「太陽光発電導入拡大等技術開発事業」の第3回公募って何?
そもそも誰が出している公募?

佐藤
編集長
今日は「太陽光発電導入拡大等技術開発事業」の第3回公募。名前が長い!(笑)
室谷: 長いですよね(笑)。正式名称はそのままで、事業番号はP25011です。
佐藤: 番号で管理されてるんですね。
室谷: はい。NEDOやjGrantsで探すときの背番号みたいなもので、P25011で検索すると迷いません。
佐藤: なるほど!
室谷: 出しているのは国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構、通称NEDOです。太陽光発電の研究開発を国の側から後押しする公募です。
募集期間はいつからいつまで?

佐藤
編集長
で、いつからいつまで受け付けるんですか?
室谷: 2026年10月19日から2026年11月25日までです。
佐藤: 1か月ちょっと!
室谷: そうなんです。研究開発の提案書を1か月でまとめるのはなかなか大変なので、早めに動くのが鉄則です。
佐藤: 締切の時刻は何時ですか?
室谷: そこは公募要領で要確認です。日付だけで判断しないでくださいね。提出はe-Radというシステムを使うと実施方針に書かれています。
全国どこからでも応募できる?

佐藤
編集長
対象地域は決まっていますか?
室谷: 全国です。地域の限定はありません。
佐藤: 業種の縛りは?
室谷: jGrantsでは学術研究、専門・技術サービス業として整理されていて、従業員数の上限は「制約なし」とされています。
佐藤: じゃあ大きな会社でも小さな研究室でも土俵に上がれる!
室谷: ええ。ただし実施方針には「原則本邦の企業、大学等の研究機関」で「日本国内に研究開発拠点を有していること」という条件が書かれています。ここは後半で詳しく見ます。
なぜ今、太陽光なの?背景を知りたい!
2050年カーボンニュートラルと46%削減

佐藤
編集長
そもそも、なんで今このタイミングで太陽光なんですか?
室谷: 実施方針の冒頭に背景が書かれています。日本は2020年10月に2050年カーボンニュートラル宣言を出して、2030年度には温室効果ガスを2013年度から46%削減する目標を掲げています。
佐藤: 46%って、かなり大きい!
室谷: 大きいです。その柱が再生可能エネルギーで、中でも太陽光は発電コストが安く、計画から運転開始までのリードタイムが短いという特徴があると書かれています。
佐藤: たしかに屋根に載せられますもんね。
室谷: モジュールの枚数で規模を柔軟に設計できる点も挙げられています。だから性能が上がれば導入量がそのまま伸びる余地がある、という整理です。
第7次エネルギー基本計画では23〜29%!

佐藤
編集長
国としてどのくらい期待しているんですか?
室谷: 2025年2月18日に閣議決定された第7次エネルギー基本計画で、再生可能エネルギーを主力電源として最大限導入する目標が掲げられています。その中で太陽光は**2040年度の電源構成の見通しで23〜29%**を占めるとされています。
佐藤: 23〜29%! すごい数字ですね。
室谷: その規模で入れるなら、効率、耐久性、コスト、リサイクルまで一式で技術を磨く必要が出てきます。だから1本の技術開発ではなく、事業全体が6つの項目に分かれているんです。
佐藤: なるほど、話がつながりました。
「資源循環」まで入っているのが面白い

佐藤
編集長
リサイクルの話まで入っているんですね。
室谷: はい。実施方針には「資源循環型社会の構築の観点を踏まえながら、少ない資源で製造を行い、リサイクルなどを活用して資源の再利用を行っていく」と書かれています。
佐藤: 作って終わりじゃないんだ。
室谷: そこがこの事業の面白いところです。大量導入した後の維持管理と、役目を終えたモジュールの処理まで見据えています。資源制約や地域共生、安定供給、脱炭素にも留意する、という書きぶりですね。
佐藤: 長い目で見た設計!
研究開発項目Ⅰ〜Ⅲをチェック!
項目Ⅰは「次世代型太陽電池」

佐藤
編集長
ここから中身ですね。まず項目Ⅰ。
室谷: 「次世代型太陽電池技術開発」です。結晶シリコン太陽電池を超える次世代型の開発と、使用環境を想定した屋外曝露試験まで行います。補助事業で、NEDO負担率は2/3以内と実施方針に記載があります。
佐藤: 目標の数字は?
室谷: 中間目標が2027年度で、モジュールサイズ250cm2程度以上でモジュール変換効率28%以上、耐久性10年以上(屋内加速試験)。最終目標が2029年度で、同じサイズで30%以上、耐久性20年以上、さらに屋内加速試験と屋外曝露試験6か月以上をクリアする形です。
佐藤: 28%から30%へ、10年から20年へ!
室谷: そして一定条件下での発電コストLCOE14円/kWh以下の見通しを得る、というのが最終目標に入っています。効率だけじゃなくコストまでセットで問われるのがポイントです。
項目Ⅱは「設置場所に応じた」システム

佐藤
編集長
設置場所に応じたって、どういうこと?
室谷: 適地制約を解消して、多様なニーズに応えるための開発です。モジュール側では低コスト化・高効率化・軽量化・高意匠化・難燃化・高耐久化など。加えて設置・施工方法、施工後の維持管理方法まで対象になります。
佐藤: 軽い・燃えにくい・デザイン性、ですか。
室谷: そういう太陽電池が欲しい場所は、屋根だけとは限らないですからね。目標は、中間が2027年度で系統接続の事業化を想定するならLCOE10円/kWh以下を示すこと。最終は2029年度で6か月以上の実証が条件に入ります。
佐藤: 実証しないと終われない。
室谷: オフグリッドを想定する場合は、既存のエネルギー源から太陽光発電に切り替えられることを定量的に示す、という目標になっています。
項目Ⅲは「長期安定電源化」

佐藤
編集長
項目Ⅲは3つも入っていますね。
室谷: (1)ガイドライン整備、(2)スマートO&M技術開発、(3)日射量の高精度予測です。(1)は委託事業で、フレキシブル太陽電池モジュールの設置・施工に関するガイドラインの初版を2025年度、改定版を2027年度に公表します。既存の設計・施工ガイドラインの改定版も2027年度です。
佐藤: ルール作りから、と。
室谷: (2)は補助事業で、運転維持費を10%以上低減する要素技術の開発が2027年度、それをシステム化して市場普及の見通しを定量的に示すのが2029年度。(3)は委託事業で、日射量予測の誤差をRMSEで5%以上低減(2027年度)、最終は10%以上低減(2029年度)です。
佐藤: RMSEって聞き慣れないけど、予測の外れ幅のことですね。
研究開発項目Ⅳ〜Ⅵも見ていこう!
項目Ⅳはリサイクル技術

佐藤
編集長
項目Ⅳ、待ってました。
室谷: 「循環型社会構築リサイクル技術開発」です。(1)太陽電池モジュール分離処理、(2)マテリアルリサイクル、(3)ペロブスカイト太陽電池のリサイクル。ここも委託事業と補助事業(負担率2/3以内)が混在しています。
佐藤: 最終目標がかなり具体的ですね。
室谷: 分離処理は2029年度までに、分離処理コスト2円/W以下、処理量は熱処理方式で20t/日以上、その他の方式で15t/日以上、資源回収率80%以上。加えて対象モジュールの種類を広げる新たな分離処理技術を1件以上確立、です。
佐藤: 数字が全部入っている!
室谷: マテリアルリサイクルは技術を2件以上確立、ペロブスカイトは実証設備を構築して事業化シナリオを定量的に示す、が最終目標です。中間目標には実証プラントの構築完了や設計完了が置かれています。
項目Ⅴは「共通基盤」

佐藤
編集長
共通基盤って、地味だけど大事そう。
室谷: 測定の話です。(1)太陽電池セル・モジュール評価測定基盤技術開発は、室内測定で精度**±0.5%(1σ)以内、屋外環境下で±1.0%(1σ)以内を目指します。標準化や海外主要研究機関との国際整合性も視野に入っています。
佐藤: 測れないと比べられないですもんね。
室谷: その通りで、性能評価技術の標準化に取り組み、導入拡大に向けた課題解決に資するプラットフォームを確立させる、と書かれています。(2)次々世代型太陽電池は、1cm角程度のセルで変換効率30%以上**(2端子、片面入射)が中間、5cm角程度のモジュールで30%以上・耐久性20年以上が最終です。
佐藤: セルからモジュールに育てるんですね。
項目Ⅵは動向調査

佐藤
編集長
最後の項目Ⅵは?
室谷: 「動向調査研究」で、委託事業です。国内外の技術や市場の最新情報を集めて、国際エネルギー機関(IEA)の太陽光発電システム研究協力実施協定(PVPS)などの国際協力プログラムに参画して情報交換を行います。
佐藤: 研究開発じゃなくて調査なんですね。
室谷: 導入事例を踏まえた課題整理や、リサイクル技術の動向調査も入っています。全体の進行はプロジェクトマネージャーが担当していて、実施方針ではNEDO再生可能エネルギー部のチーム長代理・鈴木敦之さんが任命されると書かれています。
佐藤: 体制がはっきりしていると動きやすい!
6つの研究開発項目
次世代型太陽電池からリサイクル、共通基盤、動向調査まで
中間2027年度・最終2029年度
項目ごとに数値目標が設定されている
企業も大学も研究機関も
単独ないし複数で応募できる
補助と委託が混在
項目ごとに実施形態が違う
補助額と負担率はいくら?
上限額は公表されている?

佐藤
編集長
ここが一番気になるところ。いくらもらえるんですか?
室谷: 正直に言いますと、jGrantsのページでは補助上限額が「-」、補助率も空欄なんです。だから公募要領で要確認、が正確な答えです。
佐藤: えっ、ないんですか!
室谷: ないというより、この公募の単位では公表されていない、という状態です。金額を推測して書くのは危険なので、要領で確認してください。
佐藤: じゃあ何が分かっているの?
室谷: 実施方針にはNEDO負担率2/3以内という記載があります。項目ごとに補助か委託かが分かれているので、そこを表にまとめました。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 補助上限額 | 公表なし(jGrants上は「-」)→ 公募要領で要確認 |
| 補助率(負担率) | 研究開発項目Ⅰ〜Ⅳの補助事業はNEDO負担率2/3以内(実施方針の記載) |
| 委託事業の区分 | 項目Ⅲ(1)(3)、項目Ⅳ(3)、項目Ⅴ、項目Ⅵ |
| 補助事業の区分 | 項目Ⅰ、項目Ⅱ、項目Ⅲ(2)、項目Ⅳ(1)(2) |
| 対象地域 | 全国 |
| 募集期間 | 2026年10月19日〜2026年11月25日 |
2/3以内って、どう読めばいい?

佐藤
編集長
「以内」ってことは、2/3ちょうどとは限らない?
室谷: そう読むのが自然です。上限の枠として2/3以内、と書かれている形ですね。実際に適用される負担率は公募要領と採択後の調整で決まるので、提案書では経費の積み上げを丁寧に出すのが安全です。
佐藤: なるほど、盛らずに正直に。
室谷: それと審査項目に「提案の経済性」があります。予算の範囲内で必要経費を適切に計上しているか、他事業との重複がなく妥当な予算規模か、という観点です。負担率を踏まえた自己負担の見通しも一緒に考えておく必要があります。
佐藤: そこ、見られてるんですね。
委託事業と補助事業の違い

佐藤
編集長
委託と補助が混ざっているのはなぜ?
室谷: 実施方針を見ると、項目Ⅲの(1)ガイドライン整備と(3)日射量予測、項目Ⅳの(3)次世代型太陽電池リサイクル、項目Ⅴの共通基盤、項目Ⅵの動向調査が委託事業。一方で項目Ⅰ、Ⅱ、Ⅲ(2)、Ⅳ(1)(2)が補助事業でNEDO負担率2/3以内、という整理です。
佐藤: 同じ事業名でも中で分かれている!
室谷: そうなんです。応募するときは「自分がどの項目の、どの実施形態に出すのか」をはっきりさせないと、提案書の書き方も予算の組み方も変わります。
佐藤: まずそこから、と。
補助事業
- NEDO負担率2/3以内(実施方針)
- 項目Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ(2)・Ⅳ(1)(2)
- 上限額は公募要領で要確認
委託事業
- 項目Ⅲ(1)(3)・Ⅳ(3)・Ⅴ・Ⅵ
- ガイドライン整備や動向調査も含む
- 負担率の記載なし
応募できるのは誰?
企業・大学・研究機関が対象

佐藤
編集長
応募できるのは誰ですか?
室谷: 実施方針の補助要件には、単独ないし複数で補助を希望する、原則本邦の企業、大学等の研究機関、と書かれています。条件は「原則、本邦の企業等で日本国内に研究開発拠点を有していること」です。
佐藤: 日本国内に拠点が必要、と。
室谷: はい。研究開発の実体が国内にあることを見ているわけですね。大学や研究機関も対象として明記されています。
佐藤: 企業と大学が組む形も?
室谷: 「単独ないし複数」なので、連携体制での提案も想定されています。役割分担が明確かどうかは審査項目にも入っています。
個人事業主や中小企業は応募できる?

佐藤
編集長
個人事業主はどうなんですか?
室谷: そこは実施方針に個人事業主という言葉が出てこないので、公募要領で要確認です。jGrants上は従業員数の制約なし、業種は学術研究・専門・技術サービス業として整理されていますが、それだけで判断しないほうがいいです。
佐藤: はい、決めつけない。
室谷: 中小企業についても、本邦の企業という枠に入りうる書き方ですが、研究開発拠点の要件とあわせて要領で確認してください。この公募は代理申請が不可とされているので、自分で出す前提で準備することになります。
佐藤: 代理申請不可、覚えておきます!
国外の企業と組んでもいい?

佐藤
編集長
海外の研究機関と組むのはありですか?
室谷: 条件付きでありです。国外の企業等(大学、研究機関を含む)の特別な研究開発能力や研究施設等の活用、または国際標準獲得の観点から、国外企業等との連携が必要な部分については、連携により実施できる、と書かれています。
佐藤: 全部外注はダメ、と。
室谷: そう読めます。あくまで必要な部分。国内拠点の要件とセットで理解しておくと安全です。
佐藤: なるほど!
対象になる経費・ならない経費
対象になる経費は?

佐藤
編集長
経費の話も知りたいです。
室谷: 残念ながら、この記事で使える一次情報の中には経費の費目リストがありません。だから費目は公募要領で要確認です。
佐藤: そうか、勝手に書けないもんね。
室谷: ただ、事業内容から何にお金がかかるかは見えます。項目Ⅰなら次世代型太陽電池の開発と屋外曝露試験、項目Ⅱならモジュール開発と設置・施工・維持管理方法の開発、項目Ⅳなら実証プラントの構築と検証です。
佐藤: 装置や試験の費用が中心になりそう。
室谷: そのうえで、実施方針の審査項目に「他事業との重複なく妥当な予算規模か」とあります。同じ開発を別の事業と二重取りしていないかは必ず見られます。
注意したい落とし穴

佐藤
編集長
気をつけることは?
室谷: 1つは先ほどの重複。もう1つは、目標が数値で書かれている項目が多いことです。たとえば項目Ⅰなら28%・30%、項目Ⅳなら2円/W・20t/日・80%というように、達成すべき水準がはっきりしています。
佐藤: 曖昧な提案だと落ちる。
室谷: 審査項目の「計画の妥当性」には、達成目標が明確で、企業化を見据えた効率的・効果的な開発スケジュールか、とあります。数値目標とスケジュールをセットで書くのが基本です。
佐藤: 2027年度の中間、2029年度の最終も軸になりますね。
メリット
- 研究開発費の一部をNEDOが負担(補助事業は2/3以内)
- 大学・研究機関も対象
- 全国から応募できる
- 委託事業という選択肢もある
×デメリット
- 経費の費目は公募要領で要確認
- 代理申請ができない
- 審査で企業化計画や予算の妥当性まで問われる
- 2027年度・2029年度の目標設定が前提
審査のポイントと申請の流れ
審査項目は6つ(+要確認が1つ)

佐藤
編集長
審査では何を見られるんですか?
室谷: 実施方針には、i事業の適合性、ii開発の優位性、iii計画の妥当性、iv企業化計画、v実施体制・能力、vi提案の経済性、と並んでいて、vii以降は取得した範囲では切れています。ここは公募要領で要確認です。
佐藤: 6つは見えてる、と。
室谷: 内容も具体的です。適合性は本事業の目的・目標に適合しているか。優位性は開発内容に新規性・優位性があるか。妥当性は達成目標が明確で、企業化を見据えた効率的・効果的な開発スケジュールか。
佐藤: 企業化計画って、研究なのに?
室谷: そこがNEDOらしいところで、事業化のターゲットが明確か、企業化計画が具体的かつ実行性があるか、産業創出効果や売上見通しに実現性があるか、まで問われます。
通る提案の作り方

佐藤
編集長
攻略法はありますか?
室谷: 事業の目的・目標に、自分の提案をどう接続するかを最初に書くことです。実施方針の目的には、日本の太陽電池産業や関連産業の国際競争力強化、資源制約や地域共生といった持続可能性、安定供給、脱炭素への留意が並んでいます。
佐藤: そこに戻るんですね。
室谷: もう1つは体制。役割分担が明確で効率的な体制か、必要な人員・設備・支援体制や関連分野の開発実績を有するか、が見られます。連携提案なら、誰が何をどこまでやるかを表にするのが効きます。
佐藤: 実績も要るんですね。
室谷: そして予算。範囲内で適切に、重複なく、妥当な規模か。ここは地味ですが落とし穴になりやすいところです。
応募はe-Radで

佐藤
編集長
出し方は?
室谷: 実施方針には「対象事業者から、e-Radシステムを用いた公募によって研究開発実施者を選定する」と書かれています。なので実務の提出先はe-Radです。
佐藤: jGrantsじゃないんだ。
室谷: jGrantsは制度情報の確認と検索に使い、応募はe-Rad、という切り分けです。jGrantsのページにも代理申請は不可と書かれています。e-Radの利用者登録や所属機関の確認は時間がかかるので、募集開始前から準備しておくのが安全です。
佐藤: 先に登録!
室谷: あと、同じ事業番号P25011でも「人材育成特別講座」の公募のように別の公募が並んでいます。自分がどれに出すのか、NEDOのページで必ず確認してください。
- 1NEDOのページで公募を確認P25011の第3回公募かを確認する
- 2公募要領を入手費目・様式・締切時刻はここで確認
- 3e-Radの利用者登録所属機関の確認も早めに済ませる
- 4提案書類を作成数値目標・スケジュール・体制・予算をそろえる
- 5e-Radで電子提出2026年11月25日の締切に間に合わせる
- 6審査を経て実施者選定採択後は2027年度・2029年度の目標へ
スケジュールを描く

佐藤
編集長
全体の流れを整理すると?
室谷: 2026年10月19日に募集開始、2026年11月25日が締切。その後は審査を経て実施者選定、という流れです。実施方針の各項目には2027年度の中間目標と2029年度の最終目標が置かれています。
佐藤: 採択されたら2029年度まで走るのか。
室谷: そうです。だから提案書の時点で、2027年度に何を達成し、2029年度に何を示すのかを年次で書けるかが勝負になります。締切から逆算してスケジュールを組み立ててください。
佐藤: なるほど!
- 2026年10月19日募集開始第3回公募の受付開始
- 2026年11月25日応募締切時刻は公募要領で要確認
- 2027年度中間目標各項目の数値目標を達成する節目
- 2029年度最終目標実証・確立・事業化シナリオまで示す
よくある質問と最後のチェック
よくある質問にまとめて答えます

佐藤
編集長
最後に、読者が迷いそうなところを確認させてください。まずは上限額。
室谷: jGrants上は「-」で公表されていません。実施方針では補助事業のNEDO負担率2/3以内が記載されていますが、上限額は公募要領で要確認です。
佐藤: 締切は2026年11月25日で、時刻は要領確認。応募方法はe-Radで代理申請不可。国外企業との連携は必要な部分だけ可能。
室谷: その4点は今日の要点そのものです。あとは自分の提案が6つのどの項目に入るか、補助か委託か、どちらで出すのかを決めること。
佐藤: そこが決まらないと書き始められない!
室谷: まさに。項目が決まれば、中間目標と最終目標の数字も自動的に決まります。そこから逆算すれば提案書の骨格はすぐ組み上がります。
基本情報まとめ

佐藤
編集長
最後に基本情報を一度そろえておきましょう。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 制度名 | 「太陽光発電導入拡大等技術開発事業」の第3回公募 |
| 実施機関 | 国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO) |
| 事業番号 | P25011 |
| 募集期間 | 2026年10月19日〜2026年11月25日 |
| 対象地域 | 全国 |
| 対象業種 | 学術研究、専門・技術サービス業(従業員数の制約なし) |
| 使途 | 研究開発・実証事業 |
| 補助上限額 | 公表なし → 公募要領で要確認 |
| 補助率 | 補助事業はNEDO負担率2/3以内(実施方針) |
| 代理申請 | 不可 |
| 提出方法 | e-Radシステムを用いた公募 |
| 公式URL | https://www.jgrants-portal.go.jp/subsidy/a0WJ200000CDe82MAD |

室谷
代表取締役