募集終了全国対象
非常に難しい
準備期間の目安: 約30

令和3年度産油国等連携強化促進事業費補助金(ロシア等産油・産ガス国投資等促進事業)

基本情報

補助金額
金額未定
補助率: 定額
募集期間
2021-02-17 〜 2021-03-15
対象地域日本全国

この補助金のまとめ

ロシア・中央アジア・コーカサス諸国との経済関係強化を目的とした補助金です。エネルギー自給率の低い日本にとって、石油・天然ガスの安定供給は国家的課題であり、本事業はこれらの資源国への投資環境調査やミッション派遣、セミナー開催等を通じて、日本企業の進出を後押しするものです。補助率は定額で、現地政府との協力関係を有する企業・団体が対象となります。エネルギー関連事業者にとっては、国の後押しを受けて海外展開の足がかりを得られる貴重な機会です。資源外交と企業の海外ビジネスを結びつける戦略的な補助金と位置づけられます。

この補助金の特徴

1

エネルギー安全保障を支える戦略的事業

石油・天然ガスの安定供給確保のため、ロシア等産油・産ガス国との関係強化を国が直接支援します。エネルギー供給源の多角化という国家戦略に基づく補助事業であり、単なる企業支援にとどまらない公共性の高い取り組みです。

2

投資環境調査・企業間交流を包括的に支援

現地の投資環境調査、ミッション派遣、セミナー開催など幅広い活動が補助対象です。調査からビジネスマッチングまで一貫した支援を受けられるため、海外展開のハードルを大幅に下げることができます。

3

定額補助で資金計画が立てやすい

補助率が定額のため、採択されれば事業費の全額が補助される仕組みです。資金面のリスクを最小化しながら海外調査・交流事業に取り組めるのが大きな特徴です。

4

コンソーシアム形式での申請も可能

複数の企業・団体が連携してコンソーシアムを組み、幹事者を中心に事業を推進することが認められています。単独では実施困難な大規模事業も、共同体制で取り組むことが可能です。

ポイント

本補助金はエネルギー安全保障という国策に直結する事業であり、採択のハードルは高いものの、定額補助という手厚い支援を受けられます。現地政府との既存の関係構築が前提条件であるため、実績のある団体が有利です。

対象者・申請資格

組織要件

  • 日本に拠点を有する企業・団体であること
  • 事業を的確に遂行できる組織体制・人員を有すること
  • 事業遂行に必要な経営基盤と資金管理能力を有すること

実績要件

  • ロシア等産油・産ガス国での調査・研究実績があること
  • 現地政府関係機関等と密接な協力関係を有していること

情報収集能力

  • ロシア等産油・産ガス国に進出意欲のある日本企業の情報を保有していること
  • 進出企業のニーズを把握できる十分な情報収集能力を有すること

欠格事項

  • 経済産業省からの補助金交付等停止措置・指名停止措置を受けていないこと

ポイント

応募資格のハードルは非常に高く、現地での調査実績と政府関係機関との協力関係が必須です。新規参入は困難であり、既にロシア・中央アジア地域での事業基盤を持つ団体が事実上の対象となります。

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申請ガイド

1

ステップ1:公募要領の確認と説明会参加

公募要領を熟読し、Skype for businessによるオンライン説明会に参加します。説明会参加には事前登録が必要で、所属組織・担当者名・連絡先を期限までに提出してください。

2

ステップ2:事業提案書の作成

公募要領に基づき事業提案書を作成します。コンソーシアム形式の場合は幹事者を決定し、幹事者名義で提出します。現地での調査計画、ミッション派遣計画、セミナー開催計画などを具体的に記載することが求められます。

3

ステップ3:jGrantsでの電子申請

GビズIDを取得の上、jGrants(補助金申請システム)から電子申請を行います。必要書類を添付し、申請期限までに提出を完了させてください。

4

ステップ4:審査・採択

提出された提案書は経済産業省による審査を経て採択が決定されます。審査では事業遂行能力、現地との関係性、事業計画の妥当性などが評価されます。

5

ステップ5:交付決定・事業実施

採択後、交付決定を受けて事業を開始します。事業期間中は適切な経理処理と進捗管理を行い、事業完了後に実績報告書を提出します。

ポイント

説明会への参加が実質的に必須であり、事前登録の締切が短いため迅速な対応が求められます。事業提案書では現地政府との関係性や過去の実績を具体的に示すことが採択のポイントです。

審査と成功のコツ

現地ネットワークの具体的アピール
審査では現地政府関係機関との協力関係が重視されます。過去の共同プロジェクト実績、MOU締結状況、人的ネットワークなどを具体的に示し、事業遂行能力の高さを証明しましょう。
日本企業のニーズに基づく事業設計
単なる調査ではなく、日本企業の実際の進出ニーズに基づいた事業計画を策定することが重要です。参加企業候補のリストアップや具体的なビジネスマッチング計画を盛り込むことで、事業の実効性をアピールできます。
エネルギー安全保障への貢献を明確化
本補助金の根本目的はエネルギー供給源の多角化です。事業計画において、石油・天然ガスの安定供給にどのように貢献するかを明確に示すことが採択の決め手となります。
コンソーシアムの役割分担の明確化
コンソーシアム形式で申請する場合、各構成員の専門性と役割分担を明確にし、相乗効果を示すことが重要です。ただし幹事者が全業務を再委託することは認められません。

ポイント

採択のカギは「実績」と「具体性」です。ロシア・中央アジア地域での長年の活動実績と、現地政府・日本企業双方とのパイプの太さを具体的エビデンスとともに示すことが最重要です。

対象経費

対象となる経費

調査費(4件)
  • 現地投資環境調査費用
  • 市場調査・分析費用
  • 規制・法制度調査費用
  • 統計データ収集・整理費用
渡航・滞在費(3件)
  • ミッション派遣旅費
  • 現地滞在費
  • 通訳・翻訳費用
イベント開催費(3件)
  • セミナー会場費
  • シンポジウム運営費
  • 企業間交流会開催費用
人件費(2件)
  • 事業従事者の人件費
  • 現地スタッフ雇用費
外注費(3件)
  • 専門家への委託調査費
  • 報告書作成費
  • 広報資料作成費

対象外の経費

対象外の経費一覧(7件)
  • 土地・建物の取得費
  • 汎用的な事務機器・備品の購入費
  • 接待・交際費
  • 補助事業に直接関係のない経費
  • 他の補助金で賄われている経費
  • 間接経費のうち補助対象外と指定されたもの
  • 事業完了後に発生した経費

よくある質問

Qこの補助金は個人事業主でも申請できますか?
A

本補助金は、ロシア等産油・産ガス国での調査・研究実績や現地政府関係機関との密接な協力関係を有する企業・団体等が対象です。応募資格として、事業遂行に必要な組織体制・人員・経営基盤が求められるため、個人事業主が単独で申請するのは事実上困難です。ただし、コンソーシアムの一員として参画することは制度上可能ですので、幹事者となる団体にご相談ください。

Qコンソーシアム形式で申請する場合の注意点は?
A

コンソーシアム形式で申請する場合、幹事者を決定し、幹事者が事業提案書を提出する必要があります。重要な制約として、幹事者が業務の全てを他の構成員に再委託することは認められていません。各構成員の役割分担を明確にし、幹事者が事業全体のマネジメントを担う体制を構築してください。

Q補助率「定額」とは具体的にどういう意味ですか?
A

「定額」とは、採択された事業計画に基づく補助対象経費の全額(100%)が補助される方式です。一般的な補助金のように「対象経費の1/2」「2/3以内」といった自己負担が発生しないため、事業者の資金面の負担が大幅に軽減されます。ただし、補助対象外の経費は自己負担となりますので、事前に対象経費の範囲を確認してください。

Qロシア以外の国も対象に含まれますか?
A

はい、本事業の対象地域はロシアに限定されません。中央アジア(カザフスタン、トルクメニスタン、ウズベキスタン等)およびコーカサス諸国(アゼルバイジャン、ジョージア等)も対象に含まれます。これらの地域は豊富な石油・ガスの埋蔵量を有しており、エネルギー供給源の多角化の観点から重要な戦略的パートナーとして位置づけられています。

Q過去に採択された事業者が再度申請することは可能ですか?
A

公募要領上、過去の採択実績をもって申請を排除する規定はないため、再度の申請は可能です。むしろ、ロシア等産油・産ガス国での活動実績が求められる性質上、継続的に事業を実施してきた団体は、その豊富な実績とネットワークが高く評価される傾向にあります。ただし、毎年度の審査は独立して行われるため、前年度の採択が次年度の採択を保証するものではありません。

Q説明会に参加しないと申請できませんか?
A

公募要領上、説明会への参加が申請の絶対条件とは明記されていません。ただし、Skype for businessが利用できない場合でも概要を共有してもらえる制度があるため、何らかの形で説明会の内容を把握しておくことを強く推奨します。説明会では公募要領の詳細説明や質疑応答が行われるため、提案書作成にあたって重要な情報を得られる機会です。

Q事業期間はどのくらいですか?
A

事業期間は原則として交付決定日から当該年度末(3月31日)までです。令和3年度の事業のため、採択・交付決定後から令和4年3月31日までが実施期間となります。海外での調査やミッション派遣を含む事業のため、スケジュール管理が重要です。採択後速やかに具体的な実施計画を策定し、期間内に全ての活動を完了させる必要があります。

Q他の補助金・助成金と併用できますか?
A

本補助金は経済産業省の産油国等連携強化促進事業の一環であり、同一事業について他の国庫補助金との重複受給は認められません。ただし、事業内容が明確に異なる場合は、JETRO(日本貿易振興機構)の海外展開支援事業や、JICA(国際協力機構)の民間連携事業など、異なる目的の支援制度との組み合わせは検討可能です。また、JOGMEC(石油天然ガス・金属鉱物資源機構)の技術支援や情報提供サービスは補助金ではないため、併用して活用することでより効果的な事業展開が期待できます。なお、地方自治体の海外展開支援助成金については、事業の一部が重複しない範囲で活用できるケースもあるため、事前に経済産業省の担当窓口に確認することを推奨します。

詳細説明

事業の背景と意義

日本のエネルギー自給率は主要先進国の中でも極めて低い水準にあり、石油・天然ガスの大部分を海外からの輸入に依存しています。エネルギー供給源の多角化は、経済安全保障の観点から喫緊の国家的課題です。

本補助金は、ロシア・中央アジア・コーカサス諸国(カザフスタン、トルクメニスタン、ウズベキスタン、アゼルバイジャン等)との経済関係を強化することで、中東依存度の低減とエネルギー供給の安定化を図ることを目的としています。

補助対象となる事業内容

本事業では、以下の活動が補助対象となります。

  • 投資環境調査:対象国における法制度、税制、外資規制、インフラ状況等の調査
  • ミッション派遣:日本企業の現地視察・商談のためのビジネスミッションの組織・派遣
  • セミナー・シンポジウム開催:日本と現地の企業間交流を促進するためのイベント開催
  • 情報提供・マッチング:日本企業と現地企業・政府機関とのビジネスマッチング支援

補助率と補助額

補助率は定額であり、採択された事業計画に基づく経費が全額補助されます。予算規模は年度によって異なりますが、事業の規模と内容に応じた適切な額が交付されます。

応募に必要な実績と能力

本補助金は、一般的な補助金と比較して応募要件が非常に厳格です。特に以下の点が重視されます。

  • ロシア等産油・産ガス国での調査・研究の実施経験
  • 現地政府関係機関との密接な協力関係
  • 日本企業の進出ニーズを把握できる情報収集能力

これらの要件から、対象となるのは長年にわたり同地域で活動実績を持つ専門的な企業・団体に事実上限定されます。

申請手続きの流れ

公募開始後、まずSkype for businessによるオンライン説明会が開催されます(参加には事前登録が必要)。その後、jGrantsシステムを通じて事業提案書を電子申請します。審査は経済産業省通商政策局ロシア・中央アジア・コーカサス室が担当し、提案内容の妥当性と応募者の遂行能力を総合的に評価して採択が決定されます。

活用のポイント

本事業は単発の調査ではなく、投資環境調査からミッション派遣、セミナー開催まで包括的な活動を一体的に実施できる点が強みです。採択団体は、日本企業と現地の橋渡し役として、中長期的なビジネス関係構築のプラットフォームを提供する役割を担います。

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