募集終了全国対象
やや難しい
準備期間の目安: 約60

【一次募集】産業技術実用化開発事業費補助金(サプライチェーン上不可欠性の高い半導体の生産設備の脱炭素化・刷新事業費補助金)_令和3年度補正予算

基本情報

補助金額
150億円
補助率: 1/3
0円150億円
募集期間
2021-12-21 〜 2022-01-14
対象地域日本全国
対象業種製造業
使途設備整備・IT導入をしたい

この補助金のまとめ

令和3年度補正予算で措置された、マイコン・パワー半導体・アナログ半導体の製造設備入替・増設を支援する一次募集です。最大150億円・補助率1/3という大規模支援で、2021年12月21日に公募開始、2022年1月14日締切と短い受付期間が特徴です。2021年12月27日に公募説明会が開催されており、この説明会への参加が申請内容の精度向上に直結します。半導体産業の国内強化という国家的課題に対応する制度であり、一次募集の採択企業は早期に交付決定を受けられるメリットがあります。

この補助金の特徴

1

一次募集限定:2021年12月27日公募説明会

一次募集では2021年12月27日に公募説明会が開催されました。説明会では審査基準・申請様式の詳細・よくある質問への回答が共有されており、参加した企業は申請書の精度向上に大きなアドバンテージを得られます。未参加の場合は説明会資料の入手が重要です。

2

短期集中の申請スケジュール

公募開始が令和3年12月21日、締切が2022年1月14日と約3週間という非常にタイトなスケジュールです。申請書・技術資料・投資計画書等の準備を迅速に行う必要があり、事前の社内調整と書類準備が採択の前提条件です。

3

最大150億円の圧倒的支援規模

1件あたり最大150億円、補助率1/3という国内半導体産業強化のための大型補助です。設備投資額が大きくなるほど補助額も増大するため、複数工場・複数ライン一括での申請が効果的です。

4

マイコン・パワー・アナログ半導体が対象

汎用CPUやメモリではなく、産業用・車載用に不可欠なマイコン・パワー半導体・アナログ半導体の製造設備が対象です。これらは日本の製造業の競争力維持に直結する重要デバイスであり、政策優先度が高い領域です。

ポイント

一次募集の最大の特徴は「早期採択」にあります。二次募集より早く交付決定を受けられるため、設備調達・工事発注のスケジュールを前倒しできます。半導体製造装置の納期が長期化している現状では、一次で採択される時間的メリットは極めて大きいといえます。

対象者・申請資格

対象企業

  • マイコン(MCU)の製造を行う企業または製造予定の企業
  • パワー半導体(SiC/GaNを含む)の製造を行う企業または製造予定の企業
  • アナログ半導体の製造を行う企業または製造予定の企業
  • 国内に製造拠点を有する、または新設する企業

設備要件

  • 既存製造設備の省エネ・脱炭素化対応の入替であること
  • または生産能力増強を目的とした設備増設であること
  • 補助対象設備は製造設備・計測・検査設備等(公募要領で詳細確認要)

その他要件

  • 補助事業実施後の生産計画・供給計画を提出できること
  • 一次募集の公募期間(2022年1月14日まで)内に申請すること

ポイント

一次募集では申請期間が約3週間と極めて短く、設備仕様・投資金額・サプライヤー見積りが確定していないと申請書の作成が困難です。公募開始(2021年12月21日)前から事前準備を進めていた企業が実質的な対象となります。

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申請ガイド

1

Step 1: 公募説明会資料の入手・精読(2021年12月27日開催)

一次募集の公募説明会(2021/12/27)の資料を入手し、審査基準・申請様式・記載上の注意点を徹底的に確認します。説明会参加者から情報収集することも有効です。

2

Step 2: 対象設備の特定と見積取得

補助対象となる製造設備を特定し、メーカー・サプライヤーから概算見積りを取得します。設備のスペック・省エネ効果・生産能力向上の数値化が申請書作成の核心です。

3

Step 3: 技術・事業計画の作成

設備入替・増設の技術的根拠、生産計画(供給量・品種・顧客)、投資回収計画、脱炭素化効果(CO2削減量・エネルギー削減率)を記載した事業計画書を作成します。

4

Step 4: 申請書一式の作成と提出(2022年1月14日締切)

経済産業省・NEDOの指定様式に従い申請書一式を作成し、締切厳守で提出します。

5

Step 5: 審査・採択通知・交付申請

書類審査・ヒアリングを経て採択通知後、速やかに交付申請を行います。一次採択なので早期に交付決定が得られます。

ポイント

2022年1月14日締切は年末年始を挟む非常にタイトなスケジュールです。年末の社内稟議・押印手続き等の社内プロセスを考慮し、実質的な申請書完成目標を12月末に設定することが現実的な対策です。

審査と成功のコツ

半導体の供給安定性への貢献の明確化
近年の半導体不足・サプライチェーン混乱を背景に、国内生産能力の強化が持つ政策的意義を強調します。自社製品の国内外の顧客への供給計画と、増産によるサプライチェーン強靭化への貢献を具体的に示します。
脱炭素化効果の定量的提示
設備入替による消費電力削減量・CO2削減量を現行設備との比較で数値化します。GHG排出削減の達成目標を具体的なKPIとして設定することが審査評価を高めます。
一次募集ならではの準備完成度
申請期間が短いため、投資計画・設備仕様・見積りが完成している状態での申請が他申請者との差別化になります。概算ではなく詳細な積算根拠を示せる企業が有利です。
国内生産・雇用への貢献
設備投資による国内生産拠点の強化、雇用維持・創出効果を数値で示します。国内製造業の空洞化防止という政策目標への貢献を訴えます。
技術ロードマップとの整合性
今回の設備投資が自社の中長期技術・事業戦略のどこに位置づけられるかを示し、単発投資ではなく継続的な国内投資の一環であることをアピールします。

ポイント

一次募集は採択後の交付決定が早い反面、審査のスピードも速くなります。申請書の「読みやすさ」と「数値の正確さ」が短期審査での評価を左右します。グラフ・表を活用した視覚的にわかりやすい申請書作りが採択率を高めます。

対象経費

対象となる経費

製造設備費(4件)
  • マイコン・パワー半導体・アナログ半導体製造装置
  • ウェーハプロセス装置(成膜・リソグラフィ・エッチング等)
  • 後工程装置(ダイシング・ボンディング・モールド等)
  • 省エネ対応の代替製造装置
計測・検査設備費(3件)
  • インラインSEM・TEM等の品質計測装置
  • 電気特性検査装置
  • 外観検査装置
ユーティリティ設備費(3件)
  • 省エネ型空調・クリーンルーム設備
  • 排ガス・廃液処理装置
  • 電力供給・変換設備(高効率型)
附帯工事費(3件)
  • 設備設置工事費
  • クリーンルーム改修工事費
  • 配管・配線工事費
技術開発費(一部)(2件)
  • 設備立上げ・プロセス最適化費用
  • 歩留改善のための技術検証費

対象外の経費

対象外の経費一覧(7件)
  • 土地取得費・建物建設費(補助対象設備の設置場所以外)
  • 汎用事務機器・IT機器(製造と直接関係しないもの)
  • 交際費・接待費
  • 補助事業期間外に発生した費用
  • 他の補助金と重複する費用
  • 通常の消耗品・部品交換費用(設備導入後の維持費)
  • 海外製造ラインへの設備投資

よくある質問

Q一次募集と二次募集、どちらに申請すべきですか?
A

設備投資計画が既に固まっており、早期に交付決定を受けて設備調達・工事発注を進めたい企業は一次募集が有利です。一次の締切(2022年1月14日)は年末年始直後と非常にタイトですが、採択後の交付決定が早いため、製造装置の長納期化が続く現状では時間的メリットが大きいです。一方、追加準備期間が必要な場合や申請書の完成度を高めたい場合は二次募集を選択してください。

Q公募説明会(2021年12月27日)に参加できませんでした。資料は入手できますか?
A

公募説明会の資料はNEDO・経済産業省のウェブサイトで公開されることが一般的です。説明会開催後は速やかに確認し、資料をダウンロードしてください。説明会では申請書の書き方・審査のポイント・よくある質問への回答が示されているため、必ず目を通すことが申請書の品質向上につながります。

Qマイコン・パワー半導体・アナログ半導体以外の半導体製造設備は対象外ですか?
A

本補助金はマイコン・パワー半導体・アナログ半導体に特化した制度です。DRAMやNAND型フラッシュメモリ等の汎用メモリ、最先端ロジック半導体の製造設備は対象外となります。これらは産業・車載・インフラ向けの重要デバイスであり、日本が競争優位性を持つ分野に集中支援するという政策判断によるものです。

Q補助率1/3とはどういう計算になりますか?
A

補助率1/3とは、補助対象経費の3分の1を国が補助し、残りの3分の2を事業者が自己負担する方式です。例えば補助対象経費が300億円の場合、国からの補助額は最大100億円(上限150億円の範囲内)となり、事業者負担は200億円です。自己負担分の資金調達(金融機関借入・自己資金等)も含めた投資計画を事前に検討しておく必要があります。

Q設備の一部が既に発注済みの場合、補助対象になりますか?
A

補助金の交付決定前に発注・契約した設備費用は原則として補助対象外となります。交付決定前の発注は「補助金ありき」での契約ではないため、補助金の趣旨に反するとみなされます。一次募集では交付決定のタイミングが早まるため、その点は有利ですが、申請中に先行発注することは避けてください。

QSiC・GaNパワー半導体の製造設備も対象ですか?
A

はい、SiC(炭化ケイ素)・GaN(窒化ガリウム)を使った次世代パワー半導体の製造設備も対象となります。これらは従来のシリコン半導体より電力変換効率が高く、EV・再生可能エネルギー・産業機器での需要が急増しています。省エネ・脱炭素化に直結する設備として、審査での評価も高くなる傾向があります。

Q中小企業でも申請できますか?支援規模は大企業向けではないですか?
A

中小企業も申請できますが、上限150億円という規模感は大規模投資を前提としています。中小企業の場合でも、設備投資額が大きければ補助額も相応に大きくなります。ただし、補助率1/3なので自己負担(2/3)の資金調達能力が求められます。政府系金融機関(日本政策投資銀行・日本政策金融公庫等)の低利融資と組み合わせた資金計画の検討を推奨します。

Q他の補助金・助成金と併用できますか?
A

本補助金(一次募集)は設備投資への大型補助であるため、他の補助金との組み合わせは費目が重複しない範囲で可能です。例えば、省エネ設備導入に対する「省エネルギー投資促進支援事業費補助金」との重複は原則認められませんが、異なる設備・工程に充てる場合は別途申請できます。また、NEDO・JST等の半導体関連技術開発補助(材料・プロセス研究開発)と組み合わせることで、製造設備投資と並行して技術力強化を図ることができます。税制面では「中小企業投資促進税制」や「カーボンニュートラルに向けた投資促進税制」の適用も同時に検討し、補助金+税制優遇の最大活用を税理士と相談してください。二次募集(ID 65713)が採択不採択にかかわらず、一次募集での採択が最も早期の交付決定につながります。

詳細説明

【一次募集】産業技術実用化開発事業費補助金(半導体生産設備脱炭素化・刷新)令和3年度補正とは

本補助金は、令和3年度補正予算で措置された半導体の国内製造能力強化・脱炭素化を目的とする大型補助制度の一次募集です。マイコン・パワー半導体・アナログ半導体という産業・車載用途に不可欠な半導体の製造設備を入替・増設する国内企業を対象としています。

一次募集の特徴とスケジュール

公募開始:2021年12月21日 / 公募説明会:2021年12月27日 / 申請締切:2022年1月14日

年末年始を挟む約3週間という非常にタイトなスケジュールが一次募集の大きな特徴です。2021年12月27日に開催された公募説明会では、審査基準・申請書作成のポイント・よくある質問への回答が詳しく説明されました。この説明会への参加(または資料入手)が申請書の品質を大きく左右します。

一次募集 vs 二次募集の違い

  • 申請締切:一次は2022年1月14日(年末年始直後)、二次はその後に設定
  • 採択時期:一次採択の方が早期に交付決定を受けられる
  • 準備度:一次は公募説明会(12/27)直後の申請のため、既に設備計画が固まっている企業が実質的な対象
  • 戦略的位置づけ:設備調達・工事発注を早期に進めたい企業は一次、追加準備時間を確保したい企業は二次を選択

対象となる半導体と設備

対象半導体はマイコン(MCU)、パワー半導体(Si/SiC/GaN)、アナログ半導体(電源IC・センサー等)です。これらは自動車・産業機械・家電・インフラ設備に幅広く使われており、近年の半導体不足で国内製造能力の強化が急務となっています。

採択に向けた重要事項

  • 脱炭素化効果の定量化:現行設備との消費電力・CO2排出量の比較数値を明記
  • 供給安定性への貢献:増産により日本の半導体サプライチェーンにどう貢献するかを具体化
  • 投資計画の完成度:設備仕様・見積り・工程表が完成していることが一次申請での強み
  • 国内製造・雇用効果:設備投資による雇用維持・創出の数値化

注意事項

  • 補助金の交付決定前に発注・契約した費用は補助対象外です
  • 申請締切(2022年1月14日)は厳守。年末年始の社内手続きを考慮した準備が必要です
  • 申請後も審査・ヒアリングに備えた追加資料の準備を進めておくことを推奨します

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