募集終了全国対象
非常に難しい
準備期間の目安: 約45

令和3年度中央アジア地域等貿易投資促進事業費補助金

基本情報

補助金額
金額未定
補助率: 定額
募集期間
2021-01-28 〜 2021-02-25
対象地域日本全国

この補助金のまとめ

中央アジア地域等貿易投資促進事業費補助金は、経済産業省が所管する補助事業で、中央アジア・コーカサス諸国との間で「投資環境整備ネットワーク」を構築し、両国間の経済関係を深化させることを目的としています。具体的には、ビジネス情報の収集・提供、ビジネスフォーラムの開催、両国企業間のビジネスマッチング事業等が補助対象となります。中央アジア地域は石油、天然ガス、レアメタル・レアアースなどの天然資源が豊富であり、日本のエネルギー安全保障・資源確保の観点から戦略的に重要な地域です。補助率は定額方式で、産業育成・高度技術移転を通じた対象国の産業多角化支援と日本企業の投資促進を両立する事業設計が求められます。

この補助金の特徴

1

投資環境整備ネットワークの構築

中央アジア・コーカサス諸国との間に「投資環境整備ネットワーク」を設立し、継続的な経済関係の基盤を築きます。単発の事業ではなく、持続的なビジネス関係の構築を目指す点が本事業の最大の特徴です。

2

3本柱のビジネス支援活動

(1)ビジネス情報の収集・提供、(2)ビジネスフォーラム等の開催、(3)両国企業間のビジネスマッチング事業の3つの活動を柱としています。情報収集から商談成立まで一気通貫で支援する包括的な仕組みです。

3

定額補助による手厚い支援

補助率は定額方式を採用しており、事業実施に必要な経費の大部分が補助対象となります。海外でのネットワーク構築という投資回収が見えにくい事業に対して、資金面でのリスクを大幅に軽減できます。

4

エネルギー安全保障に直結する戦略事業

中央アジア地域は石油・天然ガス・レアメタル等の資源が豊富であり、本事業は日本のエネルギー安全保障と天然資源確保という国家戦略に直結しています。政策的優先度の高い分野です。

ポイント

本補助金は単なる海外ビジネス支援ではなく、日本の資源安全保障戦略の一環として位置づけられています。中央アジア・コーカサス地域への日本企業の進出を政府が後押しする枠組みであり、現地での投資環境整備からビジネスマッチングまでをカバーする包括的な支援です。この地域でのビジネス展開を検討している企業にとって、政府の後ろ盾を得ながらネットワーク構築できる貴重な機会といえます。

対象者・申請資格

基本資格要件

  • 日本国内に拠点を有する企業・団体等であること
  • コンソーシアム形式の場合は幹事者を選定し、幹事者が事業提案書を提出すること
  • 幹事者が業務の全てを他者に再委託することは不可

事業遂行能力

  • 本事業を的確に遂行する組織体制・人員を有していること
  • 事業を円滑に遂行するために必要な経営基盤と資金管理能力を有していること

地域専門性

  • 中央アジア地域等における調査・研究等を実施した経験を有すること
  • 現地政府関係機関等と密接な協力関係を有していること

情報収集能力

  • 中央アジア地域等に進出意欲のある日本企業等の情報を有していること
  • 日本企業のニーズを把握しうる十分な情報収集能力を有していること

欠格要件

  • 経済産業省からの補助金交付等停止措置又は指名停止措置を受けていないこと

ポイント

一般的な補助金と比べて、地域専門性と情報収集能力に関する要件が厳格です。中央アジア・コーカサス地域での実績と現地政府との協力関係が必須条件となっており、新規参入のハードルは高めです。ただし、コンソーシアム形式を活用すれば、現地ネットワークを持つ団体と日本企業を結びつける形で参画の道が開けます。

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申請ガイド

1

ステップ1:公募要領の確認

経済産業省のHP・jGrantsで公募要領を確認し、事業内容と申請資格を精査します。特に地域専門性と情報収集能力の要件を満たすかどうかを事前に確認してください。

2

ステップ2:説明会への参加

公募期間中にSkype for Businessを使用したオンライン説明会が開催されます。参加希望者は所属組織・部署名、担当者名、電話番号、メールアドレスを期限までに登録する必要があります。説明会で事業内容の詳細や審査ポイントを確認しましょう。

3

ステップ3:事業提案書の作成

公募要領に定められた様式に従い事業提案書を作成します。投資環境整備ネットワークの構築計画、ビジネス情報収集・提供の方法、フォーラム開催計画、マッチング事業の具体策を盛り込みます。

4

ステップ4:申請書類の提出

jGrantsシステムを通じて電子申請を行います。GビズIDプライムアカウントが必要です。

5

ステップ5:審査・採択・交付決定

事業提案の妥当性、実施体制、地域専門性、費用対効果等の観点から審査が行われ、採択後に交付決定を受けて事業を開始します。

ポイント

説明会への参加が事実上必須と考えてください。事前登録制のオンライン説明会で、公募要領には書かれていない審査のポイントや期待される事業内容の詳細が共有されることが多いです。登録期限が公募終了より早いため、早めの対応が必要です。

審査と成功のコツ

中央アジア地域での実績と現地ネットワークの提示
過去に中央アジア・コーカサス諸国で実施した調査・研究・ビジネス支援の実績を具体的に示してください。現地政府関係機関との協力関係を証明する覚書や共同実施の履歴があれば強力なアピール材料となります。
日本企業の進出ニーズの把握力をアピール
中央アジア地域に関心を持つ日本企業のデータベースや、過去のマッチング実績を提示し、情報収集能力の高さを示しましょう。具体的な企業数やマッチング成約件数などの定量データが効果的です。
持続可能なネットワーク構築計画の策定
補助期間中の活動だけでなく、事業終了後もネットワークが自走する持続可能性を示すことが重要です。会費制への移行プランや、現地パートナーとの協力体制の継続性を具体的に説明してください。
互恵的な関係構築の視点
日本側の利益だけでなく、相手国の産業多角化にどう貢献するかという互恵的な視点を盛り込みましょう。相手国政府の開発計画や産業政策との整合性を示すことで、事業の実現可能性と戦略的意義が高まります。

ポイント

本事業の審査では「地域専門性」が最も重視されます。中央アジア・コーカサス地域に関する深い知見と人脈を持つことが大前提であり、その上で日本企業のニーズとのマッチング力を示す必要があります。新規参入者は、既に実績のある団体とのコンソーシアム形成を検討すべきです。

対象経費

対象となる経費

ビジネス情報収集・提供費(4件)
  • 現地市場調査費
  • 投資環境調査費
  • ビジネスレポート作成費
  • データベース構築・運営費
フォーラム・セミナー開催費(4件)
  • 会場費・設営費
  • 講演者・パネリスト謝金
  • 同時通訳費
  • 資料印刷費
マッチング事業費(3件)
  • 企業訪問・商談会アレンジ費
  • 通訳・翻訳費
  • マッチングプラットフォーム運営費
旅費・交通費(3件)
  • 中央アジア・コーカサス諸国への渡航費
  • 現地移動費
  • 国内出張旅費
人件費(3件)
  • プロジェクトマネージャーの人件費
  • 現地コーディネーターの人件費
  • 事務局スタッフの人件費
一般管理費(3件)
  • 事務所維持費
  • 通信費
  • 報告書作成費

対象外の経費

対象外の経費一覧(7件)
  • 土地・建物の取得費
  • 補助事業に直接関係のない飲食費・交際費
  • 補助事業者の経常的な運営経費
  • 交付決定前に発生した経費
  • 他の補助金・委託費等で賄われる経費
  • 個別企業の営業活動に直接帰属する経費
  • 使途不明金・領収書のない支出

よくある質問

Q中央アジア地域等とは具体的にどの国を指しますか?
A

中央アジア・コーカサス諸国を指し、具体的にはカザフスタン、ウズベキスタン、トルクメニスタン、キルギス、タジキスタンの中央アジア5カ国と、アゼルバイジャン、ジョージア(グルジア)、アルメニアのコーカサス3カ国が主な対象です。これらの国々は天然資源が豊富で、日本のエネルギー安全保障上重要な地域として位置づけられています。

Q投資環境整備ネットワークとは何ですか?
A

日本と中央アジア・コーカサス諸国との間に設立する、継続的なビジネス交流の基盤となるネットワークです。ビジネス情報の収集・提供、フォーラムの開催、企業間マッチングなどの活動を通じて、両国間の投資環境を整備し、経済関係の深化を図ります。単発のイベントではなく、持続的な関係構築を目指す仕組みです。

Q個別企業のビジネス活動も補助対象になりますか?
A

本事業はネットワーク構築やフォーラム開催など、公益性の高い活動が対象です。個別企業の営業活動に直接帰属する経費は補助対象外となります。ただし、ビジネスマッチング事業の一環として企業間の商談会をアレンジする費用は対象となり得ます。企業のビジネス展開を間接的に支援する位置づけです。

Q説明会に参加しないと申請できませんか?
A

説明会への参加は申請の必須条件ではありませんが、事実上強く推奨されます。説明会では公募要領の詳細説明に加え、審査で重視されるポイントや期待される事業内容について説明がされることが多く、参加することで提案の質を大幅に高められます。参加にはSkype for Businessでの事前登録が必要です。

Qコンソーシアム形式の場合、参加者の要件はどうなりますか?
A

コンソーシアムの幹事者が上記の申請資格要件を全て満たす必要があります。各参加者は幹事者の責任のもとで事業に参画します。ただし、幹事者が業務の全てを他の参加者に再委託することはできません。各参加者の役割分担と責任範囲を明確にした上で、幹事者が事業提案書を提出する形式となります。

Q過去に中央アジアでの実績がない場合は申請できませんか?
A

申請資格として中央アジア地域等での調査・研究実績と現地政府との協力関係が求められているため、全くの新規参入は困難です。ただし、コンソーシアム形式を活用すれば、既に実績のある団体と組むことで参画の道が開けます。自社の強み(技術力・業界ネットワーク等)と現地実績を持つパートナーの強みを組み合わせる提案が有効です。

Q他の補助金・助成金と併用できますか?
A

本補助金は経済産業省所管の定額補助であり、同一事業に対して他の国庫補助金と重複して受給することはできません。ただし、事業の対象範囲が異なる場合は、JETRO(日本貿易振興機構)の海外展開支援事業や、JICA(国際協力機構)の技術協力プロジェクトとの連携が検討可能です。例えば、本事業で構築したネットワークを活用して、JETROの海外ビジネス支援プログラムに日本企業を紹介するといった相乗効果が期待できます。また、中小企業庁の海外展開支援関連補助金を別事業として活用することも考えられます。併用を検討する場合は、経費の重複がないことを明確にし、事前に各所管官庁に確認することが重要です。

詳細説明

中央アジア地域等貿易投資促進事業費補助金の概要

本補助金は、経済産業省が所管する事業であり、中央アジア・コーカサス諸国(カザフスタン、ウズベキスタン、トルクメニスタン、キルギス、タジキスタン、アゼルバイジャン、ジョージア、アルメニア等)との間で経済関係を深化させることを目的としています。

事業の背景と意義

中央アジア地域は石油、天然ガス、レアメタル・レアアース、ウランなどの天然資源が豊富であり、日本のエネルギー安全保障および天然資源確保の観点から最重要地域の一つです。平成27年の首脳訪問でも経済協力関係強化の必要性が確認されており、政府として継続的に支援している分野です。

事業内容

本事業では以下の3つの柱で活動を展開します。

  • ビジネス情報の収集・提供:中央アジア地域の投資環境、市場動向、規制情報等を収集し、日本企業に提供します。現地の最新ビジネス情報へのアクセスを確保します。
  • ビジネスフォーラム等の開催:日本と中央アジア諸国の政府関係者・企業関係者が一堂に会するフォーラムやセミナーを開催し、相互理解と交流を促進します。
  • ビジネスマッチング事業:日本企業と現地企業のマッチングを実施し、具体的なビジネス案件の創出を支援します。

「投資環境整備ネットワーク」の構築

本事業の核となるのが「投資環境整備ネットワーク」の設立です。このネットワークを通じて、日本と中央アジア地域等との間で継続的なビジネス交流の基盤を構築し、互恵的かつバランスの取れた経済関係の実現を目指します。

申請資格

以下の要件を全て満たす企業・団体等が対象です。

  • 日本国内に拠点を有すること
  • 事業遂行に必要な組織・人員・経営基盤を有すること
  • 中央アジア地域等での調査・研究実績があること
  • 現地政府関係機関と密接な協力関係を有すること
  • 日本企業の進出ニーズを把握する情報収集能力を有すること
  • 経済産業省の停止措置等に該当しないこと

補助率・補助額

補助率は定額方式です。事業規模に応じた補助が行われますが、予算の範囲内での交付となります。

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