募集終了全国対象
普通
準備期間の目安: 約30

令和5年度ロシア・中央アジア地域等情報収集・提供等事業

基本情報

補助金額
2.4億円
補助率: 定額
0円2.4億円
募集期間
2023-02-14 〜 2023-03-07
対象地域日本全国
対象業種分類不能の産業
使途新たな事業を行いたい

この補助金のまとめ

令和5年度ロシア・中央アジア地域等情報収集・提供等事業は、ロシアのウクライナ侵攻以降の激変する地政学環境に対応するため、経済産業省が実施する情報収集・提供事業への補助金です。補助上限額は2億4,000万円、補助率は定額で、①ロシア事業・市場に関する対ロ制裁法令・企業動向等の情報収集・提供、②中央アジア諸国との投資環境整備ネットワーク構築の二つの柱で構成されます。2022年以降、日本企業はロシアビジネスの撤退・縮小と、中央アジアへの転換という困難な判断を迫られており、正確かつタイムリーな情報提供は企業の経営判断に直結する重要課題です。申請者には対ロ制裁関連法令・各国の規制動向・企業動向を継続的かつ正確に収集・分析できる専門体制と、日本企業への迅速な情報発信能力が求められます。ロシア・中央アジア地域の法律・経済・政治に精通したシンクタンク・法律事務所・業界団体等が主な対象機関となります。

この補助金の特徴

1

対ロ制裁対応情報の収集・提供

2022年以降、米国・EU・日本の対ロ制裁は急速かつ複雑化しています。輸出規制・資産凍結・金融制裁・渡航制限等の最新動向を継続的に収集・整理し、日本企業が法令遵守上の判断を下せるよう正確な情報を提供することが本事業の核心的役割です。

2

企業動向の分析・提供

ロシアに進出している国内外企業の撤退・事業縮小・継続の動向分析は、日本企業の経営判断に不可欠です。業種別・企業規模別の動向分析と、日本企業の参考となるケーススタディの提供が求められます。

3

中央アジア投資環境整備ネットワーク

ロシアからの代替投資先として注目される中央アジア諸国(カザフスタン・ウズベキスタン等)の投資環境情報収集と、日本企業・政府機関・現地機関をつなぐネットワーク構築が重要な活動です。

4

定額補助・上限2.4億円の安定支援

補助率定額・上限2億4,000万円という大規模な支援により、継続的な情報収集・分析・発信体制の整備が可能です。専任スタッフの確保・データベース構築・情報発信インフラの整備を包括的に支援します。

5

タイムリーな情報発信体制

対ロ制裁は頻繁に更新・拡張されており、日本企業へのタイムリーな情報発信が不可欠です。ウェブサイト・メールマガジン・セミナー等の多様なチャネルを通じた迅速な情報提供体制の構築が評価されます。

ポイント

対ロ制裁という複雑かつ高速で変化する法規制環境への対応と、中央アジアへの代替投資促進という二つの課題を同時に担う、地政学変化対応型の専門情報サービス事業です。専門性・速報性・継続性の三点が事業の価値を決定します。

対象者・申請資格

法人形態

  • 一般社団法人、公益社団法人等の非営利団体
  • シンクタンク・調査研究機関
  • 業界団体・経済団体
  • 法律事務所・コンサルティング法人(業界団体等の一員として申請する場合)

専門知識・情報収集能力

  • 対ロ制裁関連法令(米国EAR・OFAC制裁・EU制裁・日本輸出管理等)の専門知識
  • ロシア・中央アジアの法律・経済・政治の専門的知識
  • ロシア語・英語での情報収集・分析能力
  • 制裁動向・企業動向の継続的モニタリング体制

情報発信体制

  • 日本企業への情報発信チャネル(ウェブサイト・メールマガジン・セミナー等)
  • 迅速な情報更新・発信が可能なIT体制
  • 多数の企業会員・読者等への情報配信ネットワーク

中央アジア活動

  • 中央アジア諸国での活動実績または活動計画
  • 現地機関・日本大使館・JETROとの連携体制

ポイント

対ロ制裁専門知識と中央アジア地域知識の両方を持つ機関が理想的な申請者です。特に制裁の日本語解説・速報発信能力と、多数の日本企業への情報配信ネットワークの保有が採択の決め手となります。

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申請ガイド

1

情報収集体制の整備計画

対ロ制裁情報(米国・EU・日本)の収集源(公式ウェブサイト・専門誌・現地情報等)と、収集・整理・配信のワークフローを具体的に設計します。更新頻度・発信タイミングの計画も示します。

2

中央アジア活動計画

ロシアビジネスから中央アジアへの転換を支援するための活動(調査・セミナー・ネットワーク構築等)を具体化します。対象国・訪問予定先・連携機関等を明確にします。

3

情報発信インフラの構築計画

日本企業への情報配信に使用するウェブサイト・データベース・メールシステム等のIT基盤整備計画を作成します。既存インフラの活用可能性も検討します。

4

専門人材の確保計画

制裁法務・ロシア語・中央アジア地域の専門スタッフの配置計画を示します。外部専門家(弁護士・コンサルタント等)の活用計画も盛り込みます。

5

申請書類の作成・提出

事業計画書・情報収集・発信計画書・人員配置計画・収支予算書等を作成し、期限内に提出します。

6

採択後の事業管理

定期的な情報発信実績・企業へのリーチ数・セミナー参加者数等の成果指標を管理し、定期報告書に反映します。

ポイント

本補助金の申請準備で最も重要なのは、対ロ制裁情報の継続的な収集・発信体制の具体的な設計です。どの情報源から何をどのような頻度で収集し、どのチャネルで何社の日本企業に届けるかを明確に示すことが採択への近道です。

審査と成功のコツ

制裁法令専門性の証明
米国EAR・OFACリスト・EU制裁規則・日本の外為法輸出規制等の複雑な制裁体系を正確に理解・解説できることを、過去の事例分析・セミナー資料・解説記事等で証明してください。特に日本語での分かりやすい解説能力は希少であり、大きな差別化要素となります。
日本企業への情報リーチ数の提示
現在のメールマガジン読者数・ウェブサイト訪問者数・セミナー参加者数等、既存の情報発信インフラのリーチ規模を具体的に示してください。本補助金で達成する目標リーチ数(例:1,000社以上)も設定し、費用対効果の高さをアピールします。
ロシア語・現地語情報の優位性
日本語・英語では入手困難なロシア語・カザフ語・アゼルバイジャン語での一次情報にアクセスできる能力は、情報収集の質において圧倒的な優位性となります。現地語専門家の確保計画と過去の現地語情報活用実績を具体的に示してください。
速報性と継続性の担保
制裁情報は週単位で変化することがあります。24時間以内の速報発信体制・夜間・休日対応の仕組み・情報更新の自動アラート機能等、速報性を担保する具体的な仕組みを示すことで事業の独自価値を訴求できます。
中央アジアへの転換支援の具体策
ロシアから中央アジアへのビジネス転換を検討する日本企業を対象にした具体的な支援メニュー(現地企業マッチング・投資環境説明会・個別相談等)を示すことで、本事業の政策的価値を高められます。

ポイント

採択の決め手は、対ロ制裁という急速変化する法規制環境を正確かつ迅速に日本企業に届ける専門体制の説得力ある提示です。制裁専門家の確保・情報発信インフラ・既存の企業ネットワークの三点が揃っている機関が高く評価されます。

対象経費

対象となる経費

情報収集費(4件)
  • 専門情報サービス・データベース購読料
  • 現地調査委託費
  • 専門家謝金(弁護士・コンサルタント等)
  • ロシア語・現地語翻訳費
人件費(3件)
  • 情報収集・分析専従スタッフ人件費
  • 制裁法務専門家人件費
  • 中央アジア地域担当者人件費
情報発信インフラ費(4件)
  • ウェブサイト構築・運用費
  • データベースシステム構築費
  • メールマガジン配信システム費
  • 情報管理ツール導入費
セミナー・説明会費(4件)
  • 会場借料
  • 通訳・翻訳費
  • 資料作成費
  • 登壇者謝金
調査・分析費(4件)
  • 企業動向調査費
  • 中央アジア投資環境調査費
  • 制裁影響分析費
  • 報告書作成費
事務局運営費(3件)
  • 通信費
  • 事務用品費
  • 会議費

対象外の経費

対象外の経費一覧(8件)
  • 補助対象期間外に発生した経費
  • 通常の一般管理費(補助対象外部分)
  • 不動産取得・建物購入費
  • 政治活動・宗教活動に係る経費
  • 補助対象外者への報酬・寄附
  • 過大な飲食・接待費
  • 事業専用でない汎用備品・設備
  • 制裁違反に係る経費や法令違反関連費用

よくある質問

Q本補助金が対象とする「対ロ制裁」の範囲はどこまでですか?
A

主に①米国OFAC(海外資産管理局)の制裁リスト・金融制裁、②米国商務省のEAR(輸出管理規則)に基づく輸出規制・ロシアへの輸出禁止品目、③EU理事会規則に基づく制裁措置、④日本の外為法に基づく輸出規制・資産凍結措置が対象です。これらは頻繁に更新・強化されるため、継続的なモニタリングと迅速な情報発信体制が不可欠です。

Qロシアに進出している日本企業を直接支援する補助金ですか?
A

本補助金はロシア・中央アジア地域の情報を収集・提供する機関への補助であり、ロシア進出企業を直接支援するものではありません。情報提供機関が収集・整理した制裁情報やビジネス動向を、間接的に日本企業の経営判断に役立てる仕組みです。ロシア進出企業への直接支援については、経済産業省の別の支援スキームをご確認ください。

Q中央アジア活動は全体の事業の何割程度が想定されますか?
A

事業計画の内容によって異なりますが、本補助金は対ロ制裁情報提供と中央アジア活動の両方を事業の柱として設定しています。対ロ制裁情報の緊急性・重要性を考慮すると、対ロ情報に重点を置きつつ、中央アジア活動も具体的に展開できる計画が求められます。具体的な比率は事業の性格・実施機関の強みに応じて設定し、公募要領の要求内容に沿って調整してください。

Q既存の情報発信事業(メールマガジン等)がある場合、それを活用できますか?
A

既存の情報発信インフラの活用は積極的に推奨されます。既に多数の日本企業へのリーチを持つメールマガジン・ウェブサイト・会員ネットワーク等を本補助金の活動と統合することで、情報発信の効果と効率が大幅に高まります。ただし、補助金で整備・運用するコンテンツと既存コンテンツの区別を明確にし、経費の按分管理を適切に行う必要があります。

Q対ロ制裁情報はいつまで収集・提供が必要ですか?
A

ロシアのウクライナ侵攻が継続している限り、制裁は維持・強化される見込みです。令和5年度の補助金期間(交付決定から令和6年3月31日まで)において継続的な情報収集・発信が求められますが、制裁の長期化を踏まえると、次年度以降も継続的な支援が必要な事業領域です。自立した情報提供事業としてのビジネスモデル構築も中長期的に重要です。

Q現地(ロシア・中央アジア)への渡航は必要ですか?
A

中央アジア部分については現地調査・政府機関訪問のための渡航が想定されます。ロシアについては制裁の影響・外務省の危険情報等を踏まえ、現地渡航は困難な状況です。ロシア関連の情報収集は主にオンライン・文献調査・第三国経由の情報収集が現実的な手段となります。現地渡航が困難な場合の代替的情報収集手段を申請書に明記することをお勧めします。

Q情報の正確性・中立性をどう担保すればよいですか?
A

対ロ制裁情報は政府の公式発表・官報・国際機関の公式文書を一次情報源として活用し、解釈については複数の専門家(弁護士・専門家委員会等)による査読・レビューの仕組みを設けることが重要です。誤情報が企業の法令違反リスクにつながりかねないため、情報の品質管理体制を申請書に明確に示すことで、事業の信頼性と責任体制を訴求してください。

Q他の補助金・助成金と併用できますか?
A

本補助金は経済産業省所管の地政学対応型情報事業補助金であり、他の補助金との組み合わせには以下の点を考慮してください。同一経費への二重補助は禁止されています。外務省の国際情報収集事業や外交シンクタンク支援とは、対象活動(経済・ビジネス情報vs外交・安全保障情報)を明確に分離することで並行活用の可能性がありますが、事前確認が必要です。中小企業庁の海外展開支援補助金とは対象者(企業vs情報提供機関)が異なるため、本補助金を受けた機関が提供する情報・セミナーを中小企業が活用する形での組み合わせは補助金の趣旨に沿います。JETROの調査・情報提供機能との連携は、本補助金の成果をJETROのプラットフォームで広く普及させる形での相乗効果が期待できます。制裁関連の法律相談・コンプライアンス支援については、経済産業省の輸出管理支援事業等との連携も検討に値します。複数事業の組み合わせを検討する場合は、各担当省庁への事前相談を必ず行ってください。

詳細説明

補助金の背景と緊急性

令和5年度ロシア・中央アジア地域等情報収集・提供等事業は、2022年2月のロシアのウクライナ侵攻以降、急速に変化する地政学環境に対応するため設けられた補助金です。米国・EU・日本が相次いで実施した対ロ制裁は、日本企業のロシアビジネスに深刻な影響を与えており、正確でタイムリーな情報提供の必要性が急務となっています。

事業の二本柱

本事業は主に以下の二つの活動で構成されます:

  • 対ロ制裁情報の収集・提供:米国OFAC・EAR、EU制裁規則、日本の外為法に基づく輸出管理等の制裁関連法令の最新動向収集と日本企業への情報発信
  • 企業動向の収集・分析:ロシア市場からの撤退・縮小・継続の企業動向分析と、日本企業の参考となる情報提供
  • 中央アジア投資環境整備:カザフスタン・ウズベキスタン等への代替投資機会に関する情報収集とネットワーク構築

主な活動内容

  • 対ロ制裁の最新動向を日本語でまとめたニュースレター・レポートの発行
  • 制裁関連の日本企業向けセミナー・ウェビナーの開催
  • 中央アジア諸国の投資環境に関する調査・報告書の作成
  • 日本企業と中央アジア企業・政府機関のマッチング支援

補助条件

補助率は定額(全額補助)で補助上限は2億4,000万円です。専任スタッフの確保・情報発信インフラの整備・現地調査活動を包括的に支援できる規模となっています。

申請のポイント

  • 対ロ制裁専門知識(法律・経済両面)を持つ専門家の確保
  • 日本企業への情報発信ネットワーク(既存の読者・会員等)の規模
  • ロシア語での一次情報収集能力
  • 中央アジア地域での活動基盤または活動計画の具体性

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