香川県の生活支援制度 全体マップ
室谷さん、最近ものすごく物価が上がってて家計が苦しいんですよ。香川県って生活支援の補助金・給付金、どれくらいあるんですか?
意外と多いんですよ!まず「今どの市町に住んでいるか」で受け取れる給付金がかなり変わります。主要な給付金をざっくり早見表にしますね。
| 市区町村 | 制度名 | 給付額 | 対象 |
|---|
| 高松市 | 生活応援給付金 | 2万円/世帯 | 住民税非課税・均等割のみ課税世帯 |
| 丸亀市 | まるがめ暮らし応援ギフトカード | 5,000円/人(申請不要) | 全市民 |
| 東かがわ市 | 物価高騰対策給付金 | 2万円/世帯 | 住民税非課税世帯 |
| 綾川町 | 生活支援臨時給付金 | 3万円+子加算3万円/人 | 非課税・均等割のみ課税世帯 |
| 香川県全域 | 住居確保給付金 | 家賃実費×最大9ヶ月 | 離職・収入減少者 |
| 東京圏からの移住者 | 移住支援金 | 最大100万円(単身60万円) | 東京圏から移住した方 |
そうなんです。非課税世帯で子どもが2人いたら3万円+6万円=9万円になるんで、かなり大きい。市町ごとにほんとうに差があります。
自分が対象かどうかはどうやって確認したらいいですか?
「前年の住民税が非課税かどうか」というのが最初のチェックポイントです。単身世帯なら年収100万円前後、4人世帯なら約210万円以下が目安で、年金生活者や非正規雇用の方でも該当することが多いです。迷ったら住んでいる市町の役場の生活福祉課に電話で確認するのが一番確実ですよ。
早見表の中でも高松市の給付金から詳しく教えてもらえますか?高松市に住んでいる方が一番多いですよね。
そうですね。高松市の「生活応援給付金」は1世帯2万円を給付する制度で、令和7年度住民税が非課税または均等割のみ課税の世帯が対象です。国の交付金を活用した独自施策で、手続きが比較的シンプルなのが特徴です。
高松市から対象世帯に確認書が郵送されてくるので、それに必要事項を記入して返送または窓口に提出する流れです。確認書が届いたらすぐに手続きするのがポイントで、期限内に返送しないと受け取れなくなることがあります。
住民票の登録住所が最新かどうかを確認してください。引っ越しで住所変更が間に合っていない場合は届かないことがあります。また、高松市市民局や生活福祉課に連絡して確認することもできます。詳しくは
高松市生活応援給付金のページをご参照ください。
記載内容(世帯情報・振込口座)を確認・必要事項を記入
シンプルですね。申請し忘れが一番もったいない(笑)
ほんとにそれです!「どうせ自分は対象外」と思って放置している方がけっこういるので、届いた書類はとりあえず開封してほしいですね。次のセクションでは他の市町の制度も見ていきましょう。
香川県 生活支援の申請フロー
丸亀市のギフトカードは申請不要と書いてありましたが、これ本当ですか?
本当なんです(笑)。「
まるがめ暮らし応援ギフトカード」は令和8年2月1日時点の住民基本台帳に登録されている全市民が対象で、2月中旬〜3月下旬に自宅に届きます。市内の商工会加盟店で4月〜9月末まで使えます。詳細は
まるがめ暮らし応援ギフトカードをご確認ください。
地域経済の活性化も兼ねてるんですね。東かがわ市はどうですか?
東かがわ市でも
住民税非課税世帯に2万円給付する「物価高騰対策給付金」を実施しています。令和8年3月31日基準日なので現役の制度です。詳細は
物価高騰対策給付金でご確認ください。
綾川町は非課税世帯に
3万円+こども加算で子ども1人3万円という内容で、しかも均等割のみ課税世帯にも同額支給という綾川町独自の取り組みがあります。4人家族(子2人)だったら最大9万円になる計算です。詳細は
綾川町生活支援臨時給付金をご参照ください。
市町によって金額が全然違うんですね。自分の市がどうか調べるには?
住んでいる市町の役場の「生活福祉課」か「社会福祉課」に電話で聞くのが一番確実です。各市町の広報や公式サイトにも最新情報が出ています。香川県の全市町の補助金・給付金は
香川県の補助金・助成金・給付金一覧でも確認できますよ。
住居確保給付金(家賃補助)
仕事を失って家賃が払えなくなった場合の制度もありますか?
あります。「住居確保給付金」という制度で、離職・廃業や収入が大幅に減少した方に家賃の実費を最大9ヶ月間補助してもらえます。香川県の場合、高松市・丸亀市を含む各市町で実施されていて、主な窓口は各市町の生活困窮者自立相談支援機関です。
大きく4つで、①離職・廃業から2年以内か収入が大幅減少、②世帯収入が基準額以下(単身世帯なら月13.8万円以下が目安)、③預貯金が一定額以下(単身なら54万円が目安)、④ハローワーク等での求職活動中、です。
住んでいる市町の生活困窮者自立相談支援機関が窓口です。高松市は高松市役所健康福祉局、丸亀市は丸亀市福祉事務所などですね。まずは電話で状況を話すところから始めてみてください。
- 離職・廃業または同等の収入減少があること
- 世帯の月収が基準額(単身13.8万円目安)以下
- 預貯金が基準額(単身54万円目安)以下
- ハローワーク等での求職活動を継続していること
生活困窮者自立支援制度
「生活困窮者自立支援制度」って、生活保護とは違うんですか?
違います!生活保護の一歩手前の支援制度で、仕事や生活に困っている方が専門の支援員に無料で相談できる制度です。離職・病気・家族問題など、複合的な困難を抱えた方が対象です。
香川県全市町で実施していて、主な支援メニューは①自立相談支援(まずは相談窓口へ)、②住居確保給付金(家賃補助)、③就労準備支援、④家計改善支援、⑤子どもの学習・生活支援の5つです。詳細は
生活困窮者自立支援制度(香川県実施分)をご参照ください。
「生活保護を受けるほどではないけど、かなり厳しい」という状況の方に向いてそうですね。
まさにそういった方のための制度です!まずは「相談してみる」だけでOKで、いきなり全部の支援を受けなくてもいいんです。ここまで個人・世帯向けの給付金をご紹介してきましたが、移住や新生活を考えている方向けの支援も実は充実しているんですよ。
これが香川県の面白いところで、東京圏から移住する場合に最大100万円(単身は60万円)の移住支援金が出るんです。18歳未満のお子さんを帯同した場合はさらに1人あたり100万円が加算されるので、4人家族だと最大300万円以上になる場合もあります!
テレワークで香川に移住する場合も対象になりますか?
テレワーク勤務も対象になるんです!ただし、就業先が香川県移住支援金対象の企業リストに掲載されていること、または地域課題解決・起業する場合が条件です。条件が細かいので、まず移住先の市町の移住担当窓口に相談するのがいいですね。
結婚新生活支援
新婚の友人がいるんですが、香川に住んでいたら補助を受けられますか?
香川県内のいくつかの市町で「結婚新生活支援事業」をやっています。新婚世帯を対象に住居費や引越し費用の一部を補助する制度で、金額は最大60万円です。
主な条件は①婚姻日が令和2年4月1日以降、②夫婦の合計所得が500万円未満、③補助対象住宅に居住していること、などです。香川県全体の制度と、高松市・丸亀市・土庄町など各市町の独自制度があるので、住む場所によって使える制度が変わります。詳細は
結婚新生活支援事業や
丸亀市結婚新生活支援事業などをご確認ください。
- 予算に達し次第終了の場合があります
- 年度ごとに予算・条件が変わることがあります
- 必ず居住予定の市町窓口で事前確認を
奨学金の返還で苦しんでいる友人もいるんですよ。香川県でそういう支援はありますか?
あります!「大学生等かがわ定着促進基金事業」として、香川県内の中小企業に就職して奨学金を返還中の方を支援しています。就職先企業が毎年の奨学金返還額の一部(最大年間50万円、最長5年間で最大250万円)を補助してくれる仕組みです。
個人が直接申請するのではなく、就職先の企業が補助主体になる点がポイントで、就活・転職の際に「かがわ定着促進基金参加企業」かどうかを確認するといいですよ。詳細は
大学生等かがわ定着促進基金をご参照ください。
高松市奨学金支給制度や丸亀市片岡給付型奨学金制度など、各市町独自の奨学金制度があります。高校生向けには国の「奨学のための給付金」も香川県で実施していて、住民税非課税世帯等の高校生が対象です。詳細は
奨学のための給付金(香川県)でご確認ください。
そうなんです。丸亀市は奨学金返還支援補助金もあって、就職時の奨学金返済支援が整っています。詳細は
丸亀市奨学金返還支援事業補助金をどうぞ。奨学金や移住支援が確認できたところで、制度全体を比較してみましょう。
ここまで色々な制度が出てきましたけど、まとめて比較できますか?
| 制度名 | 対象者 | 支援額(目安) | 申請先 |
|---|
| 高松市生活応援給付金 | 住民税非課税・均等割世帯 | 2万円/世帯 | 高松市 |
| まるがめ暮らし応援ギフトカード | 丸亀市全市民 | 5,000円/人 | 申請不要 |
| 物価高騰対策給付金(東かがわ市) | 非課税世帯 | 2万円/世帯 | 東かがわ市 |
| 綾川町生活支援給付金 | 非課税・均等割世帯 | 3万円+子加算3万円 | 綾川町 |
| 移住支援金 | 東京圏からの移住者 | 最大100万円(単身60万円) | 各市町 |
| 結婚新生活支援 | 新婚世帯(所得500万円未満) | 最大60万円 | 各市町 |
| 奨学金返還支援 | 香川県企業就職者 | 最大年50万円×5年 | 就職先経由 |
| 住居確保給付金 | 離職・収入減少者 | 家賃実費×最大9ヶ月 | 各市町 |
| 生活困窮者自立支援 | 仕事・生活に困っている方 | 相談・就労支援等 | 各市町窓口 |
| 生活保護(最後のセーフティネット) | 最低生活費以下の収入の世帯 | 生活扶助・住宅扶助等 | 各市町福祉事務所 |
こんなにあるんですね!見落としてたものがたくさんある気がします(笑)
制度の多さが逆に「自分に使えるものがわからない」という問題を生むんですよね。だから香川県の各市町では「生活支援相談窓口」を一本化していて、まず何でも相談すれば担当者が適切な制度を案内してくれます。
自分の状況を整理する(離職・低所得・移住・新婚・学生など)
住んでいる市町の役場(生活福祉課・社会福祉課)に問い合わせる
必要書類を確認・準備する(住民票・所得証明・通帳コピー等が多い)
審査結果を待つ(審査期間は制度によって1週間〜1ヶ月程度)
制度によって違いますが、共通して多いのは①住民票の写し、②前年度の所得・非課税証明書、③本人確認書類(マイナンバーカード等)、④振込先口座の通帳コピー、あたりです。
最近はマイナンバーカードがあるとオンライン申請がしやすくなっているので、持っておくと便利です。ただ、持っていなくても申請できる制度がほとんどです。
- 多くの給付金は予算に達し次第終了します
- 年度末(3月末)に締め切りが集中します
- 申請期限を過ぎると同一制度への再申請はできません
- 「どうせ対象外だろう」と思わず、まず窓口に相談することをお勧めします
相談するのにハードルを感じる方もいると思うんですが、電話でも大丈夫ですか?
もちろん電話でOKです!香川県内各市町の生活福祉課・社会福祉課に「生活支援で受けられる給付金を教えてほしい」と一言言えば、担当者が状況を聞いて案内してくれます。相談したからといって、何かをしなければいけないわけではないので、まずは気軽に電話してみてください。
今日は香川県の生活支援制度についてたくさん教えてもらいましたね!
香川県は給付金・補助金の種類が多くて、しかも市町独自の面白い施策(まるがめギフトカードとか)もあるのが特徴ですよ。「物価が上がって厳しい」「仕事を失った」「移住を考えている」など、状況に応じて使える制度が必ず何かあります。
そうです!香川県の各市町の相談窓口は無料で、秘密は守られます。まず相談することで、自分が知らなかった支援が見つかることがよくあります。ぜひ活用してみてください。
ありがとうございました!香川の方、ぜひ使ってみてくださいね!