島根県の男性不妊検査費助成事業とは

佐藤
編集長
室谷さん、今日は島根県の「男性不妊検査費助成事業」について聞きたいんですけど、これって具体的にどんな制度なんですか?

室谷
代表取締役
島根県が実施している制度で、男性が不妊検査を受けたときの費用の一部を助成してくれるものです!保険適用外の検査費用の7割、最大2万8千円まで助成してもらえます。

佐藤
編集長
えっ、7割!それはかなり大きいですね!

室谷
代表取締役
そうなんです。不妊の原因って実は約半数が男性側にあるといわれているんですけど、現状は女性だけが医療機関に行くケースがすごく多くて。島根県はそこに目をつけて、男性も積極的に検査を受けやすいように費用支援をしているんです。

佐藤
編集長
なるほど、男性側の不妊検査を促進する目的なんですね!対象者は誰なんですか?

室谷
代表取締役
大きく2つの条件があります。まず、法律上の婚姻関係または事実婚関係にある夫婦であること。次に、申請時に島根県内に住所があること。夫か妻のどちらか一方でも島根県内に住んでいれば申請できます!

佐藤
編集長
事実婚でも大丈夫なんですね。それはありがたい。でも「申請時に」島根県内に住所、というのがポイントですか?

室谷
代表取締役
そうです!検査を受けた当時は県外に住んでいたとしても、申請するタイミングで島根県内に住民票があれば申請できます。引っ越してきた人でも使えるというわけです。

佐藤
編集長
柔軟ですね!では、どんな検査が対象になるんですか?

室谷
代表取締役
診察・精液検査・ホルモン検査・超音波検査・染色体検査など、医師が不妊症の診断のために必要と認めた一連の検査が対象です。文書料も対象に含まれます。検査してもらった医療機関に書いてもらう受診等証明書の費用も含めてカウントしてもらえるんです。

佐藤
編集長
へえ、文書料まで!それは地味にありがたいですね。では次に、実際いくらもらえるのか詳しく教えてください!
助成額と計算方法


佐藤
編集長
最大2万8千円って書いてありましたが、具体的にどう計算するんですか?

室谷
代表取締役
シンプルな計算式です。保険適用外の男性不妊検査にかかった自己負担額に10分の7をかけた金額が助成額です。ただし上限が2万8千円なので、それを超える場合は2万8千円が支給されます。

佐藤
編集長
例えば4万円かかったとしたら?

室谷
代表取締役
4万円 × 7/10 = 2万8千円。ちょうど上限ぴったりになります!計算してみると、自己負担額が約4万円を超えると上限が効いてくるんです。
| 保険適用外の自己負担額 | 助成額(7割) | 実際の自己負担 |
|---|---|---|
| 1万円 | 7,000円 | 3,000円 |
| 2万円 | 1万4,000円 | 6,000円 |
| 3万円 | 2万1,000円 | 9,000円 |
| 4万円 | 2万8,000円(上限) | 1万2,000円 |
| 5万円 | 2万8,000円(上限) | 2万2,000円 |

佐藤
編集長
なるほど、これは助かりますね!ちなみに何回でも使えるんですか?

室谷
代表取締役
1子ごとに1回です。第1子の妊娠を目指して検査を受けたら1回、次のお子さんを考えるときにまた受けたら1回、という感じですね。

佐藤
編集長
何子でも使えるのはいいですね。助成額がわかったところで、実際に申請するにはどうすればいいんですか?
申請方法と必要書類


佐藤
編集長
申請の流れを教えてもらえますか?

室谷
代表取締役
まず検査を受けたら、検査が終了した年度内(4月1日から翌年3月31日まで)に申請する必要があります。最寄りの保健所か、松江市に住んでいる方は松江市役所子育て給付課が窓口です!

佐藤
編集長
年度内に、というのがポイントですね。3月に検査したらバタバタしそう。

室谷
代表取締役
そこは救済措置があります!3月中に検査が終わった方に限っては、4月末日まで申請できます。もし書類が揃わないなど間に合わない場合は、事前に各保健所に相談してみてください!
1男性不妊検査を受ける(保険適用外の検査であることを確認)
2受診等証明書(様式第2号)を医療機関に記入・証明してもらう
3申請書(様式第1号)を記入する
4必要書類一式をまとめて最寄りの保健所か松江市役所へ提出(持参または郵送)
5審査後、申請書に記載した口座に助成金が振り込まれる

佐藤
編集長
書類は何が必要ですか?

室谷
代表取締役
主に5種類です。申請書(様式第1号)、医療機関が記入する受診等証明書(様式第2号)、領収書の原本、住民票、そして場合によっては戸籍謄本ですね。
必要書類まとめ(通常の婚姻関係の場合)
- 男性不妊検査費助成申請書(様式第1号)
- 男性不妊検査費助成事業受診等証明書(様式第2号・医療機関記入)
- 医療機関発行の領収書(原本)
- 住民票(夫婦の続柄・戸籍の筆頭者記載、マイナンバーなし)
- 戸籍謄本(住民票で夫婦関係が確認できない場合)

佐藤
編集長
様式って自分で用意するんですか?

室谷
代表取締役
様式第1号と様式第2号は各保健所に置いてあるし、島根県のホームページからダウンロードして印刷することもできます。県外の医療機関で検査する場合は、様式第2号を事前に入手してから医療機関に持参するのがスムーズですよ!

佐藤
編集長
事実婚のカップルの場合は、何か違いはありますか?

室谷
代表取締役
事実婚の場合は申請書の「事実婚関係に関する申立欄」にチェックを入れて、夫婦それぞれの戸籍謄本が必要になります。配偶者がいないことを戸籍で証明する形ですね。
事実婚の方へ 追加書類に注意
- 申請書(様式第1号)の「事実婚関係に関する申立欄」にチェックを入れること
- 夫婦それぞれの戸籍謄本が必要(住民票だけでは不足)
- 通常の婚姻関係よりも書類が増えるため、早めに準備を

佐藤
編集長
わかりました!申請方法がわかったところで、よくある疑問について聞いてもいいですか?
よくある疑問と注意点

佐藤
編集長
検査は島根県内の病院じゃないといけないんですか?

室谷
代表取締役
全然そんなことないです!島根県外の医療機関でも対象になります!ただし、受診等証明書は島根県指定の様式を使う必要があるので、県外の病院に行く場合は事前に様式第2号を最寄りの保健所かホームページで入手してから持参してください。

佐藤
編集長
あー、それは大事な情報ですね!県外の病院に事後で「証明書に記入してください」って頼むのは難しいですし。

室谷
代表取締役
そうなんです。特に東京や大阪の専門クリニックに行く予定の方は要注意です!

佐藤
編集長
ほんとに?マジですか。じゃあ、検査の途中で治療を始めちゃった場合はどうなるんですか?

室谷
代表取締役
良い質問です!検査が終わる前に不妊治療(薬物療法や手術など)を開始した場合は、治療の開始日をもって「検査終了」とみなすルールがあります。タイミング療法はこれに含まれないので注意が必要ですが、体外受精などの治療を先に始めた場合はその時点が検査終了日になる感じです。

佐藤
編集長
なるほど、複雑ですね。でも、助成の対象かどうかは医師の判断によるんですよね?

室谷
代表取締役
そうです。医師が「このタイミングで検査が終了した」と判断する形なので、不安なら医療機関と事前に確認しておくと安心ですよ!
給付金詐欺にご注意ください
- 島根県や保健所がATMでの手続きを求めることは絶対にありません
- 電話で口座番号や暗証番号を聞いてくることもありません
- 「助成金を受け取るために手数料が必要」は詐欺です
- 不審な電話や案内があったら、直接保健所に確認してください

佐藤
編集長
詐欺の注意情報もありがとうございます!では、島根県内でどこで相談できるか教えてください。
申請窓口・相談先

佐藤
編集長
保健所の場所はどこにあるんですか?

室谷
代表取締役
島根県内に8か所あります!住んでいる地域に応じて最寄りの保健所に行けばOKです。松江市に住んでいる方は少し違って、市役所が窓口になるのでご注意を。
申請窓口一覧(保健所・市役所)
- 松江保健所(松江市東津田町1741-3)電話 0852-23-1314
- 雲南保健所(雲南市木次町里方531-1)電話 0854-42-9636
- 出雲保健所(出雲市塩冶町223-1)電話 0853-21-1190
- 県央保健所(大田市長久町長久ハ7-1)電話 0854-84-9820
- 浜田保健所(浜田市片庭町254)電話 0855-29-5552
- 益田保健所(益田市昭和町13-1)電話 0856-31-9546
- 隠岐保健所(隠岐の島町港町塩口24)電話 08512-2-9701
- 島前保健環境課(西ノ島町大字別府字飯田56-17)電話 08514-7-8121
- 松江市役所子育て給付課(松江市末次町86)電話 0852-55-5326 ※松江市民専用

佐藤
編集長
9か所も!島根県内のどこに住んでいても近くにあるんですね。それと、不妊について悩んでいる方が相談できる窓口はありますか?

室谷
代表取締役
あります!「しまね不妊と妊娠・出産相談センター」という専門の相談窓口があって、専門の医師等がメール相談や電話相談、面接相談に対応してくれます。

佐藤
編集長
具体的にどうやって相談するんですか?

室谷
代表取締役
電話なら専用ダイヤル 070-6690-5848 に電話すれば相談できます。受付時間は月曜日から金曜日と第2・第4土曜日の10時から16時まで(年末年始・祝日除く)です。メール相談は専用アドレスもあります。一人で悩まずに使ってほしいですね!

佐藤
編集長
気軽に相談できる窓口があるのは心強いです。費用の話をまとめてもらえますか?
基本情報まとめ
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 助成対象 | 保険適用外の男性不妊検査費用(診察・精液検査・ホルモン検査・超音波検査・染色体検査等) |
| 助成額 | 自己負担額の10分の7(上限2万8千円) |
| 助成回数 | 1子ごとに1回 |
| 対象者 | 申請時に島根県内に住所がある夫または妻(婚姻関係・事実婚どちらも可) |
| 申請期限 | 検査終了年度の3月31日まで(3月中終了の場合は4月末日まで) |
| 申請窓口 | 最寄りの保健所(松江市民は松江市役所子育て給付課) |
| 公式ページ | 島根県公式ページ |

佐藤
編集長
わかりやすくまとめてくれてありがとうございます!まず検査を受けてから、年度内に保健所に申請すればいいんですね。

室谷
代表取締役
そうです!保険適用外かどうかは事前に医療機関に確認しておくと安心です。島根県には男性不妊検査を実施している医療機関の一覧も公式ページに掲載されているので、どこに行けばいいかわからない方は参考にしてみてください。

佐藤
編集長
最後に、島根県の他にも関連する助成制度はありますか?

室谷
代表取締役
はい!島根県では男性不妊検査以外にも不妊・不育に関する助成制度があります。不妊治療の先進医療費助成事業(島根県)では治療費の70%(上限5万円)が助成されます。また不育症検査費用助成事業では、何度も流産を繰り返す方向けに検査費の7割(最大6万円)が助成されます。まずは検査から、そして治療へと段階的に支援が受けられる体制になっているんです!

佐藤
編集長
島根県、手厚いですね!まず男性不妊検査の助成を使って、次のステップも考えられるんですね。それと他の都道府県でも同様の制度を調べている方は島根県の給付金一覧ページもぜひチェックしてみてください!