令和5年度 J-Partnership 製品・サービス開発等支援事業補助金
基本情報
この補助金のまとめ
この補助金の特徴
アフリカ等新興国・途上国の社会課題解決フォーカス
単なる海外進出支援ではなく、現地の社会課題(貧困・医療・教育・環境・農業等)解決につながるビジネスプランを対象とする点が本補助金の核心。SDGs連動型ビジネスの立上げに最適です。
企業規模別の補助率優遇
大企業は1/3、中堅・中小企業は2/3の補助率が適用。中小企業が途上国市場に挑戦する際のハードルを下げる設計で、規模の小さい企業ほど手厚い支援が受けられます。
開発・実証・評価の全フェーズを支援
製品・サービスの開発段階から現地での実証試験・効果評価まで一貫した支援が可能。途上国向け製品の現地適合化と実証に必要な費用を包括的にカバーします。
最大2,500万円の補助規模
開発・実証・評価の各フェーズで必要となる費用を最大2,500万円まで補助。途上国での本格的な実証実験を実施するのに十分な財政的支援を提供します。
JTBによる事務局運営と国際展開サポート
グローバルな事業展開に知見を持つJTBが事務局を担うことで、申請手続きサポートに加え、途上国での事業展開に関する情報・ネットワークへのアクセスも期待できます。
ポイント
対象者・申請資格
申請可能な事業者
- 日本の大企業、中堅企業、中小企業
- アフリカ等新興国・途上国でのビジネスに取り組む意欲のある法人
対象地域
- アフリカ諸国
- その他新興国・途上国(詳細は公募要領で確認)
対象となる事業内容
- 途上国の社会課題解決につながる製品・サービスの開発
- 開発した製品・サービスの現地実証試験
- 実証結果の評価・分析
- 現地パートナーとの連携を含む事業
補助率・補助上限
- 大企業:補助対象経費の1/3、上限2,500万円
- 中堅・中小企業:補助対象経費の2/3、上限2,500万円
除外要件
- 社会課題解決への貢献が明確でない純粋な商業目的のみの事業
- 対象地域外(先進国等)での事業
ポイント
あなたは対象?かんたん診断
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申請ガイド
Step1:社会課題の特定と事業アイデアの整理
支援対象の途上国・地域における具体的な社会課題を特定し、自社の製品・サービスがその課題解決にどう貢献できるかを整理する。
Step2:現地パートナーの確認
途上国での実証には現地パートナーの存在が重要。既存の現地コネクションや想定パートナーの選定・連絡を進める。
Step3:開発・実証・評価計画の策定
製品・サービスの開発計画、現地での実証試験の方法・規模・期間、評価指標(社会インパクト指標含む)を具体的に計画化する。
Step4:経費計画の作成
補助率(大企業1/3、中小2/3)を前提に、開発・実証・評価の各フェーズの経費を積み上げ計算する。上限2,500万円以内に収まるよう設計する。
Step5:JTBへの申請提出
公募期間内にJTBへ申請書類を提出。採択後は交付申請→事業実施(開発・実証・評価)→実績報告→補助金交付の流れで進む。
ポイント
審査と成功のコツ
社会課題解決のロジックモデルの明確化
現地パートナーシップの証明
段階的なビジネスモデルの提示
社会インパクト指標の具体化
JTBへの事前相談の活用
ポイント
対象経費
対象となる経費
製品・サービス開発費(3件)
- 試作品・プロトタイプ製作費
- ソフトウェア開発費
- 現地適合化(ローカライゼーション)費用
実証試験費(3件)
- 現地での実証実験費用
- 試験装置・測定機器のレンタル費
- 実証データ収集・管理費
現地調査・渡航費(3件)
- 現地ニーズ調査・ヒアリング費
- 調査員・専門家の渡航費
- 現地滞在費・宿泊費
委託・外注費(3件)
- 現地パートナー企業への委託費
- 技術・市場調査の外部委託費
- 翻訳・通訳費
評価・分析費(3件)
- 実証結果の分析・評価費
- 第三者評価機関への委託費
- 社会インパクト測定費
知的財産関連費(2件)
- 途上国での特許出願費
- 商標登録費
対象外の経費
対象外の経費一覧(8件)
- 対象地域外(先進国)での活動費
- 社会課題解決と無関係な純粋マーケティング費
- 土地・建物の取得費
- 自社スタッフの通常人件費
- 一般管理費・間接費
- 補助事業期間外の費用
- 他の補助金と重複する経費
- 飲食・接待費
よくある質問
Q「アフリカ等」の対象地域はどの国が含まれますか?
公募要領で具体的な対象国リストを確認してください。アフリカ全域が含まれるほか、その他の新興国・途上国(アジア・中南米・中東等)が含まれる場合があります。特定の国での事業を計画している場合は、公募要領の対象地域定義を事前に確認し、必要に応じてJTBへ問い合わせることをお勧めします。
Q現地パートナーがいない段階でも申請できますか?
現地パートナーの存在は実現可能性の観点から審査で重視されますが、申請時点での必須要件かどうかは公募要領で確認が必要です。現地パートナーが未確定の場合でも、候補企業との協議状況や現地ネットワークの状況を申請書に記載することで実現可能性をアピールできます。
Q社会課題解決ビジネスで収益化が見通せない場合でも採択されますか?
本補助金はビジネスとしての持続可能性も審査要件の一つです。純粋な慈善事業ではなく、社会課題解決と収益確保を両立するビジネスモデルの構築を目指す事業が評価されます。補助事業期間中は補助金で支援しますが、終了後の自立した事業継続計画を示すことが重要です。
Q日本国内での開発費用も補助対象になりますか?
製品・サービスの開発フェーズの費用は国内での作業も補助対象となります。ただし現地実証・評価に直接関連する費用が主要な対象です。日本国内の開発費と現地実証費の配分については公募要領の経費区分を確認し、合理的な内訳で計上してください。
Q大企業が中小企業と共同で申請することはできますか?
複数企業での共同申請が可能かどうかは公募要領で確認が必要です。共同申請の場合、代表申請者の企業規模によって補助率が決まる可能性があります。大企業と中小企業の連携によるプロジェクトの場合は、JTBへ事前相談することをお勧めします。
QJICA・JETROとの連携がある場合、有利になりますか?
JICA・JETRO等の政府関連機関との連携や、既存のODAプロジェクトとの整合性がある事業は、現地での実現可能性と政策的貢献度の観点から審査で評価される可能性があります。既存の連携・関係がある場合は申請書に明記することをお勧めします。
Q実証試験で期待した結果が出なかった場合、補助金返還の義務はありますか?
適切に事業を実施し実績報告を完了していれば、実証結果の成否によって補助金返還が求められることは通常ありません。補助事業の目的は開発・実証・評価の「実施」であり、必ずしも成功が条件ではありません。ただし虚偽報告や事業の不適切な実施は返還の対象となります。
Q他の補助金・助成金と併用できますか?
J-Partnership補助金は製品・サービスの開発・実証段階を支援しますが、その後の本格展開には別途支援制度を組み合わせることが有効です。JICAの「中小企業・SDGsビジネス支援事業」や外務省のODA関連スキームとの連携で、現地での事業拡大を加速できます。また経産省のクールジャパン機構や日本貿易振興機構(JETRO)の途上国展開支援プログラムと組み合わせることで、市場開拓から販路形成まで一貫した支援が得られます。国内での研究開発部分についてはものづくり補助金やSBIR(中小企業イノベーション研究)との組み合わせも検討に値します。
詳細説明
令和5年度 J-Partnership 製品・サービス開発等支援事業補助金の概要
JTBが事務局を担う本補助金は、アフリカ等の新興国・途上国の社会課題解決につながる日本企業のビジネスプランを支援します。製品・サービスの開発から現地実証・評価まで一貫した費用補助を提供し、最大2,500万円を助成します。
補助率
- 大企業:補助対象経費の1/3、上限2,500万円
- 中堅・中小企業:補助対象経費の2/3、上限2,500万円
対象となる事業
アフリカ等の新興国・途上国が抱える社会課題(貧困・医療アクセス・農業生産性・教育・環境等)の解決に貢献する製品・サービスの開発、現地での実証試験、効果評価が対象です。
採択のポイント
本補助金の審査では社会課題解決への貢献度とビジネスの持続可能性の両立が最重要評価軸です。SDGsゴールとの整合、現地パートナーの存在、定量的な社会インパクト指標が採択を左右します。
補助事業終了後の展開
補助金は開発・実証段階を支援しますが、その後の本格展開計画(収益モデル・スケールアップ計画)も申請書に盛り込むことで審査評価が高まります。JICA・JETRO等との連携も補助事業と並行して検討することをお勧めします。
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