室谷さん、大阪市に「在宅高齢者日常生活用具給付事業」という制度があると聞いたんですが、具体的にどんな制度なんですか?
これはね、在宅で生活している65歳以上の高齢者の方に、生活に必要な用具を現物給付する大阪市の福祉事業なんですよ!
現物給付!現金じゃなくて実際に物をもらえるってことですか?
そう!大阪市が契約した業者の商品を、対象者の自宅に届けてくれる仕組みです。お金のやり取りじゃなくて、「これあなたに必要でしょ?」って感じで物そのものを給付するんですね。
ほんとに!それ便利ですね。どんな用具がもらえるんですか?
2026年4月1日時点で対象となっているのは、自動消火器と電磁調理器の2種類です。用具の種類によって対象者の要件が違うんですよ。
種類によって条件が違うんですね!気になります。自分の親が対象かどうか、どうやって判断すればいいんですか?
種目別 対象者・費用一覧
対象者の要件を教えてください!まず基本的に65歳以上が必要ってこと?
そうです。まず大阪市内に住所を有する65歳以上の方という共通要件があります。そこからさらに、用具ごとに細かい条件があるんです。
以下のいずれかに該当する方が対象です。
- 低所得(所得税非課税)かつ要介護1〜5の在宅高齢者
- 防火の配慮が必要なひとり暮らし高齢者等
なるほど!要介護認定を受けてる方か、ひとり暮らしで火事のリスクがある方ですね。電磁調理器は?
電磁調理器は少し要件が違って、「防火等の配慮が必要なひとり暮らし高齢者等」が対象になります。ガスコンロを使っていて、火災リスクが心配なひとり暮らしの方向けのイメージですね!
「ひとり暮らし高齢者等」という表現がポイントで、65歳以上の方同士の世帯や、同居人が病弱や要介護状態の場合も含まれるんですよ。厳密には申請時に区の保健福祉センターに確認するのがベストです。
公式ページには「所得税非課税」というのが低所得の定義として明記されています。前年の所得税が非課税であることが要件ですね。
わかりました!それともう一つ聞きたいんですが、費用はどうなるんですか?タダでもらえるんですか?
自動消火器は全額大阪市負担です!ただ電磁調理器は、前年所得税などに応じた費用負担があります。つまり所得が少ないほど自己負担が少なくなる仕組みですね。
電磁調理器だけ一部有料なんですね。なんで違うんですか?
公式には詳しい理由は明かされていませんが、電磁調理器は調理機器として日常的に使えるもので、消火器や警報器と違って生活向上アイテムとしての側面もある、ということかもしれませんね。ただ低所得の方であれば負担はかなり軽減されます。
申請から給付までの流れ
お住まいの区の保健福祉センター保健福祉課に申請書類を提出します!大阪市は24区ありますので、ご自身が住んでいる区の保健福祉センターが窓口になります。
- 窓口: お住まいの区の保健福祉センター保健福祉課
- 開庁時間: 月曜〜金曜 9時00分〜17時30分(毎週金曜は19時まで延長)
- 毎月第4日曜: 開庁(一部業務のみ取扱)
- 問い合わせ先: 大阪市 福祉局 高齢者施策部 地域包括ケア推進課 電話 06-6208-8060
なるほど、区の保健福祉センターに行けばいいんですね。持っていく書類は何ですか?
必要な書類は用具の種類によっても少し違いますが、基本的な流れはこんな感じです。
(様式2)同意書(身体状況・介護認定状況・世帯全員の課税状況閲覧への同意)
そうなんです!申請書と同意書が基本ですし、様式はすべて大阪市の公式ページからダウンロードできます。もちろん区の保健福祉センターでもらうこともできますよ。
実は一部の申請については大阪市行政オンラインシステムでの受付も可能なんです!ただし利用者IDと電子署名が必要で、マイナンバーカードとカードリーダーが必要になります。窓口申請のほうが手軽な場合も多いので、状況に応じて選んでください。
30日以内に決定が出るんですね。早くて助かりますね!
そうですね。決定後は委託業者が自宅まで届けてくれるので、自分で取りに行く必要もないんです!それじゃあ、用具を受け取った後のことも少し聞いておきますか?
給付された用具を受け取ったら、何に気をつければいいですか?
大事なルールがいくつかあります!まず同一の用具は耐用年数を経過するまで再申請できないんです。壊れたからといってすぐ新しいものをもらえるわけじゃないので、大切に使うことが重要ですね。
用具の種類によって異なりますが、詳しい耐用年数は申請時に区の保健福祉センターで確認するのがベストです。具体的な年数は時期によっても変わる可能性があるので。
もう一つ重要なのが、用具の目的外使用・譲渡・売却・貸付けは禁止されていることです。そういった行為があった場合は給付決定が取り消され、費用の全部または一部の返還を求められます。
えっ、それは厳しいですね!プレゼントするのも対象になるんですか?
はい、譲渡はNGです。給付された用具は、対象の本人が使うために給付されたものなので、他の人に渡すのは認められていません。大事に、自分自身のために使ってください!
大阪市や保健福祉センターが、電話や訪問でATM操作を求めたり、現金の振込を求めることは絶対にありません。不審な電話や訪問があった場合は、すぐに警察または大阪市総合コールセンター(06-4301-7285)にご相談ください。
詐欺の被害は怖いですよね。しっかり覚えておきます!次に、よくある疑問をまとめてもらえますか?
この制度についてよくある疑問を教えてもらえますか?まず「自分は対象なのかわからない」という人向けに、判断の仕方を教えてください。
まず大阪市内に住所がある65歳以上かどうかを確認してください。次に、申請したい用具の要件(自動消火器なら要介護認定または防火配慮が必要なひとり暮らし高齢者等、電磁調理器は防火配慮が必要なひとり暮らし高齢者等)を満たしているかチェックです。迷ったら区の保健福祉センターに相談するのが一番ですよ!
以前に一度給付を受けたことがある人は再申請できますか?
同じ用具については、前回の給付日から所定の耐用年数を経過していれば再申請可能です!耐用年数の期間内は申請できないので、気になる方は区の保健福祉センターに確認してみてください。
申請を代理でやってもらうことはできますか?家族が親の代わりに申請する、みたいな感じで。
ご家族や介護者の方が代わりに申請書を提出することは基本的に可能です。ただし、同意書など本人確認が必要な書類も含まれていますので、区の保健福祉センターに事前に確認しておくとスムーズですね。
大阪府内の他の市区町村から大阪市に引っ越してきた場合はどうなりますか?
大阪市内に住所を有することが要件なので、住民票が大阪市内に移っていれば申請できます!引っ越しと同時に住民登録を大阪市に移して、要件を満たしていれば申請可能ですよ。
なるほど!最後に、この制度と似たような制度があると聞いたんですが、大阪市には高齢者向けの他のサービスもあるんですか?
そうなんです!大阪市には高齢者向けのサポートがいくつかあるので、一緒に活用するとさらに生活が充実しますよ。
| 項目 | 内容 |
|---|
| 対象者(共通) | 大阪市内在住の65歳以上の方 |
| 対象用具 | 自動消火器、電磁調理器 |
| 費用 | 自動消火器は無料、電磁調理器は所得に応じた自己負担あり |
| 申請先 | お住まいの区の保健福祉センター保健福祉課 |
| 決定期間 | 申請受理後30日以内 |
| 給付方法 | 委託業者が自宅に現物納入 |
| 公式ページ | 大阪市 在宅高齢者日常生活用具給付事業 |
| 用具 | 主な対象者要件 | 費用負担 |
|---|
| 自動消火器 | 低所得(所得税非課税)で要介護1〜5 または ひとり暮らし高齢者等 | 無料 |
| 電磁調理器 | 防火配慮が必要なひとり暮らし高齢者等 | 所得に応じた自己負担あり |
まとめてもらってありがとうございます!この表、わかりやすいですね。
高齢の親御さんや祖父母が大阪市内で在宅生活をしている方は、ぜひ一度区の保健福祉センターに相談してみてください!申請書類も公式ページからダウンロードできますし、意外と手続きはシンプルですよ。
大阪市には他にも高齢者向けのサービスがあるんですよね?
ありますよ!この制度と一緒に活用できる関連制度を見ておきましょう。
いろんな支援があるんですね!日常生活用具の給付と住宅改修を組み合わせれば、在宅でも安全に暮らせそうです。
そうですね!大阪市の高齢者向け制度は複数ありますから、区の保健福祉センターに相談すれば「あなたはこれも使えますよ」って教えてもらえますよ。
これは親の介護を考えている人には本当に役立つ情報ですね。ありがとうございました!
大阪市内の在宅高齢者の方、またはその家族の方はぜひ活用を検討してみてください。不明点は区の保健福祉センターに気軽に相談してくださいね!大阪府内の他の給付金・補助金を探している方は、
大阪府の補助金・給付金一覧もあわせてご確認ください。