募集終了全国対象
普通
準備期間の目安: 約45

水力発電の事業性評価に必要な調査及び設計等を行う事業(令和5年度 新規事業 3次締切分)

基本情報

補助金額
2000万円
補助率: 「補助金のサマリー」参照
0円2000万円
募集期間
2023-06-29 〜 2023-09-27
対象地域日本全国
対象業種電気・ガス・熱供給・水道業
使途新たな事業を行いたい / 災害(自然災害 / 感染症等)支援がほしい / 設備整備・IT導入をしたい

この補助金のまとめ

新エネルギー財団(NEF)が実施する水力発電導入加速化事業の3次締切分です。20kW以上30,000kW未満の水力発電所の新設・リプレイスを対象に、事業性評価に必要な調査・設計費用を補助率1/2で支援します。基本設計を含む場合は最大2,000万円/年、含まない場合は1,000万円/年が上限です。民間事業者・地方公共団体ともに申請可能で、地方公共団体による有望地点調査・公募には定額補助(10/10)も設けられています。3次締切という最終段階にあたり、申請機会を逃さないよう早期の書類準備が不可欠です。再生可能エネルギーの地産地消を推進したい事業者にとって、初期調査コストを大幅に圧縮できる重要な支援策です。

この補助金の特徴

1

補助対象規模

20kW以上30,000kW未満の水力発電所が対象。小規模な農業用水路から中規模河川まで幅広い水力資源を活用したプロジェクトが申請できます。既存設備のリプレイス(更新)も対象に含まれるため、老朽化した水力発電所の刷新にも活用可能です。

2

補助率と上限額の構造

基本設計を含む場合は最大2,000万円/年(補助率1/2)、基本設計を含まない概略設計・事前調査のみの場合は1,000万円/年が上限となります。事業フェーズに応じた柔軟な設計が求められます。

3

地方公共団体向け特例

地方公共団体が有望地点の調査・公募を行う場合は定額補助(補助率10/10)が適用されます。自治体が主体となって地域の水力資源を掘り起こす取り組みを強力に後押しする制度です。

4

作業道整備費の別途補助

調査・設計に伴う作業道の整備費用は本補助とは別途補助の対象となります。山間部の水力地点へのアクセス整備コストも軽減できる点が、他の再エネ補助金と異なる特徴です。

5

3次締切の位置づけ

本公募は3次締切分であり、年度内の最終受付となる可能性があります。採択枠が限られているため、競争率が高まることが予想されます。早期の事業計画策定と申請書類の完成が採択への近道です。

ポイント

3次締切は年度内最終受付の可能性が高く、採択枠が残り少ない状況です。基本設計の有無で補助上限が2倍異なるため、事業フェーズと費用対効果を精査したうえで申請区分を選択することが採択率向上の鍵となります。

対象者・申請資格

申請者区分

  • 民間事業者(法人・個人事業主)
  • 地方公共団体(都道府県・市区町村)
  • 民間事業者と地方公共団体の共同体

対象設備要件

  • 新設または既設のリプレイス(更新)
  • 発電規模:20kW以上30,000kW未満
  • 水力発電所(流込式・調整池式・貯水池式等)

補助対象事業の種別

  • (1)事業性評価調査・設計費補助(民間・自治体共通、補助率1/2)
  • (2)有望地点調査・公募事業費補助(地方公共団体のみ、定額10/10)

地理的要件

  • 国内に立地する水力資源が対象
  • 離島・山間部等の遠隔地も対象範囲に含まれる

ポイント

個人事業主も申請可能ですが、実績・財務基盤の審査があるため、法人格を有する事業者の方が採択されやすい傾向があります。地方公共団体との共同申請は評価が高まる場合があり、地域との連携を検討することをお勧めします。

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申請ガイド

1

Step1:事前調査と対象確認

対象となる水力地点の規模(発電出力20kW以上30,000kW未満)を確認し、新設・リプレイスの区別を明確にします。基本設計を含む申請か否かで補助上限が変わるため、事業計画の全体像を整理しておきます。

2

Step2:公募要領の入手と熟読

新エネルギー財団(NEF)の公式サイトより3次締切分の公募要領・申請様式をダウンロードします。3次締切固有の条件・スケジュールを必ず確認してください。

3

Step3:申請書類の作成

事業計画書・収支計画・調査・設計の実施計画書を作成します。地図や現地写真等の添付資料も事前に準備します。作業道整備費を別途申請する場合は追加書類が必要です。

4

Step4:NEFへの提出

所定の申請期限(3次締切日)までにNEFへ提出します。郵送・持参・電子申請の方法は公募要領で確認してください。

5

Step5:審査・採択通知の受領

書類審査・ヒアリング等を経て採択結果が通知されます。採択後は交付申請・実績報告等の手続きが続きます。

ポイント

3次締切は期限が近いため、申請書類の準備は公募要領入手と同時に着手することが重要です。NEFへの事前相談窓口を積極的に活用し、申請内容の方向性を早期に確認することで手戻りを防げます。

審査と成功のコツ

事業性の定量的根拠を示す
調査・設計の結果として期待される発電量・売電収入・投資回収期間を数値で明示することが重要です。概算でも構わないので、水力地点のポテンシャルを客観的データで裏付けた計画書が採択に有利です。
地域連携・地産地消の観点を盛り込む
地域の水資源を活用した再エネ導入は、地域経済への波及効果が評価されます。地元自治体や農業用水組合との協力関係、地域への電力供給計画を具体的に記載すると審査で高評価を得やすくなります。
リプレイス案件は既設設備の問題点を明確化
既存設備の老朽化状況・維持コスト増大・発電効率低下などの課題を定量的に示すことで、更新の必要性と費用対効果が明確になり、採択理由として説得力が増します。
3次締切ならではの競争を意識した書類品質
3次締切では先行する採択実績が審査基準の参考になる場合があります。1次・2次の採択事例を研究し、それ以上の事業性・実現可能性を示す書類を作成することで差別化が図れます。
作業道整備費の別途申請を忘れずに
調査地点への作業道が必要な場合、別途補助の申請を見落とすケースがあります。トータルコストの削減効果を最大化するため、作業道整備費の申請可否を必ず確認してください。

ポイント

採択事業者の多くは地点調査の精度が高く、発電ポテンシャルを具体的なデータで示しています。3次締切では残り採択枠が少ないため、書類の完成度より「なぜこの地点か」という事業性の説得力が合否を分けると考えてください。

対象経費

対象となる経費

事業性評価調査費(4件)
  • 現地地形・水文調査費
  • 水量・流量データ収集費
  • 地質調査費
  • 環境影響事前調査費
設計費(4件)
  • 概略設計費
  • 基本設計費(上限2,000万円/年適用)
  • 土木構造物設計費
  • 電気・機械設備設計費
有望地点調査費(自治体向け)(3件)
  • 地域内水力資源マッピング費
  • 候補地点スクリーニング費
  • 公募資料作成費
作業道整備費(別途補助)(2件)
  • 調査地点への仮設道路整備費
  • 山林内アクセス路整備費
その他付帯費用(3件)
  • 許認可申請手数料(調査段階)
  • 関係機関協議費用
  • 報告書作成費

対象外の経費

対象外の経費一覧(7件)
  • 水力発電設備本体の建設・購入費
  • 土地取得費・用地補償費
  • 既設設備の維持管理・修繕費
  • 汎用機器・備品の購入費
  • 調査・設計と直接関係しない人件費
  • 補助事業完了後の運転管理費
  • 金融費用(利子・保証料等)

よくある質問

Q3次締切と1次・2次締切の違いは何ですか?
A

申請内容・補助率・対象経費の基本的な条件は同じですが、3次締切は年度内の最終受付となる可能性があり、残り採択予算枠が少ない点が異なります。先行する締切で多くの枠が消化されている場合、競争が激化する傾向があります。申請を検討している場合は、公募要領で予算残額・採択予定件数を確認し、競争状況を把握したうえで書類の完成度を高めることが重要です。

Q基本設計を含む・含まないの判断はどうすれば良いですか?
A

基本設計とは、設備の概要設計(土木・電気・機械の各部門の仕様検討)を指します。概略設計・事前調査のみであれば「含まない」区分(上限1,000万円/年)、基本設計まで実施する場合は「含む」区分(上限2,000万円/年)を選択します。費用規模・事業フェーズ・スケジュールを考慮して判断してください。判断が難しい場合はNEFの相談窓口に確認することをお勧めします。

Qリプレイス(設備更新)も対象になりますか?
A

はい、既設水力発電所のリプレイス(老朽化設備の更新・刷新)も補助対象です。申請の際には既設設備の稼働状況・老朽化の程度・更新による発電効率改善効果を具体的なデータで示すことが重要です。発電規模(20kW以上30,000kW未満)の要件はリプレイス後の計画値で確認してください。

Q個人事業主でも申請できますか?
A

制度上は個人事業主も申請可能ですが、水力発電プロジェクトは事業規模が大きく、財務審査・実績審査において法人に比べて不利になる場合があります。申請前にNEFへ相談し、個人事業主としての申請要件・必要書類を確認することを強くお勧めします。法人設立を検討することで採択可能性が高まるケースもあります。

Q地方公共団体向けの定額補助(10/10)はどのような事業が対象ですか?
A

地方公共団体が自ら地域内の水力発電有望地点を調査し、その結果を民間事業者等に公募(事業者公募)する際の費用が対象です。地点調査費・報告書作成費・公募資料作成費等が含まれます。民間事業者への事業化を促す「呼び水」的な役割を担う補助であり、地域の再エネ導入計画の一環として活用できます。

Q作業道整備費はどのように申請すればよいですか?
A

作業道整備費は本補助事業とは別の補助区分として申請します。公募要領に作業道整備費の補助率・上限・申請様式が別途定められているため、該当する場合は必ず確認してください。調査地点へのアクセス路がない山間部や林地内の地点では、作業道整備費の補助が総コスト削減に大きく寄与します。

Q採択後のスケジュールはどうなりますか?
A

採択・交付決定後、補助事業期間内(通常当該年度内)に調査・設計を実施し、完了後に実績報告書を提出します。NEFによる確認・審査を経て補助金が交付されます。翌年度に向けた設備建設・環境アセスメント等は別途手続きが必要です。年度をまたぐ場合の取り扱いは公募要領で確認してください。

Q他の補助金・助成金と併用できますか?
A

水力発電の事業性評価補助で調査・設計コストを抑えた後、設備建設段階では経済産業省の「再生可能エネルギー発電設備等導入促進補助金」や環境省の「再エネ導入補助」との併用を検討してください。また、農業用水路を活用する場合は農林水産省の農業農村整備事業との連携が可能な場合があります。地方公共団体が申請者の場合は、総務省の地方創生関連交付金と組み合わせることで地域全体の再エネ導入計画を推進できます。なお、同一事業・同一経費への重複補助は禁止されているため、各補助金の対象経費区分を明確に分けて申請することが重要です。省エネ診断(中小企業省エネ診断)を活用して電力需要側の最適化も並行して進めると、事業全体のROIが向上します。

詳細説明

水力発電導入加速化事業(3次締切)とは

本補助金は、新エネルギー財団(NEF)が経済産業省の委託を受けて実施する「水力発電導入加速化事業」の一環で、令和5年度の第3次締切分として公募されたものです。日本の豊富な水力資源を活かした再生可能エネルギーの普及拡大を目的とし、水力発電所の新設・リプレイスに向けた事業性評価段階(調査・設計)を資金面で支援します。

補助の仕組みと金額

補助率は対象経費の1/2以内が基本です。補助上限額は申請内容によって異なります。

  • 基本設計を含む場合:最大2,000万円/年
  • 基本設計を含まない場合(概略設計・調査のみ):最大1,000万円/年
  • 地方公共団体による有望地点調査・公募:定額補助(10/10)
  • 作業道整備費:本補助とは別枠で補助対象

対象となる水力発電所

補助対象となる発電規模は20kW以上30,000kW未満です。この範囲は小水力から中規模水力まで幅広く、農業用水路・砂防ダム・既設ため池・河川等を活用したプロジェクトが含まれます。新設だけでなく、老朽化した既設発電所のリプレイス(設備更新)も対象となるため、既存水力発電事業者にとっても重要な支援制度です。

3次締切の特徴と注意点

令和5年度の本公募は複数回にわたって実施されており、本件は第3次締切分です。3次締切は年度内最後の受付となる可能性があり、残り採択枠が限られています。1次・2次で採択された事業との競争を経た最終段階であるため、申請書類の完成度と事業性の説得力が例年以上に重要になります。

申請者の種別と対象事業

申請できる主体は以下の通りです。

  • 民間事業者(法人・個人事業主)
  • 地方公共団体(都道府県・市区町村)
  • 民間事業者と地方公共団体の共同体

地方公共団体は(1)事業性評価の1/2補助に加え、(2)地域内の有望水力地点を調査・公募する事業費への定額補助(10/10)も活用できます。自治体が旗振り役となって地域の水力資源を掘り起こし、民間事業者への事業化を促す仕組みです。

採択に向けた実務ポイント

採択率を高めるためには、以下の点を申請書類に盛り込むことが効果的です。

  • 水力地点の発電ポテンシャルを示す水文データ・流量データの添付
  • 想定発電量・売電収入・投資回収期間の試算
  • 地元自治体・河川管理者・農業用水組合等との協力関係の明示
  • 環境・景観への配慮事項と対応策の記載
  • 基本設計の有無とその理由(補助上限に直結するため明確な根拠が必要)

補助金活用の流れ

本補助金は調査・設計段階のみを対象としています。採択・交付決定後に調査・設計を実施し、実績報告を提出して補助金が交付されます。調査・設計の成果を踏まえ、次のフェーズである設備建設段階では別途補助金(再エネ導入補助等)の活用を検討することが事業全体のコスト最適化につながります。

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