BCPはつくるだけじゃ足りない?制度の全体像をつかもう!

なぜ「実践」のほうに助成が出るの?

佐藤

佐藤

編集長

室谷さん、今日は「BCP実践促進助成金」の連携型ですね。BCPって防災の計画を立てるやつですよね。それが助成の対象になるなんて、ちょっと意外です!
室谷

室谷

代表取締役

そこがこの助成金の面白いところです。制度の概要には、BCPは作成しただけでは実効性がなく、実践に必要な物品を設置・備蓄しておくことが必要だと書かれています。
佐藤

佐藤

編集長

計画づくりじゃなくて、モノをそろえるほうにお金が出る、と。
室谷

室谷

代表取締役

ええ。非常食のように、備蓄しておくべき基本的な物品だけど、平常時の事業活動には必須ではないもの。その設置・備蓄を支援して、BCPの実効性を高めようという設計です。
佐藤

佐藤

編集長

そこが肝なんですね。普段使わないものだから、どうしても後回しになりますから。
室谷

室谷

代表取締役

まさに。令和3年度からは、地震や水害で基幹システムが損傷すると企業活動が困難になるという理由で、基幹システムのクラウド化も、BCPの補完という趣旨なら対象になっています。

「連携型」って何が違うの?

佐藤

佐藤

編集長

単独じゃなくて「連携型」なのはなぜですか?
室谷

室谷

代表取締役

制度にこう書かれています。グループ会社や関連会社など他事業者との共用を想定していない物品・器具・設備なら、使う事業者が自ら単独型で申請してください、と。逆に、共用する前提の備蓄をとりまとめて出すのが連携型です。
佐藤

佐藤

編集長

みんなで使う備蓄だから連携型、というわけですね。
室谷

室谷

代表取締役

そして連携型には大前提があります。中小企業強靱化法に基づく「連携事業継続力強化計画」に申請して、認定を受けていること。ここが最初の関門です。
佐藤

佐藤

編集長

計画の認定が先なんですね。順番を間違えると出遅れます。
室谷

室谷

代表取締役

しかも代表者は認定時と同一であること、参加者も認定時に連携へ参加していること。あとからメンバーを足す、というのは認められていません。
BCP実践促進助成金 連携型の特徴
計画の認定が前提
連携事業継続力強化計画の認定を受けた事業者が対象
備蓄とクラウド化を支援
実践に必要な基本物品の設置・備蓄と、基幹システムのクラウド化
複数事業者で申請
代表者が主体となり、参加者と共同で助成事業を実施する
助成率2分の1以内
上限1,000万円、クラウド化は300万円が別枠の上限

いくらもらえる?補助額と補助率をチェック!

上限1,000万円とクラウド化300万円の関係

佐藤

佐藤

編集長

で、いくら出るんですか? そこが一番気になります!
室谷

室谷

代表取締役

助成率は助成対象経費の2分の1以内。助成限度額は1,000万円です。これはクラウド化を含めた金額です。
佐藤

佐藤

編集長

1,000万円! それは大きいですね。
室谷

室谷

代表取締役

ただ、クラウド化の助成額には別の枠があって、そこは300万円が上限。1,000万円の中にクラウド分が含まれる形です。
佐藤

佐藤

編集長

2分の1だから、経費2,000万円で上限に届く計算になりますね。
室谷

室谷

代表取締役

そのとおりです。クラウド化だけなら経費600万円で300万円、という目安になります。詳しい扱いは公募要領の記載も合わせて確認してください。

下限10万円と助成対象期間の意味

佐藤

佐藤

編集長

逆に、小さい金額だとどうなります?
室谷

室谷

代表取締役

下限額は10万円です。これに満たないと助成が出ないので、備蓄のリストを組むときに足りているか確認してください。
佐藤

佐藤

編集長

少なすぎてもダメなんですね。うっかりしそうです。
室谷

室谷

代表取締役

もう一つ大事なのが助成対象期間。令和8年12月1日から令和9年3月31日までの4か月以内です。
佐藤

佐藤

編集長

4か月! 意外と短い。発注が遅れると間に合いませんね。
室谷

室谷

代表取締役

募集期間も令和8年9月9日から9月15日までと短めです。1週間しかないので、なおさら事前準備がものを言います。
募集から実施までのスケジュール
  1. 令和8年9月9日〜15日
    募集期間
    ポータル上でログインして申請する形式
  2. 令和8年12月1日
    助成対象期間スタート
    設置・備蓄・クラウド化を進められる期間
  3. 令和9年3月31日
    助成対象期間の終了
    4か月以内に完了させる
  4. 対象期間の終了後
    完了報告・完了検査
    代表者を中心に参加者も対応

誰が申請できる?応募資格をひもとく

連携事業継続力強化計画の認定が大前提

佐藤

佐藤

編集長

応募できるのは誰ですか?
室谷

室谷

代表取締役

まず、代表者と参加者のすべてが「連携事業継続力強化計画」に申請し、認定を受けていること。これが連携に関する要件の一番最初に来ます。
佐藤

佐藤

編集長

全員が認定済み、と。けっこう厳しいですね。
室谷

室谷

代表取締役

加えて、代表者は計画の認定時と同一であること、参加者も認定時に連携に参加していることが求められます。それから申請日時点で、代表者と参加者が中小企業者・中小企業団体・個人事業主のいずれかに該当している必要があります。
佐藤

佐藤

編集長

個人事業主でもいけるんですか?
室谷

室谷

代表取締役

いけます。法人か個人かで求められる書類は変わってくるので、そこは募集要項で確認してください。

代表者と参加者の役割分担

佐藤

佐藤

編集長

代表者と参加者は、何が違うんですか?
室谷

室谷

代表取締役

代表者は申請・審査・完了報告・完了検査までを主体となって対応します。さらに参加者と共同で助成事業を実施し、運営・管理の責任も負います。
佐藤

佐藤

編集長

けっこう重い役割ですね。
室谷

室谷

代表取締役

物品や設備の支出負担割合についても、とりまとめて管理する責任があります。参加者側も、審査や交付決定後の完了検査に対応できることが必要です。
佐藤

佐藤

編集長

丸投げはできない、と。たしかに。
室谷

室谷

代表取締役

そして助成対象経費は、代表者と参加者の間での取引ではないこと。ここも外せない条件です。

対象地域はここ!東京都内と首都圏の要件

過半数が都内であることの意味

佐藤

佐藤

編集長

地域の条件がややこしいと聞きました。
室谷

室谷

代表取締役

申請日時点で、代表者と参加者全体の過半数が、東京都内に登記簿上の本店か支店を有していて、都内で実質的に1年以上事業を行っていること。代表者自身は、都内に本店か支店がある必要があります。
佐藤

佐藤

編集長

登記があるだけじゃダメなんですよね?
室谷

室谷

代表取締役

ダメです。単に登記や建物があるだけでなく、客観的にみて都内に根付く形で事業活動が実質的に行われていること。申請書、ホームページ、名刺、看板や表札、電話連絡時の状況、事業実態や従業員の雇用状況から総合的に判断されます。
佐藤

佐藤

編集長

名刺や看板まで見られるんですか! 細かいところまで見るんですね。
室谷

室谷

代表取締役

個人の場合は、開業届を提出して東京都内で営業していることが条件になります。

都内に該当しない場合の道

佐藤

佐藤

編集長

都内の要件を満たさないメンバーがいたら、お手上げですか?
室谷

室谷

代表取締役

そんなことはありません。過半数の要件に該当しない場合は、東京都を除く首都圏、つまり茨城県・栃木県・群馬県・埼玉県・千葉県・神奈川県・山梨県に本店か支店を有していることが条件になります。
佐藤

佐藤

編集長

個人の場合はどうなります?
室谷

室谷

代表取締役

個人なら、開業届を提出して、東京都を除く首都圏の7県で営業していることが条件です。自分のケースがどちらに当たるかは、募集要項で照合してください。
佐藤

佐藤

編集長

ここは申請前に全員で確認したほうがよさそうですね。
対象地域の要件をチェック
代表者と参加者の過半数が都内で1年以上事業を行っている?
はい
都内要件をクリア
代表者は都内に本店か支店が必要
いいえ
東京都を除く首都圏7県の要件を確認
個人は開業届と営業実態が必要

どんな経費が対象?BCP実践用品とクラウド化

対象になるものは何?

佐藤

佐藤

編集長

対象になる経費を教えてください。
室谷

室谷

代表取締役

中心は、BCP対策用品のうち、企業の経済活動に必須とはいえない基本的な物品等の設置・備蓄です。非常食がその代表例として挙げられています。
佐藤

佐藤

編集長

普段は使わない備蓄品、ということですね。
室谷

室谷

代表取締役

もう一つが基幹システムのクラウド化です。地震・水害などでシステムが損傷すると企業活動が困難になるので、BCPの補完という趣旨で実施する場合に対象になります。
佐藤

佐藤

編集長

モノとシステム、両方いけるんですね!
室谷

室谷

代表取締役

ただしクラウド化の助成額の上限は300万円です。物品と合わせて1,000万円が限度、という関係を覚えておいてください。

対象外になるのはどんなとき?

佐藤

佐藤

編集長

逆に、外れるのはどんなケースですか?
室谷

室谷

代表取締役

グループ会社や関連会社など他事業者との共用を想定していない物品・器具・設備は、連携型ではなく、使う事業者が自ら単独型で申請してください。連携型で出しても対象外になります。
佐藤

佐藤

編集長

そこ、うっかりしそうですね(笑)。
室谷

室谷

代表取締役

あとは、代表者と参加者の間での取引になっている経費。これは助成対象経費にならないと明記されています。
佐藤

佐藤

編集長

グループ内の売買はダメ、と。
室谷

室谷

代表取締役

それと下限10万円割れですね。せっかく備蓄をそろえても、助成額が10万円に届かないと助成が出ません。

BCPに必ず書くべき4項目

佐藤

佐藤

編集長

提出するBCPに決まりはありますか?
室谷

室谷

代表取締役

あります。物資名、個数、設置場所、必要な理由を必ず記載してください。この4つがそろって初めて、実践の裏付けが見えます。
佐藤

佐藤

編集長

4項目、メモします!
室谷

室谷

代表取締役

あわせて、連携事業継続力強化計画の認定を受け、その内容に基づいて作成したBCPを提出できることも要件です。計画とBCPがずれていると通りません。
佐藤

佐藤

編集長

計画がベースにあって、その上でBCP、という順番なんですね。腑に落ちました。
対象になるもの・注意したいもの
メリット
  • BCPの実践に必要な基本的な物品等の設置・備蓄
  • 非常食などの備蓄品
  • 基幹システムのクラウド化(BCPの補完として実施する場合)
  • 助成率は2分の1以内、上限1,000万円、下限10万円
×デメリット
  • 他事業者との共用を想定していない物品は単独型で申請
  • 代表者と参加者の間の取引は対象外
  • クラウド化の助成額は300万円が別枠の上限
  • BCPに物資名・個数・設置場所・必要な理由の記載が必須

申請の流れとスケジュールを追いかけよう

電子申請の準備でつまずかないために

佐藤

佐藤

編集長

実際の申請はどう進みますか?
室谷

室谷

代表取締役

まず連携事業継続力強化計画の認定を取ること。計画自体、電子申請システムで受け付けられています。ここが第一歩です。
佐藤

佐藤

編集長

パソコンだけで完結するんですか?
室谷

室谷

代表取締役

電子申請なので、ログインに必要なIDの種類や事前登録の要否は公募要領で要確認です。IDの発行に時間がかかると受付に間に合わないので、9月9日の募集開始前に済ませておくのが安全です。
佐藤

佐藤

編集長

そこでつまずく人がいそうですね。
室谷

室谷

代表取締役

次に、認定内容に基づいてBCPを作り、物資名・個数・設置場所・理由を書き込んで、令和8年9月9日から9月15日の募集期間に申請します。

助成対象期間と事業実施のタイミング

佐藤

佐藤

編集長

申請したら、すぐ買っていいんですか?
室谷

室谷

代表取締役

助成対象期間は令和8年12月1日から令和9年3月31日までの4か月以内です。この期間で設置・備蓄・クラウド化が終わるように組み立ててください。
佐藤

佐藤

編集長

発注して、納品して、設置して、4か月。ぎりぎりですね。
室谷

室谷

代表取締役

完了報告と完了検査もあります。参加者も検査等に対応できるようにしておくこと。ここまで含めて助成事業です。
佐藤

佐藤

編集長

買って終わりじゃないんだ。目からウロコです。
室谷

室谷

代表取締役

対象期間の初日は令和8年12月1日ですから、そこから逆算して発注時期を設計しておいてください。
申請から完了までの流れ
  1. 1
    連携事業継続力強化計画の認定
    代表者と参加者の全員が認定済みであることを確認
  2. 2
    電子申請の準備
    必要なIDや事前登録は公募要領で要確認
  3. 3
    BCPを作成
    物資名・個数・設置場所・必要な理由を必ず記載
  4. 4
    募集期間に申請
    令和8年9月9日から9月15日まで
  5. 5
    審査・交付決定
    参加者も審査に対応できるようにする
  6. 6
    対象期間内に実施
    令和8年12月1日から令和9年3月31日まで
  7. 7
    完了報告・完了検査
    代表者を中心に参加者も対応

審査で見られるポイントと攻略法

実効性が伝わるBCPのつくり方

佐藤

佐藤

編集長

審査で見られるポイントを教えてください!
室谷

室谷

代表取締役

出発点は、その備蓄が実践につながるかどうかです。BCPに物資名・個数・設置場所・必要な理由が書かれているかどうかで、実効性が伝わります。
佐藤

佐藤

編集長

なぜその備蓄が必要なのか、まで書くわけですね。
室谷

室谷

代表取締役

クラウド化なら、不測の事態で基幹システムが損傷したときに企業活動が困難になる、という補完の趣旨に沿っているかが問われます。
佐藤

佐藤

編集長

便利だからクラウド化する、では通らないと。
室谷

室谷

代表取締役

そこはBCPの実践のため、という筋を通してください。連携事業継続力強化計画の内容とBCPがそろっているかも見られます。

つまずきやすい落とし穴

佐藤

佐藤

編集長

やりがちな失敗はありますか?
室谷

室谷

代表取締役

一つは、共用を想定していない物品を連携型で出してしまうケース。これは単独型で申請してください、と明記されています。
佐藤

佐藤

編集長

うっかりしそう(笑)。
室谷

室谷

代表取締役

次に、代表者や参加者が認定時と変わっているケースです。計画の認定時とメンバーが同一でないと、要件を満たしません。役員変更などの扱いは募集要項で確認してください。
佐藤

佐藤

編集長

そこは早めに相談したほうがよさそうですね。
室谷

室谷

代表取締役

あとは経費の下限10万円割れ、対象期間の4か月を超える、代表者と参加者の間の取引になっている。この3つも落とし穴です。

連携型と単独型、どっちを選べばいい?

判断の軸は「共用するかどうか」

佐藤

佐藤

編集長

単独型と迷ったら、どう判断しますか?
室谷

室谷

代表取締役

軸はシンプルです。その物品や設備を、グループ会社や関連会社など他事業者と共用する前提かどうか。
佐藤

佐藤

編集長

みんなで使うなら連携型、自社専用なら単独型、と。
室谷

室谷

代表取締役

制度にも、他事業者との共用を想定していない物品・器具・設備の購入や設置は、使用する事業者が自ら単独型で申請してください、と書かれています。取り違えると対象外になります。
佐藤

佐藤

編集長

ここは迷いやすいところですね。
室谷

室谷

代表取締役

単独型の金額や要件は、この記事で扱った連携型とは別に定められています。判断に迷ったら、公社の03-3251-7889に確認してください。

あわせて使える税制の話

佐藤

佐藤

編集長

助成金以外に、何か支援はありますか?
室谷

室谷

代表取締役

計画の認定には、税制措置や金融支援、補助金の加点といった措置があります。たとえば中小企業防災・減災投資促進税制では、認定を受けた事業者が計画に記載された対象設備を取得し事業の用に供した場合に、**特別償却16%**の措置が受けられます。
佐藤

佐藤

編集長

16%! 助成と合わせて考えると大きいですね。
室谷

室谷

代表取締役

適用には期間の条件があります。令和元年7月16日から令和9年3月31日までの間に認定を受けた事業者が、認定を受けた日から1年を経過する日までに取得等をした場合です。
佐藤

佐藤

編集長

細かい条件は実施要領で確認ですね。助成金と税制、両方見ておく価値があります。
連携型と単独型の使い分け
項目連携型(今回の制度)単独型(共用を想定しない物品)
対象となる物品グループ会社や関連会社など他事業者との共用を想定した物品・器具・設備他事業者との共用を想定していない物品・器具・設備
申請する主体代表者が申請・審査・完了報告・完了検査を主体的に対応使用する事業者が自ら申請
参加者参加者も審査や完了検査に対応できること単独型の要件は公募要領で要確認
前提となる計画連携事業継続力強化計画の認定単独型の計画要件は公募要領で要確認
補助上限と補助率上限1,000万円、助成対象経費の2分の1以内単独型の金額は公募要領で要確認

よくある質問とお問い合わせ

締切が近いけど間に合いますか?

佐藤

佐藤

編集長

今から準備して9月の受付に間に合いますか? 1週間は厳しいですよ(笑)。
室谷

室谷

代表取締役

募集期間は令和8年9月9日から9月15日までです。まず連携事業継続力強化計画の認定が必要なので、それが済んでいないと間に合いません。
佐藤

佐藤

編集長

認定が取れているかどうかが分かれ目ですね。
室谷

室谷

代表取締役

認定済みで、BCPに4項目が書けているなら、窓口に相談しながら準備を進める価値はあります。認定から始める場合は、時間に余裕をもって計画の認定を先に進めておくのが現実的です。

業種や従業員数の縛りはありますか?

佐藤

佐藤

編集長

うちの業種でも対象になりますか?
室谷

室谷

代表取締役

対象業種には、建設業、製造業、電気・ガス・熱供給・水道業、情報通信業、運輸業・郵便業、卸売業・小売業、金融業・保険業、不動産業・物品賃貸業、学術研究・専門・技術サービス業、宿泊業・飲食サービス業、生活関連サービス業・娯楽業、教育・学習支援業、医療・福祉、複合サービス事業、鉱業・採石業・砂利採取業、分類不能の産業などが並んでいます。
佐藤

佐藤

編集長

かなり多くの業種が入っているんですね。従業員数の上限はあるんですか?
室谷

室谷

代表取締役

従業員数の制約はありません。ただし法人・個人の要件として、中小企業者・中小企業団体・個人事業主のいずれかに該当することが必要です。

使途はどう考えればいいですか?

佐藤

佐藤

編集長

申請のときに「使途」みたいな区分はあるんですか?
室谷

室谷

代表取締役

この助成金は、安全・防災対策支援がほしい場合の区分に当たります。自然災害など不測の事態に備える対策への支援、という位置づけです。
佐藤

佐藤

編集長

防災の備蓄やシステムの守りを考えているなら、ぴったりなんですね。
室谷

室谷

代表取締役

ええ。ただし対象になるのは、あくまでBCPの実践に必要な物品等と、補完としてのクラウド化です。目的に沿うかどうかは公募要領で確認してください。

相談窓口はどこですか?

佐藤

佐藤

編集長

分からないことがあったら、どこに聞けばいいですか?
室谷

室谷

代表取締役

この助成金の問い合わせ先は、公益財団法人 東京都中小企業振興公社 企画管理部 設備支援課。電話は03-3251-7889です。
佐藤

佐藤

編集長

計画の認定についても聞けますか?
室谷

室谷

代表取締役

計画の申請に関する相談は、茨城県から山梨県までのエリアなら関東経済産業局 中小企業課、電話は048-600-0394が窓口です。連携型の認定後のフォローアップは中小企業基盤整備機構が行っています。
佐藤

佐藤

編集長

使い分けが必要なんですね。ありがたいです!

申請前の最終チェック

佐藤

佐藤

編集長

最後に、押さえどころをもう一度教えてください。
室谷

室谷

代表取締役

まず連携事業継続力強化計画の認定。メンバーは認定時と同一で、代表者と参加者の過半数が都内で1年以上事業を行っていること、代表者は都内に本店か支店が必要です。
佐藤

佐藤

編集長

認定と地域、両方そろえて、と。
室谷

室谷

代表取締役

金額は、助成率が助成対象経費の2分の1以内、上限が1,000万円、下限が10万円、クラウド化は300万円が別枠の上限。実施は令和8年12月1日から令和9年3月31日までの4か月以内です。
佐藤

佐藤

編集長

期間が短いから逆算が大事ですね。完璧に腑に落ちました!
室谷

室谷

代表取締役

そしてBCPには物資名・個数・設置場所・必要な理由を必ず記載。共用する備蓄なら連携型、共用しないなら単独型。迷ったら03-3251-7889へ。今日はここまでです。
項目内容
制度名令和8年度 第2回BCP実践促進助成金 連携型(R82BCPREN)
実施機関/事業名BCP実践促進助成金(連携型)
助成率助成対象経費の2分の1以内
助成限度額1,000万円(クラウド化を含む。クラウド化の助成額の上限は300万円)
下限額10万円
募集期間令和8年9月9日〜令和8年9月15日
助成対象期間令和8年12月1日〜令和9年3月31日(4か月以内)
対象地域茨城県/栃木県/群馬県/埼玉県/千葉県/東京都/神奈川県/山梨県
問い合わせ先東京都中小企業振興公社 企画管理部 設備支援課 TEL 03-3251-7889
公式URLhttps://www.jgrants-portal.go.jp/subsidy/a0WJ200000CDeTVMA1