七戸町に「結婚新生活支援事業費補助金」っていう制度があると聞いたんですが、これってどんな補助金ですか?
これは新婚世帯向けの支援制度で、引越し費用・住宅賃借費用・リフォーム費用を補助するものですよ!最大で60万円が出るケースもあって、結婚直後の出費を大幅にカバーできるんです。
そうなんです。ただし年齢によって上限が変わっていて、夫婦ともに29歳以下だと最大60万円、それ以外だと最大30万円という設計になっています。夫婦どちらかが30歳以上だと上限が半分になるので注意が必要ですね。
それは大きな違いですね。そもそもなんでこんな手厚い支援をやっているんですか?
少子化対策の一環なんですよ。国の「地域少子化対策重点推進交付金」を活用して、各市町村が独自に実施できる制度で、七戸町もその交付金を使っています。新婚生活のスタートアップ費用って、実は若い夫婦にとってかなりの負担なんです。引越しだけでも数十万円かかりますし、家賃の初期費用や住居のリフォームまで考えるとかなりの出費になる。それを少しでも軽減して、地方に根付いてもらおうというねらいがあります。
なるほど、移住・定住の促進も兼ねているんですね。七戸町って青森県ですよね。どんな町なんですか?
青森県の上北郡にある町で、新幹線の七戸十和田駅があるんです。東京から新幹線で3時間ちょっとでアクセスできる立地で、自然豊かな環境で子育てしたい家族には魅力的な選択肢ですね。町としては「ナナイロぐらし」というコンセプトで移住・定住を積極的に推進していて、この補助金もその施策の一つです。
七戸町結婚新生活支援補助金 制度概要と補助額比較図
誰でも申請できるわけではないですよね?どんな条件をクリアすればいいですか?
全部で7つの要件があります。順番に説明しますね。まず一番基本的なのは婚姻届の受理期間で、令和7年1月1日から令和8年3月31日の間に婚姻届が受理されていること。この期間内に結婚していないと対象外です。
はい。次に居住要件で、申請時点で夫婦双方の住民票の住所が補助対象の住宅になっている必要があります。住民票を移していないとだめです。それから年齢要件として、婚姻届を出した日時点で夫婦ともに39歳以下であること。どちらか一方でも40歳以上だと対象外です。
40歳になってから結婚する場合は使えないんですね。
そうなんです。続いて所得要件で、夫婦の所得を合算した額が500万円未満であること。ただしここに一つ重要な特例があって、貸与型奨学金を返済している場合は年間返済額を所得から差し引いて計算できるんです。
奨学金を抱えた若い世代への配慮ですね!それは助かりますね。
そうなんですよ。奨学金の返済で手取りが実質減っている部分を考慮してくれる仕組みです。他には七戸町に居住する意思があること、夫婦ともに市町村税の滞納がないこと、そして過去に七戸町や他の市町村で同様の補助金を受けていないこと、この3点も要件です。
過去に他の市町村で同じような補助金をもらった人はだめなんですね。
そうです。ただ例外があって、「継続補助世帯」という制度があります。前年度にこの補助金を受けていて、まだ上限額に達していない場合は、前年度の上限額から既交付額を差し引いた金額を限度に続けて申請できるんです。
- 令和7年1月1日〜令和8年3月31日に婚姻届受理
- 申請時に夫婦双方の住民票が補助対象住宅にある
- 婚姻日時点で夫婦ともに39歳以下
- 夫婦合算所得が500万円未満(奨学金返済額を控除可)
- 七戸町に居住する意思あり
- 夫婦ともに市町村税の滞納なし
- 過去に同様の補助金を受給していない
実際にいくらもらえるのか、もう少し詳しく教えてもらえますか?
まず補助の上限額から見ていきましょう。夫婦の年齢によって2段階に分かれています。
| ケース | 上限額 |
|---|
| 夫婦ともに29歳以下 | 最大60万円 |
| 夫婦どちらかが30〜39歳 | 最大30万円 |
| 継続補助世帯 | 前年度上限額 − 既交付額 |
対象になる費用はどんなものですか?全部の引越し費用がOKというわけでもないですよね?
そうですね。補助対象経費は3種類あります。まず引越し費用で、これは引越し業者への支払い費用が対象です。自力で引越ししてもそれは対象外になります。次に住宅賃借費用で、賃貸契約に関わる費用、具体的には敷金・礼金・仲介手数料・家賃などが該当します。そしてリフォーム費用で、住居の改修工事に関わる請負契約費用ですね。
七戸町の場合、この補助金自体は引越し・賃貸・リフォームの3種類が対象です。ただ先ほど触れた「ナナイロぐらしマイホーム補助金」という別制度が住宅取得に対応しているので、両方の制度をうまく使うと総合的に手厚い支援が受けられますよ!
上手く組み合わせれば、かなりの支援が受けられるんですね!
そうです!ただし補助金の金額は実費が上限というわけではなく、先ほどの上限額の範囲内で実際に支払った経費が対象になります。29歳以下の夫婦が引越し代20万円・家賃初期費用15万円・リフォーム費10万円使った場合は、合計45万円が申請対象になるイメージですね。
なるほど。申請する際の期間はいつからいつまでですか?
令和7年4月1日から令和8年3月31日の間に支払った経費が対象で、申請もこの期間内に行う必要があります。2025年1月〜3月に婚姻した方は要件を満たしていますが、4月1日以降に支払った経費から申請対象になる点に注意してください。
七戸町結婚新生活支援補助金 申請フロー図
申請先は七戸町企画調整課で、直接持参か郵送で申請書と必要書類をまとめて提出します。申請書類が受理されたあと審査が行われて、交付決定通知書が発行される流れです。
書類は「共通書類」と「費用の種類別書類」に分かれています。共通書類は申請者全員が提出するもので、申請書本体、婚姻後の戸籍謄本の写し、夫婦の所得証明書の写しがベースになります。
| 書類の種類 | 必要書類 |
|---|
| 共通書類 | 申請書(様式第1号)、婚姻後の戸籍謄本写し、所得証明書写し |
| 奨学金控除希望者 | 貸与型奨学金の返済を確認できる書類の写し |
| 転入者 | 前住所地で取得した税の滞納なし証明書 |
| 引越し費用申請 | 引越しに係る領収書の写し |
| 住宅賃借費用申請 | 賃貸契約書、家賃支払証明書、住居手当支給証明書(様式第2号) |
| リフォーム費用申請 | 工事請負契約書、領収書、着工前後の施工写真 |
転入者は前の住所地でも書類を取る必要があるんですね。少し手間がかかりそう。
そうですね。令和7年1月1日以降に七戸町に転入してきた方は、前の住所地の市区町村で税の滞納のないことを証明する書類を取得してから申請する必要があります。事前に確認しておくとスムーズですよ。
リフォーム費用の申請には施工写真まで必要なんですか!それは忘れそう。
そうなんです!着工前と完成後の写真を撮っておくことが必要で、リフォームが終わってから「写真撮ってなかった!」となっても対応できません。リフォームを実施する前に必ず写真を撮っておくことを忘れないでください!
- 着工前の写真を必ず撮影すること
- 工事請負契約書と領収書は捨てずに保管する
- 工事完了後の写真も忘れずに撮影する
申請について「自分は対象なのか?」迷う人が多そうな疑問を教えてください。
まず「夫か妻のどちらかが40歳の場合は?」という質問です。残念ながら婚姻日時点で夫婦双方が39歳以下という要件があるので、どちらか一方でも40歳以上だと対象外になります。
「所得が500万円を少し超えてしまう場合」はどうなりますか?
1円でも超えると対象外になります。ただ奨学金を返済している場合は年間返済額を所得から引いて計算できるので、所得が500万円をわずかに超えていても、奨学金控除後に500万円未満になれば対象になります。まず企画調整課に相談してみることをお勧めします。
申請時に七戸町に住民票がある状態であればOKです。ただし以前の住所地で同種の補助金を受けていた場合は対象外になるので注意が必要です。転入者は前住所地の税の滞納なし証明書を追加で提出する必要もあります。
令和8年3月31日までが申請期限ですが、審査に時間がかかることもあるので早めの申請をお勧めします。ギリギリだと書類の不備があっても補正が間に合わなくなるリスクがありますね。
| 確認項目 | 内容 |
|---|
| 婚姻届受理期間 | 令和7年1月1日〜令和8年3月31日 |
| 年齢要件 | 婚姻日時点で夫婦ともに39歳以下 |
| 所得要件 | 夫婦合算500万円未満(奨学金控除あり) |
| 補助対象経費期間 | 令和7年4月1日〜令和8年3月31日 |
| 申請期限 | 令和8年3月31日 |
| 問い合わせ先 | 七戸町企画調整課 0176-68-2940 |
七戸町や行政機関が補助金の受取のためにATMを操作するよう案内することは絶対にありません。「補助金を受け取るためにATMへ」「電話で口座番号を教えて」といった連絡があった場合は詐欺です。不審に思ったら七戸町企画調整課(0176-68-2940)や最寄りの警察署に相談してください。
はい!ここまでの内容を表にまとめますね。申請前に必ず公式ページで最新情報を確認してください。
| 項目 | 内容 |
|---|
| 対象者 | 令和7年1月1日〜令和8年3月31日に婚姻した七戸町在住の夫婦(39歳以下) |
| 補助額(29歳以下) | 最大60万円 |
| 補助額(30〜39歳) | 最大30万円 |
| 対象経費 | 引越し費用・住宅賃借費用・リフォーム費用 |
| 申請期間 | 令和7年4月1日〜令和8年3月31日 |
| 申請先 | 七戸町企画調整課(〒039-2792 青森県上北郡七戸町字森ノ上131番地4) |
| 電話番号 | 0176-68-2940 |
| 公式ページ | 七戸町公式サイト 結婚新生活支援事業費補助金 |
結婚前から知っておくと、タイミングよく動けますね。
そうですよ!特にリフォームを予定している方は、着工前の写真撮影を絶対に忘れないでほしいですね。それと奨学金を返済中の方は、所得計算で有利になることがあるので、ぎりぎり500万円を超えているという方でも諦めずに一度問い合わせてみてください。七戸町の企画調整課は移住・定住の相談全般も受け付けているので、ナナイロぐらしマイホーム補助金との組み合わせについてもまとめて聞いてみるとよいですよ。
七戸町には住宅取得を支援する「ナナイロぐらしマイホーム補助金」という別制度もあります。結婚新生活支援補助金(引越し・賃貸・リフォーム対象)との併用が可能なケースもあるため、住宅取得を検討している場合は企画調整課に相談してみましょう。2つの制度をうまく組み合わせることで、より手厚いサポートが受けられます。
あります!七戸町は子育て支援や生活支援に積極的で、さまざまな制度が用意されていますよ。
子育て支援が充実しているんですね。奨学金返還助成もあるのは嬉しいですね。
七戸町は移住者や子育て世代を積極的に支援しているので、ライフプランを立てる際に全体像を把握しておくといいですよ。青森県全体の給付金情報は
こちらの青森県一覧ページでも確認できます。