人手不足が加速する地方建設業と補助金
宮崎県の建設業は、農業用水路・ため池の改修、観光地のリゾート施設整備、南海トラフ地震を見据えた公共インフラ強靭化など、受注環境としては恵まれた面がある。一方で、技術者の高齢化と若手離れは全国の中でも深刻な部類に入る。
国土交通省の調査によると、宮崎県の建設技術者・技能者の平均年齢は55歳を超えており、10年以内に大量退職を迎えることが予測されている。こうした背景から、採用・育成・定着を直接支援する補助金へのニーズが高まっている。IT導入補助金で現場管理のデジタル化を進める動きも活発で、「担い手確保」と「生産性向上」の2軸で補助金を使いこなすことが宮崎の建設会社の経営課題となっている。