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準備期間の目安: 約30

令和4年度 水力発電の導入加速化補助金(初期調査等支援事業のうち水力発電の地域における共生促進等を図る事業)二次公募

基本情報

補助金額
2500万円
補助率: 1/2以内
0円2500万円
募集期間
2022-10-26 〜 2022-11-28
対象地域日本全国
対象業種電気・ガス・熱供給・水道業
使途新たな事業を行いたい / まちづくり・地域振興支援がほしい / 設備整備・IT導入をしたい / エコ・SDGs活動支援がほしい

この補助金のまとめ

令和4年度 水力発電の導入加速化補助金(地域共生促進事業)二次公募は、資源エネルギー庁が所管する水力発電所の立地地域との共生を促進するための補助制度です。令和4年度の二次公募として10月から11月にかけて募集が行われました。水力発電所の新設・更新に伴い、発電事業と地域との調和・共生を図るための事業に対し、補助率1/2・補助上限2,500万円を支援します。地元住民への説明会開催、環境保全活動、地域振興事業、景観配慮のための施設整備等が対象であり、水力発電の開発に不可欠な地域の理解と協力を獲得するための費用を支援します。再生可能エネルギーの導入拡大と地域社会の持続的発展を両立させることを目的とした制度です。令和5年度版(65813)と基本的な事業内容は同様ですが、年度・公募スケジュールが異なります。

この補助金の特徴

1

地域共生に特化した補助金

水力発電の技術的・経済的側面ではなく、「地域との共生」に焦点を当てた独特の補助制度です。発電所建設に対する地域の理解促進、環境保全活動、地域振興への貢献など、ソフト面の取り組みを財政的に支援します。ハード面の建設費を支援する他の水力発電補助金とは明確に役割が異なります。

2

令和4年度二次公募としての追加機会

令和4年10月から11月にかけて実施された二次公募であり、一次公募を逃した事業者への追加機会です。年度後半の募集のため事業完了までのスケジュールは限られますが、一次公募に比べて応募件数が少ない傾向があり、計画の質次第で採択の可能性があります。

3

補助率1/2・上限2,500万円の支援

地域共生に係る費用の半額を最大2,500万円まで補助します。地域説明会や環境調査の実施、景観配慮施設の設計等の費用負担を軽減し、事業者が地域共生に積極的に取り組める環境を整えます。

4

水力発電の開発全体を円滑化する効果

水力発電の開発において地域の理解と協力は不可欠です。本補助金で地域共生活動を手厚く実施することにより、発電所建設の合意形成が円滑に進み、開発プロジェクト全体のリスク低減につながります。

ポイント

水力発電の開発において、技術・資金面の課題以上に「地域の合意形成」が最大のボトルネックとなるケースが少なくありません。本補助金は地域との対話・共生活動の費用を直接支援する点で、開発プロジェクト全体の成否を左右する重要な制度です。二次公募(10-11月)という限られた期間での募集ですが、地域共生の取り組みは早期着手が有効です。

対象者・申請資格

申請主体の要件

  • 水力発電事業を行う者または行おうとする者
  • 地方公共団体(都道府県、市区町村)
  • 水力発電の立地に関わる関係団体

対象事業の要件

  • 水力発電所の新設・更新・増出力に関連する地域共生事業であること
  • 発電所の立地地域において実施する事業であること
  • 地域住民の理解促進や地域振興に資する事業であること

事業内容の要件

  • 地域住民への説明会・意見交換会の開催
  • 環境保全活動(河川環境の保全、生態系調査等)
  • 景観配慮のための施設設計・整備
  • 地域振興に資する付帯事業の企画・実施

ポイント

地域共生促進事業は発電事業者単独ではなく、地元自治体や住民組織との連携が前提です。事業者が一方的に実施するのではなく、地域との対話を通じて共生策を企画・実施する姿勢が審査で評価されます。申請前に地元自治体や関係住民への事前説明を行い、共生事業のニーズを把握しておくことが重要です。

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申請ガイド

1

ステップ1:地域ニーズの把握

水力発電所の立地地域における住民の関心事項・懸念事項を把握します。地元自治体や住民組織との事前対話を通じて、地域共生事業のニーズを明らかにしてください。

2

ステップ2:共生事業計画の策定

把握したニーズに基づき、具体的な地域共生事業の内容を計画します。説明会の開催計画、環境保全活動の内容、景観配慮の方針等を具体化します。

3

ステップ3:地元関係者との合意形成

計画した共生事業について地元自治体や住民組織と協議し、事業内容についての合意を得ます。地元の支持を得ていることは採択の重要な要素です。

4

ステップ4:申請書の作成・提出

公募要領に基づき、申請書類を作成します。共生事業の内容、実施体制、経費積算、期待される効果等を記載し、令和4年10月から11月の公募期間内に提出してください。

5

ステップ5:採択後の事業実施・報告

交付決定後に事業を実施します。地域説明会の開催記録、環境保全活動の実施記録等を適切に整備し、実績報告書を提出してください。

ポイント

二次公募は10月から11月の短期募集であり、年度内の事業完了が求められます。事前に地元関係者との協議を進め、公募開始時点で具体的な計画が固まっている状態が理想です。説明会やワークショップ等のソフト事業は比較的短期間で実施可能ですが、景観配慮施設の設計・整備を含む場合はスケジュールに十分な余裕を確保してください。

審査と成功のコツ

地域の声を反映した計画づくり
地域住民や自治体の具体的な要望・懸念を計画に反映していることを示してください。住民アンケートの結果や地元自治体からの要望書等の客観的資料を添付することで、計画の妥当性と地域のニーズとの整合性を訴求できます。
発電事業と地域振興の相乗効果
水力発電事業が地域にもたらす便益(雇用創出、固定資産税収入、観光資源化等)を具体的に示し、発電事業と地域振興が相互に強化し合う関係を描いてください。
環境保全への具体的な取り組み
河川環境や生態系への影響を最小化するための具体的な保全計画を提示してください。環境モニタリングの実施計画や、魚道の設置、河川敷の緑化等の具体策が評価されます。
継続的な地域コミュニケーション計画
一過性のイベントではなく、発電所の計画段階から運転段階に至るまで継続的に地域とコミュニケーションを取る体制を計画してください。定期的な報告会や施設見学会の開催計画が効果的です。

ポイント

地域共生事業は「形式的な説明会を開けばよい」というものではなく、地域との本質的な信頼関係構築が目的です。審査では、事業者の地域に対する誠実な姿勢と具体的な共生ビジョンが評価されます。過去の地域対話の実績や、地域のニーズに基づいた企画であることを具体的に示すことが採択のポイントです。

対象経費

対象となる経費

地域説明・対話費(3件)
  • 住民説明会の会場費・運営費
  • パンフレット・資料の作成費
  • ワークショップのファシリテーション費
環境保全調査費(3件)
  • 河川生態系調査費
  • 水質モニタリング費用
  • 環境影響評価の委託費
景観配慮設計費(3件)
  • 景観に配慮した施設設計費
  • 景観シミュレーション作成費
  • 緑化・植栽計画の策定費
地域振興事業費(3件)
  • 地域見学施設の設計費
  • 地域イベントの企画・運営費
  • 教育プログラムの開発費
専門家活用費(3件)
  • 環境コンサルタントへの委託費
  • 合意形成ファシリテーターへの謝金
  • 景観デザイナーへの設計委託費
広報・情報公開費(2件)
  • プロジェクト専用ウェブサイトの構築費
  • 広報物の制作・配布費

対象外の経費

対象外の経費一覧(7件)
  • 水力発電所本体の建設工事費
  • 発電設備・水車・発電機等の機器購入費
  • 土地の取得費用
  • 地域住民への金銭的補償・見舞金
  • 交付決定前に実施した事業の費用
  • 飲食費・接待費
  • 他の国庫補助金と重複する経費

よくある質問

Q令和5年度版(65813)との違いは何ですか?
A

事業内容・補助上限額・補助率は基本的に令和5年度版(65813)と同じですが、公募期間と事業実施スケジュールが異なります。令和4年度二次公募は令和4年10月から11月に募集され、事業完了は原則として令和4年度末(令和5年3月)までです。令和5年度版は翌年度の予算で実施されるため、公募時期・事業期間が約1年ずれています。地域共生の取り組みは継続的に行うことが重要であり、年度をまたいで段階的に活動を展開する計画も有効です。

Q発電所の建設費も補助対象ですか?
A

いいえ、本事業は「地域共生促進」に特化した補助金であり、発電所本体の建設費や発電設備の購入費は対象外です。建設費については別途「水力発電の導入加速化補助金(建設費支援メニュー)」等が用意されています。本事業は地域住民への説明会開催、環境保全活動、景観配慮設計、地域振興事業等のソフト面の取り組みを支援するものです。建設費の補助金と本事業を組み合わせて活用することが推奨されています。

Q住民への金銭的な補償も補助対象になりますか?
A

地域住民への直接的な金銭補償・見舞金等は補助対象外です。本事業が支援するのは、地域との共生を「促進する活動」に係る費用であり、説明会の開催費、環境保全調査費、景観配慮設計費、地域振興イベントの企画運営費等が対象です。金銭補償ではなく、地域にとって価値のある活動を通じて共生関係を構築するという趣旨の補助金です。

Q既存の水力発電所の地域共生活動も対象ですか?
A

本事業は原則として水力発電所の「新設・更新・増出力」に関連する地域共生事業を対象としています。既存の発電所で特段の変更なく行う地域貢献活動は、対象外となる可能性が高いです。ただし、既存発電所の大規模更新や増出力計画に伴う地域共生活動であれば対象となります。具体的な該当性については公募要領を確認するか、資源エネルギー庁に事前相談してください。

Q自治体が単独で申請できますか?
A

はい、地方公共団体(都道府県、市区町村)は申請主体として認められています。自治体が地域の水力発電開発を推進する立場から、住民説明会の開催や環境調査の実施等の地域共生事業を主体的に行うことは有効です。特に市町村が発電事業者と連携して地域の合意形成をリードする形態は、住民の信頼を得やすく、開発プロジェクト全体の円滑な推進に寄与します。

Q環境保全活動とは具体的にどのようなものですか?
A

水力発電所の建設・運転が河川環境に与える影響を調査し、保全するための活動です。具体的には、河川の魚類・水生昆虫等の生態系調査、水質の定期モニタリング、魚道の設計検討、河川敷の植生調査・保全計画の策定等が含まれます。これらの活動を通じて、発電事業と自然環境の調和を図り、地域住民に環境への配慮を具体的に示すことができます。調査結果は住民説明会等で共有し、透明性の高い事業推進に活用します。

Q他の補助金・助成金と併用できますか?
A

本事業は水力発電の「地域共生」に特化した補助金であり、技術・建設面を支援する他の水力発電関連補助金と組み合わせて活用することが想定されています。事業性評価段階では「水力発電の事業性評価に必要な調査及び設計等を行う事業」(65831等)を活用し、建設段階では「水力発電の導入加速化補助金(建設費支援メニュー)」を活用しつつ、本事業で地域共生活動を並行して進めるという3段構えが理想的です。また、環境省の「地域脱炭素移行・再エネ推進交付金」や自治体独自の再生可能エネルギー導入支援制度との併用も効果的です。自治体が主体の場合は、総務省の過疎対策事業債や辺地対策事業債(対象地域の場合)を活用して自己負担分を軽減する方法もあります。地域共生と事業性評価・建設費の補助金は対象経費が明確に異なるため、重複の問題は通常生じません。

詳細説明

水力発電の導入加速化補助金(地域共生促進事業)令和4年度二次公募の概要

本事業は、水力発電所の立地地域における住民の理解促進と地域振興を支援する補助制度です。資源エネルギー庁が所管し、再生可能エネルギーの導入拡大と地域社会の持続的発展の両立を目指しています。令和4年度の二次公募として、10月から11月にかけて募集が実施されました。

なぜ地域共生が重要なのか

水力発電所の建設には、河川の利用や周辺環境への影響が伴います。地域住民の理解と協力なくして事業を進めることは困難であり、以下の観点から地域共生の取り組みが不可欠です。

  • 合意形成の円滑化:地域住民に発電事業の計画内容と地域へのメリットを丁寧に説明し、理解を得ることで、事業の円滑な推進が可能となります。
  • 環境への配慮:河川生態系や景観への影響を最小化する取り組みを実施し、環境と調和した開発を実現します。
  • 地域振興への貢献:発電事業を地域の活性化につなげるため、見学施設の設置や地域イベントの開催等、地域にとっての付加価値を創出します。
  • 長期的な信頼関係構築:発電所の運転期間は数十年に及ぶため、地域との長期的な信頼関係の構築が事業の持続可能性を左右します。

令和4年度二次公募の特徴

令和4年度の二次公募は、一次公募の結果を踏まえて追加で実施される公募です。公募期間は10月から11月と短期間であり、事業完了も原則として年度末までとなります。一次公募を逃した事業者や、新たに水力発電開発を計画し始めた事業者にとっての追加機会として位置づけられています。

補助対象となる地域共生事業の例

本事業で補助される地域共生の取り組みは多岐にわたります。

  • 住民説明会・ワークショップ:発電事業の計画内容を住民に説明し、意見交換を行う場の設営・運営
  • 環境保全活動:河川の生態系調査、水質モニタリング、環境影響評価の実施
  • 景観配慮:発電施設のデザイン検討、景観シミュレーション、緑化計画の策定
  • 地域振興事業:発電施設の見学コースの設計、エネルギー教育プログラムの開発、地域イベントの企画
  • 情報公開:プロジェクトの進捗を地域に発信するウェブサイトの構築や広報資料の作成

事業化プロセスにおける位置づけ

水力発電の開発は、事業性評価→地域合意形成→設計→建設→運転開始という段階を経ます。本補助金は主に「地域合意形成」の段階を支援するものであり、事業性評価段階の補助金(65831等)や建設段階の補助金と組み合わせることで、開発プロセス全体をカバーできます。

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