募集終了全国対象
やや難しい
準備期間の目安: 約60

令和4年度補正 スマート保安導入支援事業費補助金(技術実証支援)_令和5年度_第3回

基本情報

補助金額
5000万円
補助率: 2/3(又は1/2)
0円5000万円
募集期間
2023-06-25 〜 2023-07-19
対象地域日本全国
対象業種製造業 / 電気・ガス・熱供給・水道業
使途研究開発・実証事業を行いたい / 安全・防災対策支援がほしい / 設備整備・IT導入をしたい

この補助金のまとめ

経済産業省が推進するスマート保安の技術実証を支援する補助金(令和4年度補正、令和5年度第3回公募)です。IoT・ビッグデータ・AI・ドローン等の先進技術を活用して産業保安の高度化・効率化を実証する取り組みに、最大5,000万円・補助率2/3(または1/2)を提供します。対象は産業保安法令が適用される設備の保安業務を持つ中小・中堅企業および地方公共団体です。第3回公募という最終段階にあたり、採択枠が限られているため、書類の完成度と実証の具体性が採択を左右します。保安人材不足・老朽化設備増加という業界課題をデジタル技術で解決したい事業者には最適な支援制度です。

この補助金の特徴

1

IoT/AI/ドローン等の先進技術活用が前提

単なるデジタル化ではなく、IoT・ビッグデータ解析・AI・ドローン・AR/VR等の技術を保安業務に適用した技術実証が対象です。保安点検の自動化・異常検知の精度向上・遠隔監視の実現など、従来の保安業務を根本から変革する取り組みが評価されます。

2

補助率2/3(中小企業)と1/2の設定

中小・中堅企業は補助率2/3、その他(大企業・地方公共団体等)は1/2が適用されます。最大5,000万円まで補助を受けられるため、大規模な技術実証・センサーネットワーク構築・AIシステム開発が現実的なコストで実施できます。

3

産業保安法令適用設備が対象範囲

電気事業法・ガス事業法・消防法・高圧ガス保安法等の産業保安法令が適用される設備の保安業務が対象です。電気設備・ガス設備・危険物施設・高圧ガス設備等を管轄する事業者が主な申請者となります。

4

第3回公募の採択環境

令和5年度第3回公募は年度内の最終受付となる可能性があります。先行する第1回・第2回の採択事例が公表されており、それらとの差別化・発展性を示すことが採択の鍵です。

5

実証後の普及・横展開まで視野に

技術実証にとどまらず、実証成果の業界横断的な普及・標準化までを視野に入れた計画が高く評価されます。業界団体との連携や実証成果の公表計画を申請書に盛り込むことで差別化が図れます。

ポイント

第3回公募では先行採択された技術テーマとの重複を避けることが重要です。独自性のある保安課題設定と、従来手法との定量的な比較(コスト削減率・保安精度向上率等)を示した申請書が採択審査で際立ちます。中小企業は補助率2/3の優位性を最大限に活かしてください。

対象者・申請資格

申請者区分

  • 中小企業(補助率2/3)
  • 中堅企業(補助率2/3または1/2、詳細は公募要領で確認)
  • 地方公共団体(補助率1/2)
  • 大企業(補助率1/2)

対象設備・業務要件

  • 電気事業法・ガス事業法・消防法・高圧ガス保安法等の産業保安法令が適用される設備を保有
  • 当該設備の保安業務を自社または委託先が担っていること

技術要件

  • IoT・ビッグデータ・AI・ドローン・AR/VR等のデジタル技術を活用した保安業務の高度化・効率化実証
  • 技術実証であること(既存技術の単純導入は対象外)

実証要件

  • 令和5年度内に実証が完了見込みであること
  • 実証成果の業界普及・横展開計画を有すること

ポイント

「保安業務を持つ」ことが申請要件の核心です。保安業務を外注している場合でも、自社設備の保安責任を負う事業者であれば申請できるケースがあります。産業保安法令の適用範囲の確認と、自社の保安業務の実態を正確に把握したうえで申請資格を判断してください。

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申請ガイド

1

Step1:自社設備の保安法令適用確認

自社が保有・管理する設備に産業保安法令(電気事業法・ガス事業法・消防法・高圧ガス保安法等)が適用されているか確認します。適用される法令と設備種別を申請書に明記します。

2

Step2:保安課題の洗い出しと技術選定

現在の保安業務における課題(人手不足・点検コスト増大・ヒューマンエラー・老朽化対応等)を定量的に整理します。解決に有効なスマート保安技術(IoT/AI/ドローン等)を選定し、実証設計の基本方針を決めます。

3

Step3:実証計画書の作成

技術実証の目的・手順・評価指標(KPI)・実施体制・スケジュールを詳細に設計します。「現状の保安業務との比較によるどのような改善効果が期待されるか」を定量的に示します。

4

Step4:経費計画の策定

補助対象経費の内訳を整理し、補助率(2/3または1/2)を適用した自己負担額を算出します。上限5,000万円の範囲内で最適な実証規模を設計します。

5

Step5:第3回公募期限までの提出

所管機関(経済産業省または委託機関)の定める第3回公募締切日までに申請書類を提出します。電子申請の方法・必要書類は公募要領で確認してください。

ポイント

第3回公募は先行回より採択競争が厳しい傾向があります。申請前に担当窓口への事前相談を行い、実証計画の方向性・適格性を確認することで、手戻りのない申請書作成が可能になります。早期の相談予約をお勧めします。

審査と成功のコツ

保安課題を定量的に示す
「年間点検コストXX万円のうちYY%をスマート化で削減」「異常検知の遅延をXX時間からYY分に短縮」など、現状の保安業務の問題点と改善目標を数値で明示します。定性的な記述に終わらず、KPIの達成基準を明確にした申請書が採択されやすいです。
第1回・第2回採択事例との差別化
採択事例は経済産業省サイトで公表されています。先行する採択技術テーマと自社の実証内容が重複しないよう差別化ポイントを明示し、技術的な新規性・先進性を強調してください。
実証後の普及計画を具体化する
スマート保安の普及には業界横断的な標準化が重要です。業界団体・同業他社への成果公開・普及計画を具体的に記載することで、公益性の高い実証として評価されます。
中小企業は補助率2/3の優位性を活かす
中小企業は補助率2/3が適用されるため、自己負担を1/3に抑えながら最大5,000万円規模の実証が可能です。この優位性を活かし、大企業単独では取り組みにくい現場密着型の保安実証を設計してください。
技術ベンダーとの共同実証を検討
IoT/AI/ドローン技術を持つベンダー企業との共同実証は、技術の信頼性・実証の精度向上につながります。技術ベンダーとの連携体制を申請書に明記することで、実現可能性の高い計画として評価されます。

ポイント

審査で特に重視されるのは「現状の保安業務の課題の深刻度」と「スマート技術による解決の確実性」のバランスです。課題が深刻でも技術的実現可能性が低ければ採択されません。実績のある技術を課題の大きい保安業務に適用する組み合わせが最も採択されやすいと考えてください。

対象経費

対象となる経費

機器・設備費(4件)
  • IoTセンサー・通信機器費
  • ドローン・点検ロボット費
  • AI解析システム構築費
  • 監視カメラ・遠隔監視設備費
システム開発・構築費(3件)
  • 保安データ管理システム開発費
  • AI異常検知アルゴリズム開発費
  • クラウドプラットフォーム構築費
人件費・労務費(3件)
  • 実証担当者の人件費
  • 技術開発担当者の人件費
  • 保安業務実証オペレーター費
委託・外注費(3件)
  • 技術ベンダーへの開発委託費
  • 実証データ解析委託費
  • システム保守・運用委託費(実証期間中)
消耗品・材料費(3件)
  • センサー消耗品費
  • 実証用材料費
  • 保安点検用消耗品費
普及・横展開費(3件)
  • 実証成果報告書作成費
  • 業界向けセミナー開催費
  • 標準化資料作成費

対象外の経費

対象外の経費一覧(7件)
  • 産業保安法令の適用を受けない設備の保安業務関連費用
  • 既存技術の単純導入費(技術実証要素のないもの)
  • 土地・建物の取得・建設費
  • 補助事業完了後の維持管理・運用費
  • 他の補助金と重複する経費
  • 接待交際費・慶弔費
  • 金融費用(利子・保証料等)

よくある質問

Q産業保安法令が適用される設備とは具体的にどのような設備ですか?
A

主な対象設備には、電気事業法が適用される電気設備(受変電設備・自家用発電設備等)、ガス事業法が適用されるガス製造・供給設備、消防法が適用される危険物施設・防火対象物、高圧ガス保安法が適用される高圧ガス製造・貯蔵施設などが含まれます。化学プラント・石油精製設備・熱供給設備等も対象になる場合があります。自社設備が該当するか不明な場合は、管轄省庁または公募窓口に確認することをお勧めします。

Qドローンによる保安点検は補助対象になりますか?
A

はい、ドローンを活用した設備点検・目視検査の代替・高所・危険箇所の自動点検は補助対象の技術として適合します。申請の際は、ドローン点検の導入によって従来の有人点検と比較してどのような保安改善効果(コスト削減・安全性向上・検知精度向上等)が得られるかを定量的に示すことが重要です。また、ドローンの飛行に関する関係法令(航空法等)への対応も申請書で言及してください。

Q第3回と第1回・第2回の採択条件に違いはありますか?
A

基本的な補助条件・補助率・対象経費は同じですが、第3回は先行する採択実績を踏まえた審査が行われます。第1回・第2回で採択された技術テーマと重複する実証は新規性が低いと判断されるリスクがあります。一方、先行採択技術を発展・応用した実証や、先行採択テーマが未カバーの保安領域への展開は高評価を受けやすいです。公表されている採択事例を必ず事前に調査してください。

Q地方公共団体の場合、補助率はいくつになりますか?
A

地方公共団体は補助率1/2が適用されます(補助率2/3は中小・中堅企業向け)。地方公共団体の場合は上下水道施設・廃棄物処理施設・公共インフラ等の保安業務へのスマート技術実証が想定されます。自治体の保安業務をデジタル化し、住民サービスの安全性向上と運営コスト削減を実証するプロジェクトが評価されます。

Q中小企業の定義はどのように判断しますか?
A

中小企業の定義は中小企業基本法に準じますが、業種によって資本金・従業員数の基準が異なります(製造業等:資本金3億円以下または従業員300人以下、卸売業:資本金1億円以下または従業員100人以下、小売業・サービス業:資本金5,000万円以下または従業員50〜100人以下)。詳細は公募要領の中小企業定義を確認し、自社の規模が該当するか判断してください。中堅企業の扱いは公募要領で別途確認が必要です。

Q技術実証に外部の技術ベンダーを活用してよいですか?
A

はい、外部の技術ベンダー(IoT/AI/ドローン企業等)への委託・連携は補助対象です。委託費として経費計上できます。ただし、実証の主体はあくまで保安業務を担う申請事業者であり、技術ベンダーへの丸投げにならないよう自社の保安業務改善への責任と役割を明確にする必要があります。共同実証として申請する場合は役割分担の明確化が審査要件です。

Q実証完了後、導入した設備・システムはそのまま活用できますか?
A

補助事業として取得した設備・システムは、原則として補助目的に沿った活用が求められます。実証完了後も保安業務への継続活用は推奨されています。ただし、補助財産の目的外使用・処分には所管機関への申請・承認が必要な場合があります。実証後の継続活用計画を申請書に盛り込むことで、採択後の事業継続性をアピールできます。

Q他の補助金・助成金と併用できますか?
A

スマート保安の技術実証補助と組み合わせることでシナジーを生む支援策があります。実証で開発したAI・IoTシステムの量産・展開フェーズではNEDOのスマートシステム実証支援やIT導入補助金との連携が有効です。ドローン点検の場合はドローン産業振興に関連する経産省・国交省の支援策も確認してください。エネルギー設備の保安を扱う場合は資源エネルギー庁の省エネ関連補助金との組み合わせで、保安高度化と省エネを一体的に推進できます。中小企業の場合は中小企業庁のDX投資促進税制との組み合わせで、税制面での追加メリットも得られます。なお、同一経費への重複受給は禁止されているため、各制度の対象経費区分を明確に区別して活用してください。

詳細説明

スマート保安導入支援事業(技術実証支援)とは

本補助金は、経済産業省が令和4年度補正予算で手当てし、令和5年度に実施する「スマート保安導入支援事業費補助金(技術実証支援)」の第3回公募です。IoT・ビッグデータ・AI・ドローン等の先進デジタル技術を産業保安業務に適用し、保安の高度化・効率化・コスト削減を実証する取り組みを最大5,000万円・補助率2/3(中小企業)で支援します。

スマート保安が求められる背景

日本の産業保安現場では以下の深刻な課題が顕在化しています。

  • 保安人材の高齢化・不足(ベテラン技術者の大量退職)
  • 設備の老朽化と点検コストの増大
  • 定期点検中心の従来手法によるヒューマンエラーリスク
  • 法改正による保安水準向上への対応負担

これらの課題を解決するため、国はIoT・AI・ドローン等を活用したスマート保安への転換を推進しており、本補助金はその核心的支援策として位置づけられています。

補助率と対象者

申請者の規模によって補助率が異なります。

  • 中小・中堅企業:補助率2/3(自己負担1/3)
  • 大企業・地方公共団体等:補助率1/2(自己負担1/2)

最大補助額は5,000万円です。中小企業であれば約7,500万円規模の実証を自己負担2,500万円で実施できます。

対象となる技術と設備

電気事業法・ガス事業法・消防法・高圧ガス保安法等の産業保安法令が適用される設備の保安業務が対象です。適用可能な技術には以下が含まれます。

  • IoTセンサーによるリアルタイム設備監視・異常検知
  • AIを活用した予知保全・故障予測システム
  • ドローン・ロボットによる自動点検
  • AR/VRを活用した遠隔保安作業支援
  • ビッグデータ解析による保安リスク評価

第3回公募の注意点

令和5年度第3回公募は年度内の最終受付となる可能性があります。第1回・第2回で採択された実証テーマとの差別化が重要であり、先行採択事例を研究したうえで新規性・発展性を示す申請書を作成することが採択の鍵です。採択枠が限られているため、早期の申請準備と窓口相談をお勧めします。

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