案内を見逃さないようにしてください!
給付金詐欺にご注意ください!
- 給付金に関して「ATMで手続きが必要」というのは詐欺です
- 山形県や学校が電話で銀行口座番号や暗証番号を聞くことはありません
- 不審な電話・メール・手紙があった場合は、すぐに山形県教育庁高校教育課(023-630-2513)または警察(#9110)に相談してください

佐藤
編集長
詐欺が横行してるんですね、気をつけます。

室谷
代表取締役
残念ながら給付金・奨学金絡みの詐欺は後を絶たないので、必ず公式ページで確認してください。不安なことがあれば、山形県の担当窓口に直接問い合わせるのが一番安全です。
山形県の他の給付金・補助金も確認しよう

佐藤
編集長
奨学のための給付金以外にも、山形県にはどんな支援があるんでしょうか?

室谷
代表取締役
山形県と各市町村を合わせると、かなり多くの支援制度があります。特に子育て・教育・住宅関連は充実してますよ!

佐藤
編集長
どこで調べればいいですか?

室谷
代表取締役
山形県全体の給付金・補助金は山形県の給付金・補助金一覧でまとめて検索できます。また山形市内の方は山形市の給付金・補助金一覧も参考になりますよ。山形市が運営している山形市私立高等学校生徒学費補助金も教育費支援の選択肢のひとつです。