募集終了全国対象
非常に難しい
準備期間の目安: 約60

ものづくり等高度連携・事業再構築促進補助金(令和5年度‐執行団体公募)

基本情報

補助金額
3.5億円
補助率: 定額補助金
0円3.5億円
募集期間
2023-03-01 〜 2023-03-20
対象地域日本全国
対象業種分類不能の産業
使途設備整備・IT導入をしたい

この補助金のまとめ

ものづくり等高度連携・事業再構築促進補助金は、経済産業省が複数の中小企業等が連携して取り組む高度なものづくりプロジェクトや事業再構築を支援する補助制度です。令和5年度は執行団体の公募として実施され、令和4年度に採択された事業者の2年間の事業計画を継続支援する形となっています。執行団体には定額(10/10)の補助が行われ、執行団体を通じた間接補助として中小企業者には2分の1、小規模事業者には3分の2の補助率が適用されます。補助金の総額は約3.5億円規模で、複数企業が連携したサプライチェーンの構築、共同での生産プロセス改善、連携による新製品開発など、単独企業では実現が困難な高度な取り組みを推進します。ものづくり補助金の通常枠とは異なり、企業間連携による相乗効果と事業再構築の両面を重視する点が特徴的な制度です。

この補助金の特徴

1

複数企業連携プロジェクトに特化した支援

通常のものづくり補助金が単独企業の設備投資を支援するのに対し、本事業は複数の中小企業等が連携したプロジェクトを対象としています。サプライチェーン上の複数企業が一体的に設備導入・プロセス改善に取り組むことで、個社では実現できない高度な生産体制の構築を支援します。連携企業間の役割分担と相乗効果が審査の重要なポイントです。

2

執行団体方式による事業運営

本事業は経済産業省が直接採択するのではなく、執行団体(事務局)を公募し、採択された執行団体が間接補助として各連携プロジェクトを支援する二段構えの仕組みです。執行団体は事業管理、進捗監理、成果の取りまとめを担い、約3.5億円の予算を定額(10/10)で受けて運営します。

3

R4年度採択事業の継続支援(2年間計画)

令和5年度は新規公募ではなく、令和4年度に採択された連携プロジェクトの2年目の継続支援として位置づけられています。2年間の事業計画に基づき、初年度で構築した連携体制や導入した設備を活用して成果の実現・定着を図るフェーズの支援です。

4

中小企業1/2・小規模事業者2/3の補助率

間接補助を受ける企業の補助率は、中小企業者が2分の1以内、小規模事業者が3分の2以内と、企業規模に応じた設定です。小規模事業者にとっては自己負担が3分の1で済むため、連携プロジェクトへの参加ハードルが下がる設計になっています。

ポイント

本事業は「執行団体の公募」であり、個々の中小企業が直接応募する一般的な補助金とは仕組みが根本的に異なります。中小企業が支援を受けるにはR4年度採択済みの連携プロジェクトに参加している必要があり、新規参入は原則としてできません。執行団体の運営に関わる事業者や支援機関向けの制度です。

対象者・申請資格

執行団体の要件

  • 法人格を有する団体であること(一般社団法人、公益財団法人、NPO法人等)
  • 補助金の執行管理体制(事務局機能)を有すること
  • 中小企業支援の実績を有すること
  • 利益相反がないこと(間接補助先と資本関係がない等)

間接補助を受ける企業の要件

  • 中小企業基本法に定める中小企業者または小規模事業者
  • 令和4年度に本事業で採択された連携プロジェクトの参加企業
  • 2年間の事業計画に基づく取り組みを継続していること

連携プロジェクトの要件

  • 複数の中小企業等(2者以上)が連携した取り組みであること
  • ものづくりの高度化または事業再構築に資するプロジェクトであること
  • 連携による相乗効果が具体的に見込まれること

ポイント

この補助金は二層構造(執行団体→間接補助企業)である点を正確に理解することが重要です。執行団体の公募に応募するのは事業管理を行う団体であり、実際にものづくりを行う中小企業はR4年度採択済みプロジェクトの継続として間接補助を受けます。新規の連携プロジェクトの申請受付ではない点にご注意ください。

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申請ガイド

1

ステップ1:公募要領の確認

経済産業省の公募ページから公募要領を入手し、執行団体に求められる要件・業務内容・予算規模を確認します。R4年度からの継続事業であるため、前年度の執行状況や課題の把握が重要です。

2

ステップ2:事業管理体制の整備

執行団体として必要な人員体制(事業管理者、会計担当、技術アドバイザー等)を確保します。間接補助先の進捗管理、経費の適正性確認、成果の評価を行える体制が求められます。

3

ステップ3:事業計画書の作成

R4年度採択プロジェクトの進捗状況、2年目の実施計画、予算計画、成果目標を取りまとめた事業計画書を作成します。各連携プロジェクトの個別計画と全体の管理計画の両方が必要です。

4

ステップ4:申請書類の提出

公募要領に定められた様式で申請書一式を経済産業省に提出します。執行団体としての能力・実績を示す書類、事業管理計画、収支予算書等が必要です。

5

ステップ5:採択後の事業管理・報告

採択後は間接補助先の各プロジェクトの進捗管理、経費の審査、中間報告の取りまとめを行い、事業完了後に成果報告書を経済産業省に提出します。

ポイント

執行団体の公募は一般的な補助金申請とは性質が異なり、「事業を管理・運営する能力」が最も重視されます。過去の補助金事務局の運営実績、会計監査体制の整備状況、中小企業支援のノウハウなどが審査の判断材料となります。前年度の執行団体がそのまま継続するケースが多いですが、新規参入も排除されてはいません。

審査と成功のコツ

執行管理能力の証明
審査では執行団体としての事業管理能力が最重視されます。過去に国庫補助金の執行団体・事務局を務めた実績、不正受給防止の体制、会計監査の仕組み、IT管理システムの整備状況などを具体的に示してください。補助金適正化法への対応体制も重要な評価ポイントです。
連携プロジェクトの成果促進計画
R4年度採択済みプロジェクトの2年目支援において、1年目の課題をどう解決し成果に結びつけるかの計画が問われます。各プロジェクトの進捗状況を把握し、遅延や課題がある場合の支援策(専門家派遣、追加的な技術マッチング等)を具体的に提示しましょう。
成果の可視化と横展開
連携プロジェクトの成果を可視化し、他の中小企業にも参考となる形で情報発信する計画が評価されます。成功事例の取りまとめ、セミナー・報告会の開催、成果データベースの構築など、事業全体の価値を高める取り組みを提案してください。
コストパフォーマンスの最適化
約3.5億円の予算に対して、最大限の成果を生み出す運営計画が求められます。執行団体の管理費を適正水準に抑え、間接補助として中小企業に還元される金額を最大化する設計が好ましく評価されます。

ポイント

執行団体の公募審査は事業内容よりも「運営能力」が勝負です。過去の事務局運営実績が豊富な団体が圧倒的に有利ですが、新規参入の場合は類似の補助金管理経験や、中小企業支援の専門性をアピールしてください。経済産業省との信頼関係も実務上は重要な要素となります。

対象経費

対象となる経費

事業管理費(執行団体)(3件)
  • 事務局人件費
  • 事業管理システムの運営費
  • 会計監査費
機械装置費(間接補助先)(3件)
  • 製造設備の購入費
  • 検査機器の購入費
  • 連携に必要な通信・データ連携設備費
技術導入費(間接補助先)(3件)
  • ソフトウェアの購入費
  • クラウドサービスの利用料
  • 知的財産の導入費
専門家経費(3件)
  • 技術コンサルタントの謝金
  • アドバイザー派遣費用
  • 連携コーディネーターの経費
外注費(間接補助先)(3件)
  • 試作品の製造委託費
  • 設計・開発の外注費
  • 品質検査の委託費
旅費・会議費(3件)
  • 連携先企業との打合せ旅費
  • 成果報告会の開催費
  • 先進事例調査の旅費

対象外の経費

対象外の経費一覧(7件)
  • 土地・建物の取得費や賃借料
  • 汎用的な事務用品・消耗品の購入費
  • 交際費・接待費・飲食費
  • 連携プロジェクトに直接関係しない設備の購入費
  • 交付決定前に発生した経費
  • 他の国庫補助金と重複する経費
  • 間接補助先の社内人件費

よくある質問

Q個々の中小企業が直接この補助金に応募できますか?
A

いいえ、令和5年度の本事業は執行団体の公募であり、個々の中小企業が直接応募する形式ではありません。間接補助を受ける中小企業は、令和4年度に採択された連携プロジェクトに参加している企業に限られます。新たに連携プロジェクトを組成して応募する公募ではないため、類似の支援をお探しの場合は通常のものづくり補助金や事業再構築補助金をご検討ください。

Q執行団体はどのような組織が想定されていますか?
A

中小企業支援の実績を有する法人格を持つ団体が想定されています。具体的には、中小企業支援を目的とする一般社団法人・公益財団法人、各地域の中小企業支援センター、産業振興を担うNPO法人などが該当します。補助金の適正な執行管理能力と、中小企業のものづくり現場への理解の両方が求められます。過去にものづくり補助金や事業再構築補助金の事務局を務めた実績のある団体が有力な候補です。

Q約3.5億円の予算はどのように配分されますか?
A

約3.5億円は執行団体への定額補助として交付され、執行団体の管理運営費と間接補助先への補助金に配分されます。管理運営費(事務局人件費、監査費用、成果報告会費用等)の割合は適正な水準に抑えることが求められ、予算の大部分が間接補助として中小企業の連携プロジェクトに配分される設計です。具体的な配分比率は公募要領で示されます。

Q連携プロジェクトにはどのような成果が求められますか?
A

連携プロジェクトには、事業計画で設定した定量的な成果目標の達成が求められます。売上高の向上、生産性の改善(付加価値額の増加)、新製品の開発・市場投入、連携による生産リードタイムの短縮などが典型的な成果指標です。2年間の事業計画に基づいて進捗が管理され、事業完了後も一定期間のフォローアップが行われます。連携の相乗効果が数値で示せることが重要です。

Q小規模事業者の方が補助率が高いのはなぜですか?
A

小規模事業者(製造業は従業員20人以下、商業・サービス業は5人以下)は経営資源に限りがあり、連携プロジェクトへの参加に際して資金面でのハードルが高くなります。補助率を3分の2(中小企業は1/2)と優遇することで、小規模事業者でも自己負担を抑えて連携に参加できるようにしています。サプライチェーンの一翼を担う小規模事業者が資金面の制約で連携から脱落しないための配慮です。

Qものづくり補助金の通常枠と同時に申請できますか?
A

本事業の間接補助と通常のものづくり補助金を同時に受けること自体は制度上禁止されていませんが、同一の経費に対して二重に補助を受けることはできません。連携プロジェクトで補助される設備投資とは別の取り組み(自社単独の設備導入等)であれば、通常のものづくり補助金に別途申請することは可能です。経費の按分と整理を正確に行い、重複がないことを明確にしてください。

Q他の補助金・助成金と併用できますか?
A

ものづくり等高度連携・事業再構築促進補助金は連携プロジェクトの枠組み全体を支援する制度ですが、参加する個々の中小企業はプロジェクト外の取り組みについて別の支援制度を活用できます。通常の「ものづくり補助金」は本事業と対象経費が重複しない範囲で別途申請可能であり、連携プロジェクトでカバーしない自社単独の設備投資に活用できます。「事業再構築補助金」は事業の転換・再構築に特化しており、連携プロジェクトとは異なる新分野展開に取り組む場合に併願を検討してください。「IT導入補助金」は社内のDXに特化しており、連携企業間のデータ連携基盤とは別の社内システム導入に活用可能です。小規模事業者は「持続化補助金」で販路開拓費用を支援してもらうことも選択肢です。ただし、同一経費への二重申請は認められないため、経費の按分と整理を正確に行うことが不可欠です。

詳細説明

ものづくり等高度連携・事業再構築促進補助金の概要

本事業は、経済産業省が複数の中小企業等の連携によるものづくりの高度化と事業再構築を推進するための補助制度です。令和5年度は執行団体の公募として実施され、令和4年度に採択された連携プロジェクトの継続支援(2年目)を担う執行団体を選定するものです。

事業の二層構造

本事業は一般的な補助金とは異なる二層構造で運営されています。

  • 第1層:経済産業省→執行団体:約3.5億円を定額(10/10)で執行団体に交付。執行団体は事業全体の管理・運営を担います。
  • 第2層:執行団体→間接補助先(中小企業等):執行団体が各連携プロジェクトに間接補助を実施。中小企業者は補助率1/2、小規模事業者は補助率2/3で支援を受けます。

連携プロジェクトの特徴

本事業が支援する連携プロジェクトは、複数の中小企業等が役割分担しながら一体的にものづくりの高度化や事業再構築に取り組む取り組みです。典型的には、サプライチェーン上の部品メーカーと組立メーカーが共同で生産プロセスを改善する、異業種の企業が技術を持ち寄って新製品を共同開発する、地域の企業群が連携してスマートファクトリー化を推進するなどのプロジェクトが該当します。

令和5年度の位置づけ

令和5年度は令和4年度採択プロジェクトの2年目にあたり、初年度で構築した連携体制や導入した設備を活用して本格的な成果創出を目指すフェーズです。執行団体は各プロジェクトの進捗管理、課題解決支援、成果の取りまとめを行い、事業全体の成功に責任を持ちます。

通常のものづくり補助金との違い

通常のものづくり補助金(ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金)は単独企業の設備投資を支援する制度ですが、本事業は「複数企業の連携」に重点を置いています。単独では実現困難な高度な取り組みを連携によって可能にするという政策目的があり、連携の相乗効果が審査の核心です。また、執行団体方式を採用しているため、プロジェクトの管理・支援体制がより充実しているのも特徴です。

執行団体に求められる役割

執行団体は単なる事務局ではなく、各連携プロジェクトの成功を後押しするマネジメント機能が求められます。進捗管理に加え、プロジェクト間の技術交流の促進、共通課題の解決支援、成果の対外発信、横展開の促進など、事業価値を最大化する積極的な役割が期待されています。

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