産地連携支援緊急対策事業とは?食品製造事業者なら必ず知っておきたい制度

佐藤

佐藤

編集長

室谷さん、「産地連携支援緊急対策事業」って名前が長くてどんな補助金なのかイメージしにくいんですけど、ざっくり言うとどういう制度ですか?
室谷

室谷

代表取締役

一言で言うと、食品製造業者が国産原材料を増やすための投資を最大3億円まで国が半額補助してくれる制度です。農林水産省が令和7年度の補正予算で組んだ緊急対策で、食品メーカーと農産地が「もっとがっちりタッグを組みましょう」という方向性の施策ですね。
佐藤

佐藤

編集長

3億円!それは大きいですね!どんな食品メーカーが対象になるんですか?
室谷

室谷

代表取締役

食品の加工・製造を行っている事業者ならどこでも申請できます。パン・菓子メーカー、惣菜・冷凍食品メーカー、飲料・乳製品メーカー、調味料メーカー……要は「なんらかの食品を作っている会社」ですね。規模の大小は問われていないので、中小の食品加工業者でも全国から申請できます!
佐藤

佐藤

編集長

へえ、全国対象なんですね。なんでこの時期に「緊急」なんですか?
室谷

室谷

代表取締役

背景としては2つ大きな問題があって。まず2025年以降の物価高騰と円安で輸入原材料のコストが爆上がりしているんです。もう一方では国内の農業・漁業が高齢化と担い手不足で生産力が落ちてきている。この2つの課題を同時に解決するために「食品製造業者と農産地が連携して国産原材料を増やす」という方針を緊急で打ち出したんです。
佐藤

佐藤

編集長

なるほど、だから「緊急対策」なんですね。輸入に頼りすぎていた日本の食品産業を立て直すための制度ってわけですか。
室谷

室谷

代表取締役

まさにそうです。食料システム全体の強靱化、という表現が公式にも使われていて、過度な輸入依存から脱却するための大きな政策の一部なんですよね。総予算が46億8千万円と相当な規模です。

補助金の仕組み:取組AとBで何が変わる?

産地連携支援 2つの支援類型の比較図
産地連携支援 2つの支援類型の比較図
佐藤

佐藤

編集長

この補助金、取組AとBの2種類があるって書いてあったんですが、どう違うんですか?
室谷

室谷

代表取締役

取組Aは「食品製造事業者が農産地側を支援する」取組です。例えば自社が求める品種の種苗を農家に提供するとか、収穫機械を産地に貸与するとか、農家に社員を派遣して栽培技術を指導するとか。要するに農家・産地が国産原材料をしっかり作れるようにサポートする側面ですね。
佐藤

佐藤

編集長

なるほど!食品メーカーが農家に投資するイメージ?
室谷

室谷

代表取締役

そうです!一方の取組Bは「産地との連携によって食品製造事業者自身の工場や商品を変える」取組です。国産原材料を使うために製造ラインを増設するとか、国産原材料を活用した新商品を開発するとか。自社の設備投資や商品開発費が対象になります。
佐藤

佐藤

編集長

なるほど、AもBも全部一緒に申請できるんですか?
室谷

室谷

代表取締役

できます。AとBを組み合わせて申請することが想定されていて、両方取り組む場合の補助上限額が3億円(Bのみだと2億円)です。最大3億円・補助率2分の1以内なので、6億円規模の国産原材料対応投資に半額補助が入るというイメージです。
取組内容補助上限
取組A(産地支援)種苗提供・農業機械貸与・栽培技術指導・保管設備設置最大3億円(AB合算)
取組B(取扱量増加)製造ライン増設・新商品開発・食品表示変更・試作品製造最大2億円
共通補助率1/2以内
下限補助金下限額100万円
佐藤

佐藤

編集長

両方やれば3億円まで出るんですね。では次に、誰が申請できるのか、もっと詳しく教えてもらえますか?

申請資格:あなたの会社は対象?

佐藤

佐藤

編集長

「食品製造事業者等」ってかなり幅広い表現ですけど、具体的にどんな会社が対象なんですか?
室谷

室谷

代表取締役

まず基本は食品の加工・製造を行っている事業者です。業種区分は問われていなくて、「実際に食品製造をやっているかどうか」で判断されます。
佐藤

佐藤

編集長

えっ、業種区分関係ないんですか!農業法人や水産会社が食品加工部門を持っていたりしても対象になるってこと?
室谷

室谷

代表取締役

なりますよ!公式に「経営体としての業種区分にかかわらず、食品製造を行っているか否かで判断する」とはっきり書いてあります。それと「食品製造事業者とともに事業を実施しようとする者」も対象になるので、農業法人や農協などが食品製造業者と一緒に申請する形も想定されています。
佐藤

佐藤

編集長

それは知らなかった。農業法人も絡んでこれるんですね。
室谷

室谷

代表取締役

ただし申請できる法人格には条件があって、民間事業者・農漁業者の組織する団体・商工業者の組織する団体・各種法人(公益法人・一般法人・NPO等)・事業協同組合などが対象です。個人事業主の場合は「特認団体」として認定を受ける必要がある点は注意が必要です。
佐藤

佐藤

編集長

個人事業主は難しそうですね。
室谷

室谷

代表取締役

そうです。ただ、食品製造をある程度の規模で行っている個人事業主であれば、法人化してからの申請を検討するのも一つの手ですね。今から動けば第2回公募(2026年6月1日〜6月30日)に間に合う可能性もあります。

申請できる主な事業者の種類

  • 食品製造事業者: パン・菓子・冷凍食品・調味料・乳製品・缶詰・水産加工品等の製造事業者
  • 農業法人・農業者の組織する団体: 食品製造部門を持つ農業法人や農協等
  • 商工業者の組織する団体: 食品製造に関わる商工会議所加盟企業等の団体
  • 各種法人: 公益社団・財団法人、一般社団・財団法人、NPO法人等
  • 事業協同組合・企業組合: 食品製造業者が組織する協同組合
佐藤

佐藤

編集長

幅広いですね。ところで「産地との連携計画が必要」って聞いたことがあるんですが、どういうことですか?
室谷

室谷

代表取締役

そこが重要ポイントで、申請には「産地連携計画」の提出が必須です。産地連携計画とは、国産原材料の取扱量を現状比10%以上増加させる目標を立てて、どの産地(農家・農協等)と連携して何をするかを記載した計画書です。単なる願望ではなく、具体的な産地名・品目・数量目標・取組内容を盛り込む必要があります。

もう一つの重要要件:食料システム法の認定

佐藤

佐藤

編集長

ちょっと待ってください。「食料システム法の安定取引関係確立事業活動計画の認定が必要」って書いてあるんですが、これって何ですか?
室谷

室谷

代表取締役

これが正直この補助金の申請でいちばんハードルが高い部分なんですよね(笑)。食料システム法というのは令和5年(2023年)に制定された法律で、食品等事業者が持続可能な食料供給に向けた取組を農林水産大臣に認定してもらえる制度です。本補助金への申請には、この認定を受けているか「受ける見込みがあること」が必須要件になっています。
佐藤

佐藤

編集長

マジですか!法律の認定まで必要なんですね。
室谷

室谷

代表取締役

そうなんです。でも「受ける見込みがあること」も認められるので、公募期間中に地方農政局等に仮申請(認定申請書(案)の提出)をすれば申請できます。本補助金の申請と並行して進めていくイメージです。
佐藤

佐藤

編集長

地方農政局って、都道府県ごとにあるやつですか?
室谷

室谷

代表取締役

そうです。関東農政局なら埼玉・千葉・東京・神奈川・茨城・栃木・群馬・山梨・長野・静岡を管轄しているとかですね。申請予定の事業活動計画が複数の農政局管轄にまたがる場合は本省(農林水産省本体)への申請になります。

申請前に必ず確認すること

食料システム法「安定取引関係確立事業活動計画」の認定or仮申請は本補助金申請の必須要件です。認定申請書(案)の作成には時間がかかります。公募開始前から公式サイトに掲載されている様式・記載例を確認して準備を始めておきましょう。問い合わせ窓口は事業事務局(電話03-5656-1773、平日10時〜17時)まで。

佐藤

佐藤

編集長

なるほど、二段階で準備が必要なんですね。もう少し申請の流れを詳しく教えてもらえますか?

申請の流れ:ステップごとに解説

産地連携支援 申請から交付決定までのフロー
産地連携支援 申請から交付決定までのフロー
1公募情報の確認・産地候補との事前協議を開始する(公募開始前から動くのが重要。産地候補との調整は時間がかかる)
2産地連携計画の策定(取扱量10%増の目標・連携先産地・取組内容・調達条件を記載)
3食料システム法「安定取引関係確立事業活動計画」の認定申請書(案)を作成する
6外部の公募選考委員会による審査(不備があれば事務局から修正連絡が来る)
7採択通知の受領・交付申請書を速やかに提出
8交付決定通知の受領後、事業開始(補助対象経費の支出は交付決定日以降)
9事業実施(産地支援・製造ライン整備等)
10実績報告書の提出・補助金の受領
佐藤

佐藤

編集長

10ステップもあるんですね。第1回公募が4月28日17時締切ということは、今日(2026年4月29日)時点ではもう第1回は終わってる?
室谷

室谷

代表取締役

惜しいですね!第1回公募は2026年4月28日17時が締切でしたから、今日時点ではすでに終了しています。ただ第2回公募が2026年6月1日〜6月30日17時に予定されています。第1回の採択状況によっては第2回が実施されない可能性もあるので、第2回を狙うなら今すぐ準備を始めましょう
佐藤

佐藤

編集長

なるほど、今から動けば第2回に間に合うかもしれないんですね。
室谷

室谷

代表取締役

そうです。産地との協議や事業計画の作成には最低でも1〜2ヶ月は見ておいてください。食料システム法の仮申請の準備も並行して必要なので、もし本気で申請を考えているなら今週から動き始めてほしいですね。

対象経費:何に使えるか?使えないか?

佐藤

佐藤

編集長

補助金って対象経費の範囲が厄介なイメージがあるんですが、この事業で何に使えるのか教えてもらえますか?
室谷

室谷

代表取締役

取組Aと取組Bで対象経費が分かれているので整理しますね。
取組対象経費の例
取組A(産地支援)種苗等の資材費 / 収穫機・選別機等の機械設備導入費 / 栽培技術指導の専門家・篤農家謝金・旅費 / 社員派遣旅費 / 産地に設置する保管設備
取組B(取扱量増加)機械設備等の導入費 / 製造ラインの変更・増設費 / 食品表示変更に伴う包装資材の更新費 / 専門家経費(コンサル・旅費) / マーケティング調査費 / 開発段階の原材料費
佐藤

佐藤

編集長

食品表示変更の包装資材まで対象になるんですか!
室谷

室谷

代表取締役

そうなんですよ。「国産小麦使用」みたいに原材料が変わったら食品表示も変えないといけないじゃないですか。その包装資材の更新コスト(デザイン費・印刷費・旧資材廃棄分相当)も対象になります。国産原材料への切替に伴う諸々のコストをまるごとカバーしている設計なんです。
佐藤

佐藤

編集長

逆に使えない経費はどんなものですか?
室谷

室谷

代表取締役

大原則として輸入原材料の調達費は当然対象外。あと本事業の目的と直接関係しない設備投資(食品製造そのものの効率化目的だけの機械購入等)や、通常の製造・販売に係る経常的な費用も対象外です。重要なのは交付決定前に支出した費用は一切補助されないという点。どんなに急ぎでも、交付決定通知が届いてから発注・支払いを行う必要があります。

絶対にやってはいけないこと:先行発注

交付決定通知が届く前に機械の発注や契約を締結した場合、その費用は補助対象外になります。補助金申請と並行して設備発注を進めてしまうミスが後を絶ちません。発注は必ず交付決定後に行ってください。

採択されるための攻略ポイント

佐藤

佐藤

編集長

申請する会社がたくさんいそうなので、採択されるための攻略法が知りたいんですが。
室谷

室谷

代表取締役

農林水産省の補助金全般に言えることですが、この事業で最も重視されるポイントは「産地との連携の具体性」です。「地元農家と連携する予定です」という漠然とした記述ではなく、連携先の産地(農業法人名・農協名・農家グループ等)を具体的に特定して、品目・数量目標・調達期間をセットで示すことが採択評価を大きく左右します。
佐藤

佐藤

編集長

産地と事前に合意書を作っておくくらいの準備が必要ですか?
室谷

室谷

代表取締役

理想はそうですね。採択された後に産地との協議が整わなかったというリスクがありますし、審査官から見ても「本当に連携できるのか」という実現可能性の説得力が違います。覚書程度でも事前に締結しておくと事業計画の信頼性が上がります。

採択率を上げるための4つのポイント

  • 産地の具体特定: 農家名・農業法人名・農協名など連携先を具体的に記載。「産地候補を探す予定」は最弱
  • 数値目標の明示: 国産原材料の取扱量を「現状の〇トンから〇トンへ」「国産比率を〇%から〇%へ」と定量化
  • 長期視点の計画: 補助期間終了後も産地との連携が継続する仕組み(長期調達契約等)を盛り込む
  • 消費者への訴求まで描く: 「国産〇〇使用」「産地直送」等の差別化訴求を計画に含める
佐藤

佐藤

編集長

長期的な視点が大事なんですね。
室谷

室谷

代表取締役

農林水産省が本当に実現したいのは「補助金があるうちだけ国産原材料を使う」ではなく「産地連携を産業として定着させる」ことです。そこまで見据えた計画書を書けた申請者が採択される傾向があります。
佐藤

佐藤

編集長

なるほど。では実際にどんな事業者がこの補助金をうまく使えるのか、具体例を教えてもらえますか?

こんな会社が使える:活用事例3パターン

佐藤

佐藤

編集長

「自分の会社に当てはまるかも」というイメージを持ちたいんですが、活用事例を紹介してもらえますか?
室谷

室谷

代表取締役

はい、代表的な3パターンを紹介しましょう。
パターン事業者例活用方法
輸入→国産切替型全国展開のパン・菓子メーカー国産小麦産地(北海道・九州の農業法人)と長期調達契約締結のための協議費・体制整備費 + 国産小麦対応製造ライン改修費(取組A+B)
産地直結強化型惣菜・冷凍食品メーカー(従業員50名)地元農家の生産支援(収穫機貸与・栽培技術指導)で安定的な国産野菜調達を確立(取組A中心)
新商品開発型乳製品・スイーツメーカー特定産地の国産牛乳を使った新商品開発ライン整備 + 食品表示変更に伴う包装資材更新(取組B中心)
佐藤

佐藤

編集長

パン・菓子メーカーさんなら、北海道の小麦農家と連携する費用を最大3億円まで半額補助してもらえるってことですね!
室谷

室谷

代表取締役

正確には「産地を支援する取組(取組A)と国産取扱量増加の取組(取組B)両方を行う場合の上限3億円、補助率1/2以内」ですね。ただし1件あたりの補助金下限は100万円なので、補助対象経費が200万円以上ある規模の取組が対象になります。
佐藤

佐藤

編集長

逆に言えば小さすぎる取組では使えないんですね。
室谷

室谷

代表取締役

そうです。ある程度本格的な設備投資・産地連携体制整備を伴う取組向けの制度です。費用感としては最低200万円の事業費(補助金として100万円受給)から最大6億円の事業費(補助金として3億円受給)という幅があります。

基本情報まとめ

佐藤

佐藤

編集長

ここで一旦基本情報を整理してもらえますか?
室谷

室谷

代表取締役

はい、まとめます。
項目内容
制度名令和7年度補正産地連携支援緊急対策事業
所管農林水産省(食料産業局)
予算額46億8千万円
補助率1/2以内
補助上限額1件あたり最大3億円(産地支援+取扱量増加)/ 取扱量増加のみは最大2億円
下限額100万円
対象者食品製造事業者等(全国)
第1回公募2026年3月26日〜2026年4月28日17時(厳守)
第2回公募2026年6月1日〜2026年6月30日17時(厳守・1回目の状況により変更あり)
申請窓口公募サイト
問い合わせ03-5656-1773(平日10時〜17時)
佐藤

佐藤

編集長

電話番号は03-5656-1773ですね。問い合わせフォームもあるんですか?
室谷

室谷

代表取締役

あります。こちらのフォームから問い合わせできます。電話が繋がりにくい時期は(特に締切前は混雑します)、フォームの方が確実かもしれません。

類似する補助金との比較

佐藤

佐藤

編集長

「産地連携」以外にも、食品製造業者が使える補助金ってあるじゃないですか。比較してもらえますか?
室谷

室谷

代表取締役

代表的なものと比べてみましょう。
補助金対象補助上限補助率特徴
産地連携支援緊急対策事業(本事業)食品製造事業者最大3億円1/2以内農産地との連携・国産原材料増加に特化
農林水産省 食品等物流合理化緊急対策事業食品事業者非公表-物流効率化・輸出物流構築に特化
農林水産省 中山間地域所得確保推進事業農業者・中山間地域事業者最大500万円-農業者向け。食品製造と組み合わせ可能な場合も
ものづくり補助金(21次)中小製造業者等最大4,000万円1/2〜2/3製造設備全般。農産地連携は要件なし
事業再構築補助金中小企業・中堅企業最大7,000万円1/2〜2/3事業転換全般。食品製造への参入も対象
佐藤

佐藤

編集長

国産原材料への切替・産地連携という目的なら、本事業が一番ピンポイントなんですね。
室谷

室谷

代表取締役

そうです。ものづくり補助金や事業再構築補助金は製造設備全般が対象で、国産原材料への切替という文脈では申請理由として使えることもありますが、産地連携・農業者支援という側面は本事業にしか補助されません。農林水産省系と経済産業省系は経費が重複しなければ組み合わせられる可能性もあるので、セットで検討する価値があります。
佐藤

佐藤

編集長

なるほど。例えばものづくり補助金で製造設備を、本事業で産地連携費を、という使い方はできる可能性があるんですね。
室谷

室谷

代表取締役

可能性はあります。ただし個別に重複申請の可否を確認する必要があるので、申請前に各事業の問い合わせ窓口に確認してください。

よくある疑問に答えます

佐藤

佐藤

編集長

最後によくある疑問を室谷さんに答えてもらいましょう!
室谷

室谷

代表取締役

はい、よく聞かれることをまとめますね。
佐藤

佐藤

編集長

まず「すでに一部国産原材料を使っているが、もっと増やしたい」という会社も対象ですか?
室谷

室谷

代表取締役

対象です!産地連携計画で「現状の国産原材料取扱量から10%以上増加させる」目標を示せればOKです。ゼロからの切替だけでなく、既存の国産原材料比率をさらに高める取組も対象になります。
佐藤

佐藤

編集長

「農業者・農協が食品製造事業者と共同で申請したい」はどうですか?
室谷

室谷

代表取締役

食品製造事業者側が主体として申請して、農業者・農協が連携産地として取組に参加するという形が本事業の想定です。農業者単独での申請は基本的に対象外です。ただ「食品の加工・製造を行っている事業者とともに事業を実施しようとする者」も対象事業者になれるので、農業者が食品製造業者と共同申請する方法はありえます。
佐藤

佐藤

編集長

「地方農政局への仮申請って難しいですか?」という声も多そうですが。
室谷

室谷

代表取締役

公式サイトに認定申請書(案)の記載例とよくある質問(FAQ)が用意されているので、それを参考に作れます。また本事業の事務局(03-5656-1773)に相談窓口がありますし、セミナーも開催される予定です。難しく考えすぎず、まず問い合わせから始めてみることをお勧めします!
佐藤

佐藤

編集長

相談窓口があるなら安心ですね。最後に室谷さんから一言お願いします。
室谷

室谷

代表取締役

この補助金、総予算46億8千万円というのはかなり大きな規模です。2025年以降の物価高騰で輸入原材料コストが上がり続けている中、国産原材料への切替を検討している食品製造業者さんには絶好の機会です。第2回公募は2026年6月1日〜6月30日が予定されているので、今すぐ産地候補との協議と事業計画の作成を始めてください。準備に時間がかかる事業なので、「来月から」では遅すぎる可能性があります!

今すぐやること:第2回公募に向けた準備リスト

  • 連携産地候補を洗い出す: どの農家・農協・農業法人と組めるか。地元JAへの相談から始めよう
  • 産地連携計画の骨子を作る: 取扱量10%増の目標・品目・連携スキームを整理する
  • 食料システム法の認定申請を調べる: 管轄の地方農政局のウェブサイトを確認し、認定申請書(案)の様式をダウンロードする
  • 事務局に相談する: 03-5656-1773(平日10時〜17時)またはオンラインフォームで自社の取組が対象になるか確認する
  • 公募要領をダウンロードする: 公式サイトから公募要領・様式一式をダウンロードして読み込む

エリア別・関連情報

佐藤

佐藤

編集長

この制度、全国どこからでも申請できるんですよね?エリアごとに情報ってありますか?
室谷

室谷

代表取締役

はい。この制度は全国の食品製造事業者が対象です。エリアごとの申請情報・類似の地域補助金については、各都道府県のページもご参照ください。