募集終了全国対象
普通
準備期間の目安: 約30

皮革産業振興対策事業費補助金(団体・グループ向け))

基本情報

補助金額
金額未定
補助率: 2/3
募集期間
2021-01-20 〜 2021-02-19
対象地域日本全国

この補助金のまとめ

皮革産業振興対策事業費補助金(団体・グループ向け)は、経済産業省が皮革関連産業の業界団体及び4社以上で構成される事業者グループを対象に、国際化推進・高付加価値化・環境保全の取り組みを支援する制度です。補助率は2/3以内(基本)または10/10(定額)と手厚く設定されており、7つの細分化された事業メニューから産業課題に最適な施策を選択できます。具体的には、海外情報収集・国際交流、業界内外連携による製品開発、展示会出展・デザインコンテスト、人材育成研修、認知度向上PR、エコレザー推進、非クロム実用化試験など多岐にわたります。中小企業が2/3以上を占めるグループで構成されている必要があり、業界の自主的な改革意欲を重視した制度設計となっています。

この補助金の特徴

1

7つの事業メニューによる包括的支援

本補助金は「国際化推進」と「高付加価値化」「環境保全」の3つの柱の下に7事業が設定されています。海外情報調査から国際交流派遣、業界連携、デザイン促進、人材育成、認知度向上PR、エコレザー開発、非クロム実用化試験まで、皮革産業が直面するあらゆる課題に対応できる体制が整っています。

2

補助率2/3または定額という手厚い支援

基本の補助率が2/3以内、一部事業は10/10(定額)と非常に手厚い設定です。自治体向け補助金(1/2以内)よりも高い補助率が適用されるため、業界団体やグループにとって資金面での負担が軽減され、より積極的な事業展開が可能になります。

3

4社以上のグループでも申請可能

法人格を持つ業界団体だけでなく、皮革関連事業者4社以上で構成されるグループ(法人格不問)からの申請も受け付けています。ただし中小企業が2/3以上を占める必要があり、全参加者が補助事業に携わることが条件です。

4

環境対応型の事業メニューも充実

製革業の環境問題に対応するエコレザー開発・普及促進事業や、排水中のクロム含有率ゼロ化を目指す非クロム実用化試験事業など、SDGsやサステナビリティの観点からも注目される事業メニューが含まれています。

ポイント

自治体向け(ID:65763)と比較して、本補助金は民間の業界団体・グループが直接申請できる点が最大の違いです。補助率も2/3と高く、事業メニューも7つと多彩であるため、皮革業界の事業者にとってはより使い勝手の良い制度です。特に環境対応型の事業メニューは、今後の皮革産業の持続可能性を左右する重要なテーマであり、エコレザー市場の拡大を見据えた戦略的な活用が期待されます。

対象者・申請資格

申請主体の要件

  • 日本に拠点を有する皮革・皮革製品関連の業界団体であること
  • または皮革・皮革製品関連の4社以上で構成される事業者グループであること(法人格不問)
  • グループの場合、中小企業が構成員の2/3以上を占めること
  • 参加する全社が補助事業に携わること

組織運営の要件

  • 本事業を的確に遂行する組織・人員を有していること
  • 事業を円滑に遂行するために必要な経営基盤と資金管理能力を有すること
  • 経済産業省から補助金交付等停止措置・指名停止措置を受けていないこと

グループ申請の追加要件

  • 幹事者(代表者)を決定し、幹事者が提案書を提出すること
  • 幹事者が業務の全てを他者に再委託することは不可
  • 全参加者の同意書と分担事業の誓約書を徴すること
  • 実施体制と分担内容を明確にすること

ポイント

グループ申請の場合、「中小企業が2/3以上」という構成要件が厳格に適用されます。大企業が主導するグループでは申請できない設計であり、中小事業者の自主的な取り組みを後押しする趣旨です。また、全参加者が補助事業に携わる必要があるため、名義だけの参加は認められません。幹事者の選定と役割分担の明確化が、グループ申請成功の第一歩です。

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申請ガイド

1

ステップ1:事業メニューの選定と仲間集め

7つの事業メニューから産業課題に即したものを選定します。グループ申請の場合は皮革関連4社以上(中小企業2/3以上)を集め、幹事者を決定してください。

2

ステップ2:提案書の作成

申請書(様式1)と提案書(様式2)を作成します。事業目的・内容・実施体制・期待成果を具体的に記載し、グループの場合は全参加者の同意書と分担内容の誓約書を準備します。

3

ステップ3:応募書類の提出

電子メール(hikaku@meti.go.jp)、郵送、またはJグランツから提出します。電子メールの件名は「令和3年度皮革産業振興対策事業費補助金申請書」としてください。提出期限は厳守です。

4

ステップ4:審査・採択決定

経済産業省による審査を経て採択が決定されます。質問がある場合は指定期限までにメールで行い、質問の有無にかかわらず連絡先を登録してください。

5

ステップ5:事業実施と精算

交付決定後に事業を実施し、終了後に実績報告書を提出します。100万円以上の請負・委託契約がある場合は実施体制資料の添付が必要です。

ポイント

グループ申請の場合、費用負担のルールが詳細に定められている点に注意が必要です。契約締結はグループ名で行うのが原則で、やむを得ず代表者名や参加者名で行う場合は消費税の仕入控除分が補助対象外となります。立替払の精算方法も規定されているため、事前に経理処理の方法を統一しておくことが円滑な事業運営の鍵となります。

審査と成功のコツ

グループの結束力と役割分担の明確化
グループ申請の場合、参加者全員が実質的に事業に関与する必要があります。各社の強みを活かした役割分担を明確にし、グループとしてのシナジー効果を提案書で示すことが重要です。
国際化と高付加価値化の両輪戦略
海外市場への進出(国際化推進事業)と国内での競争力強化(高付加価値化事業)を組み合わせた提案は、産業振興の観点から高い評価を得やすくなります。海外の最新トレンドを国内の製品開発に活かすストーリーを構築しましょう。
環境対応を競争優位に転換する視点
エコレザー推進や非クロム実用化は、コスト増要因ではなく差別化要因として位置づける提案が効果的です。消費者の環境意識の高まりを追い風に、環境配慮型製品の市場ポテンシャルを示しましょう。
定量的な成果指標の設定
展示会での商談件数、新規取引先数、研修受講者のスキル向上率、エコレザー認証取得率など、具体的な数値目標を設定することで審査時の説得力が大幅に向上します。

ポイント

本補助金は7つの事業メニューが用意されている分、審査側は「なぜその事業メニューを選んだのか」の根拠を重視します。産業の現状分析→課題の特定→事業メニューの選定→期待成果という論理的な流れを提案書で明確に示すことが採択への近道です。過去に採択された業界団体の取り組み事例を参考にすることもお勧めします。

対象経費

対象となる経費

展示会・見本市費(4件)
  • 国内外展示会・見本市への出展料・ブース費
  • 百貨店・セレクトショップでの製品展示費
  • デザインコンテスト開催費
  • 展示用サンプル・カタログ制作費
調査・研究費(4件)
  • 国内外皮革関連産業の情報調査費
  • 海外皮革業界の現地調査費
  • 消費者ニーズ調査費
  • 市場動向分析費
研修・人材育成費(4件)
  • 国内外研修機関への派遣費
  • 研修会・講習会開催費
  • 講師招聘費
  • 研修用教材・資料作成費
広報・PR費(3件)
  • 機関紙・情報誌の発行費
  • インターネット・雑誌・新聞等でのPR費
  • 日本製皮革製品の認知度向上キャンペーン費
環境対応費(3件)
  • エコレザー開発・普及促進に係る費用
  • 非クロム実用化試験・実証費
  • 二酸化炭素排出抑制関連の技術開発費
外注費・委託費(3件)
  • 専門業者への外注費
  • デザイン制作・開発の委託費
  • 調査分析の委託費

対象外の経費

対象外の経費一覧(8件)
  • 旅費(事業に直接関連する派遣費を除く一般的な出張旅費)
  • 会議費
  • 謝金(研修講師以外の一般的な謝金)
  • 備品費(借料及び損料を含む)
  • 補助人件費(人材派遣も含む)
  • 応募書類等の作成費
  • 消費税の仕入控除対象額
  • 再委託先の経費のうち100万円未満で実施体制資料が未提出のもの

よくある質問

Q業界団体ではなく、事業者グループで申請する場合の具体的な要件は何ですか?
A

事業者グループで申請する場合、皮革関連産業を主とする事業者を含めた4社以上で構成され、中小企業基本法で規定する中小企業者数が2/3以上を占める必要があります。法人格の有無は問いませんが、参加する全社が補助事業に携わることが条件です。幹事者(代表者)を決定し、全参加者の同意書と分担事業の誓約書を徴する必要があります。

Q補助率2/3と定額(10/10)の違いは何ですか?どの事業が定額補助になりますか?
A

補助率2/3以内は補助対象経費の3分の2まで国が負担する方式で、残り1/3は自己負担です。定額(10/10)は補助対象経費の全額を国が負担する方式です。どの事業に定額が適用されるかは、各事業の性質と経済産業省の判断によります。最終的な補助率と交付決定額は経済産業省との調整で決定されますので、申請時に確認してください。

Qグループ内の経費負担はどのように処理すればよいですか?
A

契約締結等の経済行為は原則グループ名で行ってください。グループ名で行えない場合は代表者名で行いますが、代表者が当該支出分の消費税の仕入控除を行う場合、その消費税分は補助対象外となります。代表者以外の参加者が経費を支出する場合は、証憑を添付した立替払請求を代表者に行い、代表者から精算する方法を取ってください。

Q環境対応革開発実用化事業と非クロム実用化試験実証事業の違いは何ですか?
A

環境対応革開発実用化事業は、エコレザーの普及促進やCO2排出抑制など、製革業全般の環境対応を広く支援する事業です。一方、非クロム実用化試験実証事業は、排水中のクロム含有率をゼロにすることに特化した技術実証事業で、クロムなめし工程からの転換を目指す取り組みを支援します。前者がより広範な環境対策、後者が特定の技術課題に焦点を当てた事業という位置づけです。

Q自治体向けの補助金(地方皮革産業振興対策事業費補助金)と同時に活用できますか?
A

はい、申請主体が異なるため同時活用が可能です。自治体向け補助金は地方公共団体が申請主体、本補助金は業界団体・グループが申請主体です。同一産地で自治体が需要開拓や技術指導を行い、業界団体がデザイン促進や国際化推進を担当するなど、役割分担による総合的な産地振興策を展開できます。ただし、同一の事業活動に対する二重受給は認められません。

QJグランツでの申請ができない団体はどうすればよいですか?
A

JグランツはGビズIDが必要ですが、設立登記法人及び個人事業主以外の申請者(登記法人ではない実行委員会、組合など)はGビズIDを取得できません。その場合は電子メール(hikaku@meti.go.jp)または郵送での応募が可能です。電子メールの場合は添付ファイルが10MBを超えると受信できないため、ファイル容量の調整か複数回に分けた送付が必要です。

Q他の補助金・助成金と併用できますか?
A

本補助金は経済産業省の予算補助であり、同一事業に対する国の他の補助金との重複受給は原則認められません。ただし、自治体向けの「地方皮革産業振興対策事業費補助金」(ID:65763)とは申請主体が異なるため、同一産地で自治体と業界団体がそれぞれ申請し、役割を分担した総合的な産地振興策を展開することが可能です。また、中小企業庁のものづくり補助金や小規模事業者持続化補助金は個別事業者が対象のため、グループとしての活動と個社の設備投資・販路開拓を棲み分けて活用できます。JETROの海外展開支援事業は、国際化推進事業との相乗効果が期待できる組み合わせです。地方自治体独自の産業振興補助金との併用も、財源の分散化と事業規模の拡大に有効です。

詳細説明

皮革産業振興対策事業費補助金(団体・グループ向け)の概要

本補助金は、経済産業省が皮革関連産業の業界団体及び事業者グループを対象に、国際化推進・高付加価値化・環境保全の取り組みを支援する直接補助制度です。補助率は2/3以内(基本)または10/10(定額)で、7つの事業メニューから選択できます。

国際化推進事業(2事業)

  • 内外情報調査収集等事業:国内外の皮革関連産業情報の調査・収集及び広報事業を行い、情報収集力・発信力の向上と国際化に資する事業です。
  • 国際産業調査交流派遣事業:海外の皮革関連業界を訪問し、技術調査・意見交換・海外展開の可能性調査等を実施して国際化を推進する事業です。

高付加価値化事業(4事業)

  • 皮革産業連携推進事業:業界内外の事業者やデザイナーと連携した製品開発、消費者ニーズ調査、デリバリー効率化など、高付加価値化に資する事業です。
  • 皮革製品デザイン促進事業:国内外の展示会出展、小売店での製品展示、デザインコンテストを通じたPR・販路開拓と高付加価値化に資する事業です。
  • 皮革産業人材育成事業:技術力・知識の向上を目的とした研修の実施や研修機関への派遣により、人材の質を高める事業です。
  • 皮革製品認知度適正化事業:日本製皮革・皮革製品の品質や意匠性の高さをメディアを通じてPRし、認知度向上と高付加価値化に資する事業です。

環境保全事業(2事業)

  • 環境対応革開発実用化事業:エコレザーの普及促進やCO2排出抑制への配慮など、持続可能なものづくりに資する事業です。
  • 非クロム実用化試験実証事業:排水中のクロム含有率ゼロ化を目指し、環境対策経費の削減に貢献する事業です。

応募資格

以下のいずれかに該当する必要があります。

  • 皮革・皮革製品関連の業界団体
  • 皮革・皮革製品関連の4社以上で構成される事業者グループ(法人格不問、中小企業が2/3以上)

グループ申請の場合は幹事者を決定し、全参加者の同意書と分担事業の誓約書が必要です。

補助率・補助額

補助率は2/3以内(基本)または10/10(定額)です。最終的な交付決定額は経済産業省との調整により確定します。

応募方法と提出書類

電子メール・郵送・Jグランツの3つの方法で応募可能です。提出書類は申請書(様式1)、提案書(様式2)、会社概要、直近の財務諸表、グループの場合は全参加者の同意書等です。

経費計上の注意点

外注費・委託費は補助対象ですが、旅費・会議費・謝金・備品費・補助人件費は対象外です。100万円以上の請負・委託契約がある場合は実施体制資料の提出が必要です。グループの場合、契約締結はグループ名で行うのが原則で、代表者名・参加者名で行う場合は消費税の仕入控除分が対象外となります。

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